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関空 補給金75億円支給…凍結解除政府方針
予算執行が凍結されている関西空港会社への2010年度の補給金75億円について、政府は凍結を解除し、
関空会社に支給する方針を決めた。関空と大阪(伊丹)空港を経営統合し、運営権を民間に売却するという
国土交通省の経営改善策を評価しての判断という。国交省側は「改善策が実現するまでの間は、引き続き
経営支援が必要」と主張しており、財務省は11年度の補給金も継続する。
補給金を巡っては、政府の行政刷新会議が昨年11月の事業仕分けで、「延命策でしかない」として、経営改善
に向けた抜本策が打ち出されるまでは凍結すべきだと判定した。財務省は10年度予算で、国交省の概算要求
160億円を75億円に減額した上で執行を保留し、抜本策の提示を予算凍結解除の条件としていた。
これを受け、国交省成長戦略会議は▽国管理の伊丹空港を株式会社化した上で12年にも関空と経営統合する
▽その後、両空港の運営権の売却益で、関空会社の1兆円超の有利子負債を圧縮する
▽将来的な伊丹廃港も検討する―との案をまとめた。
国交省は近く抜本策として正式決定する見通しで、政府は凍結解除の条件が整ったと判断した。
(2010年5月16日 読売新聞)
早く補給金が無くても黒字が出るようになって欲しいね。
支払利息が無ければ関空は、今でも伊丹より遥かに収益力のある空港。
関空アクセス改善で伊丹存続に拘る必要は全く無くなる。
羽田がハブ化してもこれから伸びるのはアジア、羽田アジア路線に用はないし、
羽田の欧米路線も関西圏から使い辛い。関西圏の利用者に取って羽田ハブ化は
関係ない。
今後は、成田・羽田とアジア発着便の奪い合いになる。関空が勝つには恒久的な
着陸料の値下げが必要となる。
貨物にしても関空から日本各地に航空ネットワークを構築すれば、さらに取扱量を
増やすことが出来る。