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静岡空港の運営評価/前原国交省
2010年06月13日
港湾整備などで「選択と集中」を掲げる前原誠司国土交通相が12日、静岡空港と御前崎港を視察した。
各地の空港が需要予測を下回るなか、開港1年を迎えた静岡空港について「うまくやっていただいている」と評価。
県が計画する運用時間の延長や駐機エプロンの増設の実現に、前向きな姿勢を示した。
「新しい空港は造らないが、造ったものは徹底的に利活用する」。空港に対する基本姿勢をそう話した前原国交相は、
静岡空港が川勝平太知事のトップセールスなどでチャーター便を積極的に誘致している点などを評価した。
需要予測を大きく下回るが、「当初の予測自体がむちゃくちゃ。それをベースに議論しても意味がない」とした。
県側が求める1日13時間への運用延長案については、必要となる管制官の増員などで協力する姿勢を示した。
駐機エプロンを5から8に増設する案にも「要件が整えば認可したい」との考えを示した。
国は全国に103ある重要港湾から約40の重点港湾を選ぶ方針で、御前崎港について前原国交相は
(1)管理の効率的一体化
(2)港利用の伸びしろを高める―ことを要望。
同行した川勝知事は、指定管理者制度の導入や、港周辺にある工場の増産計画、
東名高速に接続する周辺道路の整備などを伝えてアピールした。