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「バーツラン」ならぬ「元ラン」の可能性はいかほどでしょうか?
「陸・空の激戦」武広高速鉄道開業で、航空券3割値下げへ―中国
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
2009/12/10(木) 15:02
12月下旬予定の中国高速鉄道「武広鉄路客運専線」開業を控え、中国では湖北省・湖南省と広東省を
結ぶ路線をめぐり、陸と空の“乗客争奪戦”が本格化しはじめた。航空業界側に、チケット代を大胆に割り
引いて、旅客の引きとめを図る動きがみられる。毎日経済新聞が伝えた。
「武広鉄路客運専線」は北京と香港を結ぶ旅客専用鉄道の「京港客運専線」の一部として建設が進め
られてきた。武漢-広州南間は995キロメートル、武漢-新広州は968キロメートルだ。武漢-広州の所
要時間はこれまでの11時間以上から4時間に短縮するとされている。
9日の試験運転では最高時速394キロメートルを達成したため、同区間を3時間台で結ぶことになると
の見方もある。
問題は運賃だ。正式発表はまだだが、500元(10日為替レートで約8346円)か、多少下回る程度とされ
る。この料金に「高すぎる」との声が出た。在来線の「硬座(2等座席)」の3倍ほどもするためで、「春節(旧
正月)時に帰省する労働者は、とても利用できない」、「エリート専用列車だ」などの意見もある。
一方、乗客を取られまいとする航空業界側は、値下げ攻勢を着手。12月になり、競合区間の長沙-広
州では5割-3割引きの271-361元(約3488-4647円)でチケットが売り出された。
武漢-深セン間でも300元(約3862円)以下、場合によっては260元(約3347円)程度の格安チケットが
出現。航空機利用の場合燃料付加料金や空港利用料が加算されるが、それでも価格競争力では優勢を
保っている。
高速鉄道をめぐる「陸・空の激戦」では特に開業直後、“夢の超特急”人気が高まることも予想できる
ため、「航空会社は客離れを阻止するため、7割引きチケットを売り出すだろう」との見方もある。(編集担
当:如月隼人)