【死体袋】ドラゴンウォーズ【ポイ捨て】at RETRO
【死体袋】ドラゴンウォーズ【ポイ捨て】 - 暇つぶし2ch200:NAME OVER
03/11/05 04:28
いいねー。いいよいいよー。

201:102
03/11/06 11:39
やぁ、最近はやや頻繁に冒険している102だ。
今日も冒険の続きを書いておこうと思う。

「ラナクター研究所」は「マッドトード」の町の地下に建設されてる。
入り口はマジックハイスクール跡のすぐ側にあり、辺りには瓦礫が
山のように散乱している。ここもハイスクール跡同様、戦争の被害を
受けているようだった。まぁ、「ラナクター」にとっては職場と研究室が近く
理想的な環境だったことだろう。俺たちは入り口を塞ぐ一際大きな
残骸をどかすと研究所へ足を踏み入れた。

研究所の中はヒドイありさまだった。まるで大地震に見舞われたかのように
机は引っ繰り返り、中の引き出しからは書類が放り出され、
本棚は前のめりに倒れいくつも重なり、収められていた本を周りにばら撒いている。
やれやれ、この中から目ぼしいものを探すなんて一体なんの罰ゲームなんだと
いきなり気分が落ち込む。ふと視線を足元に移すと、散乱する書類の中に
一冊の本を見つけた。手にとって調べて見ると、それは「ラナクター」の
日記のようだった。他人の日記をコッソリ覗き見る行為にちょっと気が引けたが、
研究所の中にあるものはなんでもくれるという話だったし、何か役に立つことが
書いてあるかもしれないと、何となくページをめくってみる。

「まほうのめがね・・・。
 わたしが とくべつに つくらせたもの・・・。

 これがあれば マジックカレッジの いりぐちを
 みつけることができる。

 めがねは このけんきゅうじょの なかにあるが
 かんたんには とりにいけない。

 ここは いりくんだ つくりに なっていて
 ひがしは にしにつながり
 きたは みなみにつながっている。」

202:102
03/11/06 11:40
「魔法の眼鏡」?「マジックカレッジ」?一体何のことだろうか。
「ラナクター」が校長を務めているのはマジックハイスクールだし・・・。
カレッジというからにはさらに上級のマジックスクールが
どこかにあるのだろうか。その入り口を見つけるために「魔法の眼鏡」が
必要で、それはこの研究所の中にあるということだが・・・。
なにやらイベントアイテムの雰囲気だ。ループするという
地形に気を配りつつ、お宝探索のついでに「魔法の眼鏡」も貰っておこう。

何!ここにもモンスターが入り込んでいるのか!「ラナクター」の
個人的な研究所ということで油断していた俺たちは不意を付かれた。
だが、取り立てて強力なモンスターは入り込んではいないようだ。
捜索に支障が出るほどでは無い。しかし一体どこからモンスターは
入り込んだのだろうか?入り口は巨大な瓦礫に塞がれていたし
あそこから堂々と中に入ったとは考えにくい。「ラナクター」の爺さんも
モンスターのことなど一言も言っていなかったが・・・。

研究所の捜索を続ける俺たちは突然物凄い悪臭に鼻を覆った。
水が腐ったような異臭に鼻がひん曲がりそうだ。このかぐわしいスメル
には覚えがある。「アンダーワールド」に充満するガスの匂いだ。
慣れてしまえば、いや、鼻が利かなくなるまで耐えればなんということは
ない匂いだが、乾いた埃の臭いの中で覚悟も無く突然遭遇したことにより
いつもの何倍も強力に感じられる。それにしてもどうして
研究所の中に「アンダーワールド」のガスが漂っているのだろうか?
ガスに耐えつつ、近くを探索すると、そこには「アンダーワールド」へ
通じるであろう階段があった。階段の手前には頑丈そうな扉があり
扉には「アンダーワールド」側からの侵入を防ぐ魔法の結界が張られている。
だが、どうやら魔法戦争の際に、この結界の力は働かなくなってしまったようだ。
研究所にモンスターが溢れていた原因はこれに違いない。
しかし俺たちには新しい結界を施すほどの魔法の力は無いので
どうすることも出来ない。地道にモンスターを退けつつ探索を続けよう。

203:102
03/11/06 11:41
ん、まてよ。魔法戦争の被害を考えれば、自分の研究所がどういう状況に
なっているのかぐらい、「ラナクター」には想像が出来たに違いない。
「アンダーワールド」への階段に施した封印の力が弱まるということも
その結果、モンスターが進入してくるということも。・・・ということはだ、
なんでも持って行っていいからと喜ばせて、俺たちは研究所内の
モンスターの掃除に使われたんじゃないのか?
この研究所には元々、いや、もう既に貴重品や凄い価値のアイテムは無くて
「ラナクター」が再び封印を施す為に邪魔なモンスターを片付けておく。
その代わりに、残り物を差し上げますよというのが真相だったのでは!?
全く喰えない爺さんだよ!とんでもないぬか喜びの正体ですよ!
さすが大魔法使い様様だと言っておこうか。それとも邪推が過ぎるかしら。
まぁなんにしてもやれやれだ。



204:102
03/11/06 11:43
数時間の探索の結果、俺たちはいくつかの魔法の記された巻物と
「魔法の眼鏡」を発見することが出来た。これらの発見に障害となったのは
モンスターでもループする地形でもなく、隠し通路と魔法の壁だった。
とりあえず見えている場所を全て踏破した俺たちは「魔法の眼鏡」どころか、
魔法の巻物ひとつ手に入れられないことに首をかしげた。いくら体のいい
モンスター掃除だろうと、命を助けてやったお礼が何も無いってのも
RPGとしては反則行為でレッドカードなのだ。

その後出来上がったマップを穴が空くほど見つめて、隠し通路の存在を
確信したまではよかった。だがその先にあったのは全て魔法の巻物だけで、
肝心の「魔法の眼鏡」がどこにもない。しかしマップにはまだ何かありそうな
ダークゾーンが広がっている。う~ん、これは一体どういうことなのだと
ただ時間だけが過ぎていった。何も見つけられないまま苛立ちだけが募る。
その時、仲間の一人が研究所を覆う壁の変化に気がついた。調べてみると
周りの壁に比べて、そこだけ埃を被っていない部分がある。間違いなく
魔法の壁に違いない。ドルイドマジック「ソフトンストーン」の出番だ。
埃を被っていない壁に向かって魔法を放つと、壁はみるみる軟化して
やがて溶けてなくなってしまった。ふー、壁の変化に気がつかなければ
つまっていたかもしれない。壁の正面に立たないとメッセージが出ない
というのが気が付くのに遅れた原因だろう。

205:102
03/11/06 11:43
魔法の壁で隠されていたこじんまりとした部屋には、埃塗れになった
「魔法の眼鏡」が無造作に床に転がっていた。他にも散乱する魔法の巻物の山、
そして「ドラゴンシールド」などが入った宝箱が発見された。巻物には
珍しいものが紛れていた。恐らく「ラナクター」のオリジナルマジックだろう。
魔法の知識のある仲間が言うには、この巻物はハイマジック、サンマジック、
ドルイドマジック全ての属性を持ちながらローマジックの技術さえあれば
誰にでも使用が可能だと言うスグレモノだそうだ。
へ~、さすがにマジックハイスクールの校長、便利なものを研究しているもんだ。
俺たちはこの魔法を「ミクスマジック」と名付け、魔法と無縁の仲間に覚えてもらう
ことにしたのだった。まぁ、ちょっと話が違う部分もあったが、研究所の探索では
それなりに良いものを手に入れられたのでよしとしようか。
こうしてラナクター研究所の探索は終了した。しかし疑問が残っている。

「魔法の眼鏡」は手に入れたものの、「マジックカレッジ」とは一体
どこにあるのだろうか。「ディルムン大陸」は殆ど歩きつくしたはずなのだが・・・。
ん~?どこだ?全く想像がつかない。大体入り口が隠されてるんだから
見えないのでは?とか考えてしまう。とりあえず今までの冒険のメモを見直し
セレクトボタンを押してディルムン大陸のマップを見直す。どこかに未踏破の
場所は・・・あ、あるじゃん!これだ!「キングズホーム」の王族が
使用していた狩猟場「プリザーブ」の南にある「エンキデュ」の従者がいた場所だ。
「エンキデュ」と魔法ってイメージは結びつかなかったのですぐに浮んでこなかった。
しかし、もうディルムン大陸で足を踏み入れていないのは、あそこと「ニザール山」の
地下洞窟の奥しか無い。悩んでいても仕方が無いか。「マッドトード」から
「スマグラー港」はすぐそこだし、そんなに遠い旅にはならないだろうから
とりあえず行ってみよう。もしかすると行方が分からない
「ザトン」の情報も手に入るかもしれないしね。

206:102
03/11/06 11:46
「エンキデュ」の従者、サソリの下半身を持つスコーピオンマンは
ハッキリと我々は西の島々から「マジックカレッジ」を守っているのだと
俺たちに告げた。いや~、そんなことすっかり忘れていましたよ。そうだそうだ。
「プリザーブ」を冒険した時に、その近辺も探索して「エンキデュ」の従者が
何かを守っていたことは覚えていたのだが、初めて訪れた時には
マジックカレッジの情報など無くて、まだこの先に行く必要は無いだろうと
引き返してしまったんだよね。だから台詞の内容までは覚えていなかったのだ。
そりゃ、いつかまた来ることになるだろうとは思っていたけれど。

スコーピオンマンは俺たちを警戒していたようだが、「エンキデュトーテム」を
見せて、身分の証明を立てるとすんなり道を開けてくれた。う~む。これが
権力というものなのだ。神様もたまには役に立つねぇ。
さそり橋を渡りきると、崖を背にして建っている随分とくたびれた一棟が目に入った。
他にそれらしきものは見当たらないし・・・カレッジというぐらいだから
もっと立派な建物を想像していたのだが、あれが目指すマジックカレッジに違いない。
俺たちはやや拍子抜けしつつ、建物に向かって歩き出した。

建物にたどり着いたはいいが、入り口が見当たらない。だが首をかしげる
ことはない。ラナクターの研究所で、入り口は隠されているという情報を
つかんでいる俺たちは決して慌てはしないのだ。慎重に建物の周囲を調査し
建物の周りには複数の人間の足跡が残されていることを発見した。
恐らくマジックカレッジに通っていた生徒の足跡だろう。その足跡が
突然途切れている場所があった。そこは何の変哲も無い壁だが、俺たちは
バックパックから魔法の眼鏡を取り出し、レンズを通して再び壁に視線を
戻すと・・・あっ!壁が無い!魔法の眼鏡は真実の道を見透かして
マジックカレッジの入り口を教えてくれた。成る程、魔法学校らしい仕掛けだこと。
ちょっと行く先に不安を覚えないでもないが、とりあえず入学試験は
無事突破したというところかな。

今日の冒険はここまでだ。プレイした時間のわりにストーリーは
あまり進んでいないので、ちょっとお話を膨らませてみたよ。

207:NAME OVER
03/11/06 16:23
ハリーポッター思い出した

208:NAME OVER
03/11/06 18:19
続きキタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!

209:NAME OVER
03/11/07 02:07
マジで小説書いて欲しいな

210:102
03/11/07 03:00
>>192
やぁ、間違いに気づいてしまった102だ。
の後に入れるはずだった「ガードドラゴン撃破」のお話が
抜けていることに気が付きました。番外編としてお楽しみ下さい。

俺たちはまず「神秘の森」の祭壇から北の大陸へワープし
「スネークピット」へと向かった。行動の指針を決定付けたのは
「スネークピット」で初めて遭遇した「ガードドラゴン」の言葉を
仲間の一人が思い出したことだった。・・・あの時
宝箱を発見、喜々としてそれを開けた俺たちの前に突然現れた
「ガードドラゴン」、奴はおののく俺たちにこう告げたのだ。

「われは ナムターさまの めいを うけ
 ラナクターのぞうの かけらを まもっている!!
 おまえごときに わたすものか!!」

・・・「ナムター」の命令で守っている?そうだ。
俺たちは改めて冷静になった。大魔法使い「ラナクター」を石化させ、
さらにバラバラにし、駄目押しで「ガードドラゴン」に守らせている。
これでけの厳重な封印をする理由はただ一つで、それだけ
「ラナクター」に復活されては困るということの裏返しなのだ。
打倒「ナムター」には、「ラナクター」の力が必ず必要になる。
そう考えた俺たちはまず世界に散らばった「ラナクターの欠片」を
集めて、「マッドトード」にいる「ラナクター」の弟子を訪ねようと
目的を見つけ出したのだった。欠片が散らばっている場所など
先刻承知なのだ。前回は「ラナクターの欠片」を取り戻そうと
必死に戦ったがまるで歯が立たなかった。「ガードドラゴン」は
不思議なオーラに包まれていて、こちらの攻撃が全く通じなかったためだ。
だが完全なる「フリーダムソード」を手に入れた今なら
「ガードドラゴン」など恐れるに足りない。この剣で斬れぬものなど
この世に存在しないのだから。

211:102
03/11/07 03:03
やや緊張しながら「ガードドラゴン」の潜む宝箱を開ける。
邪悪な気配が辺りを包み、「ガードドラゴン」がその姿を現した。
その瞬間、「フリーダムソード」から稲妻がほとばしった!
剣から放たれた稲妻は無数に枝分かれし、あっという間に
「ガードドラゴン」の全身を包みこんで激しくスパークした。
稲妻が消えると同時に、「ガードドラゴン」を覆っていた
邪悪な気配が薄れていることに気が付いた。「フリーダムソード」から
飛び出した稲妻は「ガードドラゴン」のオーラを消し去ったのだ!
さぁ、リターンマッチの開始だ!全体に18ポイント程度のダメージを
与えてくる炎は強力だが、オーラさえなければ、勝てない相手では無い。
「フリーダムソード」以外の攻撃は効果がやや薄いものの
勝利は時間の問題だった。絶え間なく繰り出す必殺のハイパーオーラ斬りの前に
やがて「ガードドラゴンは」その巨体をだらしなく地面に横たえたのだった。

ふー、やれやれ、ようやっと「ラナクター」の欠片の一つ「ラナクターのあたま」を
手に入れたぞ。それにしてもなんだかあまり持ち歩きたくないアイテムだ。
ここだけの話だが、パーティーの中で誰のバックパックに収めるのか
揉めたことは内緒だ。だがネガティブな気分に浸るのはここまでだ。
まだ欠片は残っているのだから。さぁ、次の欠片を求めて出発だ!

こうして俺たちは「スネークピット」「ネクロポリス」「フリーポート」
「プリザーブ」の4箇所を周り、全てのラナクターの欠片を手に入れることに
成功したのだ。どこに何があるかメモしておくことは、いわゆる洋RPGにおいて
常に身を助けるのだ。

「ガードドラゴン」が消滅する際のエフェクトが他の雑魚と違うってのが
凝ってていいね。

次回はまた
>>206
の続きからです。時間を取って1週間以内には更新の予定です。

212:NAME OVER
03/11/08 00:48
(゚∀゚)乙

何気に中ボス戦の音楽が好きなのだが、どうか。

213:NAME OVER
03/11/11 02:56
保守

>>212
漏れも悲しげで好き。

214:NAME OVER
03/11/12 10:49
最初に聴いたのはモッグの館だったか。

215:NAME OVER
03/11/16 18:18
保守

216:NAME OVER
03/11/19 20:12
保守

217:NAME OVER
03/11/19 20:55 sUG1u+Ay
保守だけじゃなくてなんか書き込もうや

FC版しかやってないんですが、スキルやパラメータに好き勝手割り振れる
システムがすごく好きでした。
ラスボスも当時のうちには衝撃的。ツーカコワカタヨ。
敵がウネウネと動くさまなんて、夢にまで出てそりゃあもう・・・

218:NAME OVER
03/11/20 03:06
いやー、ラスボスは怖いでしょー。
あんなラスボス反則だって。
「もう起き上がるな!」とか思ってプレイしてたし。

219:102
03/11/20 18:47
やぁ、最近ちょっと忙しすぎてゲームをプレイする時間が取れなくて
困っている102だ。前も言ったけど、時間はかかっても途中でこのリプレイを
放棄するつもりは全く無いので、それだけは安心してもらっていいだろう。
それじゃ、今日は少しだけど冒険の続きを書いておこうと思う。

マジックカレッジに人気は無く不気味に静まり返っている。
校舎は年季を感じさせる粗末な木造の作りだった。
建物を支える梁や柱には亀裂が走り、今にも崩れてきそうだ。
地震でもあればひとたまりも無いだろう。
しかし、壁や床は磨き上げられ、机や椅子は整然と配置されている。
手が届かない天井付近に、僅かに明り取りの窓が設けてあるが
僅かな曇りも無い。太陽の光りを漏らさず舎内に届けている。
まるでついさっき誰かが掃除したばかりのようだ。
時間と空間のアンバランスな印象に俺たちは戸惑っていた。
だが俺たちにはザトンの魂の行方を知る必要がある。
ここでグズグズしているわけにはいかない。意を決して
一歩を踏み出した時だった。どこからかしわがれた老人の声が
俺たちに告げた。

「ここは 4だいまじゅつしと いわれる ナムター
 ミスタルビジョン ラナクター ザトンを
 そだてあげた めいもんの まほうがっこうじゃ。
 しんけんに まほうをまなびたいと おもうなら
 これから おこなわれる しけんに
 いっしょうけんめい とりくんでみなさい。」

220:102
03/11/20 18:49
まるで入学案内のような突然のアナウンスに俺たちは驚いた。
そしてここが4大魔術士を育て上げた場所なのだと知り
マジックカレッジの名が伊達ではなかったのだと考えを改めた。
さらにザトンもここの卒業生ということは、行方を推測する
手がかりも残されているかもしれないと期待を膨らませた。
しかしここであのナムターも魔法の勉強をしていたと思うと
少し複雑な気持ちでもある。
本当に人がいるのか、それともマジックカレッジを訪れる者に対する
自動的なアナウンスなのか声はさらに続けた。

「だい1しけんは これじゃ!!
 さあ!! おまえたちに このほのおが けせるかな?
 やってみなさい!!」


221:102
03/11/20 18:50
今度は声の響きが微妙に変わったような気がした。目の前の相手と
会話しているような雰囲気で、違和感が無い。俺たちは何故か声の主は
少し笑っているような気がした。はっ!声が消えると同時に
部屋の中央に突然炎が勢いよく燃え盛った。部屋の温度が一気に
上昇する。俺たちは一瞬緊張したが炎はまるで透明な壁に遮られているように
一定の場所から広がることなく燃え続けている。
炎が襲ってくるようなことは無いようだ。
試験なんて悠長なことはしていられないし、何より試験という言葉が
大嫌いな俺たちは炎を迂回して次の部屋へと続くであろう扉に向かった。
ガチャガチャ・・・カギが掛かっている。早速技術でこじ開けようと
試してみたが、まるで開く気配が無い。どうやら魔法で施錠されているようだ。
この部屋には入り口と出口が一つずつしか無いし・・・。
やれやれ、次の部屋に進むには試験を受ける以外になさそうだ。
それにこんな焚き火程度の炎を消してみせるぐらい、今の俺たちには
造作も無いことなのだ。ただの力馬鹿だと侮ってもらっちゃ困るぜ!
さぁ、やるとなったら容赦はしない、いくぞ「ビッグチル」!!
ハイマジックの詠唱が終ると同時に、空気中の水分が結晶し
巨大な氷の塊が、炎に襲い掛かった。炎は氷塊に僅かに抗ったが
瞬間、空しく消え去った。ふっ、どんなもんだよ!やったぜ!
どんとこい超常現象ってなもんだ!勝ち誇る俺たちの前に、声が響く。

222:102
03/11/20 18:52
「よろしい!!
 だい1しけんは ごうかくじゃ。
 つぎのへやに すすんでいきなさい!!」

何!?
第一試験だって?まさかこの先新しい部屋に入る度に試験を
受けなきゃならないのか!・・・まぁこの程度の試験ならさして
苦にもならないか。楽勝だろう。第一試験を軽くクリアした
俺たちは随分と気が大きくなっていた。次の部屋へと進む足取りも軽い。
扉を開けた俺たちの目に映ったのは、さっきと全く同じような作りの
部屋に、さっきと全く同じような炎がメラメラと燃えさかっている
様子だった。

「さあ!!
 だい2しけんは もうすこし むずかしいぞ。
 このほのおも けしてみなさい!!」

223:102
03/11/20 18:53
はぁ?何言ってるんですか?俺たちはやや拍子抜けし
あきれてしまった。馬鹿にしないでください。
似たような炎をさっき消したばかりじゃないですか。
同じことを繰り返させて何が楽しいっていうのだ。だが俺たちは思い直した。
試験が簡単なことは逆に幸いだ。マジックカレッジの探索が
それだけ楽になるのだから。俺たちは見えない相手に噛み付くのは
止めて、なるべく低姿勢に試験に臨むことにしたのだ。
ハイマジックの使い手に「アイスチル」の指示を出す。
こんな炎にわざわざビッグチルでMPを15も消費することは無い。
氷の飛礫で十分さ。水固まりて炎を砕け!「アイスチル」!
呪文が完成すると無数の氷の槍が炎目掛けて閃き飛んだ。
炎は瞬く間に消え去り・・・ん?消え去らない?
お、おかしいな、さすがにちょっと威力が足りなかったのかな?
アハハ、MPをケチった貧乏根性がいけなかったな。
よし、ここはやはりビッグチルで景気よく吹き飛ばそうか。
全てを押し潰せ!「ビッグチル」!!炎の真上に
巨大な氷の塊が形成される。魔力から解き放たれた氷塊が
炎目掛けて勢いよく落下し、炎は成すすべも無く消え・・・去らない!
・・・ぐっ、どういうことだ?まだ氷の力が炎を消すに足らない
とでもいうのだろうか?しかし俺たちにはビッグチル以上の
氷系魔法を知らないし・・・。

224:102
03/11/20 18:54
冷静になるんだ。そう、パニックを起こすのが一番いけない。
落ち着け、落ち着くんだ・・・。そうだ、まず炎を調べるのだ。
俺たちは解決の糸口を見つけようと炎へと近づいた。ん?何かおかしい。
俺たちは途端に違和感を覚えた。その正体はすぐに分かった。
目に見えないある変化に気がついたからだ。炎から熱が感じられないのだ。
それどころか、この炎からは冷気さえ感じられる。
第一の試験をクリアして上気していたことと、部屋に入ってすぐの
場所から魔法を唱えていたこと、そして前回と全く同じ雰囲気から来る
錯覚が、俺たちに誤った判断を下させていたのだった。
そうか、そういうことだったのか。マジックカレッジ・・・こりゃぁ
侮れない場所だぜ。勝って兜の尾を締めよとはこんな時に使う
ことわざなのだねぇ。おっと、話がそれたな。それじゃぁ早速この
「氷の炎」に本物の炎で答えを示してやろうじゃないの!
MPなんか気にしない!サンマジックの使い手に「ファイヤーストーム」の
指示を飛ばす。灼熱の炎で敵を舐め尽くし灰に変えろ!「ファイヤーストーム」!
渦巻く炎が術者の指先からうねり飛び出し、炎にカモフラージュされた氷を
あっという間に飲み込んだ。氷の炎は音も無く空気中に分解された。
ふ~っ、ちょっとてこずってしまったぜ。苦笑いする俺たちに
例のしわがれた声が語りかけてきた。

「ふむ!!
 よくぞ ほのおが ただの げんえいであることに
 きづいたな。
 ほのおのように みえていたのは
 じつは こおりの かたまりだったのじゃ。
 だい2しけんも ごうかくじゃ。
 さあ!! つぎのへやに すすみなさい。」

これでまだ第二試験だっていうのだから先が思いやられる。
ついさっき第一の試験をクリアした時とはまるで違うことを考えていた。
俺たちは思い上がった態度を改め、第三の試験に臨むことにしたのだった。

225:102
03/11/20 18:58
今日の冒険はここまでだ。マジックカレッジは既にクリアしたので
文章に起こすだけなのだが、上手く話を繋げようと気を使うと
中々難しくて・・・。次回更新まで1週間とか言って守れなくてゴメンね。

226:NAME OVER
03/11/20 20:54
続きキタ━━━\(゚∀゚)/━━━!!!!

気にせずにマターリ書いて下され。

227:NAME OVER
03/11/21 01:02
ビッグチルって日本人の語感からは生まれない英語だよな
「デカイ寒気」

228:NAME OVER
03/11/23 13:04
それが新鮮で格好良く映るんだなぁ。
プーグボーテクス、サラズスウィフト、カワーディス。
意味はわからんけど・・・。

229:NAME OVER
03/11/24 20:04
召喚でパーティーいっぱいにしといてアルリック仲間にしようとすると
しょっぱなから初期メンバー外せるみたいね
これを利用すれば自分で作ったキャラ総外しパーティーも可能?

230:NAME OVER
03/11/30 01:13
フォボスの音楽が好きだ

231:NAME OVER
03/11/30 16:31
何げに落ちないよな、このスレ。

232:NAME OVER
03/12/01 13:18
プロガトリの音楽も好きだ。
なんか壊れた夢という感じが表現されていると思う。

233:NAME OVER
03/12/01 13:27
プロガトリか…
装備が整った後、正面から強行突破して
プロガトリ開放!!とか気取ったものだ…
当然そんなイベントはなく、町の人は同じ事を繰り返すだけだし
門にいけばまた襲われる。

でもやってみたかったんだ。ナムターへの反乱の口火として。

234:NAME OVER
03/12/03 17:41 ZUIF/XUs
102降臨待ち&保守age

235:NAME OVER
03/12/03 19:04
懐かしいので記念カキコ。

小学生の時に雑誌の紹介記事を見て
今まで見たこともない不気味なグラフィックと
何でもありな雰囲気に惹かれて発売日に買いにいった。
そうすると、入荷してなかった。
(ドラゴンボールの新作と発売日がかぶってたらしい)
まあ、取り寄せたらすぐ届いたけどね。

236:NAME OVER
03/12/03 19:05
ポイ捨て記念カキコ。

237:NAME OVER
03/12/05 16:57
応援カキコ
俺はFC版でその序盤から容赦ない絶望的な雰囲気と奥の深さには
惹かれていたのだがあまりの重たさに諦めてたよ。

(つД`)゚。・一歩で一秒だからなあ

238:102
03/12/05 21:07
やぁ、一歩で一秒のんびりとプレイしている102だ。
何故かお話が膨らんでしまったマジックカレッジ編も今回でオシマイだ。
それでは今日も冒険の続きを書いておこうと思う。

第三の試験は再び拍子抜けしてしまうほど簡単な試験だった。
暗闇に明かりを灯す魔法など、今時子供でも知っているというものだ。
だがここで油断してはいけないのだ。第一を受けての第二の試験の展開を
考えれば当然の判断だ。学習しない冒険者は早死にする。
しかし某小説を読んで以来、灯りを付けると聞くと、すぐに「シラク」
と呪文を唱えてしまいたくなるのはご愛嬌だ。

「よし!! だい3しけんも ごうかくじゃ。
 いまのは ちょっと かんたんだったかな。
 それでは つぎのへやに すすみなさい。」

しわがれた老人の声は明るい響きを含んでいた。
まるで俺たちの心を見透かしているようで小気味が悪い。
声に促されるままに足を踏み入れた第四の試験会場に待ち構えていたのは
突き出した耳と、背中に畳んだ大きな翼が印象的な怪物「ガーゴイル」だった。
「ガーゴイル」は次の部屋へと続く扉のすぐ横に陣取って獲物を
待ち構えている。この部屋の番人というわけだ。
上に広い空間で「ガーゴイル」と戦うのは危険だ。背中の翼を起用に扱い
空中を旋回し、狙いをつけた獲物に急襲する攻撃方法が厄介だからだ。
しかし幸いここは狭い空間で天上も低い。翼を封じてしまえば
今の俺たちに勝てない相手では無い。次の試験はこいつが相手かと
剣に手を掛け意気込む俺たちに、またあの声が聞こえてきた。

239:102
03/12/05 21:09
「さあ!! だい4しけんは これじゃ。
 ガーゴイルに みつからずに でぐちに
 たどりつくことが できるかな?
 やつに にらまれると にんげんは たちまち
 いしに されてしまう。
 どうすればよいのか かんがえてみなさい!!」

・・・成る程、ここが「マジックカレッジ」だということを忘れていた。
力で何もかも解決しようとする悪い癖がまた出てしまったようだ。
え~と、要するに「ガーゴイル」に気づかれずにこの部屋を脱出すれば
この試験は合格なのだ、つまり敵から発見されない魔法、姿を
消す魔法、「クロークアーケイン」が正解のはずだ。もはや
ランダムエンカウントが必要でない俺たちにとって、この魔法は
お馴染みのものだったので、答えはすぐに導き出されたのだった。
ハイマジックの使い手が呪文を完成させると、俺たちの姿は
霧につつまれ、やがて空気に溶けた。「ガーゴイル」は怪訝そうな形相で
こちらを睨んでいるが、奴には俺たちの姿は見えていないはずだ。
相手からは絶対に見えないと分かっていても、「ガーゴイル」の
目の前を通る時には息を殺し忍び足という慎重だ。鎧の留め金が
カチリとこすれる度に心臓が飛び出しそうになる・・・。
ガチャリ・・・ダダダダッ!バタン!扉を開けて
一気に次の部屋へとなだれ込む。ぶはぁっ!はぁはぁ・・・。
激しい運動などしていないのに、全員汗だくだ。
だらしなく地面に体を投げ出して体全体で呼吸する俺たちに
試験合格の知らせが聞こえてきた。

240:102
03/12/05 21:11
「よし!! だい4しけんも ごうかくじゃ。
 まほうのうでは まずまずのようじゃな。
 つぎのへやに すすんで よろしい!!」

合格は嬉しいけど、ちょっと休ませて・・・。
あ~、汗をかいた体に地面がひんやりして気持ちいい~。

次の部屋に待ち構えていたのは、両手に斧を握り締めた
筋肉質の凶暴そうな男だった。威嚇の声を張り上げ
敵対意識を剥き出しにしている男に警戒を強める俺たちに
声がアナウンスする。

「さあ!! だい5しけんじゃ。
 おまえたちに このおとこが たおせるかな?
 やってみなさい!!」

ん?珍しくさっぱりした試験だな。何か仕掛けがありそうな気が
しないわけでもないが、頭を使うことばかりでストレスが
溜まっていたところだ、思う存分暴れさせてもらおうじゃないのと
俺たちは腰に下げた剣を鞘からズラリと抜き放った。

「へっへっ!!
 おまえたちを まっぷたつに きりわけてやる!!」


241:102
03/12/05 21:12
男は「フィリスティン」と名乗り、裂帛の気合と共に飛び掛ってきた!
ん~、いいねぇ、なんかこーいうの久しぶりな気がするよ。
お頭の弱い俺たちだけど、力の勝負なら負けないっつーの!!いくぞ!
前衛は装備している武器で攻撃し、後衛は魔法で防御に攻撃と
RPG戦闘における黄金パターンで戦いに望む。仮にも「マジックカレッジ」の
試験がただの戦闘な訳が無いと思っていたが、戦闘を初めてすぐに
「フィリスティン」の特異な部分に気がついた。こいつには一切の
状態変化、攻撃魔法が通用しないのだ。無闇に魔法を連発して
MPを消費してはバカバカしい。魔力の全ては防御と回復に回そう。
パーフェクトな魔法防御に加え、通常攻撃にも抜群の耐性を持っている
「フィリスティン」だったが、久しぶりに剣を、斧を振り回せる
快感に勢いづくサディスティックな俺たちに、そんなことはむしろ
楽しみが増えるというプラス要素にしかならず、「フィリスティン」は
程なく床に屑折れた。

「ほっほっほっ!!
 どうじゃ いまのしけんは なかなか
 むずかしかったじゃろう?
 まほうを みにつけたからといって まほうのちからに
 おぼれては いけない!!
 つかう タイミングが かんじんなのじゃ。
 だい5しけんも まあ ごうかくじゃな。
 つぎのへやへ すすみなさい!!」

試験事態はさほど困難を感じなかったが、確かに声の言うとおり
魔法を使うタイミングが重要だということを思わせる試験だった。
まぁ、そんなことよりいいストレス解消になったよ。
メタメタにしてしまった「フィリスティン」には申し訳ないけど(笑)

242:102
03/12/05 21:13
何だこれは?次の部屋に入った俺たちはロープで天上に吊り上げられた
巨大な石を見上げていた。どうやらまた知恵を働かせなければいけない
試験になりそうだ。

「さあ!! だい6しけんは これじゃ。
 いま たっている ばしょから いっぽでも うごけば
 ずじょうの いしが おちてくるぞ!!
 ほっほっ!!
 おまえたちは たちまち いしの したじきじゃ。
 さて どうするかな?」

おっと!
もっとよく調べようと、一歩踏み出そうとしていた足を
慌てて引っ込める。天上に吊り上げられた石は、部屋全体を
覆い尽くさんばかりの巨大なものだ。「ザックススピード」で
15ポイント程度素早さを上げて、素早くドアに向かい
万が一石の落下より素早くドアにたどり着くことが出来ても
結局は石の下敷きになるだけだろう。

243:102
03/12/05 21:14
俺たちはドアの高さを確保しつつ、支えになりそうな物は無いかと
部屋を見回すが、空っぽで机も椅子も無く、役に立ちそうなものは無い。
まぁ、大体ここから一歩も動けないのではどうしようも無いのだが。
ならば魔法だ。そうだ、これは「マジックカレッジ」の試験なのだ
解決にはやはり魔法が関係してくるに違いないのだ。しばらく思案し
「クリエイトウォール」の魔法で支えを作ろうかとも思ったが
天上から落下してくる巨大な石を支えるには、魔法で作り出せる壁は
あまりにも貧弱だ。・・・だとすればやはりこの石を
破壊するしかない。しかしだ、それには問題がある。もし
炎や稲妻の力で天上にぶら下がる石を破壊することが
出来たとしても、石の真下と言ってもいい場所に立っている
俺たちには間違いなく炸裂による被害を被ることになるということだ。
魔法を時と場所によって使い分けることを教えてきた
今までの試験からはとても想像出来ない、スマートでない
解決方法だ。

う~ん・・・。せめてもっと石を確実に細かく砕く魔法があれば・・・。
!そうだ、あの石を破壊するのではなく、溶かしてしまえばいいのだ。
そう、幾度となく冒険の進行に一役買い、今そのパワーアップを
求めているあの「ソフトンストーン」の魔法で。
呪文を浴びせると石はぐにゃりとその形を歪め、今度は
丸く膨らんだかと思うとパンッと勢い良く弾けとんだ。
まるで砂のように細かく砕かれた石の破片が俺たちの顔に降り注いだ。
やれやれ、これで石に潰されることは無いだろう。
俺たちは喜々としてノシノシ堂々と部屋の真ん中を歩いて
次の部屋に続くドアへと手をかけた。

「よーし!!
 いしをくだけば よいことに よくきづいたな」

244:102
03/12/05 21:15
声はそう告げた。俺たちは何故か声の主がすぐ側で
話しているような気がした。次に待っている試験は
一体どんなものなだろうか?そしてこの試験はいつまで続くのだろう
俺たちの心には不安が広がっていた。
やや沈んだ気持ちでドアをくぐる。その部屋は
作りそのものは変わらないものの、今まで通ってきた部屋よりも
随分と奥行きがあり、机や本棚などの生活用品も見受けられ、
今までとは雰囲気が異なっていた。その部屋の中央に立つ
魔法使い風の年老いた男がこちらを見てニヤニヤ笑っている。
俺たちが口を開く前に、老魔法使いらしき男がしわがれた声で話し始めた。

「さあ!!
 いよいよ さいしゅうの だい7しけんじゃ。
 わしの なは ウトナピティム。
 この マジックカレッジで ずっと せんせいを
 している。
 さいしゅうしけんは わしが ちょくせつ
 あいてを してやろう。
 ほっほっ・・・これまでのようには いかぬぞ。」

そこまで言うと、「ウトナピティム」は魔法で姿を消した。


245:102
03/12/05 21:16
あのしわがれた声、そしてホッホッという笑い声
間違い無い、俺たちに試験を出してここまで導いたのは
この「ウトナピティム」だったのだ。
そしてその「ウトナピティム」を倒すことが最終試験だという。
俺たちはふと最初に「マジックカレッジ」に
足を踏み入れた時に聞いた話を思い出した。
ここは「ナムター」を始めとする四大魔術士の母校でもあるのだ
彼らを指導した「ウトナピティム」を相手に俺たちは一体どこまで
戦えるのだろうか。不安が募る。部屋の奥には相変らず
一つのドアが見える。恐らく「ウトナピティム」と戦わずして
あのドアを開けることは出来ないだろう。戦闘態勢を整えると
俺たちはゆっくりとドアを目指した。

ぐはぁっ!!なんて強力な攻撃なんだ!一撃で100近い
ダメージを受けたぞ?防御の劣るキャラクターは150に近い
HPをあっさりと失っちまったぞ!しかもこちらの攻撃が
全くヒットしない。回復魔法などとても追いつかない状況だ。
既にパーティーの半分が瀕死の状態に追い込まれている。
あまりに一方的で絶望的な戦いだった。
今まで戦ったどんな相手とも、まるで強さの次元が違う。
「ウトナピティム」は俺たちが今まで対峙した中で最大の強敵で
あることは間違いなかった。殺される!力だけには自信があり
強さに溺れていた俺たちは久しぶりに死という存在に直面していた。
このまま戦いを続ければもう数ターンもしないうちに
俺たちは全滅するだろう。・・・俺たちは死にたくないという一心で
決断を下した。逃げる。今の俺たちに残された作戦はそれしかない。
パーティーを全滅の危機から救うにはそれしかないのだ。
俺たちは隙を見て「ウトナピティム」に背を向けると、
残された力を全て足の筋肉に注ぎ、惨めに逃げ出したのだった。

246:102
03/12/05 21:17
「そうじゃ!! よく わかったな。
 どうにもならないときには にげることも
 ひつようじゃ。

ハァハァ・・・
無様な姿で息も絶え絶えに走り続ける俺たちの後ろから
「ウトナピティム」はそう告げた。

「おめでとう!! さいしゅうしけんも ごうかくじゃ
 さあ ごうかくのほうびを とりに つぎのへやへ
 きなさい」

・・・・。
俺たちは朦朧とする意識の中で、最終試験を突破したことを告げられた。
「ウトナピティム」は最初から俺たちを本気で殺すつもりなど無かったのだ。
現状がどんなに辛くても苦しくても、悔しくても惨めでも生き残ること、
生きていることこそが何よりも重要だということを「ウトナピティム」は
この戦いで教えたかったに違いない。
生きていれば次の可能性を試すことが出来る
生き延びて新しい道を見つけることができる。
自暴自棄になりその可能性を捨てることは愚かなことだと
年老いた魔法使いは教えてくれたのだ。

「ウトナピティム」に促され奥の扉を開けて次の部屋へと向かう。
隣を歩く「ウトナピティム」は笑顔だ

「さあ!! きょうから きみたちも マジックカレッジの
 そつぎょうせいじゃ。
 がっこうのなまえをけがさぬよう がんばりなさい。」

まぁ、卒業目的でここに来た訳でもないのだが
苦労しただけあって「ウトナピティム」の祝辞が中々に心に響く。

247:102
03/12/05 21:20
「ここを そつぎょうしていった ラナクター・ザトン
 ミスタルビジョン・ナムターは 4だいまじゅしと
 よばれるほど りっぱに せいちょうした。
 しかし かなしいかな ナムターとミスタルビジョンは
 あくのみちに はずれ きょうりょくしなかった
 ラナクターとザトンを ひどいめにあわせたらしい。」

「ナムター」と「ミスタルビジョン」のことを話す「ウトナピティム」の
表情に一瞬陰りが見えたのを俺たちは見逃さなかった。
昔の話とはいえ、自分の教え子が悪の道に走ってしまったことに
責任を感じているのだろう。それにしても俺たちが驚いたのは
「ナムター」のことを思いやる者が、この「ディルムン大陸」にまだ
存在したということだった。悪逆の限りを尽くして人々を
恐怖で支配し続ける「ナムター」に憎悪や怒りといった負の感情以外を
向ける人間がいたことが、何かとても違和感だった。
恐らく「ウトナピティム」は自分を責め続けてきたことだろう。
老魔術士の心中は俺たちが推し量ることなど出来はしない程
複雑に理性と感情の相克でくたびれているに違いなかった。


248:102
03/12/05 21:20
「ふう・・・まほうは つねに ただしく
 つかわなければ ならないのじゃ。
 それだけは けっして わすれてはならぬぞ。
 この ソウルボールを しんぴのもりにある
 ザトンのはかのまえで つかってみなさい。
 ザトンのれいが ちからになってくれるはずじゃ。

「ソウルボール」だって?こ、これは「ザトン」の魂が宿るアイテムなのか?
「マジックカレッジ」を卒業したことで、すっかり満足してしまっていたが
そうだ、俺たちは「ザトン」の行方を追っていたのだ、その手がかりというか
答えが目の前に差し出されたのだ。恐らく「ザトン」が命を落とした時
それを哀れに思った「ウトナピティム」は「ザトン」の魂を
このアイテムに収め今まで守っていたに違いない。教え子たちの
醜い戦いをこの老魔法使いはどんな気持ちで見ていたのだろうか。
とにかくこれで「ザトン」と話が出来るかもしれない。その時に
「ソフトンストーン」を強化してくれるように頼んでみよう。

「それから ここにあるまきものを もっていきなさい。
 しっかりと がんばるのじゃよ!!」

最後に「ウトナピティム」からいくつかの巻物とアイテムを貰って
俺たちは「マジックカレッジ」を後にした。力だけでは、魔法だけでは
どうにもならないことを身をもって教えられ、精神的に成長した
俺たちが次に向かうのは神秘の森にある「ザトン」の墓だ。

っていうか誰もが思ったことだろうが
爺さん、ナムターちゃんもミスタルちゃんもあんたの教え子なんだし、
そんだけ強いんだったらなんとかしてくださいよ(笑

249:102
03/12/05 21:28
今日の冒険はここまでだ。

最近ドラゴンウォーズの箱説を980円で、もう1つ1980円で
見かけたのだが買わなかった。罪深い俺を許してくれ。
それでは次回にまたお会いしましょう。

250:NAME OVER
03/12/05 22:55
102氏乙カレ~

251:NAME OVER
03/12/06 08:59
しかし上手く話をつなげてるなw

252:NAME OVER
03/12/06 14:08
続きキタ━━ヽ(*゚∀゚)メ (゜∀゚*)ノ━━━!!!

253:NAME OVER
03/12/09 14:31
>爺さん、ナムターちゃんもミスタルちゃんもあんたの教え子なんだし、
>そんだけ強いんだったらなんとかしてくださいよ(笑

これ激しく同意w

254:NAME OVER
03/12/15 01:20
逃げる
といえばミスタルビジョン幻影戦も逃げると勝利になるな。
倒してもどうせ経験値はいらんし、逃げるが勝ちだ。

255:NAME OVER
03/12/15 09:35
FC版なんだけど、出て来る人間出て来る人間
みんなユラユラ揺らめいてるのは仕様ですか?

256:NAME OVER
03/12/15 14:26
蜃気楼です

257:NAME OVER
03/12/16 14:06
全員酔拳の使い手です。
だから街中で襲ってくるシチズン(市民という意味)も
いざ戦うと強いでしょう?

258:NAME OVER
03/12/18 17:06 dXsjFai7
ageだa~geageage(ry

259:NAME OVER
03/12/18 17:53
シチズンは手の動きが凄い

260:NAME OVER
03/12/19 17:26
おお!! 懐かしい!
まさかスレ立っていたとは。
当時TRPGにハマってたからデキの良さに感動してました。

102さんの日記見ていろいろ思い出しましたよ。
ところで秘密警察ストストルーペンが未登場ですけど、
そんなに後で出てきたんだっけ。
ガードドラゴンなんかよか印象が強いんだけどw

>>255
PC版もゆらゆらしていたので、やはり酔拳の使い手かと♪

261:NAME OVER
03/12/24 17:46




262:NAME OVER
03/12/28 02:30 Tu6+Bw62
age

263:NAME OVER
04/01/02 21:22
懐かしいなー。
マップが完成のために歩きまわったよ。
しかしほとんど忘れてるなーと102さんのリプレイ読んで思う…
音楽がけっこう好きだった。

264:NAME OVER
04/01/06 17:28 8xQs7wBe
プロ咎狩
プロが鳥
プロと狩り
プロト ガリ

265:102
04/01/07 15:21
みんなすまん。最近忙しい上にトラブル続きで精神的に
参っちゃってるんだ。だからドラゴンウォーズを遊ぶ時間も
取ってなくて、前回の書き込みからずいぶん時間空いてしまって
申し訳ない。前にも言ったけどちゃんと完結するまでプレイするから
ノンビリ待ってください。

266:NAME OVER
04/01/08 01:26
>>265
お暇な時でいいですよー(・∀・)ノシ

267:NAME OVER
04/01/08 18:07 TvhEweL3
リプレイを まつためにも このスレが
おちないことが だいじだ!!
よって ほしゅ する

268:NAME OVER
04/01/18 21:23
ふりーだむそーど

269:NAME OVER
04/01/19 14:19 7+tuKk6N
かくれる>したいぶくろ
のぼる>かべ

等など、いろいろスキルを駆使した覚えはあるが、
「ぬすむ」が役に立つところってあったっけ?

270:NAME OVER
04/01/19 14:47
あっマッシュルームだ!

ちゃんちゃんちゃららん
とかいう軽快な音楽とともに、まぬけなセリフを吐くナガール

いいね!いいね!うまいね!

コマンド>ぬすむ

271:NAME OVER
04/01/20 23:43
どっかの酒場の主人から魔法書を盗めなかったっけ?
けっこう大量に持ってて、1回でもしくじると二度と盗めなくなるやつ

272:NAME OVER
04/01/21 16:01
102氏に触発されて漏れもリプレイ中



リビールグラマー強すぎwwwwwwwwwww
修正されるねwwwっうぇっうぇwwwwwwwwww


いや、まじでヤヴァイだろこの魔法

273:NAME OVER
04/01/21 18:45
なんかバグ発見した
ハイマジック覚えてないのにアイスチルが撃てる
そのうえ消費量=MPに設定できるから凶悪につえぇ・・・

274:NAME OVER
04/01/22 21:45
キャラメイク時に魔術士タイプえらんでキャンセル
次に自分でふりわけを選んで、ハイマジックにポイント入れずに始めるだっけ?

レベル上限が0なのにレベル設定が1から始まるから
増やせど増やせど上限値に辿り着かないw

このゲームのキャラメイクはキャンセルすると
ポイントはリセットされるんだけど、魔法がアサインされたままなんだよね

275:102
04/01/27 05:51
やぁ、ついにドラゴンウォーズをクリアした102だ。
全てを手放しで褒めるつもりなんてないし、改善するべき点も多数あると思う。
特にシステム関係のレスポンスは悪いところばっかりだ(笑
でもね、それでもドラゴンウォーズは
俺の考えるRPGの本質を見事に満たしたゲームだったよ。
俺の気まぐれで始まったリプレイも、もうすぐ最後だ。
とりあえずテキストにまとめた部分の冒険は書いておこうと思う。

「マジックカレッジ」で「ザトン」の魂が封じ込められているという
「ソウルボール」を手に入れた俺たちは、神秘の森の南にひっそりと佇む
ザトンの墓を訪れていた。ザトンは生前随分と弟子に慕われていたらしい。
慰霊の石版には弟子からの死を悼む言葉が刻まれている。
俺たちは「ソウルボール」石版の上に置きザトンとの交信を試みた。
精神を集中させる・・・
はっ!石版周辺の空気が揺らいだかと思うと、辺りは突然緑色の霧に包まれた。
その瞬間、一切の雑音が遮断され、墓の周辺は特殊な力場に支配される。
石版を取り巻くように漂っていた霧はやがて人の形を取ることで、ザトンの霊が
ここに出現したことを告げた。

「わたしの ねむりを さますのは おまえか・・・。
 ソウルボールを もっているとは
 かなり まほうが つかえるようだな。」

成る程。そういうことだったのか。俺たちはてっきり「ソウルボール」に
「ザトン」の魂が封じられているのだと思ったが、優れた魔力を持つ者は
恐らく死者の念が強く留まっている場所で「ソウルボール」を媒介に
死者との交信が出来るということだったのだ。少なくとも「マジックカレッジ」を
卒業する程度の魔法の心得が必要なのだろう。「マジックカレッジ」の校長
「ウトナピティム」は俺たちが「ソウルボール」を使える程の魔力を
持っているかどうか、それを確かめる為に試験を科したに違いなかった。

276:102
04/01/27 05:53
「ザトン」の霊は「ナムター」の魔法禁止令のおかげで、全ての魔法使いが
迫害に遭ったことを嘆いた。それは四大魔術師である「ザトン」や「ラナクター」も
例外では無かったという。

「ラナクターは ドラゴンジェムという
 ドラゴンを あやつれる ほうせきを もっていた。
 それを ねらう ナムターは
 ゲイズデーモンと ミスタルビジョンに
 ラナクター を あんさつするように めいれいした。」

 さっきをかんじた ラナクターは かれらが
 おそってくるまえに かっていたドラゴンに
 ジェムをのみこませ ランスクのまちに にがした。」

ドラゴンを操る宝石のことは既に助け出した「ラナクター」から
聞いて知っている。やはり「ランスク」の地下で見た老ドラゴンは
「ラナクター」の逃がしたドラゴンだったのだ。それにしても
「ゲイズデーモン」なんて随分久しぶりに聞いた名だ。冒険の序盤、
「モッグの館」で戦ったあの怪物がまさか「ラナクター」を石化させた
張本人だったとは。「ゲイズデーモン」は人間に擬態する能力を持っているようだったし、
恐らく「ラナクター」の親しい人物に成りすまして近づいたのだろう。
俺たちが「ラナクター」を既に助けたこと、「ランスク」で老ドラゴンを見たことを
「ザトン」の霊に告げると、今まで険しかった表情を幾分和らげてこう続けた。

「しかし ラナクターが いしにされたとき
 ジェムを はきださせる アンクを
 ミスタルビジョンに うばわれてしまったのだ。」

277:102
04/01/27 05:55
どうやら老ドラゴンよりもミスタルビジョンに会って、アンクを
取り戻すことが先のようだ。恐らく「ミスタルビジョン」は「ナムター」の
すぐそばにいるはずだ。もうこの世界で隠れる場所は「ニザール山」の
地下しかないはずだから。やはり二ザールの地下洞窟の壁を
何とかしないことにはどうにもならないのだ。

「ナムターとミスタルビジョンがいる ニザールのちかへ
 はいるためには じゃあくなちからで まもられている
 かべを こわさなければ ならない。
 
 しかし ふつうの ソフトンストーンでは
 そのかべは ぜったいに こわれないのだ。

 わたしの さいごのちからを ふりしぼり
 ソフトンストーンを となえるちからを
 より きょうりょくに してあげよう。」

おぉっ!今は霊の存在とはいえ、さすがに元四大魔術師だけのことはある
期待を裏切らない答えだ。俺たちがここを訪れた目的は
まさにそれなのだから。頼みますよ「ザトン」先生!
「ザトン」の霊は精神を集中させているのか、空中に静止したまま
微動だにしない。暫くの後、霊体は大きく膨らんだかと思うと
裂帛の気合と共に一気に練り溜めた魔力を開放した。


278:102
04/01/27 06:00
「ハイヤーーーーーッ!!」

迫力の動作からは想像できないほどに柔らかいオーラが霊体から発せられ
俺たちを優しく包み込んだ。オーラが消えると同時に
体の中で新しい力が弾けるのを感じた。

「これで あのかべを こわすことができる。
 できるだけ はやく ナムターを たおし
 へいわな よのなかに してくれ!!」

そういうと「ザトン」の霊は輪郭を崩し始め、やがて完全に
緑の霧状に戻り形を失ったかと思うと空中に四散した。
近くで木々のざわめきが、遠くで鳥の鳴き声が聞こえる。
「ザトン」の霊はこの場を去り交信が終わったのだ。
石版に目をやると、そこにはいくつかの巻物が落ちていた。
最後の戦いに望む俺達に「ザトン」が残してくれたものだろう。
俺たちは巻物を拾い上げると、早々に神秘の森から
「アンダーワールド」へと向かった。最後の力を使い果たした「ザトン」は
霊体としてもこの世に留まることはもう出来ないだろう。
「ザトン」が魂までもを賭してパワーアップした「ソフトンストーン」、いや
「ソフトンストーンソウル」(勝手に命名)で
「ニザール山」の地下洞窟に最後の戦いの開始を告げる穴を穿つのだ!

279:102
04/01/27 06:06
今日の冒険はここまでだ。冒険の続きは
記憶が新鮮なうちに時間を見つけて文章にまとめたい。
ナムターとの決戦まではもうちょい時間がかかるけど勘弁してほしい。

クリアしてようやく
>>1
の意味が分かりました(笑

280:NAME OVER
04/01/27 10:00
>>102
キター!
ついに大詰めですね。
次辺りのエピソードは個人的に一番盛り上がったところかな~
タイトルに関連してる部分だろうし。

ところで、もしかして本当にSFC版には秘密警察ストストルーペンいないの??

私はPC版だったからなぁ。

281:NAME OVER
04/01/27 13:23
>>280
スタストラッペンとかいうドラキュラみたいな格好で
両手に棒を持ってる奴なら出てくる。でも特にイベントキャラじゃなかった。
ちなみにSFCじゃなくてFC版ねw

282:NAME OVER
04/01/27 13:30
続きキタ━(*^ー゚)=○Д`)=○)・ω・`)=○)´Д`;)=○)´A`)=○ 3`)━!!!!!

283:280
04/01/29 10:01
>>281
あ、たぶんそいつですね。
う~ん、PC版やった時はすごく印象に残ってたんだけどなぁ。
イベントキャラというか、どっかの刑務所(?)みたいな街とかで
山ほど出てきたり、重要な通路を警備していたりして
怖かったイメージが残ってまつ。

つか、FCで出てたのか!! ちょっとびっくり。
そんなに前だったのか、、、。

284:NAME OVER
04/01/29 18:47
>>283
多分フォボスの街だと思う。ミスタルビジョンの部下って
感じですごい沢山出てきたような。

285:NAME OVER
04/01/29 23:46
あー、なんかこわいよね、スタストラッペン。
まあ、このゲームはほとんどの要素が怖いのだが・・・。
スタストラッペンって気力攻撃だけしてきた覚えが。

286:102
04/02/03 06:46
やぁ、ドラゴンウォーズのエンディングは実にエンディングらしい
エンディングで大満足だった102だ。
今日も冒険の続きを書いておこうと思う。

「アンダーワールド」の南、「ナムター」が生まれでたという
地獄の穴の直ぐそばには「ニザール山」の中腹へと繋がる階段が存在している。
俺たちはそこから「ニザール山」へと上り詰めることにした。
「キングズホーム」に戻って「ピルグリムガーブ」を入手し
巡礼者に偽装している暇などもはや無いのだ。
っていうか面倒なのだ。

「ニザール山」では以前に訪れた時と同じ道を辿り、谷の裂け目を
「ゴールデンブーツ」で飛び越え、やがて「ナムターの塔」へとたどり着いた。
塔の中は前に訪れた時と何も変わっていないように見える。
闇と静寂が空間を支配し、徐々に正常な思考が失われていく。
長く留まっていると恐怖に精神が崩壊してしまいそうだ。
前回は無様に塔に仕掛けられた落とし穴にはまってしまったが、今度は慎重に
体勢を整えて落とし穴から地下洞窟へ飛び込んだ。

287:102
04/02/03 06:47
ニザールの地下洞窟に侵入した俺たちは、すぐさま邪悪な力で守られている
「ナムター」の本拠地への入り口とも言うべき石壁へ急いだ。
前回は何も打つ手が無く引き返すしか無かったが、今回は違う。
俺たちにはザトンから受け継いだ「ソフトンストーンソウル」がある。
この魔法で石壁を崩して、洞窟の最深部へと侵入するのだ。
ドルイドマジックの使い手が呪文を完成させると
通常の「ソフトンストーン」ではびくともしなかった石壁が
ぐにゃりと歪み、みるみるうちに柔らかく変化していくのが分かる。
おおっ!!俺たちは思わず歓喜の声を上げた。「ザトン」先生やりましたよ!
貴方が「ソフトンストーン」をパワーアップさせてくれたおかげで、
敵の本拠地へ乗り込むことが出来ます!石壁はやがてドロドロに解けて
地面に染み込んでいった。俺たちは新たに示された道の先に視線を突き立てる。
・・・この先に「ナムター」と「ミスタルビジョン」が待っている。
戦いはより一層の激しさを増すだろう。しかし恐れることは無い。
もし俺たちが倒れても、ここに開いた穴を通って、必ず後に続く者が
出てきてくれると信じているからだ。

288:102
04/02/03 06:48
ニザールの地下洞窟は広大だった。魔法の光も受け付けない真の闇が支配する
ダークゾーンや、方向感覚を狂わせる回転床、突然別の場所に飛ばされてしまう
ワープゾーンなどがあちこちに仕掛けられ、俺たちの行く手を阻む。
洞窟を警備する「ナムターガード」や「インホーサ」を退けつつ、
俺たちは地下洞窟の地図を完成を急いだ。
・・・ニザール山の地下洞窟に侵入してからもうどれくらいの時間が経ったのだろう。
俺たちはひとつの隠し扉を発見していた。隠し扉の周辺の通路には
侵入者を拒むように電撃の罠が仕掛けられている。何やら厳重な警戒だ。
間違いなく何かがある。
俺たちはやや緊張しながら隠し扉の先に設置されていたワープゾーンに飛びこんだ。

あ、熱い、なんという熱だ。まるで燃え盛る炎の中にくべられたような気分だ。
ワープゾーンに送り届けられた先は、今までの無造作な石壁とはうって変わって
人工的に整えられた場所で、開けた場所に柱や祭壇のようなものが均一に設置されており
何かの神殿のような雰囲気だ。何より目を惹くのは天上に浮遊する強烈に明るい
炎の塊だ。まるで太陽のように煌々と輝き弾けながら揺らめいている。
これが熱さの原因に間違いない。一体何の目的でこんなものがあるのだろうか?
そして人工太陽の真下で嘲笑を浮かべこちらの様子を伺っているのは、
裏切り者の魔法使い「ミスタルビジョン」だった。

289:102
04/02/03 06:50
「よく ここまで おいかけてきたな!!
 そのことだけは ほめてやろう。

 だが おまえも ばかなやつだ。
 こんど あったときにも わらうのは
 わたしのほうだと いっただろう?」

「ミスタルビジョン」はそこまで言うと素早い動作で指を動かし印を結ぶ。
俺たちも既に「ミスタルビジョン」に向かって走り出していた。
言葉を交わす必要は無い。お互いに倒さなければならない相手が
目の前にいるだけだった。「ラナクター」の、「ザトン」の仇を
「ウトナピティム」の代わりに俺たちが取らねばならない!
・・・決着はすぐについた。「フォボス」では
あれだけの脅威に感じた存在も、世界を巡り力をつけた俺たちを
再度阻むことは出来なかった。それにしてもやけにあっさりした
勝利だった。「ナムター」の腰巾着とはいえ、34ゴールドと400ポイントの経験値
程度の相手だったのだろうか?「サイクロン」の魔法で退けられなければ、ものの数分で
戦いは決したことだろう。しかし、とりあえず今はこの勝利を喜ぶべきだ。
俺たちは早速「ミスタルビジョン」の死体を漁り、「ランスク」の老ドラゴンから
「ジェム」を吐き出させるための「アンク」を探し始めた。
仰向けに倒れた「ミスタルビジョン」の顔には何かやり遂げたような、
満足げな表情が浮かんでいて不気味だ。
唇の端をゆがめて、ぎこちなく笑みを浮かべているようにも見える。
ゴソゴソ・・・あ、あったぞ。これが「アンク」に違いない。
俺たちは「ミスタルビジョン」のポケットから、手のひらに乗る程度の
十字形の装飾剣を見つけた。柄の部分に宝石が埋め込まれて、宝石の中では
魔法の炎が輝いている。ハッ!「アンク」を手にした途端、不思議な力が
俺たちの体を取り巻き、意識が薄れていく・・・。

290:102
04/02/03 06:53
気が付くと俺たちはニザールの地下洞窟の出口に立っていた。
「ナムターの塔」の落とし穴から降りてきた場所だ。
「アンク」の不思議な力が一刻も早く「ランスク」の地下に行くのだと
俺たちを導いたのだろうか?何にしても好都合だ。
「ミスタルビジョン」を倒し手に入れた「アンク」を持って、
「ランスク」の地下にいる老ドラゴンの元へ急ぐのだ!

「ミスタルビジョン」の意識がこの世界から消えると同時に
人工太陽の炎が一際大きく燃え盛った。灼熱のエネルギー球は
邪悪な生命力に満ち満ちていた。

今日の冒険はここまでだ。
ミスタルビジョンの台詞に合わせて、ナムターが不死身っぽい理由を
こっそり設定してみました(笑

291:NAME OVER
04/02/03 15:31
続きキタ―♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ―♪

292:NAME OVER
04/02/05 11:10
さぁ! 来るぞ来るぞ! 

 ド ラ ゴ ン ウ ォ ー ズ

   がぁ!!

エンディングは確かによかったなぁ。
この日記で再体験させてもらおw

293:NAME OVER
04/02/08 03:52
一旦上げとくか

294:NAME OVER
04/02/11 09:53 VR5PGlIK
ドラゴンウォーズ、ネオファミコンで動きます?

295:買ってきた
04/02/11 14:44
動きました。

296:NAME OVER
04/02/13 21:17
同じく噂のFC版を購入。
結構アレンジされてますな。よい方向に。

297:NAME OVER
04/02/15 17:10
うほっ。

298:NAME OVER
04/02/20 23:55
いいナムター・・・。

299:NAME OVER
04/02/22 05:21
ドラゴンウォーズは処理が重いのが難点
それでもクリアしたけどw
FC以外は何で出てるの?>日本語版ドラゴンウォーズ

300:300
04/02/25 21:53
PC-98

301:NAME OVER
04/02/27 01:12
X68000も。
俺はそっちで解いたが、かなり違うんですな。

302:ピンクの小粒
04/03/02 11:11
PC98版を以前クリアしたんだすが、伝説の剣を取らずにナムターごり押しで倒せてしまったんだが、これって正常すかね?


303:NAME OVER
04/03/02 21:18 2pb2mYt+

M&Mの人か?

304:NAME OVER
04/03/03 13:40
ファミコン版だとフリーダムソード取らないと絶対にクリアできないが、
PC98だとそんなことないのか?
ナムター自体はフリーダムソードあってもなくても倒せるが・・・
厳しいけど。

305:302
04/03/03 14:08
PC98版をやってるときに、FCかSFC版だかのドラゴンウォーズの攻略ページを参考にしながら、
やったんすけど、どうしてもそのフリーダムソードというのがとれなかったんだす。
で、しょうがないのでそのままナムターに突撃しただす。
ナムターの一歩手前の大群はたぶんどうやっても倒せなかった(敵の数が半端じゃない)ので、こちらも援軍(以前に助けた王子の軍隊だったような・・)で蹴散らしたんだす。
ナムター自身はフリーダムソードなくても普通に倒せたっす。
そのあとは例によってゴミ箱にポイっと。

FCかSFCの攻略ページ見ながらやった感想としては、大まかな流れはPC98版と同じながらも、アイテム等細部で異なるという感じだったす。
多分難易度的には大分違うんだと思うんだすが・・・・

306:302
04/03/03 14:11
いや、援軍はドラゴンだったような・・・
記憶があいまいですまんだす・・・

307:NAME OVER
04/03/03 19:20
>>302
なるほど、だからFC版はガードドラゴンがいるんですな。
ってPC98版にもいたらスマソ(英語版にはいない)

308:302
04/03/03 21:16
>>307
PC98版もガードドラゴンてのは出てこなかったと思いまふ。
そもそも、フリーダムソードの本物が存在したのかどうか怪しいと思われまする。
ドワーフの鉱山(?)でもドワーフ助けてもなんもしてくれなかったし・・・


309:NAME OVER
04/03/04 18:30
おいらも98版、ガードドラゴンは記憶にないからやっぱりいなかったのかな。

フリーダムソードは手に入れたような、、、?
取ると雷落ちて死んじまうんでなかったっけ?
あれは偽者だっけ???

ああ、もうボケちった

310:102
04/03/04 18:41
やぁ、ドラゴンウォーズをプレイしてくれる人がいいなぁと思って
激安通販を紹介してみちゃったりする102だ。
URLリンク(kumazou.net)
今日も冒険の続きを書いておこうと思う。

数日後、俺たちは「ランスク」の地下に到着していた。
相変わらずガラの悪いゴロツキはチラホラ目に入るが
街は比較的穏やかで、商店街を行き交う人の流れを眺めていると
「ニザール山」の地下洞窟で極限の緊張の中剣を振るっていたのが
まるで嘘のように思えてくる。俺たちは町のほぼ中央に設置された
「老ドラゴン」の隠れ場所を目指した。

よく見ると「老ドラゴン」の喉元がなにやら丸く膨らんでいる。
さらに調べると、「アンク」と同じ剣型の刻印を発見した。これは
「ラナクター」が「老ドラゴン」に施した刻印に違いない。
俺たちはやや緊張しながら「アンク」と刻印を重ね合わせた。
年老いたドラゴンは悲しい目でこちらを見つめたまま、何も抵抗しようとしない。
完全に「アンク」と刻印が重なる・・・。ドラゴンは突然、グェッ!グエッ!と
重い咳に苦しみ始めた。相当苦しいのだろう。目には涙が滲んでいる。
しばらくすると、ドラゴンの咳は止まり、ムクッと起き上がると
顔をこちらに向けた。ゆっくりと開口すると、あちこち穴の開いた舌が
ダラリとぶら下った。そして舌を器用に丸めると、そこには
青く透き通った水晶が姿を現した。これこそドラゴンを意のままに操るという
「ドラゴンジェム」に間違いないだろう。「ジェム」を吐き出した
「老ドラゴン」の表情は「ジェム」の束縛からの解放感からだろうか、とても
穏やかに見えた。「ジェム」を失った今、「老ドラゴン」は「ナムター」の
軍勢から隠れる必要も無いわけだが、「ナムター」の軍勢からしてみれば
知らぬところなので「老ドラゴン」はまだこの狭い隠れ場所を
抜け出すにはいかないだろう。俺たちが「ナムター」を倒す時まで、
もう少しだけ辛抱してくれ。

311:102
04/03/04 18:42
「ランスク」を後にする俺たちは、どこかの街で聞いた噂話を思い出していた。
「ナムター」は「ヤングドラゴン」という強力なドラゴンを数多く
従えているらしいということだ。この噂を補足する情報として、
港町「フリーポート」では「ヤングドラゴン」を倒すためには
ドラゴンの女王の協力が必要なことを教えてくれたっけ。この情報を信じるなら
恐らく「ヤングドラゴン」に「ドラゴンジェム」は通用しないのだろう。
全てのドラゴン族を支配できるはずの「ドラゴンジェム」が機能しないとなると
「ヤングドラゴン」とは「ナムター」が異界から呼び寄せた魔物の俗称で
純粋なドラゴンの血族ではないのかもしれない。俺たちは一刻も早く
ニザールの地下洞窟に舞い戻りたい気持ちだったが、万が一が許されない状況に
はやる気持ちを押さえ、ドラゴンの女王に謁見を求めることにしたのだった。
向かうは「ドラゴンバリー」。以前に一度だけ足を踏み入れたが、あまりの
敵の強さに・・・いや敵が同時に大量に出現して戦闘が中々終わらないので
閉口して引き返したあそこだ。「ドラゴンバリー」のモンスターも他に漏れず
「ナムター」が「ニザール山」で放った邪悪な魔法によって
パワーアップしているに違いない。十分に力を付けたとはいえ
「ディルムン大陸」最強の怪物達の猛攻に俺たちは耐えられるのだろうか。
もっとも、ドラゴンの女王にさえ会えれば他は戦う必要など無いのだが。

312:102
04/03/04 18:44
・・・相変わらずドラゴンの鳴き声が聞こえてくる。その声は仲間の死を
嘆いているようでもあり、また戦闘意欲を掻き立てているようにも聞こえる。
もし俺たちに低級ドラゴンの言葉を理解することができたなら
その鳴き声の意味も「侵入者を殺せ!同胞の敵を取れ!」とハッキリ
聞こえたことだろう。

「ドラゴンバリー」に到着して既に半日が経過していた。日は傾き、空には
うっすらと星がその輝きを見せ始めていた。辺りには血と残骸、汚物の臭いが
入り混じって漂い、むせ返るような死の臭いが充満している。血は好戦的な
ドラゴン族との戦いで流れた血であり、残骸はその結果、汚物は
幼いドラゴンの巣に運ばれ、食い散らかされた餌と排泄物が重なったものだ。
「ドラゴンバリー」、ここはドラゴン族の聖域である。だがその聖域は
今や地獄と化していた。「ドラゴンバリー」に進入してからは戦いの連続だった。
俺たちは出来るだけこの聖域を荒らさぬよう、「ドラゴンクイーン」を探すことに
努めたが、新たな道を見つけるたびに、そこには必ず「ドラゴンファンガー」の大群が
道を塞ぎ排除する以外に先に進む方法が無かったのだ。一度血が流されてしまえば
臭いにつられて後から後からいきり立ったドラゴン族が俺たちを殺そうと向かってきた。
ドラゴンの聖域で行う戦闘行為が「ドラゴンクイーン」との交渉に影響を与えない
わけがないと、もちろん考えはしたが今更どうにもなりそうもない。
望まない戦いに苦いものを感じつつも、「ドラゴンクイーン」に会い、協力を
取り付けるまでは、引き下がるわけにはいかないと決意を新たにする。

313:102
04/03/04 18:46
もうどれだけのドラゴン族を排除したか覚えていない。道を塞ぐ
「ドラゴンファンガー」だけでも裕に100匹は殺したはずだ。
世界には夜の帳が下り、星の光がそれぞれに主張し合っている。俺たちは
未だに「ドラゴンクイーン」を捜し求め、「ドラゴンバリー」を彷徨っていた。
一歩踏み出す度に足の筋肉が悲鳴を上げる。肉体だけでなく、精神的にも
限界が近づきつつあった。その時だった。
・・・ハッ!
辺りに突然緊張した死の気配が充満したのを感じ取った。強烈な殺気だ!
冒険者の勘が警戒しろと告げている。身を硬くして精神を研ぎ澄ます。
次の瞬間、どこからとも無く突然目の前に巨大なドラゴンが姿を現し、
怒りに満ちた声を上げた。それはぎこちないながらも
俺たち人間にも理解できる言葉だった。

「よくも わたしの かわいい こどもたちを
 ころしたな!!
 ゆるさない!! ぜったいに!!」

目の前の巨大なドラゴンは「ドラゴンクイーン」に間違いなかった。
背中の翼は畳まれているにも関わらず、丘と見紛うほどの巨体は
ビッシリと分厚い緑色の鱗に覆われどんな武器でも傷つけられそうにない。
縦に長く伸びた頭部には巨木から削りだしたように荒々しい7本のコブが
放射状に突き出し、その合間からは、鋭い2本の角が天に向かってそそり立っている。
あの角で突き刺されたらどんなに頑丈な城壁だって
簡単に穴が開いてしまうだろう。手錬の冒険者が数人集まったところで
とても適いそうに無い。しかし、怒りに震えるドラゴンに
邪悪な気配や禍々しさは皆無で、他を超越する存在が発する威圧感は
俺たちに畏敬の念を抱かせた。

314:102
04/03/04 18:48
ドラゴンの女王は鋭く厳しい視線で、じっとこちらがわを見据えている。
俺たちは即座に望んで戦った分けでは無いと弁明しようとしたが、
自分たちが築いた屍の山を前に口を閉ざすしか無かった。
どんな釈明も通用しないだろう。「ドラゴンクイーン」の目には
憎悪と怒りの炎が湛えられている。そりゃそうだ。巣に帰ってみれば
可愛い子供たちが無残な姿となって転がっているのだから・・・。
「ドラゴンクイーン」は今にも首を伸ばして噛み付いてきそうだ。
このまま黙っていてもすぐに殺されてしまうだろう。
俺たちは心の中で卑怯だと思いつつ、ポケットの中に忍ばせた
「ドラゴンジェム」にそっと手を伸ばした。
「ドラゴンクィーン」は赤く爛々と輝く瞳を一度だけ瞬かせると
子供達の敵である卑しい人間達を殺そうと、大木がいくつも
重なったような豪腕を振りかぶり、猛烈な勢いでなぎ払おうとした。
しかしそれは叶わなかった。
俺達が「ドラゴンクィーン」に向かって「ドラゴンジェム」を掲げたのだ。

315:102
04/03/04 18:49
「ううっ・・・それは ドラゴンジェム!!
 くやしいが わたしは おまえたちに
 したがわねばならないようだ。

「ドラゴンジェム」の効果は恐ろしいほどに強力だった。
地上最強の生物の長でさえも、その魔力には逆らえないのだ。
俺達はこのチャンスを逃すまいと、「ドラゴンクィーン」に「ナムター」打倒の
協力を申し出た。魔力に支配されたドラゴンの女王に対し
もちろん高圧的な態度に出ることも可能だったが、いくつも負い目のある
俺達がそんなことを出来るはずがなかった。

「しかたがない!!
 もし おまえたちが こんど ドラゴンジェムを
 つかったときには とんでいって たすけてやろう。

 だが ほんとうに ひつような ときにしか
 わたしは あらわれない!!
 そのことを よーく おぼえておけ!!」

そういうと「ドラゴンクィーン」は背中の翼を広げ、あっというまに
空の彼方へ飛び去っていった。俺達はドラゴンの女王の協力を取り付け、
百人の味方を得たような気分になった。いやそれ以上だ。
今まで目の前にいた人知を超越したような怪物がピンチの時に
助けてくれるというのだ。姿の見えない神などよりもよほど心強いではないか。
「ヤングドラゴン」がどれだけの怪物なのかは知らないが、そんなものは
もはや恐れるに足らない。もうこのディルムン大陸でやり残したことは
何一つ無いはずだ。「ニザール山」の地下洞窟のさらに奥、そこに
「ナムター」がいる。さぁ行こう。全ての決着を付けるんだ

316:102
04/03/04 18:55
今日の冒険はここまでだ。

>>やぁ、ドラゴンウォーズをプレイしてくれる人がいいなぁと思って
「増えると」いいなぁ です(笑
地味に見かけないので、興味ある人は買ってみたらどうでしょうか。

多分リプレイは次で最後になると思います。暇だったら最後まで
お付き合してくださると喜びます。それでは最終回でお会いしましょう。

317:NAME OVER
04/03/04 19:54
続きキター\(゜▽\(°▽\(°▽°)/▽°)/▽°)/-!!

318:NAME OVER
04/03/04 19:57
102はこのスレの神だな。

319:NAME OVER
04/03/15 12:36
ほしゅ

320:NAME OVER
04/03/18 01:03 ASIfkAm0
ageとくか

321:NAME OVER
04/03/19 09:59
個人的な意見だが、人は誰でも辛い・悲しいと言った思いをした経験はあると思う。
「死にたい」って思う程、辛かった人も大勢いると思う。
なのになぜ、人は他人に簡単に「死ね」と言えるのだろうか…
なぜ自分が辛かった時の事を忘れ、人の不幸を望めるのだろうか。
私は人を憎んでも死までは、なかなか望めない。
自分がとてつもなく辛いと思って自殺するまでにもなったから。
自分が味わった思いを他人に望む様なマネは相当心の無い人じゃないと
望めないはずじゃないのだろうか。
「死ね。」そんなに軽く発して良い言葉なのだろうか…。

2chは特に、「氏ね」「逝ってよし」などと言った言葉が多く使われているが
その何気ない言葉、その一言が同じ人間に重く伝わるって悲しい。
私も、以前精神的に落ちぶれていた時、「本当に死んでやろうか」っと
思った事がある。

これを読んでいる人に聞きたい。
気が向けば回答をレスで送っておいて欲しい…。
 
もしも、アナタが誰かに「死ね」と言った。
相手は、アナタが思ってた程心の強い人でもなくて、
本当に自殺して死んじゃったら、もしくは自殺未遂して死に掛けたりしたら、
どう思う?嬉しい?悲しい?


322:NAME OVER
04/03/19 12:50
一瞬続きがきたのかと思った・・・(´・ω・`)ショボーン

323:NAME OVER
04/03/19 14:14
マルチコピペかよ

324:NAME OVER
04/03/23 02:14
PC版では、打撃力に関しては自由の剣より「連射弓」+「魔法の矢筒」の方が上じゃなかったか?

325:NAME OVER
04/03/25 15:32
保守

326:NAME OVER
04/03/29 22:39
ホッシュ
>>324
URLリンク(www.angel.ne.jp)
検索で見つけたページ。FCでもそうらしいネ。

327:NAME OVER
04/04/03 21:13
ELVAR'S FIRE

328:NAME OVER
04/04/06 12:15
ざんねん!! このスレは ほしゅされてしまった!!

329:NAME OVER
04/04/09 10:53 G9EPbv1a
まだだ!まだ落ちんよ!

330:NAME OVER
04/04/14 17:36
(´・ω・`)

331:302
04/04/15 21:29 X9HhF7+D
ひさびさに来てみたらまだ、落ちずにがんばってますな。
PC98版のフリーダムソードの所在が気になってたんで、以前手に入れたBNNのドラゴンウォーズ・ハンドブックを
引っ張りだしてきてみたんだけど、単にアンダーワールドにあるとだけ書かれてました・・
まったくもって役にたたんなこの本・・・

332:NAME OVER
04/04/23 12:57 Ni+Uu5iK
いいや!森田慶子はわかっててそうしたに違いないといってみる。


333:いがりそ ◆801GM3f436
04/04/25 15:35
ディルムン地方
ドラッケン島
シャドウゲイト

・・・このへんがシェアードワールドだったら面白いかな。
と妄想してみた。

334:NAME OVER
04/05/03 02:43
保守!

335:NAME OVER
04/05/06 18:34
慶子タン (;´Д`)ハァハァ

336:NAME OVER
04/05/12 12:53
>>333
シャドウゲイトはどうかと思うが、世界観的にはマッチしてるね。
シャドウゲイトのしんのゆうしゃがディルムン地方にきたら
どうなることやらw

337:NAME OVER
04/05/13 19:22
ドラゴンウォーズって本来バーズテイル4になる予定だったんだ。知らなかった。

338:NAME OVER
04/05/13 20:57
Wiz1,2,3→Bard'sTale1,2,3→ドラゴンウォーズってキャラ使い回すと最強

339:NAME OVER
04/05/13 21:14
>338
WIZからBARDSへ転送できるのは知ってるが、Dウォーズへもできるの?
日本へ移植されたもので?

340:NAME OVER
04/05/13 22:12
>339
IBM-PCだよ。98はシラネ

341:NAME OVER
04/05/13 23:06
>340
そういってる人たちは皆、海外版をやってるってことか。
IBM-PCではどのように転送しているの?普通にメニューにあるのかな。国内版
しかやったことないので、参考までに教えてほしい。

342:NAME OVER
04/05/14 20:52 nP5qgHbq
>>341
負け犬サイトにドラゴンウォーズのPC版あるから試してみたら?


343:NAME OVER
04/05/15 19:55
test

344:NAME OVER
04/05/17 19:08
>342
Thanx。 探してみる。

345:NAME OVER
04/05/19 22:03
すごいね
もし出来たらレポたのんます
俺なんかWIZもバズテもPC-98で持ってたけどキャラ転送はどうやるかわかんなかった

346:NAME OVER
04/05/20 19:05
(´・ω・`)

347:NAME OVER
04/05/22 06:04
うわ、こんな擦れ立ってたんだ。
ちなみに某社で、アイテム関連(装備含む)、ショップ関連、等を作っていたのです…>PC-98
元になるIBM-PC版は日本語版とは先頭などが全く違います。(そもそも片手武器とかの観念がありませんでしたし、何かを装備すると何かが自動的に装備解除されるとかそんな親切機能はありませんでした)
FC版はPC-98版を移植改良(?)したものですね。
一時Niftyでひっそりと盛り上がっていたのを見た時は嬉しかったが、バグ利用で凄く強い武器とか装備できたようですね。
それは私のせいです…。

348:NAME OVER
04/05/22 10:18
製作者キタ━━(゚∀゚)━━!!!!

349:347
04/05/22 14:52 qZurhmgS
ちなみにオートマップも私です!
綺麗な一枚絵になるように作ってくれ!という要望を無視して、「それじゃぁ、重すぎてプレイヤーがサクッとオートマップ見れないし、何より自分が通ったところが分かり易く、軽いのが一番!」
と言い張って、勝手に白地に黒線の地味マップ(でも壁挟んで左右or上下が通ったか通ってないか解るでしょ?98版)に勝手に変えました。
ちなみに元はAppleⅡアセンブラ→IBM-PC上のCで書かれた6502(AppleⅡのCPU)エミュみたいな物→日本語化時に全解析(;。;)+全てC言語化+機能追加したんです。
懐かしいなぁ~もう十数年前…。

350:NAME OVER
04/05/22 17:29
ぬお!スタッフ降臨!?

351:NAME OVER
04/05/22 19:57
うおっ!
貴方の携わったソフト今俺遊んでるよ!

FC版だけど・・・。

352:NAME OVER
04/05/22 20:05
>>347
ウホ!元スタクラ社員キター!


353:347
04/05/22 20:17 qZurhmgS
ちなみに作成はスタッフ3名…。
はっきり言って売れるタイトルではない割に人員割いた方ですよ…。
ちなみに私の本性はSFC版MM2 PL兼メインPGとしてスタッフロールに出てくる人です。
1/1億2千万も解る人は居ないでしょうが…。

>352
地味だけど、いいタイトルに目をつけていた会社だったと今更ながら思いますよ…。

354:NAME OVER
04/05/22 21:14
>>353
マイトアンドマジック総合スレで、今でもSFC版2をプレーしている人いるから分かる人多いかもしれません・・・・
良かったらそっちのほうも覗いてやっておくれまし。
スレリンク(retro板)l50

Dウォーズに限らずスタクラ作品の復刻を望んでいる人も結構いるみたいですし。




355:NAME OVER
04/05/23 00:44
>>347
キタ━━(゚∀゚)━━ !!!
さっそくMM2で確認しますた。

356:347
04/05/23 09:08
>>354,355
解る人居るのか…
不味かったかなぁ(^_^;

復刻版はライセンスの問題などがあって作れないのです…。

357:NAME OVER
04/05/23 17:12
元スタッフキターー!!

フィールドの端々に出てくるシュールなメッセージは
直訳に近いものなんですか?
てアイテム・ショップ関係ですと分担範囲外ですか。

358:347
04/05/23 20:04 RskNv8QI
>>357
翻訳は当然翻訳専門の方が担当します。
カ○コンの翻訳などはかなり叩かれているようですが、本当に難しのですよ…翻訳は。
例えば、日本のことわざとかをもじったジョーク、しかもその中の一部は実はゲーム上のヒントにもなり得る。
という文章を英文化することを考えてみてください…。
その逆をやらねければならないわけです。
似たことわざで代用できる…というものではないのです…。まぁRPGとかAVGの場合特に…ですが。

359:NAME OVER
04/05/24 10:40
翻訳かあ…。ローグアライアンスとかすごい苦労してそう。

360:NAME OVER
04/05/25 01:16
モロウインドの翻訳は不可能か?
最近いろんなゲームを英語のままでもプレイできるようになったが
RPGとADVはやっぱりキツイ

361:347
04/05/25 11:41
>359,360
逆に最近は全部Winになってるから、PG的移植作業はかなり無くなってきてるのだと思う。
翻訳文章、文字表示スペースの問題、日本語入力の問題…そのあたりだけになってきているのかも。>移植作業

長い事ゲーム業界から遠ざかっているので、最近の現状は解りかねます。

本当は、どっかのローライズチーム入ってバリバリマイナータイトル移植したいけどねぇ。売り上げ的に無理でしょう。>PC Game

セ○のローカライズチームはかなり頑張ってると思う。採算取れてるのか心配…。

362:NAME OVER
04/05/25 18:04
>>358
そういう意味では
「THE COVETED MIRROR」→「照魔鏡の伝説」
なんかものすごい移植でしたねえ
翻訳というより翻案ですもん

363:NAME OVER
04/05/26 11:17
SFC版M&Mではリアルタイムにお世話になりました。

製作関係者としては一人でも多くプレイヤーがいると
嬉しいと思ったのでささやかながら記念カキコ

364:NAME OVER
04/05/26 17:47
死体ポイ捨て記念カキコ。
おもろかった~。

365:347
04/05/27 21:29
>>362
済みません。そのゲーム知りません…。(^_^;
内容まで変わってしまうような翻訳は、ライセンス上NGって場合は多いのですが…。

>>363
あ~ありがとう御座います。m(__)m
実はSFC版 MM2開発は、実質DWより開発人数少ない…というのはここだけの話…もう時効でしょう(^_^;
スタッフロールにはいっぱい名前出てきますけどね…PLの私でさえ、「え?この人誰?」って人居ますし、言われたままのスタッフ名を入れだけです…。

>>364
実は開発者って意外とゲームに興味もてなかったりするのです。
人によると思いますが、どうしても技術的に見てしまうので、ゲームとして楽しめない…。そんな時間もない。自腹で買っても、誰かにプレイしてもらって、「ここが見せ場」ってところを見せてもらう(ボス戦とかエンディングとか)事が多かったですね…。
私も自分で開発に加わった物でもテスターからの報告を修正するだけで、最後までプレイした事ありません…これも時効かと(^_^;

366:NAME OVER
04/05/30 22:42
>>365
生々しいお話ありがとうございます(汗

趣味と仕事の両立は難しいのでしょうね。

367:NAME OVER
04/05/31 09:04
業界入りした友人も
ゲーム止めるか会社辞めるか
ってのが多かったしなあ

368:NAME OVER
04/06/02 03:41
音楽関係でもそんなこといってるやつがいた
趣味を仕事にするとろくなことがない

369:NAME OVER
04/06/02 18:07
hosyu

370:NAME OVER
04/06/12 05:27
強烈なスレタイにつられて覗いてみたら
素敵なことになってるね。
>>347
今後とも頑張って下さいな。
あなたのおかげでやってみたいゲームに
二つ程候補が増えました。

371:NAME OVER
04/06/25 11:19
The Bard's Tale バーズテイル
スレリンク(retro板)l50

372:NAME OVER
04/06/26 21:03 hSXG9Ggh
保守

373:NAME OVER
04/07/07 18:47
h

374:NAME OVER
04/07/16 16:45
o

375:NAME OVER
04/07/21 11:03 Xw2axAwQ
ほす

376:NAME OVER
04/07/29 13:28 EXRtiegS


377:NAME OVER
04/08/04 23:27


378:NAME OVER
04/08/14 20:21


379:NAME OVER
04/08/17 14:14


380:NAME OVER
04/08/17 21:41


381:NAME OVER
04/08/23 23:46


382:NAME OVER
04/09/04 09:27 QQirpy8W


383:NAME OVER
04/09/05 00:54
102タン 生きているのか? ナムターに殺されたか?

384:NAME OVER
04/09/05 01:30
なむー

385:NAME OVER
04/09/05 03:59 6Fj/HLks
最後の冒険を頼みます・・・ いつまでもまってるよー

386:NAME OVER
04/09/05 05:41
同じく、まっております…。

387:NAME OVER
04/09/06 17:32
102は終わり無き旅路へと歩んでいった…のか?!

388:NAME OVER
04/09/07 16:45
次で最後なんだろうけど・・・。
102タソ待ちついでに彼のシナリオとは違う経緯でクリアした人、ここに書いてみないか?
漏れはビザノプルの城門を思いっきり開けてしまったり、ドラゴンへの生贄を止めた所為
で町が滅んだり、ドラゴン召還の珠の存在を忘れていてナムターの全軍隊と戦いますた。
フリーダムソードの無限に撃てる魔法(名前失念)のお陰で勝てたけど。
因みにPC98版でした。

389:NAME OVER
04/09/07 16:59
388タンその話書いてちょうだい!

390:NAME OVER
04/09/10 19:54:12
精霊込みの全力全体攻撃で何とかしたなあ、それ。最初は自由の剣なしでクリアしたよ。
98はFCと違って必要ないからねえ。ちなみに地獄の炎だよ。リチャージするといくらでも撃てたんだっけ?

391:NAME OVER
04/09/20 14:24:17
冒険を物語形式で書く文才もないのでパーティー設定暴露で保守。
性格設定やNPC達とこんな会話をしていたなんて
勿論脳内妄想だが、こんなことを考えながらプレイできる
深みがDWにはあったと思う。あとPC98版準拠。

PC1
主なスキル:剣、ハイマジック、登攀、追跡
夢と野心に燃える血気盛んな魔法戦士。男。
集団の先に立って進む能力を持ち、表向きリーダーとなる。
中盤以降は戦士・魔術師両方必要な能力に
均等にSPをつぎ込んだ結果半端な性能となってしまう。
「自由の剣」の担い手となり復権を目指すも基本性能の差は覆せず、
剣が強化した後はひたすら「地獄の炎」を使っていた。

PC2
主なスキル:石弓、フレイル、医術、鍵開け、交渉、町の知識
神を信用せず魔法ではない「技術」への拘りを持つ冷静な戦士。男
初期は医術で何度も仲間の命を救った。
謎のアイテム「コンピューター」
(「コンパス」を無限使用可能。装備すると防御力上昇)
を入手してからは誰よりもその扱いに習熟しパーティーのナビゲイターを努め、
いまいち頼りないPC1に代わって影のリーダーとなった。
前衛と後衛を移動していたがディムルン最強武器の一つ「三連石弓」を入手後は
後衛に固定し、仲間を援護し続けた。

392:391の続き
04/09/20 14:25:35
PC3
主なスキル:メイス、素手戦闘、ドルイドマジック(後に)
自分を鍛えることにのみ興味を持つ寡黙な武人。男。
敏捷度をひたすら伸ばし、パーティー最大の速度で敵の機先を制す。
当初は自分にしか興味がなかったが、「不思議な森」でエンキドーから
超自然の力(ドルイドマジック)を得てからはより広い視野も持つようになった。
が、やることは敵の誰よりも早い速度で「いばらの茂み」で動きを封じ、
一方的ぼこりモードの礎となる役目なので極悪度は上がっている。

PC4
主なスキル:ハイマジック、ドルイドマジック、サンマジック、
      超自然の知識、森の知識、山の知識
3系統の魔法を習得する天才美少女魔術師。
好奇心旺盛で世界の全てを見、知るために旅をしている。
弓も持たず、マジックローブ、マジックスタッフ、マジックリング
などの魔術師らしい装束に身を包む。
魔術師としての素養は高く、マジックカレッジのユトナピシュテムにも
その才は認められるが若さ故の傲慢さから誠実な対応はしなかった。
ルイと仲良し。


アルリク(FC版:アルリック)
主なスキル:斧、洞窟の知識、ドルイドマジック、弓
パーガトリーの酒場で仲間となった鉱夫上がりの斧使い。
ひげをたくわえたベテラン中年冒険者で
いまいちまとまりのないパーティーをフォローするお父さん役。
洞窟探索を好み闇の中で大地と心を通い合わせドルイドマジックを習得。
弓のスキルも持ち、前衛と後衛を移動していたが最終的に前衛に納まり、
二本のマジックアックスを振るってナムター軍を切裂いた。

393:391の続き
04/09/20 14:29:23
ルイ
主なスキル:弓、鍵開け、すり、ハイマジック(後に)
逃亡奴隷のキャンプで仲間になった盗賊崩れの陽気な若者。
盗賊系技能を持つが、かぎ開けについてはPC2の方が優れており、
いまいち技の見せ場は無かった。
後衛として弓のスキルを磨き、最終的に王室狩猟場の管理人オールドジャックに認められ
王家に伝わるマジックボウを譲られるまでに至る。
楽しいことが好きでPC4と組んで余計なことに頭突っ込んで危機に陥ることもあるが
その持ち前の明るさはパーティに不可欠である。
後にPC4からハイマジックを習う。

バラ-
主なスキル:サンマジック、剣
フェ-バス(FC版:フォボス)の酒場で仲間になるミスラス神の敬虔な信者。
(98版ではべレンガリアは仲間にならず、再会したら貴重な巻物をくれる。
 代わりに酒場でバラ-が仲間になってくれる)
ミスタルビジョンの弟子であり彼の後継者候補とも目されていたが
現在は袂を分かちミスラス教の名誉を汚した師匠への怒りに燃えている。
当初強力なサンマジックで後衛から仲間を援護したが
戦闘宗教の側面も強いミスラス教徒ゆえに剣の扱いにも長けており、
最終的には「ドラゴンの歯」を装備し前衛の剣と魔法の攻撃の鬼となる。
生命力と精神力が低めだったが、後半「ミスラスの怒り」「地獄の炎」など
コストパフォーマンスの良い魔法を習得すると精神力の問題は解消。
PC3が速攻で「イバラのしげみ」で相手の動きを封じて一方的に
ぼこる戦術が確立されてからは生命力の問題も解消された。

394:391の続き
04/09/20 14:36:13
冒険の後の進路

 PC1:ビザノープル攻防戦で知り合ったプリンセスミリラ
    (地上で仲間と一緒に戦っている時に遭遇する妹の方)
    に一目ぼれしており、パーガトリー再建を目指す彼女に仕える騎士となる。
    ちなみに自由の剣はフリーポートに返却した。
 PC2:ドワーフの地下都市で見た技術の数々
   (ロボットとか。コンピュータと言いこの世界の技術体系は謎だ)
    に感銘を受け、しばらく住み込んで技術を学ぶことを決意する。
 PC3:ザトンの遺志を受け「不思議な森」の守護者として定住する。
     サンマジックの総本山たるフェーバスと近いのは大丈夫なんだろうか?
 PC4:彼女の好奇心はディムルンに止まらない。
    アルリク、ルイと共に新たな冒険と知識を求めて船に乗る。
アルリク:冒険の引退も考えていたが、PC4、ルイを放っておくことができず
     共に旅に出る。気分は保護者
 ルイ :この世にはもっと楽しいこともある筈だ! 
      PC4、アルリクと共に旅に。
バラ- :べレンガリアと共にミスラス教、フェ-バスの再建に尽力。
      ミスタルビジョンにより汚されたミスラス教の復権を目指す
      彼の道は長く険しいだろう。

395:NAME OVER
04/09/20 15:11:57
懐かしいでつね。
漏れはクリアしてスタークラフトに証明書みたいなのもらったのがいい思い出でつ。

396:NAME OVER
04/09/22 15:40:51
あ、アイテム魔法って使用回数あったんだっけ。
使い捲くっていた記憶しかないので、その辺あやふやですた。
ところで、女性率が少ない391タソは硬派な人だと思った。w

397:NAME OVER
04/09/23 15:46:41 ckXDa7Jj
>396
>ところで、女性率が少ない391タソは硬派な人だと思った。w
>391
>PC4
>天才美少女魔術師。
こんな設定思いついていても?(w

398:NAME OVER
04/10/01 09:09:12
倉庫整理してたら98版が出てきたよ それでここのスレ読んでたら凄くやりたくなってファミコン版買っちゃった。ファミコン買わなきゃ・・

399:NAME OVER
04/10/01 09:25:27
98買えよ

400:NAME OVER
04/10/01 15:49:27
電池は大丈夫か?

401:NAME OVER
04/10/01 18:53:41
そっか バックアップの電池があるのか・・ 新品みたいだけどもう切れてるかもね・・

402:NAME OVER
04/10/06 02:18:24
消えませんように・・

403:NAME OVER
04/10/06 06:29:04
>397よ
キミは性別だけが辛うじてオンナと言えるだけのよーな生物と共に旅をしたいのか!
どうせ一緒ならカワイイ子・・・想像の世界だけに理想的でありたいよネ。(つд`)

>398
漏れもここ読んでいたらfc版やりたくなって来ました。
ゆらゆら動く敵・・・どんなんだろ。

そうそう、クリアの仕方が分からずに二週間程奴の死体を担いで世界中を旅したのも
今ではいい思い出。

404:NAME OVER
04/10/07 00:33:56
今日やっとファミコン(ネオファミってやつ)買ってきてパッケージを開けるのも
もどかしく早速プレイしてみたよ!
とりあえず適当に名前とキャラ決めて始めてすぐセーブ
してみたけど・・電池生きてたよ(つд`)
後確かに町の人もくねくねしてた・・・
明日くらいからきちんとプレイするぞーー!
その前にボーナスポイントの振り分けに何時間か悩みそう・・・・

405:NAME OVER
04/10/07 18:32:36
前から話は聞いてたんだけども、
102さんのプレイリポート読んで思わず通販で買っちゃったよ……。
数年ぶりにファミコンの埃を払いつつ、届くのを楽しみにしております。

あー早く最終回載らないかなぁ……。(´・ω・`)

406:NAME OVER
04/10/07 21:05:51
最終回、待ち遠しいねい。(´・ω・`)

>>404
電池生存おめ。w
ネオファミって中古ファミコンショップに必ず置いてあるアレかな。
発売元が任○堂っぽくないんだけど、許可とっているんだろうか。
なんにせよ楽しんでくれー。

407:NAME OVER
04/10/10 18:34:15
電池取り替えてから始めろよ・・・・・

408:405
04/10/11 10:37:38
ねんがんの ドラゴンウォーズ を てにいれたぞ!

パッケージとか説明書はすごいきれいなんですけど、
やっぱり電池が心配です。
プレイメモとか取りながら遊ぶぞー。(`・ω・´)

電池って、取り替えられたのか。ロム開けるのは怖くてやれない……。

409:NAME OVER
04/10/11 14:45:07
がんがれ~。

410:NAME OVER
04/10/11 16:04:10
FCカセットの電池ってなかなか切れないよね。
セーブデータがちっさいからかな。
あとSFCはカセットを抜き差しするとセーブデータが飛ぶことがよくある。

411:102
04/10/17 05:14:53
やぁ、いやはや半年以上お待たせしてしまって・・・
本当に申し訳ない気持ちで一杯の102だ。今ゆっくりとだが
最終回を書いている。

前回ドラゴンクィーンの協力を取り付けるお話を書いた直後に
自分の不注意で転んで左腕を脱臼してしまい、腕を吊っていたので
キーボードを叩くのが非常に辛く、しばらくPC自体触らない期間が
あったのだ。もちろん脱臼が直って腕が自由になる頃に続きを書くつもり
だったんだけど、その頃には新しくやる事が増えていて、最終回を
書く時間が取れなかったのだ。いや、本当は時間はあったんだろうけど、
プレイ直後の興奮や記憶が薄れてきていて、自惚れなんだけどみんなを
待たせてしまっている罪悪感みたいなものも蓄積してきて、中々手を付けられずに
ずるずるとここまで来てしまったのだ。そんな状況でもレトロゲーム板には
たまに来ていたのだが、このスレは見ると心が痛むので見ないようにしていたのだ。
だが、一週間ぐらい前にほんの気まぐれで腫れ物に触るような感じで
このスレを覗いてみて、まだ続きを待ってくれている人が数人でもいる
という事実衝撃を受けた。俺は申し訳ない気持ちで心が破裂しそうになり
自分のチンカスっぷりに恥ずかしくなったが、だがそれ以上に感動していた。
じっとしていられない。自分のリプレイを最初から読み直した後、突き上げるような
心からの衝動に俺はすぐさまファミコンにドラゴンウォーズをセットして、
最後のセーブデータからやり直し始めたのだった。ドラゴンウォーズの
クライマックスの展開はそうそう忘れるものでもないと思うけれど
プレイ直後の記憶を蘇らせる為に、俺にはもう一度それを体験する必要があった。
そして二度目のポイ捨てを終了した今、改めてプロガトリーのスラムに
裸一貫で投げ出された俺の分身が、どんな冒険の結末を迎えたのか
書いておこうと思う。

最終回につづく

412:NAME OVER
04/10/17 15:20:20
キタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!
待ってた甲斐があったよ!
あんたのリプ読んで思わずファミコンとカセット買っちまったよ
ゲームもいいけど文章がひきつけるものがあるよ
ここまで待ったからあと少し待つよ
(●´▽`●)_旦"☆"旦_(○´ー`○)カンパイ

413:NAME OVER
04/10/17 18:10:01
キタ━━(゚∀゚)━━!!
最終回頑張ってください!

414:NAME OVER
04/10/19 23:53:23
ついに最終回が・・・。(つд`)
ゆっくりでもいいので頑張って~♪

415:NAME OVER
04/10/22 16:16:04
キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
102さんの文章を読んで、
310で紹介していた通販サイトで買っちゃった者です。
代引きなんかにしちゃったせいで
ロムは300円なのに送料手数料で1.200円も払いましたが大満足です。

ご無事で何より。
大陸歩きながら、またりとお待ちしております。ヽ(´ー`)ノ

416:NAME OVER
04/10/24 06:19:25
やぁ、最後なんであまり淡白なのもツマラナイと思い
ちょっと盛り上げようと思って書いてたら微妙に長くなったので
「ドラゴンウォーズ」の前に一旦投下しちゃおうと作業している102だ。
それじゃぁニザールの地下洞窟から冒険を再開しようと思う。物語の
大筋は全く変更していないけど、相変わらず脳内設定が多々出てくるのはご勘弁(笑

「ドラゴンジェム」の恐るべき魔力によって、「ドラゴンクィーン」の協力を
強引にではあるがなんとか取り付けた俺達は、三度ニザール山の地下洞窟へと
舞い戻ってきた。目的を果たすまでは決して地上へは戻らぬ覚悟を決めて。

・・・進入直後から激しい抵抗に遭うに違いないと身構える俺達だったが
予想とは裏腹に、以前に訪れた時よりもいくらか「ナムター」親衛隊の抵抗は
弱まっているようだった。四大魔法使いと称えられた「ナムター」の腹心、
裏切り者の魔法使い「ミスタルビジョン」が倒されたことで、軍勢の士気が
衰えているのかもしれない。悪魔に魂を売ったとはいえ、ナムター親衛隊の
「ナムターガード」や「インサホーサ」は元々その大半が「キングズホーム」にいた
兵隊のはず、「ミスタルビジョン」の名前を知らないはずが無い。
ディルムン大陸で名を馳せていた魔法使いが倒されたとなれば、
怯むのも当然と言える。これはチャンスだ。洞窟内での効果には疑問があったが
雑兵の目を欺くことぐらいは出来るだろうと、俺達はハイマジックの
「クロークアーケイン」の魔法で気配を消し足早に洞窟の最深部へと進んでいった。

417:102
04/10/24 06:20:42
洞窟の奥へと一歩足を踏み出すごとに邪悪な気配は一層強まり
俺達を威圧してくる。それは俺達にナムターとの距離が縮まっていくのを実感させた。
緊張を維持し、精神を集中させながら前へ進む。少しでも気を許せば
「悪に染まれ!ナムターに下れ!」と囁く邪悪なエネルギーに
精神を蝕まれてしまいそうだった。先を急ごう。俺達は一呼吸おいて、再び早足になった。

418:102
04/10/24 06:21:29
「ナムター」を打ち倒し、平和なディルムンを取り戻さんと意気込む俺達だったが、
緊張状態を長時間維持するのは修練を積んだ者だとて容易いことではない。
「ナムター」を探して広大なニザールの地下洞窟の中を歩き回る俺達は
目前に迫った決戦に緊張状態の維持に努めていたが、思いのほか長時間の探索に
徐々に気力を奪われ始めていた。「ナムター」は一体どこにいるのだ。
どこか俺達の知らない場所に隠れ、うろたえる俺達を見てあざ笑っているような気がする。
もはや未踏破の地域も少ないはずなのだが・・・。俺達は明らかに焦り始めていた。
ふと目をやれば剣の先に灯らせた魔法の光は力を失い今にも消えそうに弱弱しい。
まるで俺達の心境に反応しているかのようだ。
周りを見渡せば、目に映る全ての物が輪郭を失い醜く歪み、
隣を歩く仲間の顔はまるで怪物のようだ。いや、そんなことは無い。
魔法の光も仲間の顔もいつものままだ。これは俺達の不安がそう見せているだけだ。
・・・力を解放したとはいえ、「フリーダムソード」の力は「ナムター」に
通用するのだろうか?あれだけ酷いことをしてしまったのに、
「ドラゴンクィーン」は本当に俺達を助けてくれるのだろうか?
俺達は本当に「ナムター」を倒せるのだろうか?
止め処も無い不安が心の奥底から次々と湧き上がってくる。

「ああ・・・ここは たしかに じごくだ!!
 ナムターを みつけることは できず ディルムンは
 にどと じゆうには ならないような きがしてくる。」

仲間の1人が耐え切れずに叫びを上げた。
しかし誰も彼を責めることは無かった。皆同じ気持ちだったからだ。

俺達は身を隠せる場所を探し、短い休息を取ることにした。
幾度かの戦闘で傷ついた体を癒そうとドルイドマジックの使い手に
「キュアオール」を唱えてもらった。柔らかい光が俺達の体を包み込み
体内の代謝速度を一気に加速させた。傷が癒え、落ち着きを
取り戻した俺達は互いに励まし合い、決意を新たにさらに
洞窟の奥へ奥へと進んでいく。

419:102
04/10/24 06:22:27
休息地点からもうどのぐらい歩いただろうか。
俺達はついに洞窟の最深部と思われる箇所に到達していた。
だがそこに「ナムター」の姿は無かった。自然の岩壁が俺達の行く手を
塞いでいるだけだった。落胆する俺達だったが
もはやこの地下洞窟内で怪しい場所も他に見当たらないので
念入りに辺りの調査を開始した。すると、周りの岩壁から比べて不自然に
突然すぼんでいる場所があった。魔法の光を掲げ、暗闇に目を凝らすと
岩壁をくり抜いて作られたような狭い通路がぼんやりと浮かび上がった。
通路の突き当たりは大人10人ほどが入れる広間になっているようだ。
俺達はもしかするとこの空間に何か手がかりがあるのではないかと
広間に生物の気配が無いことを確認して進入した。


420:102
04/10/24 06:24:58
「あああっ!!
 とつぜん じめんが かいてんしはじめた!!
 めのまえの けしきが ゆがんでいく!!」

しまった!これは「ナムター」の仕掛けた罠だったのだろうか?
広間に足を踏み入れた直後、地面がグルグルと回転し俺達は体の
バランスを失って倒れかけた。だが、突然体がフワリと
空中に浮き上がり転倒を間逃れた。何が起こっているんだ?
だらしない姿勢のまま事態の把握に努めようと必死に思考を巡らすが、
しかし俺達にそんな余裕は与えられなかった。助かったと思ったのも束の間で
直後に地面から発生した竜巻の渦に全員が飲み込まれてしまったからだ。
竜巻はどんどん勢いを増し俺達を上へ上へと巻き上げていく。
渦のなかで翻弄される俺達にはあらゆる方向から猛烈な力が加わっていた。
このままでは体が引きちぎられてバラバラになってしまいそうだ!
強烈な衝撃の連続に呼吸さえ満足に出来ず、もはや意識を保っていることが
出来そうにない。間もなく視界がぼやけ何も考えられなくなり、
俺達は暗黒に沈んだ。

421:102
04/10/24 06:28:21
・・・どれぐらいの間気を失っていたのだろうか。まだ意識が朦朧としている。
湿っぽい風が頬を掠めていく。気が付くと俺達はだだっ広い平原に佇んでいた。
地平線が気が遠くなるほど遥かに遠くに、微かに見える。弱弱しく衰えてはいるが、
どこからか太陽の光が差し込んでいるようだった。俺達は今まで
暗く閉鎖的な地下洞窟を彷徨っていたはずなのに・・・。
ここは一体どこだろう?俺達は竜巻によって地上に運ばれたのだろうか?
だが、その考えが間違ったものであることに体の感覚が戻り意識が
ハッキリすると共にすぐに気が付いた。

422:102
04/10/24 06:29:35
うわっ!何か動いたぞ!仲間の1人が短く悲鳴を上げて後ろに飛びのいた。何事かと
彼の恐怖に怯える視線の先を辿ってみると、彼が腰掛けていた岩にたどり着いた。
岩?いや違う、彼が腰掛けていたのは岩ではなく何か得体の知れない爬虫類の幼生だった。
俺達は反射的に武器に手をかけるが、どうもまだこの幼生に戦う力はなさそうだった。
硬く透明な膜の中で身を縮めてこの世に生まれ出る時をじっと待っている。
そんな様子だった。剣を納めようとする俺達だったが、次の瞬間目に飛び込んで来た
さらなる驚愕の事態に思考が停止し全身の動きを封じられた。
・・・あぁ・・・な、なんだこれは!辺りに見える同じような岩の数々、
いやそれだけではない、俺達が今立っている地面やいびつな形の壁、目の前に広がる
平原が、この世界の輪郭全ては奇怪な爬虫類の幼生で埋め尽くされているのだった!
おぞましい光景だった。俺達がそれに気付いた途端、息苦しくなるほどの
邪悪な気配を感じた。まるで全ての幼生が侵入者を威嚇しているようだった。
何か強力な意思によって幼生は統一され、きっかけを与えれれば、その全てが
一斉に襲い掛かってきそうだった。

この異様な空間は恐らく「ナムター」が最終的にディルムンを征服するときに備えて
準備された軍隊に違いなかった。理解を超える事態と改めて知る「ナムター」の
狂気に俺達は怯みかけたが動揺は一瞬だった。「フリーダムソード」の
柄を強く握りディルムンで出会った人々の顔を思い浮かべる。力が沸いてくる。
ディルムンに平和を取り戻す為に例えこの全てを相手に戦うことになろうとも
全力で排除し、何としても「ナムター」の元へたどり着くのだという決意が
今更揺るぐことはありはしない。この世界から脱出する時には「ナムター」が滅んでいるか、
俺達が倒れるかのどちらかしか無いのだ。

423:102
04/10/24 06:33:54
今日の冒険はここまでだ。ヤングドラゴンとの戦いの前までは
特にイベントが無いので実際にゲーム中に表示される台詞と台詞の間を
補完する形で話を作ってみたよ。

>>412
>>413
>>414
>>415

本当にありがとう。

424:NAME OVER
04/10/24 19:55:36
GJ! 本当にもう最後になってきたな・・ 再開してもらったのはすごいうれしいけどそれは終わりも意味するのが悲しいな・・

425:NAME OVER
04/10/25 00:36:21
続きキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

426:NAME OVER
04/10/26 21:31:14
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
でも、102タソのお話が終ってしまったらこのスレは・・・。((((゚∀゚;))))カクカク

427:NAME OVER
04/10/26 21:33:05
二周目が外伝として…

428:NAME OVER
04/11/02 16:23:50
最下層なんで一旦保守しまつ


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch