06/04/20 22:34:13
お待たせ。
以下スチ主小説ネタバレ。
長いから分けて書きまつ。
(スチ主小説ー1)
エリダラーダに来て数日目。あゆむは水色の携帯を無くして教会や施療院を探し回っていた。
エマとクラウスもやってきて、「街で評判の占い師さんに見ていただくのはどうでしょう?」とエマが提案する。
街で評判の占い師とは、スティラルカのことだった。
「やだぁっ、あんな人に頼むの!」と渋るあゆむ。クラウスも「きっと親身になってくれますよ」と言うがあゆむは気が進まない。
そこにユエが現れ「これを渡すようスティラルカ様から言づかってまいりました」と紫色の封筒を渡してさっさと帰ってしまった。
封筒には「アイラブ★スッチー」と書かれていて、誰宛なのかさっぱり分からない。仕方なく皆で開封すると、中には何も書いてない紫色の紙が一枚入っていた。
「ひょっとして」と台所に向かうクラウス。火にかざすとあぶり出しで文字が浮かんできた。
クラウスは昔よくこうやってスティラルカが手紙をくれたと嬉しそうに言う。
手紙には「この前のお茶会は楽しかったからまた皆で教会に集まりませんか。あゆむさんがうちまで迎えに来てくださると、スッチーは天まで届けこうのぼり」というような文章と、スティラルカの家までの大雑把な地図が書かれていた。