06/03/12 23:09:26
流れを読まずSSシリーズ4段投下
石田と谷口(接触編)
戦闘終了後
石田「谷口、戦果の報告を」
谷口「は!ミノタウルス1、キメラ2、ゴブリンL3、ゴブリン6
我が軍の勝利です!隊長就任の初戦から幸先いいですな!」
石田「余計な感想は結構です。それと、私はこの結果に満足していません
追撃戦の際に小島班の動きが遅れたせいでミノタウロス1、キメラ1、ゴブリンL2
ゴブリン3を逃しました。小島班の全員には懲罰として校庭100周を申し伝えます」
小島「隊長!動きが遅れたのは僕の責任です。懲罰は僕一人が受けるべきです。
しかし、それは隊長が上田君を囮に・・・」
バキィィィ!
上田「コ、コウ大丈夫!?」
石田「私は貴方の発言を許可していません。谷口!」
谷口「は!」
石田「拳に血がついた、拭け」
谷口「は!ただいま!」
石田「今回逃した敵はいずれ戦線に復帰し、友軍にもしくは武器を持たない民間人に対して損害を与える。
叩ける機会に敵を叩いておくのは戦術の基礎だ。それを良く理解して行動する事だ」
小島「し、しかし・・・」
石田「それと上田十翼長」
上田「は、はひぃ」
石田「もっと敵の動きをよく見て動け。貴様は自分の身体能力をまったく生かしてない。
戦場以外で死ぬのは貴様の勝手だが戦場で死ぬのは許さん。戦場で貴様が死ねばその分
他のものに負担がかかり、被害が拡大する。貴様は追加で20週だ」
上田「わ、わわ分かりました!」
石田「あと、95式対空戦車の担当者、および整備班は報告書を作成し中隊長室まで持ってくるように。
谷口、行くぞ」
谷口「は!」
空先生の自宅にて
空「咲良。今日、戦闘モードになっていただろう。あれはダメだと言っただろう」
石田「でも先生、戦闘モードは戦闘の為にあるのにどうしてつかっちゃいけないんだ?
それに、凄く便利だったんだぞ」
空「どうしてもだ。それに使わないと約束しただろう?咲良は嘘つきなのか?」
石田「うぅぅ・・・ごめんなさい・・・」
空「そうだ、ちゃんと謝らなければだめだぞ。それに嘘つきは舌を抜かれるんだぞ」
石田「で、でも谷口はとても喜んでくれたぞ!喜んで靴を舐めてくれたんだ!
あ、・・・これは上官と部下の親交を深める秘密の儀式だった・・・」
空「・・・谷口ぃ・・・・・・」
(了)