06/03/08 17:12:08
その後のヤガミ
おでん屋台にて
ヤガミ「なぁ、ホープぅ、俺たち親友だよな・・・」
ホープ「やっと認めてくれたか心の友よ。あ、おっちゃんハンペンよろしくー」
ヤガミ「なにはともあれ帰ってきてくれて嬉しいよ・・・」
ホープ「じゃあ、今度一緒に昼寝しようぜ！ﾊﾌﾊﾌ」
ヤガミ「それは断る！」
ホープ「でも帰ってきたら驚いたぞ、まさかヤガミとエステルが結婚してるなんてなぁ」
ヤガミ「その事・・・なんだがな・・・実は以前、舞踏子とベットでイチャイチャしてる時に
『もし浮気したらコレをちょん切っちゃうからね』って言われたんで
『その時は自分でやるよ』って答えたんだ・・・」
ホープ「おっちゃん、熱燗おかわりー」
ヤガミ「それで今日、舞踏子からプレゼント貰って箱を開けてみたらコレが入ってたんだ」
ホープ「ゾリゲンのハサミか～、良く切れそうだなぁ」
ヤガミ「・・・・・・」
ヤガミ「しょうがなかったんだ！！！あの時オレは舞踏子の記憶がなくなってて、
同じく魂が抜けたようなエステルを見てたら、周りに人気がなかったんでつい
その場の勢いで・・・終わったらエステルが『・・・死にます』なんて言うんだ！
結婚して責任とるしかないじゃないか！」
ホープ「おっちゃんガンモドキちょーだい」
ヤガミ「お前たちはどうなんだ・・・気まずく・・・ないのか？」
ホープ「ｱﾁﾁ、あ、オレ別に処女厨じゃないし、おかげでエステルも従順になったし
ヤガミとも『兄弟』になれて言うことないぜ～」
ヤガミ「・・・お前から舞踏子にとりなしてくれないか・・・？」
ホープ「ムリでしょ、アイツ言い出したら聞かないし・・・このタマゴが絶品で・・・ｳﾏｰ」
ヤガミ「イヤだよぉ、オレ切りたくないよぉ・・・・・・」
ホープ「オレが切ってやろうか？」
ヤガミ「どうしたらいいんだよぅ・・・」
ホープ「覚悟を決めたら？」
どこからか聞こえる犬の遠吠え
（了）