ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板at GGIRL
ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板 - 暇つぶし2ch283:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 22:58:57
幼馴染へのコンプレックスを吐露する矢尾。そんな彼を袴田が勇気付ける。

「勝てないからといって文句を言ってるだけではダメだ、
何十回、何百回と負けようと最後に勝てば矢尾先輩の勝利なんだから」と。
しかし、矢尾は中学生から説教を受けたことにショックを受けて、立ち去ってしまう。

矢尾が立ち去ると、結奈は袴田と一緒にまだ残っていたアンケートの回収を再開するが
それらしい人間はなかなか見つからず、ついに最後のひとりになってしまう。
その相手は、水泳大会の運営委員会の話し合いのときに会ったことのある三年の坂下那智だった。

坂下に会うため、彼の所属する弓道部の部活動が行われてる武道館に足を運ぶと
坂下が上半身裸で弓道の自主練習をひとりで行っているところだった。

「あれっ!?」

弓を引く坂下の右腕に牡丹の痣を見つけた結奈は、
さっそく坂下に話しかけて、一連の事情を説明する。
話を聞かされた坂下は、最近の生徒会の妙な動きはそのためだったのかと納得する。

「そう、緊張した顔をするな。
 信じがたい話ではあるが、妄想だと笑い飛ばす気もない、ただ…」

そのとき、なにかを見つけた坂下が突然壁に矢を放つ。

「最近、クモが多い……。」

そっと呟く坂下の言葉通り、矢の先には蜘蛛がいた。
黙ったまま、厳しい顔で蜘蛛を見つめてなにかを考えている坂下。
口を開いた彼は、今すぐにでも私の力を解放して仲間にしたいのは重々承知だが
少し考えたいことがあるから、返答は明日までに待ってくれないか、と答えた。

その日の帰り道、袴田に送ってもらうことになった結奈は
犬士の中で一番年下ながらも、最も紳士的な袴田を褒める。

「みんな少しくらいは、遥平くんのことを見習ってほしいよ。」

「なにを見習うんだってぇ?」

「あっ……。」

「よっ、桐沢チャン! 今日もカワイイな~。」

「ど、どうも、乾先輩。」

声をかけてきたのは、学園一のプレイボーイ、二年の乾幸城だった。
いつものように口説いてきた乾を結奈は拒むが、乾はしつこく食い下がる。
その上、話を中途半端に聞いていた彼は、結奈が頼りになる彼氏が欲しいと解釈して
オレがアンタの王子様になってやるからとまで言い出す。

「お礼は、そうだなぁ……キスでいいよ。今日のところは。」

「キ、キス!?」

「そ。おやすみのキス。もちろん、ほっぺとかじゃなく唇で頼むよ?」

「………。」

呆れて何も言えない結奈を、袴田が逃げましょうと急き立てて、二人は乾から逃げ出す。

「……って、どうしたんだよ、ハニー!? 照れなくてもいいんだよ~。」

284:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 22:59:51
翌日、休み時間になった途端、結奈は香澄を連れて廊下へと走り出す。
今朝、玄関を出たときからずっと付きまとっている乾から逃げるためだった。

「お疲さま。結奈も大変な相手に見込まれたもんねー。」

「もうっ、他人事だと思って。」

「2年の乾先輩だっけ? 結奈の王子様。」

「違うって。なにを勘違いしたのか、向こうが勝手にそう言ってるだけ。」

こんなんじゃ、学校の中もおちおち歩けない…カンベンして欲しい。
ため息をつく結奈の前に、話題の張本人がやってくる。

「見~つけた。」

「わわっ!?」

「やあ、ハニー。オレから逃げようとしたってムダだよ。オレと一緒に、めくるめく愛の時間を過ごそうよ。」

「きゃー、助けてぇー!」

全速力で保健室へ駆け込んだ結奈は、そこで少し休むことにする。

「ここなら乾先輩もムチャできないだろうし、なんてったって村崎先生もいるし。」

「先生ならおらんで。」

いきなり返ってきた声に、まさかまた乾かと恐怖する結奈。
彼女が声のした方向へ言ってみると、そこにはベッドに横たわる桧山がいた。

「桧山先輩!? よかったぁ……。
 って、なんで寝てるんですか。体調が悪いとか?」

「うん? いや、今日はええお天気やしちょっと眠くなってもうてなぁ。
 で、どうしたん? なんや、テニス部の幸城に追いかけられとるんか?」

「そうなんですよ。乾先輩ったら、なにを勘違いしたのか。」

どうしたいいんだろと困ってる結奈に
学園中の女子に片っ端から声かけるようなやつやから
マトモに相手にせんほうがええ、本気やないと教える桧山。

「手当たり次第ってやつですか? なんだ、誰でもいいんだ……。」

「ガッカリしたん? 女心はフクザツやな~。」

「そ、そんなじゃないですよ。」

「実際、あいつも女子に人気がないわけでもあらへんしな。」

女子といえば、最近行方不明になってるのは女子ばかり…
もしかすると、幸城のやつがハーレムを作ってるんではと
大真面目な顔で言い出した桧山に結奈は落胆する。

「意外とええ推理やと思うんやけど。違うか?」

「もうっ、冗談はやめてください。私はもう行きますからね。」

「ほな、またな。幸城に見つかんよう、気ぃつけるんやで~。」

285:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 23:03:52
保健室を出た結奈は、坂下から返事をもらうため、彼を捜し始めるが
武道館をはじめ、行った先々では遭遇することができなかった。
するとそこで携帯が鳴り、袴田と一緒に坂下を捜していた香澄から
坂下が見つかったと連絡が入る。教えられた場所が今いる場所のすぐ近くだと知った結奈は
そこへ向かうとするが、またも乾が現れる。

「ひどいじゃないか、ハニー。オレをこんなに焦らすなんてさ。」

「あの……。私、やっぱり先輩とは……。」

「でも、もう逃がさないよ。オレの糸で、アンタのことからめとっちゃうからさ。あっはははは!」

いきなり笑い出した乾の目が普通でなく、
それが見覚えのあるものだということに結奈は気づく。

「さあ、来いよ、桐沢チャン。たっぷりかわいがってあげるぜ。」

「そこまでだ!」

香澄と袴田と一緒に姿を見せたのは、坂下だった。
坂下は弓を乾に向けて、彼が女子生徒行方不明事件の犯人だと言い出す。
しらばっくれる乾に対し、乾に交際を申し込んだ女子生徒が
彼と一緒にいたところを目撃されて以来行方不明になり
今は体育倉庫にクモの糸によって捕らわれてる事実を話す。

「見てきたように言いますねぇ。」

「実際に見たからだ。君がクモを使い、その生徒を捕らえて手首に食らいつくところを。」

「………。」

「どうだ!? 言い逃れはできまい、乾幸城!」

みなから問い詰められた乾は女子生徒を誘拐した理由を言う。
こんなチンケな巣に囚われてるのがシャクになり、オレの力でどれくらいのことができるか
この学園で試してみたくなったのと、食料を調達するためだと。

「まさか、ほんとにハーレムを作ってたなんて。」

「ハーレム? いいねぇ。この学校を壊して、ここにオレのハーレムでも作ってみっか。
 もちろん、桐沢チャンも入れてあげるから安心しなよ。」

「……とことん、ふざけた男だ。」

乾は自分がクモを操っていることを知りながら、
黙って行動に出なかった坂下を、オレが怖かったからなんでしょとバカにし
アンタの弓じゃオレを倒せないから、試しにどうぞと挑発する。
その挑発に坂下は乗るが、乾の言う通り、それは何の効果もなかった。

「どうっスか? 力の差ってやつが、わかりました?」

「……よくわかったよ、乾。君がもう、人間でないものになっているということがな。」

286:466
06/07/05 23:05:16
坂下は、乾の力が未知数であったこと、そして決定的な行動を起こすのは待つために
乾の行動を黙って見ていたと告白する。

「クモの増加と君の行動から推測し、事が起こるのは今日あたりではないかと
 睨んでいたたが、大正解だ。その前に、君に対抗する力を与えてくれる桐沢さんが
 私の前に現れたのは、運命といったところか。」

「桐沢さん、待たせてすまなかった。私の力を解放してほしい。
 君を守るため、乾に対抗するために。」

坂下を八犬士として覚醒させて、乾が操るクモと戦うが
クモを片付ける頃には、乾は既に逃げた後だった。
袴田に飼葉たちへの連絡を任せて、結奈は坂下と香澄と共に
急いで乾が逃げた先だと思われる体育倉庫に向かうことにする。

体育倉庫にやってきた結奈が見たのは、部屋中にクモの巣が張られ
糸にからめとられている女の子たちの姿だった。
女の子たちが気を失っているだけで、命に別状はないと知り
クモの糸を切ろうとする結奈たちの前に、乾が姿を見せる。

「勝手に手を触れないでもらえますかね? オレの大切なコレクションなんスから。」

そんなのおかしい、先輩は普通じゃないと皆から言われても
動じるどころか、褒め言葉として受け取るとちゃかす乾。

「彼女たちだって、喜んでいるはずっスよ。ココにいれば、
 生きたまま永遠の美が保証されるんスからね。それに、なにより……
 このオレのそばにずっといられるんスから! あっはははは!」

「お前は……正気じゃない。クモの力が、お前をそうさせたのか。
 ならば、その力を私がこの矢で断ち切ろう!」

「私もやります! このままにはしておけない!!」

女子生徒を香澄に任せて、結奈と坂下は乾と戦う。

自分を追い詰めてきた二人に戸惑いを見せて、急にしおらしい態度になる乾。
彼の急変した態度に結奈が隙を見せた、その瞬間…

「いけっ!」

乾はまだ生きていたクモの糸を使って香澄を人質にする。
だが形勢が逆転した直後、香澄に巻き付けられたクモの糸を素手で切り裂いて
乾を気絶させる人物が現れる。

287:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 23:08:15
(三船先輩をさらったのと同じ人だ!)

マントに覆われて正体がわからない謎の人物だが
その相手目掛けて坂下が矢を放ったため、フードがめくれてマントの一部が破れてしまう。

「あ、あれは……!」

フードから覗いた顔は、結奈の知っている男子生徒だった。
だがそれ以上に結奈を驚かしたのは、八犬士の証…牡丹の痣が腕にあったこと。
彼は乾を抱えたまま、素早く逃げてしまう。

「何者だ、あいつは。もう少しで顔が見えたんだが……。」

(そっか、角度からして私にしか見えてなかったんだ。
 ……今の人、知ってる。一度、少しだけ話したことがある、よね。
 でもどうして、彼が?)

そこへ袴田が呼びに行った残りの犬士たちもやってくる。
結奈と坂下は、乾がこの事件の黒幕だったことや
詳しい話を聞く前にマントの人物にさらわれてしまったことを皆に話す。

「三船先輩のときと同じです。けど、香澄を助けてくれたとも言えるんです。」

「敵なのか、味方なのか。それもわからない……。」

「……はい。謎が深まっちゃいました。」

「でも、坂下先輩っていう心強い味方を見つけられましたね。」

自分のことに話題が移った坂下は、
結奈に、改めて挨拶をしておきたいと言い出す。

「私は八犬士になったのだろう? そして、君が守るべき姫だと。」

「私は、乾がクモを操っているらしいと知って、独自に奴のことを調べていた。
 それに片をつけたら協力しようと思っていたのだが、
 まさかこんな形で……君に助けられるとはな。」

「助けた、なんて。そんな。」

「いいや、君が八犬士としての私を見つけ力を与えてくれなかったら
 間違いなく、乾に破れていた。」

「過去からの、因縁か。「歴史は繰り返される」……。
 陳腐だが、この言葉が最も相応しいな。私は八犬士のひとりとして、
 君を守る盾に、そして剣になろう。これから、どうぞよろしく。」

「こちらこそ、よろしくお願いします!」

288:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 23:09:03
「これで、七人。残りはあとひとりか。」

「……!!」

飼葉の言った言葉で、結奈は気づいてしまう。
最後の犬士は、あのマントを被った男子生徒だということに。
マントの彼から痣を発見したことを話そうかどうか考えてる結奈の姿を見て
飼葉はもしかして、なにか違和感を覚えてるんじゃないかと聞いてくる。

「僕はそうなんだ。なんに対してなのかはうまく言えないんだけれど。
 いや、変なことを言っちゃったね。気にしないでくれ。」

「いえ……。」

(いまは、言うのをやめよう。もう一度、よく考えてみよう。
 本当に彼なのか、どうか……)


その日の夜。教室で、あかねは主に報告をしていた。

「ご報告いたします。乾幸城もこちらの手に。例の場所にて眠らせてあります。」

「そうか。彼は実に良い仕事をしてくれるな。
 まあ、この一件が終わるまで道化たちには眠っていてもらおう。
 なにか使い道があるかもしれない。」

「それでは、八犬士たちの監視に戻ります。」

「ああ。……哀れなものだな、誰も彼も。」

289:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 23:10:27
五章 吸血グモ ルート

その日の授業が終わると、結奈は香澄から、飼葉から別の仕事を頼まれたため
アンケートについては手伝えなくなったと聞かされる。
そこへ友人の浜崎がやってくるが、彼女は突然小さい悲鳴をあげる。

「どうしたの、浜崎さん。」

「あっちの壁、見て! クモがいる。」

浜崎の言う通り壁にはたくさんのクモがいた。
なんだか最近、学校内に虫、特にクモが多くなってる気がすると浜崎と話しながら
目の前にいるクモをどうしようかと悩んでいると、
特注の殺虫剤を抱えた村崎が現れて、クモを退治しようとしたのだが…

「うわぁ! む、虫が、こっちに!」

虫に慌てて村崎は机の中に突っ込み、派手に転んでしまう。

「は、はは。またみっともないところを見せちゃったな。」

「……いえ。それよりも、大丈夫ですか?」

「ああ、平気だよ。虫は……なんとか退治できたな。」

村崎によると、やはり二、三日前から特に虫が大量発生してるのだという。
結奈は村崎、浜崎たちと別れて、アンケート回収を開始する。

アンケートの回収も一段落着き、残るのは三年生の分だけ。
その前に一度、教室で飼葉が頼まれた仕事をしている香澄の様子を見に行く結奈。
すると教室では、矢尾からなにかを追求されて困っている香澄の姿があった。

*ここで飼葉への劣等感を矢尾が告白するくだりは
「蜘蛛の巣」ルートと同じなので省略します。

矢尾の心情を聞いた香澄は、考え方の問題じゃないか
私たちだって見ようによっては私が結奈の引き立て役なのかもしれないと言い出す。

「え? どうして?」

「ほら、私、結奈が手を引っ張ってくれないとなにもできないじゃない。」

「そう? むしろ、私が香澄の女の子らしさを引き立ててる気がするけど。」

「……はいはい。君たち、それは私に対する嫌味かなにかですか?」

「ええ? そんなつもりないですよ!」

290:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 23:11:18
柄にもなくつまらない話をした。今のは忘れてくれと言って矢尾が立ち去った後
自分の仕事が終わった香澄が、結奈のアンケート探しを手伝ってくれることになる。
*坂下を見つけるくだりは「蜘蛛の巣」ルートと同じなので再び省略します。

下校途中に中庭を通った二人は、校舎の壁にべったりくっついて
なにかをしている村崎の姿を見かける。
結奈は村崎に声をかけ、坂下のことを話す。

「坂下くんが八犬士。そうだったのか。
 水泳大会で知り合ったふたりがどちらも八犬士だったとは、なかなか因縁を感じるね。」

「ですね……。怖いくらいです。」

「でも、坂下くんはなかなか評判のいい生徒だし、頼もしい仲間が増えるんじゃないかな。」

そのとき、壁から妙な音がしていることに結奈は気づく。
村崎によると、壁にくっついていたのはこの音が気になったため調べていたためらしい。
その音は虫たちが壁の中を動き回っている音で
虫たちが学校の壁の食い荒らしてる可能性もあると村崎は言う。
まさかホラー映画じゃあるまいし…ありえませんよと結奈が否定したとき、
2年の乾が声をかけてくる。

「なにしてんの? 仲良く壁に耳なんて当てちゃって。」

「む、虫がいるんですよ。壁に中に、たくさん!」

「まあまあ、落ち着いて。そんなに必死になられたらオレ、困っちゃうよ。
 こう、思わず抱き寄せて慰めに……。」

「んん! 乾くん、不純異性交遊はだめだよ。」

止めに入った村崎に、こんなの挨拶だしカワイイ女の子への礼儀だと
なんでもないことのように返した乾は、結奈たちを送っていこうかと言い出すが、結奈は断る。

(目つきがやらしいよ~。絶対になんか変なこと考えてる、この人)

乾が立ち去った後、結奈たちは村崎に送られて帰ることにした。

291:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/05 23:12:53
次の日、虫が異常発生したため、校内では1日中消毒活動が行われることなり
生徒たちは体育館や武道場に待機することになった。
結奈と香澄は万が一に備え、村崎と一緒にいるよう飼葉から指示されたため
こっそりと他の生徒たちが待機している場所から抜け出し、保健室にいた。
するとそこへクモが現れる。村崎が作った銃型の殺虫剤でクモを退治するが
今度は普通のクモではない、業羅らしきクモまでが現れる。

「戦うしかないか。桐沢さん、私の側を離れないように!」

村崎とクモを倒した後、生徒たちが騒いでる声が聞こえてくる。

「……まずい。もしかしてこのクモはここだけでなく、校内全体に現れたのか?」

「皆を助けないと! 浜崎さんや衣本さんたちじゃこのクモに対抗できない!」

「でも、どうやって? 殺虫剤はこれだけしかないんでしょう?」

「いや、昨日使っていたものもある。しかし、これだけでは、たかが知れてるな。」

困った二人に対して、香澄が坂下の名前を挙げた。
昨日クモを射ったときに、なにかを知ってそうな雰囲気だったじゃない、と。

坂下を捜しにいこうとする結奈を危険だからと村崎が止めるが
保健室に助けを求めてくる人がきっといる、だから先生はここにいるべきだと説き伏せ
香澄のことを頼むと、結奈は保健室を出た。

坂下を捜してる結奈のところへ香澄が駆けつけてくる。

「どうして保健室から出てきたの! 危ないじゃない!」

「わかってる! けど、結奈に教えなくちゃいけないことがあって!」

香澄は、さっき保健室に来た人が、弓を持った坂下が
乾を追うために屋上に向かったのを見たという話をする。
なぜ坂下先輩は乾先輩を?
事情が分からない結奈だったが、香澄と一緒に屋上へ行くことにした。

結奈たちが屋上へ行くと、乾を弓で狙う坂下の姿があった。
結奈からその行動の理由を聞かれた坂下は、乾が虫騒動の犯人だと答える。
自分がある女子生徒を捕らえて、手首に食らいつくところを坂下が見ていたと知った乾は
言い逃れるのをやめて、開き直った。

「あの女は、食事っスよ、食事。オレ、普通のメシじゃ満足できないんスよ。
 オレが操ってるクモたちと同じで人間の血が、一番美味しく感じるんスよねぇ。
 いやー、まいっちまう。」

「食事って、そんな! 人間なんですよ、同じ!」

「べーつーに。人間なんていくらでもいるじゃん。
 ひとりぐらい減ったって問題ないっしょ。」

「……まともな思考を期待しないほうがよさそうだな。」

この後は「蜘蛛の巣ルートと」ほとんど同じ。
(ちなみに学園中に現れたクモは、操っていた乾がいなくなったことでどこかに消え去った)

五章終了

292:名無しって呼んでいいか?
06/07/05 23:18:48
これで前半終了です。長くかかっちゃってすみません。
あと個別ルートがないので、7章以降は共通ストーリーの合間に一番親しい犬士とのイベントがぼちぼち起こるんですが
それは飼葉で進める予定です。

293:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 01:37:02
乙。実は毎回楽しみにしてる。

294:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 09:40:55
>>292
長すぎだよ、台詞までイラネ
2、3スレ程度でまとめて説明するとこじゃないのかここは?
いちいち読む気にもならね
他のレス見て勉強してください
台詞はイラネ、もっとまとめろ、あらすじにしろってことでよろしく
ゲームのシナリオまんま知りたいわけじゃないんだよ!!

295:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 10:55:51
294こそ読むのも面倒スレしか知らないんじゃね?

296:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 12:37:21
セリフ抜書きしすぎると、たまに原作者とかに見つかって揉めるんで
その辺は留意して欲しい

297:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 13:01:35
ゲーム画面見ながら打ち込んでたりするのなら、著作権の問題にならないのかな
注意したほうがいいと思うけど。
しかもこれ、売上妨害してない?w これだけ見たらもういいやって買う気が無く
なりそう。

>>295そうかな、普通にウザイと思うんだけど
やたらと改行しまくりで読みにくいし、台詞書くなんておかしいと思った。

298:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 13:13:50
↑って文章理解する能力無いんじゃ…

299:名無しって呼んでいいか?
06/07/06 15:03:08
台詞引用も多少なら大丈夫だろうけどね
他板の同趣旨のスレで実際にもめたらしいから気をつけた方がいいな

300:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:42:24
六章 裏切りの八犬士

結奈は悩んだ末に、痣のあったマントの男、1年の塚野昴に八犬士の話をしにいく。

塚野は犬士として結奈を守り、他の犬士や香澄に危害を加えることはしないと約束してくれるが
そのかわりなぜ三船や乾をさらったかの理由は言えないと答える。
ただし、八房の封印を行った後なら話してやってもいい…とつけ加えて。

さっそく結奈は塚野のことを飼葉たちに紹介する。
犬士たちの反応は様々だったが、今は八房を封印することが最優先であると意見が一致したため、
八房の封印を行うことになる。

八房が眠る場所、学園の地下の社へと向かった犬士たちは
封印が解けかけて襲ってきた八房を戦い、八房が弱って攻撃をやめた際に封印にとりかかった。
ところが、結奈がいくら祈っても何も起こらない。
それどころか、八房が怒りだしはじめ、逆効果にしかなってなかった。
祈るだけじゃなく、ペンダントが必要なのかも…あせった結奈はペンダントを掲げようとするが
再び襲ってきた八房に驚いて、ペンダントを香澄がいる方向へと飛ばしてしまう。

香澄がそれを拾おうとしたとき…初めて業羅に襲われた入学式の日以来
一度も光ったことのなかったペンダントが光りはじめる。
そして、八房の姿が徐々の小さくなっていき、ついに姿を消した。

飼葉たちが地下を捜しても、八房の姿はどこにも見当たらなかった。
封印は成功、これで八犬士の使命を達成した
そのはずなのに、誰もがすっきりしない複雑な思いを抱く。


301:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:43:42
七章 伏姫

それから数日間、食事も着替えもする気になれず、ずるずると学校を休んでいた結奈のもとへ
風邪は治ったかと心配した香澄がやってくる。数日振りに香澄と一緒に学校に行くことにした結奈は
ずっと学校を休んでいた彼女を気にかけて、迎えに来た坂下と川瀬に通学路で会う。
八房は封印されても、あかねの主などの敵の正体はわからないままで心配だし
八房が消えたからといって縁がなくなったわけじゃない、
姫と犬士としての関係が終わっても、友人として付き合っていくことは可能だろうと言う。

その日の放課後、犬士たちが集まり、封印後の状況を報告しあう。
八房を封印してから、学園とその周辺で起きていた妙な事件はぴたりと止み
行方不明だった藤岡、三船、乾たちも意識不明とはいえ、一応生きた状態で発見されることが分かるが
あかねの行方だけは分からない。
事情を知ってるだろう塚野もだんまりを決め込み、何も話そうとしなかった。

そして話題は、封印の日以来の疑念「伏姫は結奈ではなく香澄ではないのか」に。
ペンダントを代々受け継いできた里見家の子孫であり、
犬士たちの痣を見つけて覚醒させてきたのは結奈だが
ペンダントを光らせ、八房を封印したの香澄。一体どちらが伏姫なのか

八房を封印したんだから、どっちが伏姫でもいいだろと言う他の犬士に対して
飼葉は、一番最初になにかを間違えた気がする、
その間違いは僕の犯したものかもしれないんだと拘る。

そして飼葉は結奈たちの出生になにか秘密があるのではと睨んで
海外にいる香澄の両親に連絡し、香澄の母、和歌子が学園を訪れる。
結奈と香澄が和歌子が待っている校長室へ行くと、和歌子は八犬伝に関わる重要な話をするから
犬士たちもここに呼んで欲しいと告げる。

犬士たちも校長室にやってきた後、和歌子は今まで隠してきた真実を話し出す。
それは香澄こそ里見家の血を受け継ぐ桐沢夫妻の娘で、
結奈は八尋家の娘だというものだった。

歴史学者だった桐沢夫妻は、里見家の血筋に生まれた女子が
伏姫の生まれ変わりである可能性があることを知り、学術的な好奇心で
生まれたばかりの娘に代々受け継いできたペンダントを触れさせる。
ところが、ペンダントは微かながらも光り出し、自分たちの子供が伏姫だと判明する。

伏姫、八房、八犬士…それらのことが伝承ではなく本当のことだと分かった二人は
将来自分たちの子供が命の危険にさらされる可能性が高いことに動揺し、
同時期に生まれた友人の八尋夫妻の娘と入れ替えてしまった。

罪悪感に耐えれなくなった桐沢夫妻は、結奈と香澄が小学校を卒業した直後に、
そのことを友人夫婦に告白するが、まだ幼い結奈と香澄にそんなことを説明できるはずもなく
四人でじっくり話し合った結果、今まで通りの生活を続けて
少女たちが高校を卒業するまでこのことは黙っていようと決めたと明かす。

私は、香澄の身代わりだったの? 伏姫の代わりに危険な目にあうための…。
それなのに、八房を封印しようとあんなに必死になってたんだ…

真実のショックと、自分の心情よりも、事実や使命を優先させる飼葉の冷たい言葉に傷ついた結奈は
香澄にペンダントを無理やり渡すと、校長室から逃げ出した。

屋上へ向かった結奈を、飼葉が追いかけてくる。
勝手に八尋夫妻に連絡してすまなかった、まさかこんな事情が隠されてたなんて思ってもみなかった。
使命も大事だけど、君の気持ちに配慮すべきだったと謝罪する。
そして結奈に対して芽生えはじめた特別な感情を言い表そうとするが
不用意な言葉まで一緒に言ったため、結奈をまたも傷つけてしまう。

302:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:47:09
八章 軋轢

真実を知って以来、香澄のことを避け続ける結奈。
そんな自分を嫌悪するが、それでも前のように接することができない。

そんな結奈のもとへ、飼葉が姿を見せる。
香澄ならここにはいないから、すぐに捜しに行った方がいいと急かす結奈に対して
「僕は君に用があってきた」、強く言い返す飼葉。
そして今から君に付き合って欲しい場所があるんだと言うと、結奈をある場所へ連れて行く。

彼が結奈を連れて行った先は、美しい夕日が見える海岸だった。
デートみたいだと照れくさくなる結奈に、
僕は絵を描くのが好きで、ここによくスケッチをしに来るんだと話し出す飼葉。
初めて知った飼葉の趣味。考えてみたら、彼とまともに趣味の話なんてしたことがなかった。

飼葉は、僕も君がどんなことが好きとか、どんな場所が好きだとか知らない、
君とこうして趣味や好きなことを語り合うこともしてなかったと思うと、情けなくなる。
でもそれ以前に、八犬士としての使命に気を取られるあまり
君がひとりの女の子だってことを見落としてたと本心を明かす。

そんなことを話しながら少しいい雰囲気になってた二人の前に
八房が封印されたことで消えたはずの業羅が出現する。
わけがわらかないまま、業羅と戦って勝つが
飼葉は業羅がまだ存在してるなら伏姫である八尋さんが危ない、
君は一人で家に帰るようにと言うと、香澄のところへ向かう。

一人で置いてかされた結奈は、やっぱり八犬士にとって一番大切なのは伏姫だ、
今日のことだってきっと香澄から頼まれたんだろうなと思い込み、勘違いした自分を哂う。

翌日、浜崎たちと遊ぶ気にもなれず一人で下校しようとした結奈に
飼葉から結奈を生徒会室に呼ぶよう頼まれた塚野が声をかけてくる。
乗り気がしないまま生徒会室へ行くと、香澄の家の周りに多くの業羅が現れたという情報が入り
和歌子のことを心配して家に戻ろうとする香澄を守るため、犬士たちは皆、香澄と一緒に行ってしまう。
一人で留守番することになった結奈は、あかねと再会する。
あかねは結奈に、我が主が貴方を必要としているから迎えに来たと告げる。
しかし主が自分以外の女を必要としてることに嫉妬を覚えた彼女は、結奈に危害を加えようとする。
それを突然現れた塚野が助けてくれるが、塚野はなぜか結奈の意識を失わせるのだった。

香澄の家へ向かった犬士たちは、いっせいに立ち去った業羅たちを訝しがる。
あまりのタイミングの良さに、業羅が香澄の家の周りに現れたのは
自分たちをここへ引き付けるための罠だったのだと飼葉は気づくが
敵は既に目的の、結奈拉致を果たしていた。

303:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:48:20
九章 八房、解き放たれる

目を覚ました結奈は自分が八房が封印されていた学園の地下の社にいることに気づく。
手足を縛られて身動きのできない彼女の前に、見知った人物が現れた。
矢尾春輔、彼は自分が結奈をここに連れてくるよう命じたのだと言い出す。
矢尾先輩があかねちゃんの主…?
信じられない結奈に、詳しいことは最上のタイミングで明かしますよと言うと
矢尾はどこかへ行ってしまう。

一方、行方不明になった結奈と塚野を心配する香澄や犬士たちの前に
あかねが姿を見せ、結奈を学園の地下の社に捕らえていることを教えに来る。
わざわざ効率の悪い手段を選ぶ敵を変に思いながらも、香澄と犬士たちは結奈救出に向かった。

社に到着した香澄たちから、なぜ結奈をさらったかと問われた矢尾は
もちろん八房を復活させるためだと答え、八犬士の本当の伝承を語り出す。

灯如尼が行った封印というのは、伏姫の首飾りへと流れ込んだ八房の恨みの力を八つに分け、
全国各地の強靭な精神を持つ八人の人間の中に封じ込めることだった。
恨みの力は消して消えることなく、転生のたびに受け継がれる…
八犬士とは、八房の恨みの力を宿らせた人間のことだった。

全国に散らばった犬士を集めて、伏姫の首飾りを使い
伏姫の魂を持つ人間を介して八房に戻せば、八房を復活させることができる。
つまり八犬士とは、八房を復活させないために決して集まってはいけない存在のこと。

集ってはいけないことも知らずに、
仲間だなんだと犬士集めに一生懸命になっていた飼葉らを嘲笑する矢尾。
飼葉は知らず知らずのうちに、八房復活の手助けをしていたのだった。

話終えた矢尾は、結奈を人質にして、全ては貴方次第だと香澄に迫る。
結奈を犠牲になんかできない。迷うことなく結奈を選んだ香澄は
矢尾の指示する通り、復活の儀式を執り行なうことになった。

儀式が進行し、自分たちの中に宿る恨みの力が八房に戻っていったことで
次々に倒れていく犬士たち。そんな中で、飼葉は苦しみながらも
君の願いはなんだ、僕には春輔がそんなに不満を抱えてるのかわからないと矢尾に問いかける。
矢尾は、全てにおいて万珠に及ばなかった
だから万珠に勝てる力が欲しいと願った、八房の恨みの力を手に入れば、誰にも負けることはないと答える。
そして彼が願った通り、ついに八房が復活してしまう。

ところが矢尾の思惑とは裏腹に、八房は矢尾に恨みの力を与えるどころか、襲ってくる。
予想のしてなかった事態に矢尾が困惑してると、その疑問に答える声が返ってくる。

「八房は人間を恨んでいるんだぞ、手を貸すと思うか?」

304:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:49:08
現れたのは、校長の国枝妙子だった。国枝は、自分の本当の名前が妙椿であること、
お前は八犬士を操っていたつもりだが、実際には私の手のひらで踊らされたに過ぎないと矢尾に告げる。
妙椿? どうして校長が矢尾先輩を?
事情が分からず、二人の間で交わされる会話の内容が理解できない結奈。
そのとき、暴れ出した八房の力で、地下にあった社が地上に出て校舎が崩壊する。
結奈、香澄、犬士らは校舎の崩壊に巻き込まれることもなく無事だったが、矢尾とあかねの姿は見当たらなかった。

八房に力をほとんど取られて業羅を倒すのも一苦労の彼らを、新たな業羅が追いつめる。
その状況を、香澄が伏姫のペンダントと伏姫の魂の力を使い
香澄の家へ瞬間移動するという形で救うが、大きな力を使った香澄は倒れてしまった。
とりあえず香澄を休ませて、結奈や犬士たちも香澄の家で待機することになる。

夜中にリビングにやってきた結奈は、考え事をしていた飼葉と遭遇する。
考えがまとまった、そう言った飼葉の口から次に出た言葉は
君はもうこれ以上、この事件に関わってはいけない、逃げて欲しいというものだった。
君がこのまま関わり続ければ、命の危険もある。
取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。

だが結奈は、いくら危険を訴えられても
自分だけが逃げることなんて出来ないと飼葉の頼みを拒否する。
どうしても承諾しない結奈に、お願いだから黙って逃げて欲しい。
僕から言えるのはそれだけだと、最後に告げて、飼葉はそこから立ち去った。

その日の夜、結奈はある夢を見た。

暴走した村人たちに伏姫が殺されて、妻を失った怒りと悲しみで暴れる八房を
姫の遺志を継いだ灯如尼が恨みの力を八つに分けて、封印する光景。
そして、八房の恨みの力が再び集まることのないよう
恨みの力を宿した八人の人間にも封印を施すため、灯如尼が八犬士を探す旅に出るところを…。

305:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:50:11
十章 願い

目が覚めた結奈は、それがただの夢ではなく
八房が復活したことで目覚めた、自分の前世の記憶だと確信する。

私の前世は、八房の恨みの力を八人の人間に分散させて封印し、
さらに八房が復活しないよう、八犬士たちを探し出して、彼らに新たな封印を施した伏姫の幼馴染、灯如尼なんだ。
だから、八犬士の痣を見つけることも、封印を解除して力を解放させることも
私にしか出来なかったのだと結論にたどり着く。

記憶を取り戻した結奈は香澄にそのことを話して、彼女と和解した。
それを影で見ていた和歌子は、仲直りをした二人の娘の姿に安堵する。

結奈は灯如尼の生まれ変わりであり、八房を封印することができるのは彼女だけであること、
暴れる八房を、香澄が前世で彼に聞かせていた子守唄で落ち着かせ
そこを結奈が封印する、という計画を犬士に話す。

犬士の役目は伏姫を守ることではなく、八房の力をその身に封じておくことだから
私たちの盾になるために、先輩たちがついてくる必要はない、
昼間は他の人間に見られる可能性があるから、夜になったら行きます。
二人は犬士たちにそう告げた。

夕方、結奈は飼葉から、どうしてそんなに勇気を持つことができるんだと聞かれる。

僕を今まで駆り立てていたのはリーダーとしての責任感だった、
でも僕がしたことは八房の復活の手助けだけ。
途中で何度もおかしいと思ってたのに、その疑問に対してなにもしてこなかった。
最後にせめて、君を危険を遠ざけようと説得したが、それすらも出来ない。
結局、すべては無駄だった…。

自信を失くして、初めて弱気な態度を見せる飼葉に、結奈は自分の想いを伝える。

私が頑張ろうと思ってたのは、飼葉先輩がいたから。
それが八犬士としての義務だったとしても、
先輩がいつもそばにいてくれたから、頑張ろう、戦おうって思うようになった。
この強さをくれたのは先輩なんです、だから無駄だなんて言わないでください。

結奈の答えを聞いた飼葉は、無駄だと言うことは
結奈の気持ちまで否定することになると気づいて、君の気持ちを否定したりしちゃいけない、
僕が君の事を大切に想うように、君の想いも大切にすると答える。

306:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:52:51
夜になり、八房の元へ行こうとした結奈と香澄に
八犬士としてじゃない、ひとりの人間として君たちを守りたい、だから
自分たちもついていくと犬士たちは言い出す。

八房の所へ向かった結奈らを待っていたのは、やはり妙椿だった。
自分のことを聞かれた妙椿は、全てを語る。

元は狸だった彼女は、八房に乳を与えた影響で恨みの力を得て人間に化けれるようになった。
そして八房の里見家への復讐を手伝おうとしたが、当の八房は
伏姫から愛情を注がて次第に里見家への恨みが薄れていってしまう。
だが妙椿はそれを逆手に取る。村人を煽って伏姫を殺し、八房を憎しみの塊へと変えさせたのだ。
しかしそれも、灯如尼によって封印という形で阻止される。
その封印を解く方法を探るのに、かなりの年月を費やすはめになる妙椿。
次の機会にこんな苦労をしないため、
封印が弱まる六百年後に向けて、彼女は周到な準備を始める。

まずは、集めてはいけない犬士を、集めるべきなのだとすり替えた偽りの伝承を広める。
これを元に書かれた「南総里見八犬伝」のおかげもあって、誤った伝承は全国に広めることに成功、
それと同時に、後々のために
真実も記した書物も用意しておいて、それを社に隠しておく。

それから数百年後、八房の封印が緩み始めたことを知ると
社のある土地を資産家を丸め込んで買いとり、滝田学園を作らせる。
八犬士だと目星をつけた人間をうまく誘導して、滝田学園に入学させ、監視してきた。

そして矢尾が学園内を点検してる最中、地下にある社と
そこに隠されていた真実を記した書物を発見したのを知ると
矢尾の中にある飼葉への妬みや憎しみを利用して、
八房の振りをしたまま、彼に業羅を操る力を与えた。

八房の願い「人間全てを滅ぼす」、それを叶えてやりたいと言う妙椿に対し
八房の本当の願いはそんなことじゃない、平穏な生活だと結奈は反論する。
愛する妻がいなくなっても、彼女のことを想い続けながら静かに暮らしたいに違いない。

妙椿が抵抗する気をなくしたことを知り、結奈と香澄は八房に封印に取り掛かる。
前世の記憶を思い出し、結奈は封印を始めるが、
ペンダントに流れ込んできた八房の思念の重さに押し潰されそうになる。
負けるわけにはいかないんだ…必死で耐える結奈の耳に飼葉の声が聞こえてくる。

驚く結奈に、宿命や使命なんて関係ない、
僕自身が君の傍にいたい、君を助けて、君と一緒に未来を作っていきたい、
その願いを叶えるために、僕はここに来たんだと告白する。

二つの想いが重なったことで、軽くなる八房の力。そしてついに封印は成功する。
封印したことになり石像となった八房の前で、自分もこの地に封印してくれと結奈に頼む妙椿。
だが、八房の封印方法しか知らない結奈に、妙椿を封印することはできなかった。
またひとりで悠久の時を過ごさなければならいのか…妙椿は寂しげに呟くと
石像になった八房に、母はまた必ずお前を助けに来ると言うと、どこかへ立ち去った。

それから五ヶ月後。
結奈たちの住む安房市を襲ったパニックの原因は地震が原因と発表され
矢尾、あかね、妙椿は行方不明のままだったが、藤岡、三船、乾の三人は、無事に意識を取り戻した。
八犬士は、八房を復活させないために、結奈が再び封印を施した後、この地を離れて全国に散らばった。

そして結奈はというと、
ナポリタンも連れて、香澄の家で家族四人と一匹の生活を始め
唯一この街に残った八犬士、飼葉と一緒に自分たちが体験した出来事をまとめた
「新たな八犬伝」作り始める。

307:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/07/08 11:54:06
要約(ノーマルエンド)

主人公の桐沢結奈は、高校の入学式当日に
自分が伏姫の生まれ変わりであり、八犬士を見つけ出して
封印が解けかかっている八房を封印しなくてはいけないと生徒会長の飼葉万珠から教えられる。

学園内で起こる事件を追いながら、次々に犬士を集めていく結奈。
そしてついに全員見つけ出し、封印が解けかけて暴れる八房の封印にとりかかるが
八房を静まらせたのは、結奈ではなく親友の八尋香澄だった。

実は結奈と香澄は生まれた直後に
自分の娘が伏姫だと知り、将来危険にさらされることを恐れた桐沢夫婦によって
入れ替えさせられていたのだった。

しかも、飼葉が調べた伝承、伏姫と八犬士が八房を封印するというのは偽の伝承であり
本当の伝承は、八犬士は八房の恨みを宿らせた人間だから
決して集まってはいけないというものだった。

しかし、結奈を人質に取られた香澄は、八房復活の儀式を
敵の指示する通りに実行してしまう。

自分の前世は、過去に八房を封印した灯如尼という女性だと思い出した結奈は
香澄の協力のもと、八房の封印に成功、
八犬士は、封印を解かないために、全国各地、ばらばらに散ったのだった。

八犬士と別れ、元の日常生活に戻った結奈。
剣道の大会当日、優勝を狙うとはりきる結奈の前に、犬士たちが現れる。
結奈の試合があると聞いて、いてもたってもいられなくなり飛んできたという。
封印も一日くらいなら、大丈夫だろうと。

久しぶりの再会に感激した結奈は、彼らに大会優勝を誓った。

308:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 11:54:45
これで終わりです。前半、台詞抜粋が多くてすみませんでした。

309:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 14:14:15
超乙。楽しんだよ、ありがとう。

310:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 14:15:55
乙でした。
別に主人公は蚊帳の外ってわけじゃなかったみたいですね。

311:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 18:07:05
乙です。楽しみにしてました。
最後まで続けてくれてありがとう。

312:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 20:04:10
八犬士乙だった。
しっかし途中からヘンなやつが出たせいで勢いのあった文章が急に平面になったな。
(八犬士紹介文は台詞抜粋含めて上手いからそこは誤解すんなよ)

大体言うほど台詞抜粋なんかされてねーじぇねぇか、
著作権厨がしゃしゃり出るといつもこうだ

313:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 20:43:53
乙でした
やっぱり台詞ないほうが読みやすいしわかりやすい
プレイした事ない自分にはね

314:名無しって呼んでいいか?
06/07/08 20:47:25
私もプレイした事ないけど、
適度に台詞あった方が面白いな

315:名無しって呼んでいいか?
06/07/09 16:06:12
それは人それぞれだからなんとも
私は最後の文が一番読みやすかった。

316:名無しって呼んでいいか?
06/07/09 16:19:11
>>308
依頼した者ですが、本当に有難うございました。
すごく楽しませて頂きました。
プレイするかどうの迷いはまだ
出生の秘密以降結構辛そうで消えませんが
いずれにせよ、先にストーリーを文章で楽しむ事ができて
良かったと思います。(クッションの役割として)
禿しく乙でした。

317:名無しって呼んでいいか?
06/07/09 21:37:12
早すぎると思いますが、緋色の欠片お願いします

318:名無しって呼んでいいか?
06/07/10 23:07:06
せっかく書いてくれる人がいるのにクズが沸くから誰もいなくなる

319:名無しって呼んでいいか?
06/07/11 11:03:02
諸事情ですぐには無理&今は手元にないので、うろ覚えだけど
ドラゴンペナンス予約しとく。
各ルート+大団円の真相で良いんだよね?

320:遙か3十六夜記・譲ルート
06/07/11 13:58:17
十六夜記の個別(蜜月)ルートは三段階のイベントと終章・EDだけ。
全体の流れは終章までノーマルEDと全く同じです。

1.二章・春の京にて
譲の姿が見当たらなかったので、弓の稽古先まで迎えに行くことにした神子。
実は現代でも、教室を覗くと忙しそうで声を掛けられなかったりしていた。
折角こちらでは昔のように一緒に居られるので、遊びに誘うつもりだった。
行ってみると稽古は終わったところで、市を見に行くことに。
そこで団子っぽいお菓子を美味しそう、という神子に譲が買ってあげると
お店のおばさんに「いいねえ若いってのは 新婚さんかい?」と言われる。
動揺する二人。というか神子もだけど主に譲。
帰ってきて「色々(神子的には市が)面白かった」と言うと
譲が(新婚さんのことか?!)と焦って肩透かしを食らったりする。

2.四章・夏の熊野にて
睡眠不足で顔色の悪い譲を神子と将臣が心配し、昼寝するように言う。
しばらくして譲の夢見が悪かったことを思い出し、様子を見に行くことに。
やはりうなされている譲に声を掛けて励ますと、少し落ち着いたようだった。
夕方になり、よく眠れた、ありがとうと礼を言いにくる譲。
ひょっとしてあの時起きてた?と寝顔を覗いていたので少し照れるが、お礼は
昼寝するようにと言ったことに対してだった。よく眠れたならよかった、で終わり。

3.六章・秋の京にて
庭に譲が植えた花が咲いたことを教えてあげようと譲を探す神子。
声が聞こえたので覗いてみると、弁慶に怪我の手当てをしてもらっていた。
話の内容が自分のことだったので、その怪我は前に庇われた時のものだと気付く。
何かを必死に成し遂げようとしている神子を支えたいと譲は言う。
弁慶は神子に気付いており、譲が無茶をしないように言ってやれと去る。
何度も譲に庇ってもらい、怪我を負わせていた。神子は自分の無力さを謝る。
みんなが傷ついたりいなくなるのは嫌だ。もっと力があればいいのに。
そう思ったとき、白龍の鈴の音が聞こえた。
そのときは一瞬だったけれど、夜、皆を守る力があればと思うとまた鈴の音。
周りの景色が見えなくなり、真っ白な空間に飛ばされる。
訪ねてきた譲の声がして、気がつくと元の部屋に戻っていたが
何故八葉は神子を守るんだろう。龍神の神子にも大したことはできない。
もっと強い力が欲しいと願うと、また真っ白な空間に飛び、白龍の声がした。
ここは白龍と神子とが溶け合う場所で、神子が白龍を喚んだからここに来たのだと。
神子が力を求めるなら叶える。しかし誰も失わずに済む力というのは神の域の力。
人の身でそれを望んではならない。それは人には痛みになるから。
神子の意識はそちらにあるまま、身体がふらふら何処かへ歩き出す。
(この辺りは遙か1や2の最後の物忌みを思い浮かべるとわかり易いかと)
譲が必死に呼ぶので、白龍は帰るように促す。
神子が人として幸せである為、不完全な自分に、神子自身を捧げてはいけない。
「私」を喚んではいけない。そう言われたところで身体の方に意識が戻る。
今のは何だったんだろう?よくわからず、神子であることを不安を感じる二人。
やせ我慢をして笑う神子に何もしてやれることはないのかと、譲は悔しく思う。

つづく

321:遙か3十六夜記・譲ルート
06/07/11 13:59:22
4.終章・壇ノ浦決戦前夜
白龍の神子の力が何なのか、今更ながら不安に思い、考えようと小島に上陸する神子。
時空を超えるのは逆鱗の力。呪詛を祓う、怨霊を封印する、それとは全く違う
自分が自分でなくなるようなあの感覚は何だったのだろう。
あの時譲が止めてくれなかったら、自分を失っていたのかもしれない。
自分の力のことすらわからないなんて、と思っているところに譲が心配して来る。
不安だと言う神子に、皆がいるし、白龍の五行の力が戻れば帰れる筈と譲は励ます。
何とか神子の不安をなくそう話すうち、龍神の神子には強い力があると口を滑らせる。
それは神子には初耳で、口ごもる譲に、丁度そのことを考えていたからと強く話を促す。
譲が星の一族に聞いたところによると、龍神の神子には龍脈の五行の力を具現化する力があり
一部ではなく、龍脈の力そのもの、龍神を具現化、つまり召喚することができるらしい。
でも白龍は仲間として居るから、望美の場合はそれには当てはまらないだろうと。
もし龍神を召喚して、それだけ大きな力が使えれば安心だという神子を、譲は強く止める。
書物には身を捧げる、その身を供物とする、とあり、どんな危険があるかわからない。
神子はそれは確かに怖いけれど、大切な人を守る為なら、召喚するかもしれない、と言う。
譲は食い下がり、神子も、自分が譲を心配するように譲も自分を心配していると理解するが
力のことを思うと白龍の鈴の音が聞こえてきて、龍神を召喚できるのだろうかと思う。

5.終章・ラスボス戦後
封印される直前、清盛は自分の身を捧げ、黒龍の逆鱗に呪詛を残した。
白龍の力でも、皆の力を合わせても、穢れの嵐を鎮めることができない。
そこで神子は白龍に確認する。自分を捧げれば貴方を召喚することができるかと。
譲はただの言い伝えだと言うが、そうまで怖れることで、真実だと神子にはわかった。
このままでは穢れが治まらないと言う神子に、譲は断固として反対する。
絶叫に興味がおありのようなので、そこは抜粋します。
「あなたが犠牲になっていいはずない!」でもこの世界が、という神子に大絶叫。
「世界なんて―っ そんなものどうなったってかまわない!
  あなたと引き換えにできるものなんて、ない!!」
それでも世界を、譲を守りたいという自分の願いの為、神子は龍神を召喚する。
白い龍が現れて穢れは祓われ、嵐は治まったけれど、神子と白龍は戻らなかった。

半年後。譲は元の世界に戻る方法も探さず、京の景時の邸にいた。
神子が守った世界はとても美しいけれど、そこに神子はいない。
景時や朔は心配して気遣うが、譲は何をする気力も湧かなかった。
最後まで神子に守られるばかりで、不安が現実になったことを悔いるばかり。
神子を守りたいと願っていたのに、何も出来なかった。
自分が消えればよかった。世界が平和になったって、なんの意味もない。
微笑んで欲しい。声が聞きたい。会えるのなら、世界の果てにだって行くのに。
譲の手元に残されたのは、白龍の逆鱗のペンダントだけだった。

6.スタッフロール後・ED部分
何もない、真っ白な虚ろな空間の中を彷徨う神子。いつかこの中に溶けていくのだろうか。
それでも、譲を守れたのだから後悔はない。辛い思いをさせてしまったけれど。
そう思っていたところに、譲が呼ぶ声がする。記憶の中の声ではなくて、本物の譲の声。
どうしてここに、と尋ねる神子に、譲はただ会いたかった、と答える。
理屈はわからないけど来られたからいい。一度身を捧げた神子を取り返すことで
何か問題が起こったとしても、神子を取り戻せるならどうだっていい。
神子が守り通した、神子が幸せでいられる世界に帰ろう。と譲が言って終わり。

恐らく京EDと言われています。因みにEDタイトルは『世界の果て』です。
逆鱗の音がしたから逆鱗パワーで連れてってもらえたのではないかと。
実際そこ何処よとか、いや何で半年後?とか、気にしちゃいけません説明なんてないし。
譲の先輩への執念は両手でも足りない年数かかってますので、何処だって行けるんです、多分。

長くなってごめんなさい。貧乏性なので詳細削れなかったorz

322:名無しって呼んでいいか?
06/07/12 05:18:30
>>319
依頼した者ですが、それで構いません。楽しみにしてます

323:名無しって呼んでいいか?
06/07/12 05:44:41
十六夜譲の人乙
要約スレじゃないし、別に長くなってもいいと思う
それに2レスじゃ長くないよ

324:名無しって呼んでいいか?
06/07/12 12:57:12
>>320-321様
十六夜譲ルートを依頼した者です。
絶叫部分の抜粋ありがとうございます。
譲ルートは無印も十六夜も逆鱗パワー全開なのですね。
迷っていましたが購入して生絶叫を聞きたいと思います。
本当にありがとうございました。

325:名無しって呼んでいいか?
06/07/12 23:13:21
>>324
書いた者です
細かく書きすぎて、やる必要なくなっちゃうかなーと思ってたよ
まさか促進になるとは!嬉しかった、ありがとう
萌えはたくさんあると思うから頑張ってくれ

で、リクエスト
ネオアンの全体的な流れを知りたいので、教えてください
猫が宇宙の意思とかゴスアンは女王とかどういうことなんでしょう?

326:まとめ
06/07/12 23:17:08
依頼状況の現状まとめ
未解決
・ダブルリアクションプラス
・幕末恋華・新選組 各キャラシナリオ
・星の降る刻(特に逆ハ部分)
・マイネリーベのナオジ(1か2か不明)
・マイネリーベ2のカミュ
・アンジェリークエトワールの新キャラ3人
・ぼくとわたしの恋愛事情(主人公が黒の導師に召喚された理由)
・ラブレボの保険医
・ネオアンジェリークのニクス
・ラストエスコートのエンジュ
・ラストエスコートのチヒロED
・遙か1各キャラ個別シナリオ
・遙か3各キャラ個別シナリオ(将臣・九郎は解決済み)
・魔法使いとご主人様
・テニプリST2の観月(方言・合宿イベのみでも)
・緋色の欠片
・ネオアンのメインストーリー

327:まとめ
06/07/12 23:18:31
予約・解決状況の現状まとめ
予約
・遙か2の各キャラ個別シナリオ(6/23)
・遙か3敦盛(6/29)
・ドラゴンペナンス(7/11)

解決済み
・金色のコルダ メインストーリー >8
 柚木 >72
・放課後のラブビート >9
・遙か3十六夜記 リズ(バッドED含む) >171
 景時 >175-177
 銀 >179-185
 バッドED >16-23
・遙か3運命の迷宮 メインストーリー >163-170
・フルハウスキス メインストーリー(ノーマルルート) >34-36
・フルハウスキス2 メインストーリーと御堂 >75-79
 山本 >81
 一宮 >84-88
 松川 >199-202
・ときメモGS 理事長 >43-44
・ラブレボ 兄ノーマルルート >47-56
 兄ラブルート >60-64
 華原 >92
 神城 >111-121
 幼馴染 >135
 一ノ瀬 >189-196
・水の旋律 >141-159
 犬に噛み殺されるバッドED >104-106
・ラストエスコート カズマ >207-211
・転生八犬士封魔録 >219-222,>231-234,>238-240,>244-248,>262-270,>281-291,>300-307
・遙か3将臣 >249-251
・遙か3九郎 >256-257
・遙か3十六夜記の譲 >320-321


家ゲーRPG板のスレで解決済み 
・>3
・エバーグリーン・アベニュー
・THE友情アドベンチャー ~炎多留・魂~

要約スレで解決済み
・遙かシリーズ(1~3、十六夜、迷宮)メインストーリー


改行多杉といわれたので分けました

328:名無しって呼んでいいか?
06/07/12 23:20:45
↑ごめ、譲だけ十六夜のとこから仲間はずれにしてしまったorz

329:名無しって呼んでいいか?
06/07/17 10:20:27
召しませ浪漫茶房の瑣巳と隠しキャラをお願いします
前者は主人公のことを殺めようとするって描写があるらしく気になってます
(個人的に好きなシチュなので)

あとうるるんクエストの月代
犬夜叉っぽいというのをよく聞くので詳細が知りたいです。


330:名無しって呼んでいいか?
06/07/20 18:07:50
hしゅ

331:遙か2
06/07/24 14:02:38
基本的なことはここ参照
スレリンク(gamerpg板:102-103番)n

↑に書いてなかったキャラ補足
紫姫…龍神の神子に仕える「星の一族」の末裔で10歳の少女。
 花梨(主人公)を龍神の神子だと最初から信じていて慕ってくれる。
深苑…紫姫の双子の兄。貴族の姫である妹が、突然異世界から現れた正体のハッキリしない花梨に仕えるのが気に食わない。
 そのため、花梨に冷たく非協力的。ゲーム中盤、千歳の元へ行ってしまう。
千歳…院に認められた龍神の神子。怨霊やシリンを使い花梨の妨害をしてきて、話し合いに応じようとしない。


332:遙か2 頼忠 同勢力(院側)
06/07/24 14:04:51
1回目
ある朝、花梨の元へ訪れた八葉が頼忠はどうも信用できないと言い出す。
そこへタイミング悪く頼忠が現れるが、彼は自分の悪口を言われても怒るどころか何の反応も示さない。
頼忠の態度に苛立った八葉が立ち去った後、花梨は頼忠と二人きりで息抜きに出かけるのだが
外出先で先程の出来事が話題になり、気まずい雰囲気になってしまう。

屋敷に戻った頼忠は、出先で心配をかけるとは武士としての配慮に欠けていた、
今日のようなことを繰り返さないために
役目以外で二人で出かけるのはやめた方がいいと言い出す。
しかし花梨がまた出かけましょうと返答すると
あなたが望むならいつでもそうしましょうと、自分の発言を撤回した。

2回目
武士団のことに興味を持った花梨から武士の仕事について尋ねられた頼忠は
武士とは太刀を持って主を守り、その言葉を遂行する者、
私の主はあなたであり、あなたのために死ぬのが私の役目と答え
死ぬことにこだわってる様子を見せる。

3回目
花梨は気晴らしに頼忠と出かけるが、
彼はいつも以上に自分が従者であることを強調して、よそよそしい態度を取る。
そこへ平氏の武士が近づき、頼忠に絡み始めた。
武士から何かを言われた頼忠は、普段の姿から想像つかない程に感情的な姿を見せる。

平氏の武士が立ち去った後で花梨から話の内容を聞かれた頼忠は
武士が言っていたのは、十年前に内裏で起きた平氏と源氏の武士の間に起きた刃傷沙汰についてだと答える。
そして刃傷沙汰を起こしたのは自分の剣の師匠であり、死ぬ前に家族に会いたいと逃げ出した師匠を
放っておけず、彼を匿い武士団を裏切った過去を告白する。
「私はきっと、武士団を裏切ったように、いつかあなたを裏切り傷つける。だからそんな自分のそばにいてはいけない。」
頼忠は花梨を傷つけることを恐れて、彼女との間に距離を置こうとしていた。

4回目
朝早く、頼忠が心の迷いを清めるために北山へ向かったと知った花梨は、急いで後を追う。
自分を追いかけてきた花梨に頼忠は、自害する師匠を止めようとした際に負った背中の傷を見せた。

あの事件の後、「たった一人の主を見つけなければならないと」棟梁に言われて
自分だけの主を求め続けた頼忠がたどり着いた相手、それが花梨だった。
頼忠はその主を、穢れた自分が傷つけてしまうのではと思い込み苦悩する。

だが花梨が頼忠の思い込みを必死に否定したことで、頼忠も本心を口にする。
ずっと誰かのために死ねたらと思っていた。でも今では
あなたのそばにいるために、生きたいと思ってしまう。

333:遙か2 頼忠 反対勢力(帝側)
06/07/24 14:06:30
1回目
頼忠が花梨に会いにくるが、その理由が花梨のいた世界の話を聞きたいという
意外な理由だったため、紫姫と花梨は少し不思議に感じる。
深苑もその場に姿を見せるが、頼忠のことを院側の間者だと思ってる深苑の反応は冷たい。

深苑のことは紫姫に任せて、東寺へ向かった二人。
元の世界にいた頃どんな風に過ごしていたかなどを話して、前よりも距離が近づくが、
頼忠がまだ自分のことを龍神の神子だと信じてないと知り、花梨は少し落胆する。

2回目
ある日、頼忠が「お叱り」を受けに花梨を訪ねてくる。
心当たりのない花梨に、武士団棟梁の命を受けて
花梨が院に仇なす者ではないかと調べていたことを告白する頼忠。
だが、謝罪する必要はないと考えてる花梨に頼忠の望むとおりの叱責はできない。
彼はせめてものお詫びにあなたの好きな場所へお供させて頂きたいと申し出る。

出かけた先で頼忠に褒められ、花梨は思わず照れてしまう。
頼忠はそんな彼女を見て、自分の発言は従者として過分なものだったと気づくと
あなたを敬いこそすれ、親しげな態度など言語道断と急によそよそしくなる。
それでも歩みよろうとする花梨に、私はあなたの従者なのだから近寄ってはいけない、
私とあなたでは立場が違うと拒絶する。

3回目
花梨に厄除け祈願のためのかわらけを投げてもらうため、頼忠は彼女を神護寺へと連れて行く。

なぜ私に厄除けをしてほしいのかと聞いてきた花梨に、
自分で判断した結果、いろんな人間に迷惑をかけた出来事(院側で話すのと同じ)以来、
自分の判断も感じたことも信用せず、他人が何を行動規範にしてるか考えることもなかったこと、
でも今は、過去と同じ罪を犯すかもしれないとわかっていながら
あなたのことが知りたいと願ってしまうと告げる。

院側の私にも公正に接してくれるようなあなたにお仕えできるだけでも喜びなのに
あろうことか、あなたに浅ましい想いを抱いてしまった。
私のような愚者は、あなたに仕えるのに相応しくない。

自分を貶める頼忠を止め、彼に気持ちを伝える花梨。
そして二人は「この想いを捨てなければ」という頼忠の気持ちを捨てるために
一緒にかわらけを投げた。

334:遙か2 勝真 同勢力(帝側)
06/07/24 14:15:05
1回目
勝真の見回りの仕事についていった花梨は、庶民が勝真を避けてことを不思議に思う。
その疑問に「俺が貴族だから」と答える勝真。
貴族というのはそれだけで特権を持ち、多少の横暴が許され、庶民よりずっと優遇される。
そんなことされれば普通、貴族が嫌いになるだろ。
苦々しく現実を語った彼は、貴族であることが何より大切だと言う家族が理解できないとも言う。

屋敷に戻った二人は、今度は仕事抜きでどこかへ出かけようと約束して別れた。

2回目
この間の約束どおり、花梨は勝真と二人で出かけることになった。
馬に乗せられて目的地に向かう途中、イサトの家族が勝真の家に勤めていたことがあり
彼らが乳兄弟だったことを花梨は知るが、勝真の態度から、詳しく聞いてはいけないことだと察する。
京全体が見渡せる船岡山に到着すると、勝真は花梨に
ここへ独りで来ると自分が貴族であることを忘れられると、現実逃避してることを教えてくれる。

3回目
ある朝、花梨は紫姫の屋敷で勝真と会うが、機嫌が悪いのか彼の態度は刺々しかった。
勝真は少し黙った後、自分の態度を謝り
さっきイサトと会って少し話したこと、イサトに負い目があることを言う。

数年ぶりに普通に会話したことで、以前のように俺の屋敷に戻ってこないかと
イサトに切り出した勝真。ところが、その言葉を聞いたイサトは絶句し
彼のその反応で、イサトの貴族嫌いの原因が自分の家にあると勝真は知る。

八年前に起きた、京の大火事。
その火事に巻き込まれた勝真は、父親が差し向けた親戚の武士のおかげで助かるが、彼らは勝真しか助けなかった。
目の前の火事で次々に人が死んでいき、家は燃えてるのに、勝真を助けるとすぐに撤退した武士たち。
武士たちが火を消すのを手伝っていたなら、自分以外の人間も助けていたなら。
大勢の人間が助かったはずなのに、貴族じゃないという理由だけで無視された。

そんな理不尽さを当たり前だと思ってる貴族社会を嫌い、自分もその貴族の一人であることを疎ましく思い、
貴族といっても、下級貴族であるがゆえ京のために何もできない現実。
居心地の悪さと罪悪感を抱えたまま生きていくしかないと思い始めたとき、花梨が京に現れた。
院にも帝にも軽んじられ、信じられなくても、
龍神の神子として京のために頑張る花梨を見てるうちに、本当は諦めたくなかった自分、
そして自分が貴族だから、こういう社会だからと言い訳ばかりしてたことに勝真は気づく。

突然振ってきた雨を木陰でやり過ごしながら、変な話を聞かせて悪かった。
だが、貴族にも庶民にも理解されないだろうと誰にも言い出せなかったことを話せてよかったと言い
気持ちを整理するから明日からは普通に接してくれと花梨に頼み、勝真は帰っていった。

4回目
花梨はどうしてもお前と船岡山に行きたいと真剣な様子で誘ってきた勝真と船岡山へ行く。
彼はイサトに会って話し合い、わだかまりがなくなったこと、
下級貴族の自分ではどうせ何もできないからという諦めの思いを捨て、前に進もうと決めたことを伝える。
そして自分を変わらせてくれた花梨への感謝の言葉を口すると、
「お前のことが愛しいと思う」、特別な感情を抱いてることを告白した。

335:遙か2 勝真 反対勢力(院側)
06/07/24 14:20:58
1回目
院側にいるお前にしか聞けないことがあると、勝真に法勝寺へと連れ出された花梨。
彼はそこでイサトは元気でやってるかと聞いてくる。
なぜ本人に直接言わないのか気になる花梨に、イサトとは乳兄弟で昔はよくつるんでたが
京で起きた火事でイサトの父が出家したことから、疎遠になったという事情を説明する。
そのとき、見回り中の院側の武士が近づいてきた。

帝側の人間である勝真が見つかるのを防ぐため、花梨は近くにあった小さな蔵に隠れるよう勝真に言うが、
彼は蔵に隠れることを強く拒絶し、その場から逃げてしまう。
武士が立ち去った後に再び花梨の元へ戻ってきた勝真は
狭い場所にいると苦しくなること(閉所恐怖症)を打ち明ける。

誰にもこのことを言わず、原因を詮索しないのなら、
俺はできる限り、お前を守ってやるという交換条件を勝真は提示する。
花梨は誰にも言わないと答え、二人の間で約束が交わされた。

2回目
勝真が急に仕事が入ったため、今日は八葉の仕事はできないと言いに来る。
退屈な仕事にうんざりしてる彼を見かねた花梨は、話し相手としてついてくことにした。
目的地の逢坂山に着き、二人は守山や琵琶湖について話す。
全てが終わったらそこへ連れて行ってやりたいと勝真から言われて花梨は喜ぶが
そのときお前は元の世界に帰ってるだろと指摘されてしまう。そして、勝真自身も認識する。
怨霊騒ぎや結界のことが片付き、京の外に出られるようになっても
花梨はもう京にはおらず、彼女と一緒に守山へ行くことも、守ることもできない。約束も無効になると。

3回目
夕方、一緒に出かけないかと自分を訪ねてきた勝真と松尾大社へ行った花梨は
例の約束を破棄したいと言われる。
狭い場所で気を紛らわすコツを覚えて無理やり克服した、だから、もうあの約束を守る必要はない。
花梨に対する感情が変化した勝真は、花梨を守っても交換条件のせいだと思われるのが嫌になっていた。
「交換条件なんていらない、ただお前を守りたいんだ。」彼は自分の想いを言葉にする。

*閉所恐怖症の原因は、八年前に起きた大火のときに倒れた家に閉じ込められ、死と隣り合わせの経験をしたため。
そのことは3回目のイベントで説明してくれますが、内容自体は帝側のときと大体同じなので省略。

336:名無しって呼んでいいか?
06/07/24 23:14:23
>>331-335
乙!そして㌧!何だか懐かしくなったよ。やっぱ敵勢力シナリオが好きだ

337:名無しって呼んでいいか?
06/07/24 23:41:36
ST2の観月ルートを予約させて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?

338:名無しって呼んでいいか?
06/07/24 23:43:53
書き忘れた…
遙か2乙でしたー!ほんと、懐かしくなった。やりたくなったよ~

339:遙か ヒノエ
06/07/25 13:51:51
>337 返事待たなくていいと思うけども。
遙か3ヒノエ投下~

一度でも五章福原でヒノエから京の六波羅に隠れ家がある事。
春にヒノエも京にいたこと。両方を聞いていた場合。
二章春の京六波羅でチンピラに絡まれた望美を助けてくれたヒノエ。
望美の事をいつも見ていたとか、運命の赤い糸に結ばれて~~とかいいつつ、
白龍に天の朱雀だといわれて、そのまま行動をともにする事に。
京都郊外で怨霊を退治した望美を気に入ったヒノエは、もっとお近づきになりたいと、望美を花見に誘う。
花見に言った先で望美を口説くヒノエ。

四章熊野
熊野水軍の力を借りに熊野へ(ヒノエはまだ正体をばらしてません)
本宮にいったが頭領は留守との事、速水大社というところで見た人がいるから、そこに行くことに。
道中、頭領はどうも龍神の神子に好意的らしいので、おしとやかなに姫なって気に入られろ!!
との九朗の言葉にそれはいいねぇ。俺も見てみたい。なんてあおるヒノエ。しぶしぶ承知する望美。
速水大社に行く前に、町で朔に綺麗に着付けてもらう。
綺麗だから、他の皆にも見せてあげなさいよ。との朔の言葉に、町中へ皆を探しに行く望美。
その途中で金持ちのお姫様に間違われ海賊に攫われかける。そこへヒノエ参上。
熊野の頭領だということも、ここでばれる。望美は、なんでだまってたの??とヒノエに聞くが、忙しいから後でということに。
弁慶に町を見に行ってみたら?といわれ、見に行き、町の平和さを目の当たりにして、
望美はヒノエには熊野を守る責任がある、けど熊野の協力が必要だ。と思い悩む。
そこにヒノエが来て、頭領としてではなく、ヒノエ個人として協力すると、言ってもらう。

その後、間章で平家の船団を火計で焼き払ったりしつつ、
五章福原
少々源氏が不利だけど、勝てる状況にもっていくためには、熊野を参戦させるしかない。
と、熊野水軍を仲間にさせることを約束するヒノエ。
海峡は平家に封鎖されているが、半月猶予をくれれば、水軍を引き連れて戻ってくる、海岸まで移動して待っててくれとのヒノエの言葉に、
彼を信じて待つ一行。何度も平家の怨霊に襲われ撃退しているうちに、焦りと疲れがたまっていく。
半月たった頃、これ以上は無理だし、半月たってもこないのでは、ヒノエに何かあったのでは?と、敵の陣を攻める算段をつける九朗たち。
望美は必死にヒノエを信じて待つように説得。そうこうしてうウチにヒノエが船団を引き連れて参上。
陸からと海からの挟撃で、平家の撃退に成功。逃げた平家を追うことに。

340:遙か3 ヒノエ
06/07/25 13:53:27
六章屋島
福原で源氏が勝ったため、味方につく人間が増えてきた。
その中で、平家の水軍だった阿波水軍が来たために、何か含むところがあるのでは?と話を聞くヒノエ。
彼らは手土産に、平家の脱出用の港の存在を教えてきた。斥候に調べさせたら港は実際にあるとわかる。
少し怪しいと思うものの、その話を利用して、一計を案じるヒノエ。
その策で源氏は勝利。阿波水軍にお礼をいい、そこで、阿波水軍が平家の大将を捕まえたので、
船に来てくれと言われ、行くヒノエと望美。
船に乗り込んだら、水軍兵につかまる望美。どうやら、ヒノエを片付けて、それを手土産に平家につく算段らしい。
「惚れた女を捨てて逃げられるほど、オレも融通きかないんでね」
と、あっさりつかまるヒノエ。船の柱にぐるぐる巻きにされ、船に火をつけられる。
心配をする望美をよそに、敵がいなくなったのを見計らって鎖から脱出し、二人で海へ飛び込む(戦闘能力の耐性の項目に、束縛耐性というのがあって、それが一定レベル以下だと脱出できずに時空跳躍後の章選択へ戻る)
敵をはめたつもりが、敵将をとらえさせてまで、自分たちを葬る気だった平家にしてやられた。
この借りは倍にして返そう!といきまく二人。

七章厳島
清盛を追い詰めるが、後一歩のところで、黒龍の逆鱗を使われピンチになる一行。
清盛は草薙の剣でヒノエを殺そうとするが、それを奪った望美。逆に追い詰め、壇ノ浦で待ってるといいのこし、逃げる清盛。

終章壇ノ浦
戦の前に、俺の側にいろ。守ってやるからとか、望美に色々甘い言葉をいうヒノエ。
清盛は黒龍の逆鱗の力を使いますが、撃退。最後には、望美をとらえますが、草薙の剣を使ったヒノエに倒されます。
勝利に沸く陣の中で、ヒノエ君の側にいたいけれど、元の世界に帰らなきゃ…と思う望美に対して、
「帰さねぇよ。抵抗しても攫ってくよ。オレはこうと決めたら逃さない主義だからあきらめなよ。」
など口説き、熊野に二人で帰って結婚。おわり。

341:名無しって呼んでいいか?
06/07/25 13:55:34
見てのとおり、かなり軽いシナリオです。
最初から最後までヒノエ口説きまくり、セリフくさすぎですが、
他が悲劇ばっかりだから、まぁ清涼剤として皆さんプレイしてたようですね。

342:遙か3 弁慶
06/07/25 17:28:33
二章春の京
京の五条大橋で今の京の惨状を憂える弁慶。
彼が言うには、失われた応龍を再び戻さなければ、元に戻さなければならないらしい。

三章三草山
火に巻かれた味方を見捨てようとしたり、途中で拾った敦盛の看病をしつつ、
裏で九朗に人質にしてはどうか?と持ちかけたり、少し腹黒いところが見えてくる。
(まぁ、軍師だし、しょうがないといえばそうなんだけど)

五章福原
逃げる平家の船団を眺めつつ、皆は引き上げるのだが、弁慶は用事があるから。と一人離れてしまう。
それをみた望美は、なんだか胸騒ぎがおき、弁慶を追いかける。
港に着いたら、弁慶が追撃をするところに遭遇。
もう戦は決着がついてるんだから、そこまで血を流さなくても…という望美の言葉に、
ここで何もしないことで傷つく人はいます。という弁慶。
だが、貴方に嫌われたくないから、考え直します。作戦の変更を兵に伝えなければならないから、先に皆の所に帰っていて。と、弁慶は言ったので、信用して港を離れる望美。
しかし、弁慶は戻ってこないので、気になって様子を見に行く事に。
引き返した望美の目に映ったのは、炎につつまれた船が沈んでいくさまだった。
あまりのひどい有様に、望美は弁慶を問い詰める。弁慶は
「嘘をついたことは言い訳はしない。後悔もしない。必要な事だった。追撃は勝利の為に、貴方への嘘は貴方を傷つけないために。
冷静でなくてはならない。でなければ戦が続くことで、源氏も平家も関係ない人が傷つく事になる。」
それでも納得がいかない望美。弁慶は終わったことだから忘れろという。
終わってなんかいない。という望美に、一刻も早く戦を終わらせるために戸惑どうわけには行かない。
それが罪だとしても、進まなければならない。と、弁慶は語る。
なせ弁慶が、罪を背負わなければならないのか?と望美は尋ねたら、この罪を背負うのは、自分への罰だからだ。
と答えたきりだまる弁慶。撤退を始めた頃には弁慶は普段どおりに戻っていた。何もなかったように。
そんな弁慶をみて望美は、そんな罰を背負わなければならない罪とは、一体何なのだろうと思う。

343:遙か3 弁慶
06/07/25 17:29:44
六章秋の京
六波羅で、弁慶が京の荒廃の原因を作ったという噂を聞く一行。
弁慶は一人で噂の出所を探るといって、どこかに出かけてしまう。中々帰ってこない弁慶を心配した望美は彼を探すことに。
京の郊外で、どこかの兵と話している弁慶を見つける。最初は、自分の腹心だ、平家を探らせていると言うが、
望美が無邪気に、敵を探るなんて、大変ですね。どんな人なんですか?と言ったら、弁慶は、
君はいけない人ですね。これ以上質問しないでください。これ以上知ったら引き返せなくなる。と忠告します。
それでも知りたい!と望美がいうと、弁慶は、実は平家に寝返るつもりだから、皆に話さないでくれと言います。
望美は驚きつつそれを承知します(どうせ言っても信じてはもらえない事がわかっているため)

七章屋島
本宮までついたら、平家の軍はすでに海へ逃げていた。戦は終わったとおもいきや、突然平家の奇襲が起こる。
引くことにする一行に、弁慶は望美を人質にとり寝返り宣言をする。
九朗は怒るものの、このままでは全滅するので、仕方なく引き上げる事に。
望美は清盛への手土産として、平家に引き渡される。

八章飛んで終章厳島
望美は弁慶を説得できないまま厳島へ連行され、武器を取り上げられ牢屋に閉じ込められる。
一日をすぎ、何もおきない事に疑問を感じた望美は、牢屋をぶち破り外へでる。
が、怨霊に襲われ、あわやピンチ!かと思いきや、突然怨霊が消える。
怨霊がいないことに疑問を感じつつも、鈴の音に導かれるようにある洞窟へ行き、そこでヤタの鏡の破片を見つける。
洞窟から外へ出たら望美を探していた弁慶に会い、弁慶はすべてを話してくれる。
怨霊を作り出していた、清盛の黒龍の逆鱗を破壊するため、清盛にとって最も近しい人間になるために皆を裏切った。
弁慶自身に清盛を取り付かせ、逆鱗を破壊したはいいが、清盛の意識を押さえ込めなくなりそうだから、
ヤタの鏡の破片を自分に向けて、清盛を消してくれ、自分は平気だから。と望美に頼む弁慶。
鏡を弁慶に向ける望美。消えていく弁慶。驚く望美。清盛と同化しているから仕方ないという弁慶に対し、
平気だって言ったじゃないですか!という望美。
「平気ですよ。僕が望んだことだから。多くを犠牲にしたのだから、自分だけ助かろうなんて思ってない。
これが罪であり、罰だった。清盛と同化して、知識を得る前にこの鏡のありかを知っていたなら、別の方法があったかもしれない。
悲しませてすみません。」
といって消える弁慶。
この鏡が初めからあったなら、弁慶は消えずにすんだかもしれない。
この想いと鏡があれば運命を変えられる…もう一度あの人の裏切りをとめに行こうと、望美は時空を越える。

再び七章屋島飛んで八章船上
弁慶の裏切りをとめることができなかった望美。先と同じく平家に引き渡される。
そして厳島に向かう船上。
弁慶が面会に来た時、先のルートで弁慶が言ったことと同じ事を弁慶に言う望美。
屋島でも、弁慶が裏切る事がわかっていたようなそぶりを見せ、今度はその言葉。望美に見透かされているようだと弁慶は驚く。
弁慶は、たしかに京で裏切る話をしてたが、望美が信じるとは思えないといい、望美は
全部知ってるんです。貴方は黒龍の逆鱗を破壊するために皆を裏切ったんだ。と弁慶に言います。
弁慶は驚き、君の洞察力はすごいね、僕よりいい軍師になれますよ。と言うが、望美は、
軍師にはなれない、だって、これから起こる事を見て、時空を越えてここへ来た。弁慶に消えて欲しくないから帰ってきたんだ。
と先の周の顛末を話しヤタの鏡を弁慶に見せます。
それに驚いた弁慶は、これがあれば違う方法を取れるかもしれない。と話す。

344:遙か3 弁慶
06/07/25 17:31:31
終章厳島
先と同じく牢屋に入れられ、中々迎えに来ない弁慶に、心配しまくる望美。しばらく待っていたら、
これから君を清盛に引き合わせるから、一緒に行こうと、弁慶が迎えに来た。
道すがら、ただ清盛を映すだけではダメ。
清盛が誰かに乗り移ろうとした瞬間に、その鏡の破片で清盛を映さなければ、鏡の効果はない。
僕が自分の命を誰かに預けるなんて、初めてですよ。君なら大丈夫。と、作戦を立てる。
そして、白龍の逆鱗の話になり、清盛に面会する時に必要になると思うから、僕に預けて欲しい。
と、逆鱗を弁慶に預けます。

清盛と面会する二人。昔弁慶は清盛の屋敷に出入りしていた時があったのだが、その頃の話に花を咲かせる二人。
その中で、清盛が平家一門を栄えさせるために、応龍を呪詛し、ひいては龍神操るつもりだったが、
弁慶が応龍を滅ぼしたため、龍神の加護を失い、清盛は自身を呪う呪詛に焼き殺されてしまった。という話が出てくる。
過去に色々あったらしい二人。その上、望美がおとなしいので、怪しむ清盛。
そこで弁慶は、白龍の逆鱗を取り上げたと清盛に見せる。それを見た清盛は、望美に乗り移ろうとした瞬間。
ヤタの鏡の破片に映され清盛は消滅。

黒龍は清盛によって、逆鱗にしばられ、そのせいで応龍は生まれなかった。それで京は荒廃してしまった。
京の荒廃は自分のせい。それが自分の罪だった。
けれど、貴方の助けがあったから、贖罪できそうだ。一緒に逆鱗を砕いてくれ。と、二人で逆鱗を砕くが、
現れた黒龍は暴走していた。これは清盛が最後に放った呪詛のせい。
弁慶は望美に白龍の逆鱗を返し、時空を超えて逃げろ、清盛は僕を恨んで呪詛を残したのだから、
僕が死ねば黒龍もおさまるだろう。といいます。
そんなことできるわけない!と望美はいい、二人で立ち向かうことに。
ところが弁慶は一つだけ手は打っておいたんだが、間に合うかどうか…と言っていたところに、九朗たちが到着。
皆は弁慶の兄に事情を聞き、弁慶が一人で清盛と刺し違える覚悟だったことを知り、駆けつけてくれていた。

皆の力を借り、黒龍を鎮め、応龍は生まれすべてはめでたしめでたし。
戦闘の後、弁慶に元の世界に帰らないでくれ…といわれ京ED。おわり。
(ここで帰る選択をすると、君を攫って閉じ込めてしまわないうちに早く帰ってくれ。
みたいな事を言われます。腹黒萌えポイントww)

345:名無しって呼んでいいか?
06/07/25 17:34:03
弁慶長くなりました。やっと半分終わったorz
敦盛書く方がんばってー。楽しみにしてます。
残り半分もぼちぼちやります。

346:名無しって呼んでいいか?
06/07/25 19:27:16
遙か3の人乙
でも九朗は九郎じゃないか?

347:ST2
06/07/28 00:45:52
■赤月巴(主人公)
青春学園1年生。岐阜県の田舎出身。
父親はスポーツドクター兼トレーナー。将来の夢は父親と同じ職業に着く事。
父親同志が親友だった事で、上京し越前家に下宿する事になる。
テニス部のマネージャー志望だったが、マネは希望してないと言われてしまう。しかし竜崎先生に素質を見込まれ選手に。テニスについては素人。

■早川楓
聖ルドルフ学院の1年生。ミクスド部員。

試合については、全部勝利した場合のもの。
Jr選抜は出場ルート。


348:ST2観月ルート
06/07/28 00:47:44
入学初日、家に帰ると、父親・京四郎から手紙が届いていた。
アドバイザーとして世話をしているテニスクラブを無料で使わせてもらえるらしい。
“希望が丘テニスクラブ”“自由の森テニススクール”のどちらか。
巴は自由の森テニススクールに通う事にする。

4/13
ルドルフメンバーとの出会い。
京四郎の理論に基づき培った巴の身体を見て、相当のキャリアだと勘違いし、観月が声をかけてくる。
とりあえず誤解は解いたが、
巴が青学テニス部だと知った観月に今後機会があったら一緒に練習しようと誘われる。

4/20~
それ以降、何度か一緒に練習を重ねる巴と観月。
最初は冷たい印象だったが、次第に色々と話しをするようになってお互いに打ち解けて行く。

5/25
地区大会。

5/27
観月の誕生日。
プレゼントを持って行くと、せっかくだからと、練習に付き合ってくれる。


349:ST2観月ルート
06/07/28 00:51:07
6/15
都大会。(不二がパートナーの場合)
巴のデータを今まで取っていたと自信満々の観月に、赤澤は釘を刺す。

VS観月・早川ペアver
裕太のツイストスピンショットについて訊く不二。
「それがどうしたんです?」
「肩が壊れようが、ボクの知ったこっちゃない」
彼の本性を見てショックを受ける巴。
→勝利。
ためだけに地方から集められた者の気持ちはわかるはずがない!」
「勝たなきゃ…勝たなきゃ意味がないんだ!!結果だけがすべてなんだよ!!」
取り乱す観月に、巴はまた勝つために練習すればいいじゃないか、と説得する。
自分はずいぶん負けてきた。観月だって、最初から強かったわけじゃない。
「負けたって、終わりじゃないってことぐらい、知ってますよね?」
「キレイごとを…」
「生意気なこと言ってごめんなさい。…スクールでの練習…また一緒にお願いします」

VS裕太・早川ペアver
→勝利。
データだけがすべてじゃない。試合の中で成長する人もいる。
観月にそう伝えて欲しい…と、不二は観月に伝言を頼む。

6/22~
以前より打ち解ける2人。
必殺技(ハリケーン・スマッシュ)伝授。
どうしたら観月のようなデータテニスが出来るようになるのかと尋ねる巴。
ところが、観月と巴はタイプが違うから真似ても無駄だと言われる。むしろ、自分に相応しい技を身につけるべきだと。
観月の言葉を受けて、巴は特訓を開始する。
しかし、なかなか会得できず弱音を吐く巴を観月は励ます。
頑張る!と意気込む巴に、観月は巴が自分を信じて着いて来てくれる事を喜ぶ。

7/7
七夕祭。
観月も七夕祭りは初体験らしい。
たまにはデータ収集を忘れた方がいい、その方が観月のためだと言うと、
楽しむためにここに来たのですからね…と観月は納得してくれる。

7/12
関東大会一回戦。

7/13
関東大会決勝。


350:ST2観月ルート
06/07/28 00:53:13
7/20
観月と練習後。
裕太たちも来るので、その後みんなで海に行こうと誘われる。
遊びだと思っていたが、心肺機能を高めるトレーニングだった。
途中、海の中で見つけた変な生き物を観月に見せ、ナメクジ系が苦手な事を知る。
初めての海の感想を聞かれ、良かったと巴は答える。
「練習メニューは、する人のことを考えて作るものですからね」
「予測どおりに楽しんでくれて、ボクとしても満足ですよ」
この練習は巴のためのものだった。

7/28
観月と練習後。
スポーツショップに行く。
余計なお世話かもしれないが、
巴のラケットはもう少し重いものに変えた方が良いのではないか、と言ってくる。
巴はそれを素直に信じる。

8/9
花火大会。
一緒に花火を楽しむ。
雑用に追われ、夏気分を味わってなかったらしい観月は、誘ってくれた巴に礼を言う。
来年も一緒に来ようと約束をする2人。

8/30
全国大会前日。
夜、観月から電話。もう寝てたかと聞かれ、寝付けなかったと答えると、全国大会なのだから、緊張しない方が難しいと言われる。
良かったら、これから公園に打ちにいかないかと誘われる。
自分も目が冴えてしまったので、相手をして欲しい。
お互い、最後の調整にしよう、と。

公園。
打ち合いと会話をしながら、不安な気持ちが消えて行くのを感じる。
気持ちも、実力も負けないと言う巴。
リラックスした2人。明日はお互い思い切り戦うと事を誓う。

8/31
全国大会。
VS観月・早川ペア。
いい試合(ゲーム)をしましょう、と観月。
→勝利。
悔しいけど、キミにはボクのデータが通用しなかった、
と観月は素直に負けを認める。


351:ST2観月ルート
06/07/28 00:55:08
9/14
観月と練習後。
観月は28日から修学旅行。
ルドルフはデンマークに行くらしい。
行ってみたいと言う巴に、観月は「お土産と写真を撮ってきます。
将来は連れて行ってあげるから今はそれで我慢して下さい」
と冗談とも本気とも事を言う。

9/23
観月と練習後。
是非話さねばならないことがある、と深刻になる観月。
「以前教えた技…ハリケーン・スマッシュを使うのを止めて下さい」
何か弱点が見つかったのか、
それとも他校の自分に教えたから嫌な目に合っているのかと問う巴。
しかし観月は、そうではない、と否定する。
成長途中の巴が使うと危険な技である事。
巴がいい実験材料であった事。
巴にあの技を使わせたらどんな効果が出るか知りたかった事。
今までずっと巴を利用していた事を告白する。
そして、もう自分には関わらない方がいいと言う観月。
巴はどうして今ごろ打ち明けたりしたのか疑問に思い問いかける。
観月は巴の身体を壊したくなかったから、大切な仲間だから……と答える。
その言葉を聞いて、巴は観月を信じると言う―仲間だと言ってくれた、観月の気持ちを。
観月は何度も礼を述べ、
「キミの信頼、もう、絶対に裏切りません!」

10/5
夜、観月から電話。修学旅行から帰って来た。お土産を貰う。

10/12
新人戦。
VS裕太・早川ペア。
→勝利。
試合後、観月が顔を見せる。
巴は聖ルドルフの強敵の1人だと言う観月。認められた巴は照れるが嬉しく思う。これからも頑張ってくれと言われる。

10/19。
観月と練習。
Jr選抜出場、おめでとうと言われる。
練習後、一緒にパソコンショップへ。

11/3。
観月と練習。
練習後、参考書を買いに書店へ。
参考書売り場でない場所で、熱心に読書をする観月。
いつもとちょっぴり違う観月を見たと少し嬉しく思う巴。
ちなみに、読んでいる本のタイトルは『若草色の出会い』

11/9
学園祭。
テニス部の出し物はどこでやるのか、人に尋ねている観月発見。
※パートナーが桃城、海堂、リョーマによって、会話は変わる。


352:ST2観月ルート
06/07/28 00:56:37
12/14~(方言イベ)
一人で買い物に出かけると、偶然観月を発見。携帯で電話している。
「はじめぇ、ばっちゃん心配してっからよぉ、正月さ帰(けぇ)ってこぉ」
「ダメずぅ、まだ、やり残し(す)たコト、東京にあんだぁ」
「…んー、また後で掛けっから」
電話を切り、主人公に気付く観月。
「うぅっ!?」
かなり動揺。
「い、いつからそこにいたんですか?」
「人の話を立ち聞きするなんて、あまり誉められたことじゃありませんよ」
立ち聞きするつもりはなかったと言う巴。
「あ、誰にも言いませんって。
観月さんがズーズー弁で喋っていたコトなんて!」
「…どうせ、ボクもキミと同じく、田舎者ですよ」
(なにげにコケにされた感じ…)
田舎の風習が嫌いだと言う観月。
都合のいい時だけ長男長男と言うところや、何かと親族が集まることも。
「あ、でもお年玉たくさんもらえるじゃないですかぁ。いいなぁ~」
「…おめでたい人ですね、キミは」
またスクールで会いましょうと言う観月。
「…それから、今日の一件は見なかった…。いいですね!?」
「はぁ~い!」
(・・・えへへ、後で朋ちゃんに電話しよーっと!)

12/20
青学のスキー教室には不参加。

12/21
夜、観月から電話。
「24日はあいてますか?」
夕方からファミレスで行うパーティーに誘われる。

12/24
クリスマスパーティー。
Jr選抜に向けての練習はどうかと観月に訊かれ、期待していると言われる。
プレゼント交換で、紅茶セットが当たる。
帰りは夜も遅いので送って貰う事に。
巴は、にぎやかで楽しくて都会的なクリスマスに憧れていた。
観月は逆にそっちの方が羨ましいと言う。
お互い、ないものねだりである事を笑い合う。
談笑したあと、26日・27日に行う温泉合宿に誘われる。
「行く」と答えると、他校の人間に誘われても、なんの迷いもないなんて不思議な人だ…と言われる。
そして、観月は突然、聖ルドルフに転校してくる気はありませんか?と巴に言ってくる。
驚く巴。
青学も悪くはないが、その方が巴にとっていい選択だと言う観月。
自分も含め、ルドルフのメンバーは主人公の才能を高く評価している。
キミの近くでじっくり指導してみたい。返事はまだ先でいいから…と。
話しているうちにいつの間にか雪が降ってきた。
「とうとうホワイトクリスマスですか」
「綺麗…」
「ええ、まるで小説のワンシーンのようですね」


353:ST2観月ルート
06/07/28 01:06:07
12/26(合宿イベ)
温泉合宿1日目。
まずは温水プールで水中歩行。
ボヤく部員たちに観月のゲキが飛ぶ。
しかし、巴の天然の言葉に、柔らかい雰囲気が訪れる。

夜。
早川に誘われ、男性陣の様子を見に行く事に。
何故か裕太が真っ赤になっている。
どうやら、裕太はまだ恋をした事がないらしく、それを木更津たちにからかわれてるらしい。
「ここまでウブだと、もう天然記念物だーね。真面目だーね。立派だーね」
「中2にもなって…」と、裕太をからかう柳沢と木更津。
「これが笑わずにいられる?」と、巴は木更津に同意を求められる。
「いいじゃないですか、それぞれでしょ」と巴が答えると、
「優等生のお答え。…なんか匂うだーね。おまえ自身はどーなんだーね?」
「変にかばっちゃってさ。あやしいぞ。キミのタイプ、聞かせてよ」
→ここで三択。「優しい人」「ワイルドな人」「背が高い人」
「優しい人」選択時。
じゃあ、観月は全然論外だと言う柳沢。巴は「そんなことない」と反論。
「観月さんは、ステキな人だと思います」
「…………」
いつの間にか観月が!
探し物を取りに来たらしい。もしや、今の聞いていた?
「入口に突っ立ってないで、入ってきなよ。一緒に続きを聞こうよ」
木更津にそう言われたが、
「ボクは忙しいんです。くだらないおしゃべりにつきあっているヒマはありません」
そう言い残し、部屋を去る観月。暫く経った後、何やら物を落すような転んだような大きな音が……。
「…相当、動揺してるわね」と早川。
「クスクス、関係ないけどね」

12/28
温泉合宿2日目(最終日)。
インドアテニス。はじめて観月とペアを組む。
VS木更津・柳沢ペア。
→勝利。
「…キミたちさ、実は相性バッチリじゃないの?」と木更津。
観月に、また機会があれば組んでみるのも面白いと言われる。
「キミとの相性は、そう悪くないみたいですから」

1/1
お正月。
観月から初詣に誘われる。わざわざメールに地図を添付してくれる。
願い事を言った後、ふらついてしまう巴。
観月は自分の誘った初詣で具合が悪くなったら…と心配するが、巴は大丈夫だと答える。
今年もお互いに頑張ろう、と誓いを立てる。

家に帰ると沢山の人から年賀状が来ていた。
観月からの年賀状は―(なんか、マイワールドだよね…)

1/17(桜乃誕生日にプレゼントをあげると発生)
学校帰り、観月に声をかけられる。
「そういえば、キミ、なにかしたんですか?」
あちこちで「友情に厚い」という評判を聞いたらしい。
覚えがないと言うと、よく考えてみて下さいと言われた。
「良いことをしても忘れてるなんて、キミらしいですけどね」



354:ST2観月ルート
06/07/28 01:08:10
2/14
バレンタインデー。
観月を公園に呼び出し、チョコを渡す。
学校まで持っていくべきだったと謝る巴に対し、学校では何かとうるさいのでこの方が落ちついて会えると言う観月。
ルドルフの女の子たちに、たくさんチョコをもらったんじゃないかと巴は気になる。
どうしてそんなことを気にするのかと訊かれ、観月と学校が違うからと答える。
テニス以外の観月を知らないので、普段の観月を知っている人が羨ましいと。
たとえば、どんなものが好きなのか…とか。
しかし、観月はそんなこと、直接自分に聞けばいつでも教えてくれると言う。
巴があげたチョコは苺味で、シンプルな方が好きだと答える観月に、巴はショックを受けるが、
観月は「でも、ちゃんと教えてあげたでしょう?来年からは大丈夫ですね」「こういうものは、味よりも、気持ちが大事でしょう?」
話の流れで、巴は来年も観月にチョコをあげる事になる。

2/28
観月から電話。受験終了の報告。
やるべきことはやったから、自信があると言う観月。
これで受験は一段落。
「今度こそ、自分のやりたかったことをしっかりやらせてもらいます」
観月のやりたかった事とは何だろう?と、巴は不思議に思う。
お互い悔いのないよう、頑張ろうと話し合う。

3/1
観月から電話。受験合格の報告。
これでJr選抜に集中できる、と意気込む。

3/6
夜、観月から電話。
話したいことがあると、公園に呼び出される。

公園。
夜の寒さは選手にとって良くないので、早めに話をしようと言う観月に対し、
巴は大事な話なら急いじゃダメだと言う。
「…明日の試合なんですが、ボクのパートナーになりませんか?」
主人公の理屈抜きの一生懸命さが眩しかった。
主人公と組めたら、今まで知らなかった世界を見る事が出来そうな気がする、と。
巴がこの機会に勉強させて下さいと言うと、勉強するのは自分の方だと言われる。
「緊張せずに、いつものキミらしいプレイをしてください」

3/7
Jr選抜。
決勝でVSリョーマ・鳥取ペア→勝利!
「んふ。シナリオどおりでした。こんなに思いどおりに進んだのは初めてかもしれない」
「おそらくキミの力があったからなんでしょうね。ありがとう」
観月の力があったからだと言う巴。
「ボクこそ、キミが必要だった。そのボクがキミの役に立てたのなら、最高です」
お互いに信頼し助け合ったからこそ優勝できた、と喜びを分かち合う。


355:ST2観月ルート
06/07/28 01:12:22
3/8
青学卒業式。
終了後、観月からメール。話したい事があると言う。何だろう?

公園。
ルドルフは明日卒業式らしい。一足早いおめでとうを言う巴。
みんな中学テニスを終え、新しいステージに行くのだ…としみじみ語る観月。
名残惜しそうですねと巴が言うと、キミにはお見通しだ、と苦笑いされる。
青学に破れた試合の数々が、頭の中に浮かんでくる、と。
冷静に分析し、次に活かさねば。新しい戦いの始まり。
青学以外にも強力なライバルはたくさんいる。
「彼らを分析し、弱点を見つけ、倒していくのが、今後のボクの闘いです」
やりがいのある仕事だと言う観月。
「どうです?ボクの戦い、そばで見ませんか?」
昨日の試合中、自分の考えを理解してくれる最良のパートナーが現れたと、ずっと考えていたらしい。
「ずばり言います。将来は、ボクとペアを組んでください」
本気かと驚く巴。
「他の誰にも、こんな気持ちは抱きません。キミだけです」
「ボクは真剣ですよ。同じ気持ちで考えてほしい」
それと、もう1つ、聞いて欲しいことがあると言う。
「キミには、ボクだけの「ブレーン」になってほしいんです」
どうして観月だけのかと問う巴。
「貴重な時間をよそで使うのは、無駄です」
「他の人たちのことは、ボクが頭を使えば充分ですから」
「それに強くなるのは、ボクたちだけでいいんです」
「…と、とんでもないわがままって気がする」と呆れる巴。
強くなるために手段を選んでいる余裕はないと言う観月。
とりあえず、今日は提案ということで、そのうち結論を聞きに来るとのこと。
「ボクとキミのテニスは、これから先もずっと道を同じくするでしょうから」

ED
観月の卒業式。
改めて「おめでとう」を言う巴。
そして、「私…。聖ルドルフに転校します」
「…決心してくれたんですね」
観月にはいろんなことを教えてもらった。観月がいたからこそ、ここまで続けてこられた…と巴は言う。
「その観月さんが言うことだから、断っちゃいけないって思ったんです」
「ボクにはもったいない言葉です。これからもキミの信頼を裏切らないようにしないと」
「これを受け取ってください。ひと足早いプレゼントですが、ボクの気持ちです」
ルドルフのウェアを渡される。
今日、自分がOKの返事をするのが分かっていたのかと巴は驚く。
「ボクはキミに信頼されてる。それだけはわかってました。それに賭けたんです」
今まで他人を好きになると言う気持ちがよく分からなかったと言う観月。
好きになったこともなかったし、その必要もないと思っていた、と。
「でも、キミと一緒にいるうちに、好きになるってことがどういうことかわかった」
「たぶん、キミがボクを信じ続けてくれたおかげです」
観月の言葉に、嬉しくて涙が出そうだと言う巴。
「キミはボクの大切な人ですよ」
「そういう人を持てるかどうかが、ボクにとっての課題だったんです」

その後、聖ルドルフに編入した巴。
観月さんを信じて、どこまでもついていこう。
観月さんは卒業してしまったが、そんなことは関係無い。
一緒に、もっともっと強くなっていくんだ!!

―END―


356:名無しって呼んでいいか?
06/07/28 01:13:55
まとめるのって難しい・・・orz
読みにくかったり理解しくかったり会話とか多かったりして
スイマセンでした。

357:名無しって呼んでいいか?
06/07/28 09:58:35
>>347
リクした者ですが乙!わざわざ全部書いてくれてありがとう。すごく読みやすかったよ
ST2観月評判がいいので気になってたけど、萌えたので買ってみようかな?
是非石田声でズーズー弁を聞きたい。

358:名無しって呼んでいいか?
06/08/06 20:32:58


359:名無しって呼んでいいか?
06/08/10 17:11:43
ときメモGS2の若王子お願いします。


360:GS2 若王子 ◆l1l6Ur354A
06/08/12 16:22:10
主人公の担任教師である若王子は、自分が教師であることをたびたび忘れてたり
授業中にふとした思い付きで生徒を連れて遊びに出かけたりと、
常識はずれなところがある、掴み所のない人だった。

若王子が開く課外授業に積極的に参加するなどして彼と親しくなった主人公は
いつしかふたりきりで外出する仲になる。

だが、若王子には、趣味を聞かれて「教師」と答え、教師をすることで失われた時間を取り戻してると言ったり
学生時代は研究ばかりだった、放浪してたことがあるなど
何か普通とは違う過去を持ってることが、段々わかってくる。

ある秋の日、いつものようにデートの待ち合わせ場所に向かうと
黒服の男が若王子をドクターと呼び、あなたの気まぐれに付き合ってる暇はない
一緒に帰りましょうと言い、若王子が高校の教師をしてると知ると、才能の浪費だと呆れ出す。
黒服の男はその場を去るが、彼が何者だったのか
なぜ若王子を探してたかなど、詳しいことはわからなかった。

スキー合宿の際に行われたクリスマスパーティーのお開き後、
興奮して眠れず、外に出た主人公は若王子とバッタリ遭遇する。
若王子は、寒さで手がかじかんだ主人公の手を温めながら、
子供の頃から数年前までずっとアメリカの研究所で働いていたこと、
その頃はクリスマスはデスク上のおもちゃのツリーと冷たいターキーのことだと思っていて
それが不幸せなことだなんて考えもしなかったけど、今夜は大騒ぎをして
大好きな生徒たちの寝息を確かめて歩きながら、ときどき寝付きの悪い子が話し相手になってくれたりもする。
こんなに幸せなこと無いんだと話す。

翌日、若王子とスキーをしてロッジまで競争しようとしたとき主人公は彼とはぐれてしまう。
若王子を探してる途中、危険な状況に陥りそうになる主人公。そこへ若王子が駆けつけるが
主人公は自分が助かったことよりも、若王子と再び会えたことに安堵する。

「先生と二度と会えなくなるような気がして…。先生はどこにも行きませんよね?」

若王子は不安に怯える主人公を抱きしめながら
「僕はここに居る、どこにも行かない。もう君を不安にさせたくない。」
と安心させる言葉を返すが、何かを言いかけてやめてしまう。

卒業式当日。灯台の中に入った主人公の前に若王子が現れ
君に知っておいてもらいたいこと、教えてもらいことがことがあると言い
自分の過去を語り始める。

特殊な計算能力を持つゆえ、13歳からアメリカの研究所で働いて若王子は
まるで計算機のように1日中計算ばかりする日々と、自分の力を巡って争う人々を見てるうちに
人間に失望していった。

そんな酷い人生が、早く終わってしまえばいいとばかり考えてたが
主人公と出会って全てが変わり始め、自分の人生も悪くないものなんじゃないかと思えるようなったと言う。

「君を愛している。だから、今は君の気持ちを知りたい。」

主人公は若王子の告白を受け入れ、灯台で口付けを交わして
ふたりは教師と生徒から恋人同士になった。

その後、主人公は自分で決めた進路に進み、若王子は相変わらずマイペースに教師生活を満喫。
ふたりきりになると、少しだけ切ない表情で遠くを見せることもあるけど
それを見られるのは主人公だけの特権だった。


361:名無しって呼んでいいか?
06/08/12 20:55:39
360乙
359じゃないが、読みやすくて楽しませてもらった

362:名無しって呼んでいいか?
06/08/16 00:22:08
ときメモGS2の志波と佐伯を教えて下さい。

363:名無しって呼んでいいか?
06/08/19 03:17:25
>>360
good job

364:名無しって呼んでいいか?
06/08/19 08:15:35
コルダの土浦をお願いします。

365:名無しって呼んでいいか?
06/08/19 16:44:24
志波勝己は15歳にして身長187cmで寡黙でとっつきづらいキャラ。
だけど運動パラを高めつつデートに誘ううち、過去にあった事件のせいで
人間不審になり心を閉ざしているだけで、実際は純朴でちょっと天然なところがあるキャラだとわかる。

志波は幼い頃から野球が好きで、中学の時も野球部に所属していた。
しごきがキツイと言って辞めていく者が大勢いたが、志波は軟弱だとしか思っていなかったが、
い頃から共に練習に励んでいた友人が辞めると言い出した時は全力で止めた。
今やめたら絶対に後悔する、先輩たちは自分のためを思って鍛えてくれるだけだと。
「一緒に野球を続けよう。辞めたら軽蔑するからな」と志波は言う。
だが実際は、志波が知らないだけで友人はしごきを通り越していじめのような事を先輩にされていた。
当時から体格がよく、顧問から贔屓にされていた志波には手を出さなかったが、
先輩は気に入らない後輩たちをいじめぬいており、退部していった者たちも
野球を遊び半分でやっていたのではなく、いじめに耐えかねた末の決断だった。
そんな事に気づきもしないまま志波がいつも通り部活を続けていたある日、
友人が死んだ。先輩達からの暴行の末だった。だが学校側は事故として処理した。
何も気づけなかった事に志波は呆然として、友人の葬式にも行かず引き篭り続けた。
中学を変え、もう誰も信じられないと志波は友人をつくらなくなり、そして野球を辞めた。
高校に入学してからも夢も希望も抱いていなかった。主人公に会うまでは。

志波は主人公によって人間不信を克服して野球を再びはじめるようになる

366:名無しって呼んでいいか?
06/08/19 23:08:12
>>365
それ発売前にGS2スレで見たぞw
ホントっぽいウソを教えないよーに(+_+;)\(-_-;)バシッ!!


367:名無しって呼んでいいか?
06/08/20 00:11:48
志波野球部復帰有り 書きますー

368:GS2 志波1/2  ◆l1l6Ur354A
06/08/20 01:14:07
一応主人公野球部マネ&志波野球部復帰ルート

羽ヶ崎学園に入学した主人公は、野球部に入部しマネージャーとして活動することを決意する。
活動初日、野球部の練習をこっそり見ている長身の男子生徒を発見。
主人公は彼に、野球に興味があるのか、入部したいのかと問うが冷たくあしらわれてしまう。
それが主人公と志波勝己の出会いだった。

時は流れて冬、またも野球部の練習を見ている志波に出くわす主人公。
そこで志波が幼い頃から野球をしていたことを聞かされる。
「どうして野球をやめちゃったの?」と問う主人公に志波は
「俺は…とりかえしのつかないことを…」と語り始める。
しかしその時、突然飛んできたボールが二人のそばのフェンスに当たり、
志波の話は遮られてしまう。その後再度主人公が問いかけても「なんでもない」と
はぐらかされてしまった。(このイベントは起きないこともあります)

さらに時は流れ、羽ヶ崎学園は他校(はばたき学園?)との練習試合を行っていた。
しかし、その試合は平穏なものではなかった。
相手チームのピッチャーが、自分達の負けが見えてきたとたんバッターに対して暴投をし始めたのだ。
「ひどい!」絶句する主人公。その時、怒りをあらわにした志波が現れた。
「あいつ…また!!もう許せねぇ」(うろ覚え)
志波は羽ヶ崎学園野球部の監督となにやら話したかと思うと、なんとはね学野球部ユニフォームに
身を包んでバッターボックスに立ったのだった。
「てめぇは…志波!あんな事件を起こしておいてよく野球を続けられたもんだな。
 つーかお前野球部じゃないんじゃねえの?部外者が何試合に出てんだよ!」
あざ笑う相手高のピッチャーに志波は言葉少なに告げる。
「…たった今、入部した。俺はもうはね学野球部の一員だ」
志波はピッチャーのボールを思い切り打ち返し、はね学を勝利に導いた。
そして志波は、今後も正式に野球部員として活動することを許可された。
喜ぶ主人公に対し、「お前のお陰だ」と志波は告げた。


369:GS2 志波2/2  ◆l1l6Ur354A
06/08/20 01:17:05
そしてまた時は流れて(修学旅行・甲士園前夜にも甲士園関係イベ有)三年目クリスマス(スキー合宿)
会場の空気の薄さに体調を崩した志波を気遣い、主人公は人ごみから離れ志波に椅子を勧める。
椅子に座った志波は、三年前ならこんなパーティには参加していなかっただろう…と語りはじめる。
中学最後の試合、自分は相手チームのピッチャーを殴ってしまい仲間達の夢を奪ってしまったこと。
周りは気にするなといってくれたが、どうしても罪悪感をぬぐえず、野球を続けることができなかったこと。
「最近昔の野球仲間と会うようになった。くだらないこと話して、突っ込みいれられて…それが俺には心地いい」
主人公が笑い方や人との接し方を思い出させてくれたのだ、と志波は感謝を述べた。

そして卒業式。伝説の灯台に、志波が現れた。
自分は野球をやめることが仲間達への唯一の詫び方だと思っていたけど、それは違うんだということ、
そしてそれを気づかせてくれたのは主人公だということを告げる。
これからも自分の背中を押してくれる主人公の手が必要なんだ、と言い、志波は主人公に想いを告げる。
それを受け入れる主人公。志波は「これからは、手をつないで歩いていこう」と言い、主人公にそっと口づけた。

その後志波は一流体育大学に進学し、野球部レギュラーとして活躍。大学野球で日本一を目指している。
主人公はその夢をずっと隣で見守っていこうと思うのだった。


370:名無しって呼んでいいか?
06/08/24 17:36:50
通りすがりがあげていきますね

371:名無しって呼んでいいか?
06/08/24 22:14:08
ラブレボ教えて

372:名無しって呼んでいいか?
06/08/25 07:46:14
>>369
乙です
まとめ方うまー

373:名無しって呼んでいいか?
06/09/04 18:32:29
GS2姫子ルートお願いします

374:名無しって呼んでいいか?
06/09/05 00:30:37
スレ違いかもしれませんが、GS2の「573スタイル特別版特製ドラマCD」の
ストーリーを教えてください。
発売一ヶ月前から予約ですでに完売で入手できず、
転売厨ウザーと思いつつもオクで大金はたく程の内容なのか知りたいです。
本スレで聞きたくてもゲーム未プレイのため、ネタバレ怖くて見られません。
特典という事なので、細かい内容は申し訳ないので結構ですから、
わざわざオクで落とす価値があるのか程度にお願いします。
ちなみに当方、GS2出演の声優はGS1ほど興味がなく、
未プレイの段階ではキャラも前作ほど魅力を感じてません。
ただプレイしたら、ときめいてしまうのがGSクオリティかも試練と・・・
親切な姐さん、お願いします。

375:名無しって呼んでいいか?
06/09/05 17:40:50
あげ

376:名無しって呼んでいいか?
06/09/05 17:59:08
>>374
特典CDはキャラの性格やら思いっきりネタバレになってしまうが…
ネタバレ嫌なんだよね?

377:名無しって呼んでいいか?
06/09/05 21:22:13
>>374
コレに関しては、所詮はキャラ萌え状況によるから
個人差があるので何とも言いようが無い。

私個人の意見としては、声優に興味は全然無いが、
GS2キャラが結構好きなので普通に買って良かったと思う。
GS2はGS1に比べると全員好ましいキャラだったというもの大きい。

内容と時間は、
初回限定に入っていたCDのその後の話。
1話5分程度の話が5つ入っている。

…オクの値段がどれほどのものか知らないのでその辺は自己判断でドゾー。

378:374
06/09/06 02:33:01
>>376
>>377
適切なお返事、有難うございます。
確かに、私も萌えられるか否かが判らないから
判断しあぐねているので、取り敢えず初回版を買い、
プレイしてみてから、もし萌えまくって
どうしても欲しくなったらオクも考えようと思います。
ご親切、感謝します。

379:名無しって呼んでいいか?
06/09/06 17:26:07
大分時間が経ってしまったんですが、ラスエス需要あるようなら投下します

380:名無しって呼んでいいか?
06/09/06 19:42:30
お願いします

381:ラスト・エスコート エンジュ
06/09/07 15:31:55
ではエンジュ投下します。
ホストクラブにいくきっかけは>207さんを見てください。

全く芸能人に興味かない主人公。エンジュが店に来ることが決まった時も「テレビに映って親にバレたらどうしよう」としか思わない。
だが友人がファンになってしまった為、付き合いで指名の列に並ぶ。
その際にお詫びのサインを断ったことからエンジュに顔を覚えられる。それが縁で、街で声をかけられている所を週刊誌にスクープされてしまう。
謝られ、お詫びと言って食事に誘われる。徐々にエンジュを気にし始める主人公。今までの非礼を詫び、普通にホストとして接するようになる。


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