ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板at GGIRL
ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板 - 暇つぶし2ch124:名無しって呼んでいいか?
06/04/08 22:37:47
ときメモGSの氷室零一エンドと葉月珪エンドをお願いします。

125:名無しって呼んでいいか?
06/04/08 22:46:44
期待あげ

126:名無しって呼んでいいか?
06/04/08 22:58:37
>>124
エンドだけなら
エンディングドットコムで見た方がいいんじゃないの?
ED台詞全部掲載されてる

127:名無しって呼んでいいか?
06/04/08 23:16:30
エンディングドットコムというサイト初めて知った。きまストまであるとは思わなかった

128:名無しって呼んでいいか?
06/04/09 00:01:17
漏れもー、126タンサンクス。

129:名無しって呼んでいいか?
06/04/09 01:23:07
126タソ㌧!
攻略がめんどいと評判だったのでプレイしてなかったマイネがあって
全ED読めて満足
しかし、どんな世界観なんだマイネはw

130:名無しって呼んでいいか?
06/04/09 01:48:46
マイネ自分も読んだけど逆にプレイしたくなったw
なんだあの台詞や世界観は。ワロス

131:名無しって呼んでいいか?
06/04/09 16:11:48
だれかまとめよろ

132:名無しって呼んでいいか?
06/04/10 02:17:15
遙か3運命の迷宮のメインストーリーについて教えてください
幻影の正体は何ですか?

133:名無しって呼んでいいか?
06/04/10 08:40:00
>>132
まだ本スレでもネタバレ解禁になってないから、
2週間くらいしたらまた来たらどうか。

134:名無しって呼んでいいか?
06/04/10 09:33:41
>>132
乙女@遙かなる時空の中で3運命の迷宮攻略スレ8
スレリンク(ggirl板)

こっち来てくれ

135:ラブレボ幼馴染 ◆l1l6Ur354A
06/04/15 01:10:13
ヒロインの幼馴染はぽっちゃりのメガネオタク。映画監督になるのを夢見ている。
彼はヒロインのダイエットに触発されて、一緒にダイエットを頑張ることに。
ぐんぐん痩せて綺麗になっていくヒロインに対して、自分はダメだという思いを募らせる幼馴染。
そんな自分を変えたくて努力する彼と、
あちこちデートしたり
「ごめんね、今日は欲しい商品の発売日なんだ」とデートを断られたり
一緒に夏休みに旅行に行ったりする。
旅行先の露店でヒロインはペンダントかなにかを発見して気に入るが、お値段を見て断念。
一方幼馴染はレアフィギュアをゲットして興奮。
その後、幼馴染はアメリカの映画監督からお声がかかり、しばらく渡米して修行することを決意。
彼がいなくてなんとなく寂しいヒロインの元に、幼馴染が帰ってくる。
「…どちらさま?」
なんか病気したりなんだりで脅威のダイエットを遂げた幼馴染は、ナオミばりの変身を遂げていた。
金髪の天使になった幼馴染は学校でも急激にモテはじめるが、彼曰く
自分の外見しか見ていない子よりも、ずっと変わらずいてくれたヒロインのほうがいいらしい。
クリスマスにはヒロインがキャッチに絡まれたところを助けてくれたりと、男らしさもアップしているようだ。
で、旅行で買えなかったペンダントをこっそり買っていたらしく、プレゼントにそれをくれる。

EDは、自分達をモデルにしたという、主人公の少年が幼馴染の少女に恋するラブストーリーの脚本を渡されて終わり。

136:名無しって呼んでいいか?
06/04/15 03:58:07
ナオミ懐かしいなw

137:123
06/04/16 01:47:18
ラブレボ幼馴染みを希望した者です
ありがとうございました!
このキャラの話に興味があったのでとても参考になりました

138:名無しって呼んでいいか?
06/04/16 19:22:26
ラブレボの保険医ルートお願いします。

139:名無しって呼んでいいか?
06/04/17 10:48:28
ラブレボ一ノ瀬お願いします。

140:名無しって呼んでいいか?
06/04/18 20:18:32
ラブレボ欲しいとオモってたが、このスレ見て満足した

141:水の旋律
06/04/19 11:20:31
水の旋律いきます。
攻略キャラは7人いるけど、全員大体同じ流れなんでその流れだけ。
個別でご希望あったら対応します。

***

主人公の白石陽菜は高校一年生。昔から、気持ちが沈んだりすると雨が降ることがある。
理由は分からない。
この春、尚和高校入学を機に10年ぶりに尚和町に帰ってきた。その入学式で、
幼なじみだった新野憲吾や日下部仁美に再会する。再会を喜ぶ3人。

しかしそれからの陽菜は、階段から突き落とされかけたり、夢遊病状態になった仁美に
カッターで襲われたり、凶犬に襲われたりと波乱ばかり。
しかも凶犬に襲われた際できた傷は、ありえないスピードで治ってしまった。
2年の桐原拓哉やその兄で社会科教師の桐原貴人は、なぜ陽菜がそんな目に遭うのか
知っていそうだが、何も話してくれない。茶道部の合同お茶会で知り合った葉光学園の
加々良愁一や明月圭も同様だ。

そんな中、憲吾のバイト仲間で大学生の手塚京輔を紹介され、「雨を呼ぶ巫女」の話を
聞く。巫女は八百比丘尼(やおびくに)と呼ばれており、人魚の肉を食べたため、
天候を自在に操る力と800年もの長寿を得たという。
自身との共通点を感じた陽菜は、手塚にまた話を聞きたいと頼む。

悶々としながら日々を過ごす陽菜。その陽菜の前に片瀬という男が現れる。
片瀬は抜き身の太刀を持っており、この太刀だけが九艘である陽菜を殺せる、と脅す。
さらに凶犬を操り、けしかけてくる。凶犬に噛まれるが、その傷がたちどころに治って
しまう陽菜。
そこへ愁一が現れ、片瀬を追い払う。そして片瀬は愁一と同じ一謡の一族だと明かす。

その後陽菜は、桐原兄弟に真相を聞きに行ったり、憲吾と手塚のバイト先に押しかけたり、
愁一と圭を訪ねて葉光学園に行ったりして日々を過ごす。
そして、また片瀬に襲われかけたり、怪我があっというまに治るところを見られたり
したのをきっかけに、いくつかのことがわかる。



142:水の旋律
06/04/19 11:21:25
まず、陽菜はすでにヒトではなく、九艘(くそう)という生き物であること。
陽菜の気分が落ち込んだりすると雨が降るのはそのためだということ。
それは幼い頃に九艘の誰かに割血(かっけつ:九艘の血を体内に入れること)を
されたためだということ。
九艘は純血なら400年前後生き、怪我や病気を全くしない生き物であること。
桐原兄弟はその九艘の一族であること。

その九艘と敵対するのが一謡(いちよう)の一族であり、愁一や圭、片瀬は一謡であること。
一謡の寿命は120年前後、ただし怪我も病気もするので、実際の平均寿命はもっと短いこと。
その一謡の一族に伝わる太刀だけが九艘を寿命以外で殺せること。
その太刀を扱える人間を「ハンター」と呼んでいること。
そして、九艘も一謡も八百比丘尼の子孫であること。
そのために九艘と一謡は昔から血で血を洗う争いを続けてきたこと。
陽菜には八百比丘尼と同じ「天泣の力(天候を自在に操る力)」が備わっていること。

大体の事情を把握した陽菜は、終盤、攻略相手によって九艘か一謡の郷に行くことになります。



143:水の旋律
06/04/19 11:22:12
その1。九艘の郷へ。
九艘の郷に連れてこられた陽菜は、九艘の長であり、拓哉や貴人の父親である政継と会う。
政継は、九艘はヒトとは相容れない存在だから、今日からすぐにでも九艘の郷へ移り住む
よう陽菜に言う。しかし、九艘の長老であり、実は陽菜の夢に度々出てきた老婆・水琴は、
「あなたの望むように生きなさい」と寛容なところを見せる。九艘の初代・八百比丘尼と
同じ天泣の力を持つ陽菜に無事会えた事で気が抜けたのか、水琴が死亡。
その驚きもさめぬうちに九艘の郷に火がかけられる。また、一謡のハンターが太刀を持って
乗り込んできたとの話も。
広域にわたる炎を消し止めねば、と、初めて意識して天泣の力を使う陽菜。無事発動して
郷の火を消し止めるも、放火の犯人であり一謡のハンターである設楽優に襲われ、
殺されかける。しかしこれも天泣の力を発動。太刀を壊してしまう。
そこに、愁一や圭が登場。優を止め、また、九艘の長である政継に、九艘と一謡の和平を
提案する。初代と同じ天泣の力を持つ陽菜がいれば、両一族の和平も容易いだろうと。

その2。一謡の郷へ。
一見和やかに迎えられる陽菜。愁一の父であり、一謡の長でもある真秋と会い、
一謡側から九艘に和平を申し入れたい話を聞く。
しかし翌朝、真秋が死体で発見される。状況から犯人は陽菜だと断定され、
陽菜は座敷牢?へ。その間に愁一の兄である水季がハンターの設楽優に、
九艘の郷に乗り込み、九艘を殺すことを命じる。

少数の、陽菜の無実を知る人によって助け出される陽菜。優が太刀を持って九艘の郷へ
乗り込んでいったのを知り、一謡の攻略対象と共に後を追う。たどり着いた陽菜の前に
広がっていたのは、火の海になった九艘の郷だった。
以降は九艘と同じ展開なので略。

144:水の旋律
06/04/19 11:23:42
凶犬→狂犬
でした。
ばかだorz

145:名無しって呼んでいいか?
06/04/19 21:35:34
陽菜は初代の生まれ変わりだったってこと?
両親は普通の人なんだよね?

146:名無しって呼んでいいか?
06/04/19 22:23:15
>>145
141じゃないんだが
生まれ変わりかどうかっていうのは
ゲームの中に特に説明はなかったし、
作中でも初代の生まれ変わりという
風には扱われていなかったと思う
初代と同じ力を持つ少女って感じで
後両親は普通の人だ。
割血された性で能力を手に入れたってことに
なってる。

147:名無しって呼んでいいか?
06/04/19 22:51:44
遙か3十六夜記の銀のストーリーを教えて下さい。
なんか犬萌えの人は萌えると聞いたけど…。

148:名無しって呼んでいいか?
06/04/20 00:02:39
>>146
サンクス
割血されたのが誰かってのは明かされるんだよね?
まだ書かれてないようだけど。
143で終わりなのかな…


149:名無しって呼んでいいか?
06/04/20 00:03:28
された→した
だった

150:水の旋律
06/04/20 00:17:24
>148
141です。
割血の相手は明かされるルートと明かされないルートがあるんで、
あらすじでは一応省きました。

割血の相手は幼い頃の拓哉です。
実は拓哉は幼い頃、1ヶ月だけ陽菜と遊んだことがあり、その時に
拓哉自身「たんなるおまじない」のつもりで陽菜に割血してしまいました。
拓哉と兄貴人のルートでのみ明かされます。
あとは思わせぶりな態度をとるだけw

151:名無しって呼んでいいか?
06/04/20 00:21:51
コテハン消し忘れたorz

これって全キャラ書いた方がいいのかな。
金太郎飴シナリオなんで、あとは個別で起こるイベントくらいしか書くところないけど。

152:名無しって呼んでいいか?
06/04/20 01:41:06
>>151
大学生が物語の鍵みたいのをチラッと見たことあるんですが
どこらへんがそうなんでしょうか?
その点が知りたいです。
あと、片瀬も攻略対象なんですよね?
殺そうとした相手とどういう過程でくっついたんでしょうか

153:名無しって呼んでいいか?
06/04/20 01:52:06
水㌧クス

154:水の旋律
06/04/20 12:53:45
>152
ではその辺りを中心に書いてきます。
少々お待ちを。

155:水の旋律・片瀬ルート
06/04/22 11:25:52
長くなっちゃいました。すいません。片瀬から。

***

愁一や圭の方が何かと質問に答えてくれるため、陽菜は葉光学園に通いつめるようになる。
そこで、九艘や一謡のことやその歴史、一謡内部の話などを教えられる。
また片瀬のことも。5年前、水断刀(九艘を殺せる太刀のこと)を受け継いだ片瀬は、
単身九艘の郷へ攻め入ろうとした。それを片瀬の主であり、一謡の長である加々良真秋が
寸前で止めたらしい。

その帰り道で、陽菜は頻繁に片瀬に遭遇するように。片瀬は陽菜を見張っているらしい。
愁一達に「片瀬は陽菜を殺せるから近づくな」と警告されたが、陽菜は会いたい一心で
わざと1人で歩くようになった。

陽菜の警戒心が緩んできた頃、愁一達から『片瀬は過去の因縁と関係なく、片瀬個人の
理由で九艘を憎んでいるらしい』という話を聞く。
片瀬に直接質問すると「お前には関係ない」とつっぱねるが、陽菜はさらに食い下がる。
陽菜「九艘が400年も生きるのが、そんなにうらやましいの?だって死にたくても
死ねないんだよ?」
途端に気のいい兄ちゃんぶりをかなぐり捨て、陽菜に水断刀を突きつける片瀬。
片瀬「お前には分かるってのか!? 本当に愛するものを失う悲しみが!」
さらに言い争っていると、そこに拓哉が割って入ってきた。拓哉は特殊能力を使って
片瀬を追い払う。

何故それほど片瀬を怒らせたか分からず、へこむ陽菜。しかしまだ分からないことも
多かったので結局葉光学園へ。そして片瀬には妹がいたが、病気で5年前に死んだ事を
知る。
その帰り道、落ち込んだ様子の片瀬が謝罪に現れた。謝罪を返しながら、陽菜は片瀬に
「妹のために九艘の郷を襲ったの?」と質問。片瀬はそれを肯定した。
病気で苦しむ妹のために、少しだけ九艘の血が欲しかったと。しかし寸でのところで
真秋に止められ、目的は果たせなかった。妹は片瀬の目の前で死んでいったという。
「お前も、好きになるなら九艘の男にしておけ」という片瀬。愛する者を失うのは
苦しいから、と。

いつものように葉光学園に行く陽菜。しかし葉光の校門前に貴人がいた。陽菜が一謡と
頻繁に接していることをなじり、八百比丘尼と同じ力を持つ陽菜は争いごとのタネに
なるので「九艘の郷に幽閉する」と言い渡す。ショックを受けて貴人から逃げ出した
陽菜の前に、片瀬が姿を現した。
事情を聞いた片瀬は陽菜にどうしたいかを問う。陽菜は「納得できるまで運命に逆らいたい」
と答える。片瀬はその答えを気に入り、「守ってやる」と陽菜に約束する。

夕方、貴人から九艘の郷へ連れて行かれる日を言い渡される陽菜。片瀬に相談すると、
その前に一謡の郷へ行ってしまおうと言われる。真秋ならうまく九艘とも交渉してくれるだろうと。
一謡の誰にも陽菜を傷つけさせないよう、絶対に守るから、と。
そして決行の日、陽菜は片瀬と共に一謡の郷へ行った。

あとは他の一謡ルートと大体同じです。
なお、一謡の郷で真秋と対面した時、片瀬の叔母の話をされます。概要を以下に。

一謡の中で水断刀を継承しているのは片瀬、明月、設楽の3家だが、実は片瀬家の
先代ハンターは2人いた。哲生の母、美智子とその姉、志津子である。それぞれ真秋と
真秋の姉に仕えていた。
志津子はある日はぐれ九艘(郷を何らかの理由で離れた九艘のこと)を狩る任務に出されたが、
そのはぐれ九艘と恋に落ち、失踪した(作中では語られないが、志津子の太刀もその時失われた
模様)。その後、やはりハンターの設楽祐治(優の祖父)が志津子らを探し出し、殺した。
その時に祐治も重傷を負い、間もなく死亡した。
以上のいきさつから片瀬家はその後、一族の中で肩身の狭い思いをすることになった。

156:水の旋律・手塚ルート
06/04/22 11:32:02
陽菜は理由をぼかしながら、八百比丘尼の伝承を教わるため手塚の下に通うように。
こちらは大学生の手塚ルート。

***

手塚も自分のことはあまり明かさずに、伝承を陽菜に教えていた。
ある日、陽菜は手塚の前でが怪我をし、その怪我がすぐに治るのを見られてしまう。
しかしそれがきっかけで、手塚は一歩踏み込んだ話をするようになった。
実は手塚は5歳の時に両親を目の前で殺されている。その時八百比丘尼の伝承に関わる
言葉を聞き、後年、それを研究するようになったのだ。

お互いに自分のことを知りたいのは同じ、と意気投合し、拓哉に聞くなどして少しずつ
手がかりを集める2人。その2人の前に、貴人が九艘の郷の使いとして現れる。
その貴人の話、また九艘の郷で会った最長老・水琴の話から、手塚は自身の秘密を知る。

鍵となるのは手塚の出生。
手塚京輔の母親は片瀬志津子。そして父親ははぐれ九艘の安曇康久である。
安曇康久は九艘にも一謡にも悪名高い人物。
約150年前、安曇は九艘の長の娘・彩女を好きだった。しかし彩女は、当時両一族の
和平を推進していた一謡の長との婚姻が決定していた。彩女を取り戻したい安積は、
一謡の和平反対派と協力して婚姻も和平も潰そうとした。
しかし安曇自身も一謡の和平反対派に裏切られ、彩女を殺されてしまう。安曇は一謡を
恨み、一謡の郷に乗り込んでいって一謡のハンターを殺した。
それらの咎で安曇は九艘の郷を追放された。

その安曇に20数年前に送り出された刺客が志津子だった。しかし志津子は一族を裏切り、
安曇と駆け落ちする。そして生まれたのが京輔である。
その京輔が陽菜と出会い、共に九艘の郷へ行き、九艘の最長老・水琴に会うことで、
ある能力に目覚める。手で触れて念じるだけで、九艘も一謡もヒトに戻す能力である。
京輔がこの能力に目覚めたことで、九艘と一謡の和解は「九艘・一謡消滅」という
他キャラ攻略時と別の可能性を得る。

ちなみに陽菜も、物語の最後で京輔の能力によって九艘からヒトへと戻ります。
それから「手塚」という姓は、一族からの追っ手を撒きたい両親が偽名として名乗った
ものです。
あと手塚グッドエンド時はこの能力に目覚めず、陽菜も九艘のままで終ります。

それから最初にレスしたぶんの訂正。すいません。
一謡の寿命は200歳、ただし怪我も病気も擦るので平均は120歳前後とのことでした。

157:名無しって呼んでいいか?
06/04/22 11:34:21
さらに訂正。
>陽菜は理由をぼかしながら、八百比丘尼の伝承を教わるため手塚の下に通うように。

>***
の下にはいります。

orzorz

158:名無しって呼んでいいか?
06/04/22 15:01:47
叔父と甥の関係なんだね



159:名無しって呼んでいいか?
06/04/23 00:25:42
>158
スマソ 説明不足でした。いとこ同士です。
片瀬哲生の母が美智子、手塚京輔の母が志津子、で
美智子と志津子が姉妹、という関係。

160:まとめ
06/04/24 01:35:33
未解決
・ダブルリアクションプラス
・幕末恋華・新選組 近藤
・星の降る刻(特に逆ハ部分)
・マイネリーベのナオジ(1か2か不明)
・マイネリーベ2のカミュ
・アンジェリークエトワールの新キャラ3人
・フルハウスキス2の松川
・ぼくとわたしの恋愛事情(主人公が黒の導師に召喚された理由)
・遙か3運命の迷宮のメインストーリー
・ラブレボ保険医、と一ノ瀬

予約
・幕末恋華・新選組 近藤以外 >95

解決済み
・金色のコルダ(メインストーリー) >8
・金色のコルダ 柚木 >72
・放課後のラブビート >9
・遙か3十六夜記 バッドED >16-23
・フルハウスキス メインストーリー(ノーマルルート) >34-36
・フルハウスキス2 メインストーリーと御堂 >75-79
・フルハウスキス2 山本 >81
・フルハウスキス2 一宮 >84-88
・ときメモGS 理事長 >43-44
・ラブレボ 兄ノーマルルート >47-56
・ラブレボ 兄ラブルート >60-64
・ラブレボ 華原ルート >92
・ラブレボ 神城ルート >111-121
・ラブレボ 幼馴染ルート >135
・水の旋律 >141-159
 犬に噛み殺されるバッドED >104-106

家ゲーRPG板のスレで解決済み >3


161:名無しって呼んでいいか?
06/04/24 01:41:35
↑未解決に
・遙か3十六夜記の銀
を忘れてた

162:名無しって呼んでいいか?
06/04/24 20:40:49
予約期限っていつまでだっけ?
半年ぐらいがいいんじゃないかと思ってるが
RPG板と同じにするの?

163:遙か3運命の迷宮◇l1l6Ur354A
06/04/25 01:50:28
発売1ヶ月経ったからいいかな。
一応トリップつけときます。
遙か3迷宮メインストーリー。

話は遙か3無印で、全キャラ攻略後に現れる隠しルート
いわゆる大団円ルート後からはじまる。
(ここは省略でいいかな?)

現代にやってきた八葉と望美、朔、白龍。
荼吉尼天は倒したし、清盛の持っていた黒龍の逆鱗も壊れたはずなので、
白龍は力を取り戻していいはずなのに、何故か力を取り戻せない。
鎌倉の龍脈が何らかの理由で乱れているという。
龍脈が元に戻らなければ、八葉たちはもとの世界に帰れない。
また、鎌倉にもどんな影響が出るか分からない。
みんなで龍脈の乱れの原因を探すことにする。

しかしなかなか原因が見つからない中、
望美は家の近くで不思議な人(幻影)に出会う。
幻影は望美に青い結晶を渡すと消えてしまう。

望美が結晶を手にすると同時に鎌倉に異変が。
鶴岡八幡宮に怨霊が現れる。
怨霊を倒そうとするものの、
望美は何故か言い知れぬ恐怖を感じて怨霊を倒せない。
剣もなく、どうすればいいか迷っているときに、
かつて(無印1周目バッドエンド)仲間を失った記憶がよみがえる。
もう皆を失いたくないと望美が強く思ったとき、
幻影にもらった結晶が割れて望美の中に消える。
それと同時に望美の手には白龍の剣が現れる。

164:遙か3運命の迷宮 ◆l1l6Ur354A
06/04/25 01:51:15
ぎゃートリップ失敗。すまん。

165:遙か3運命の迷宮 ◆l1l6Ur354A
06/04/25 01:52:22
望美は再び怨霊と戦う力を得て無事怨霊を倒したが、
怨霊が倒れたあとには不思議な扉があった。
扉は堅く閉ざされ開かない。
何がなんだか分からないものの、
扉は一般人の目にはつかないよう結界で隠しておいて、
また他の異変を探すことに。

その後、鎌倉のいろいろな場所で望美は何度か幻影に出会う。
出会うたびに、幻影から青い結晶を渡される。
幻影はそれ(結晶)を「心のかけら」と言った。
そして、望美が結晶を手にすると同時に、
鶴岡八幡宮にあった扉が開かれ、中の迷宮に入れるようになる。
迷宮の中にもいくつか扉があって、最初はその先に進めないのだが、
幻影に青い結晶をもらうたびに扉が開いて迷宮の奥へと進めるようになる。
しかし同時に、望美の身にも不可解な出来事が起こりはじめる。
望美は突然意識をなくし、気付いたら知らない場所にいた、ということが何度も起こる。

166:遙か3運命の迷宮 ◆l1l6Ur354A
06/04/25 01:53:13
(ここら辺から対象キャラによって微妙に変わってくる。
 とりあえずノーマルルートを)

実は、迷宮は、龍脈の力を具現化できる白龍の神子である望美が無意識に作り出したもの。
以前荼吉尼天を倒したかに見えたが、完全には滅ぼせておらず、
その僅かに残った荼吉尼天を閉じ込めるために迷宮を作り出していた。

しかし、荼吉尼天は戦いの際、望美の心(魂?)の一部を喰らっていて、
望美の心には空疎ができていた。喰われた(取られた)心が青い結晶。
荼吉尼天は結晶に自分の一部を取り付かせており、
望美が心のかけら(=青い結晶)を取り戻すということは、
心の空疎を埋める(=力を取り戻す)ことでもあるが
同時に荼吉尼天を取り込むことにもなってしまう。
今まで記憶がなくなっていたのは、その間荼吉尼天に体を乗っ取られていたからだった。

結晶(=心のかけら)を取り戻さなければ、望美の心は欠けたまま、
けれど結晶を取り戻せばその分荼吉尼天を取り込むことになり、
やがては完全に体を乗っ取られてしまうかもしれない。

167:遙か3運命の迷宮 ◆l1l6Ur354A
06/04/25 01:53:45
それに気付く者、気付かない者、
また、心が欠けたままでも荼吉尼天に乗っ取られるよりいいと思う者、
何とかして青い結晶を取り戻そうとする者、と、さまざまに立場や意見が分かれ、
対立したり協力したり一人で突っ走ったりするw

結局はみんなで荼吉尼天を倒しに迷宮の一番奥へ。
しかし望美は荼吉尼天に体を乗っ取られそうになり、
仲間である八葉を攻撃してしまう。
荼吉尼天の呪縛から逃れるため、仲間を助けるため、望美は自ら死を選ぼうとする。
けれど、すんでのところで白龍が剣の刃をつぶして望美は助かる。

荼吉尼天に体を乗っ取られそうなとき、
望美は再び幻影に出会い、最後の青い結晶を渡される。
心をすべて取り戻した望美は、仲間と共に荼吉尼天に立ち向かい、
今度こそ荼吉尼天を消滅させる。

荼吉尼天の消滅により迷宮も消え、龍脈は正しく流れ、白龍も力を取り戻す。
八葉の皆もやがては元の世界に帰るけれど、
今はもう少しだけ別れを惜しみつつ、この世界を楽しむことにする。
おわり

168:遙か3運命の迷宮 ◆l1l6Ur354A
06/04/25 01:54:21
ちなみに幻影の正体は個別の将臣・敦盛ルートでしか明かされない。
一応ばらしてしまうと幻影は平清盛。
大団円ルートで清盛は荼吉尼天に喰われてしまったので、
荼吉尼天と一緒に現代に連れてこられていたような状態。

荼吉尼天に喰われたはずの清盛がなんで迷宮の外をふらふら歩けたのかとか、
荼吉尼天は結晶をどうしたかったのかとか、
微妙に疑問が残るんですが、そこら辺はよく分かりません。
すみません。
個別ルート希望ならお知らせください。

169:名無しって呼んでいいか?
06/04/25 03:07:05
乙です。
幻影が望美を助けたの方も明かされないのかな?

あとリクエスト
簡単なもので構わないので、遙か3十六夜記のリズヴァーンルートお願いします。
特にBADENDが気になります。

170:遙か3運命の迷宮 ◆l1l6Ur354A
06/04/25 03:28:37
>>169
なんで幻影が望美を助けたのか、ってことだよね。

はじめのころ(最初に何個か結晶を渡したころ)は、
幻影も荼吉尼天に心を喰われていて、
自分が誰かもよく分かっていない状態。
ただ、なんとなく見つけた(?)結晶が、
望美のものであるということは分かったので返してあげた、みたいな感じ。

望美が心を取り戻すと共にだんだん幻影も記憶を取り戻していって、
幻影が荼吉尼天から解放されるには荼吉尼天を倒すことが必要であるとか、
頑張る望美自身を応援するみたいな感じで助けてくれた。
(ここら辺の理由も、ノーマルと個別ルートでちょっと違ってくる)

171:遙か3十六夜リズルート
06/04/25 04:02:03
基本は蜜月をこなしながらノーマルルートと同じストーリー。
平家をどんどん倒していって、最終的に清盛を倒す。
その後、望美はリズヴァーンが好きだから一緒にいたい、と言うが、
リズは鬼である自分といてもしあわせになれない、と言って
望美の前から去ろうとする。

ここから選択肢によって恋愛EDとバッドEDに分岐。

恋愛EDは、それでも先生が好き!一緒にいたい!と言う望美にほだされて
結局は一緒に生きていくことを決める。ふたりでしあわせ。

バッドEDは、リズに捨てられた望美が
「平和な世界では先生が一緒にいてくれない。戦乱の世の中なら一緒にいてくれる」
「先生を迫害するこの京が許せない」と考えて、
はぐれ武士などを集めて神子軍を作り、戦を起こし、
せっかく平家を倒して平和になったはずの京に攻め込んでいく。
(九郎や景時らと敵対することになる)
京に攻め入る直前、望美の前にリズが現れ、
「こんな選択をさせてしまったのは自分のせいだ、だがそれなら共に堕ちよう」
みたいなこといって、ふたりで炎に包まれる京に攻めていく。
ただ好きな人と共にいるためだけに、仲間を裏切り、罪もない多くのものを殺し、
安息の未来などないけれど、一緒にいられるならそれでいい。


172:名無しって呼んでいいか?
06/04/25 04:08:44
もしかして迷宮の人と同じ人かな?
予想以上にすごかったw
でもずっと気になってたのですっきりしました。ありがとう。

173:名無しって呼んでいいか?
06/04/25 10:35:03
乙。
リズBADルートは京に攻めこもうと考えた望美より
それに付き合う先生に驚愕した
ええ!?止めないの!?神子命かよみたいな

174:名無しって呼んでいいか?
06/04/25 11:14:48
十六夜記の景時ルートのストーリー教えて下さい。
なんか龍の宝玉が取れちゃうって聞いたんですが。

175:遙か3十六夜景時ルート
06/04/25 13:54:53
遙か3十六夜景時ルート

遙か3無印基本設定は分かってる前提でいいのかな?
(ここらへんは省略で)

最初の分岐は3章、三草山での戦闘。
無印では三草山を攻めるが、ヒノエの助言と望美の進言により、
一気に平家の本拠地福原を攻めることに。
ここで平家の戦力を大きく削ぐことに成功。源氏は大きな勝利を掴む。
しかしそれは一方、九郎を危うい立場に追い込むことになる。
兵の信頼を集め大きな力をつけていく九郎を疎ましく思い、
頼朝が九郎討伐の計画を練りはじめる。

飛んで5章。
源氏は福原攻めで追い詰めた平家を一気に壇ノ浦で叩く。
源氏の勝利にみなが沸き返る中、
突然頼朝が九郎に謀反の罪を着せ処刑しようとする。
驚き戸惑う一同。もちろん謀反など濡れ衣(頼朝のでっち上げ)。
そんな中、景時は望美たちから離れ、頼朝側に付き、九郎らを攻撃する。
このとき景時の身から、八葉の証である宝玉が離れ、八葉ではなくなる。

176:遙か3十六夜景時ルート
06/04/25 13:56:21
頼朝に追われ、京へも戻れない一行は、九郎が昔世話になった奥州・平泉へ向かうことに。
(このとき、平家から単身頼朝を狙ってきた将臣とも合流)
何とか平泉にたどり着いた九郎や望美たちを、
平泉を治める藤原秀衡はあたたかく迎え入れてくれる。
しかし、九郎たちが平泉にたどり着けたのも、実は頼朝の罠。
謀反人である九郎らを匿ったということで平泉を攻め、
一気に九郎も奥州藤原氏も潰そうという計画だった。

やがて平泉に頼朝軍が迫ってくる。頼朝軍を指揮しているのは景時。
自分たちを裏切り頼朝に付いた景時をみんなは責める。
しかし望美は景時を信じ、決戦前夜、朔と共に彼に会いに行く。
ここでは結局和解することは叶わず、最終決戦へ。

頼朝軍と平泉軍が戦う中、望美たちは北条政子に会い、景時の真意を聞かされる。
景時は「奥州平泉を落としたら、九郎らの命は助ける」と頼朝と約束していた。
つまり、景時は九郎らを助けるために頼朝側に残り、平泉を攻めていた。
それを知った望美たちは、急いで景時のいる大社へ向かう。
景時は藤原泰衡を倒すが、政子は約束を破り九郎らを殺そうとする。
そのため景時は望美を守るため政子に銃を向ける。
そのとき離れていた宝玉が再び景時の身に宿る。
景時も望美らと共に荼吉尼天と戦うことを決意。

177:遙か3十六夜景時ルート
06/04/25 13:57:02
景時が望美たちの側に付いたことで、北条政子(荼吉尼天)と最終決戦。
荼吉尼天が倒れ、頼朝軍はいったん平泉から撤退することに。
景時は軍奉行である自分の役目を果たすため、
また、誰かが頼朝軍を撤退させる指揮をしなくてはならないため、
頼朝に処刑されることも覚悟で軍を率いて鎌倉へ戻ることを決める。
必ず望美の元に帰ると約束を残して…。

ここでエンディング曲とスタッフロール。
歌が終わると突然エンディングスチル。
何故か景時は望美と共に現代にいて、ラブラブしあわせに暮らしましたとさ。
おわり

注)エンディング前と後の間に何があったのかなどの説明は一切なく、
  本当に突然現代にいるスチルになる。

178:174
06/04/25 17:43:04
>>175-177
乙です。
ずっと気になっていたのでわかって良かったです。
でもEDスチルの前に何があったのかわからないのも
何ともビミョンなストーリーですね('A`)


179:遙か3十六夜銀ルート
06/04/26 02:55:02
銀ルートは時空跳躍で2周しないとクリアできないから
ちょっと長いですよ。

一度望美は知盛と壇ノ浦で戦って、知盛を殺したあと、
時空跳躍で春の京(冬の宇治川でも可)に戻ってきた、というところから。

2章春の京、六波羅。
かつては平家の邸が建ち並んでいたが、都落ちするときに平家が自ら火を放ち、
今は焼け跡に人々が市を開いていたりする。
そこにある焼け落ちた桜を見ていると、
望美の意志ではなく、勝手に時空跳躍が起こってしまう。
たどり着いたのは数年前(2年前?)の、平家が栄えていた頃の六波羅。
どうやら当時の平家の誰かの邸に飛ばされたらしい。
そこで望美は御簾越しに一人の公達に出会う。
御簾越しなので姿ははっきり見えないが、声は知盛にそっくり。
それは知盛なのか、それとも別人なのか。
確かめる前にまた時空跳躍が勝手に起こり、
望美はもとの春の京の六波羅に戻ってくる。

3章から平泉にたどり着くまでは景時ルート>>175-176と一緒。

その平泉へ向かう途中、九郎を助けるために藤原泰衡に派遣されたという
「銀(しろがね)」と名乗る男に出会う。
この銀という男は知盛にそっくりで、望美は驚きを隠せない。
見た目はそっくりなものの、性格は正反対。
好戦的な知盛と違い、銀は物腰柔らかでやさしい。
話を聞くと、銀は以前の記憶を失っており、
怪我をして倒れているところを泰衡に助けられ、
それ以後泰衡に仕える様になったという。
壇ノ浦に沈んだ知盛の死体は上がっていない。
もしかして知盛は生きていたのか、銀は知盛なのか…?

180:遙か3十六夜銀ルート
06/04/26 02:58:08
平泉に到着した望美たちは、藤原秀衡にあたたかく迎えられ、
久々に穏やかな日々をすごす。
銀は、泰衡より神子の世話をするよう命じられ、望美たちと行動を共にする。
はじめは「知盛なのではないか」と、知盛の姿を重ねて銀を見ていた望美だが、
共に過ごすうちに「銀は銀。知盛ではない。
たとえ知盛だとしても、今ここにいるのは銀だ」と思うようになる。
そしてだんだんと惹かれあう望美と銀。

一方、平泉のあちこちで異変が起こり始める。
「呪詛の種」と呼ばれるものが平泉のあちこちにばら撒かれ、
平泉の龍脈を穢すようになる。どうやら鎌倉方(頼朝)の仕業らしい。
神子の力で呪詛を消していくが、そのすべてを見つけることができない。
龍脈を穢されたことにより白龍は力を失い子供の姿に。
神子である望美にも影響が現れ、具合が悪くなる。

望美のことを心配する銀。
銀が望美に惹かれるたび、人形のように虚ろだった銀の心に感情が戻っていき、
同時に失っていた記憶もだんだんとよみがえってくる。
自分が一体何者なのか、何故ここにいるのか…。
すべてを思い出した銀は、愛する望美を救うため、
望美に「あなたを愛しています」と告げて、心を完全に閉ざしてしまう。
それにより龍脈も元に戻り、望美も元気を取り戻すが、
その代償に、銀はまるでロボットのように
「はい、神子様、ご命令を」と繰り返すばかりになってしまった。
もう望美がいくら呼びかけても抱きしめても、
心を閉ざしてしまった銀は応えてくれない…。

呪詛と銀の関係や、銀の正体はまだここでは明かされないまま。
銀を助けるために望美は時空跳躍をする。
もう一度春の京(2周目)へ。

181:遙か3十六夜銀ルート
06/04/26 03:02:14
再び春の京、六波羅。
かつてここで時空跳躍をして出会った人は銀なのではないかと思い、
もう一度あの平家の邸へ行きたいと望美は強く願う。
すると時空跳躍が起こり、再び数年前の六波羅へ。
御簾越しに出会うその公達は、知盛ではなく銀だと確信する。
しかしここは過去の時空なので、銀は当然望美のことを知らない。
ろくに話をする間もなく、再び時空跳躍で望美は元の時空に飛ばされそうになる。
飛ばされる間際、望美は銀に
「あなたと私はいつか未来で出会う、そのときには必ずあなたを助ける」と告げる。
また、そのときに偶然銀を呼ぶ声が聞こえ、
銀の本当の名前が「平重衡」であると分かる。(ちなみに重衡は知盛の弟)
銀とつかの間の逢瀬を果たし、望美はまた春の京へ戻ってくる。

そこから先はまた1周目と同じストーリーで平泉へ。
銀とも再び出会う。
呪詛の種が撒かれ、望美が具合が悪くなるあたりまで同じ。

頼朝は着々と平泉を攻める準備をしている。
対する平泉もそれを迎え撃つ準備をしている。
そんな中、藤原泰衡が、荼吉尼天に対抗する力として白龍の神子の力を手に入れるため、
具合の悪い望美を柳の御所に軟禁する。
呪詛のせいで具合の悪い望美は逃げることも出来ない。
九郎らも望美を助けようとするが、望美を人質に、高館に軟禁されてしまう。
銀は、主である泰衡の命令には背けないと、
望美の世話は焼くものの、軟禁から逃がしてはくれない。
けれどその中でさらに惹かれあい、銀は心と記憶を取り戻していく。
心を取り戻した銀は、望美を柳の御所から逃がそうとする。
しかしその途中、泰衡に追いつかれ、追い詰められる。
そこで、泰衡から、まだ見つかっていない最後の「呪詛の種」は
銀自身なのだと知らされる。

182:遙か3十六夜銀ルート
06/04/26 03:06:13
かつて、銀=重衡は、源氏との戦で頼朝に捕まってしまう。
そこで平泉を攻めるための道具として、
荼吉尼天に記憶を奪われ、魂に呪詛を刻まれていたのだった。
呪詛は魂に刻まれているので、銀が心をなくしたままなら呪詛は発動しない。
けれど、望美に惹かれ心を取り戻すたびに呪詛も強くなるという仕組み。
(1周目で銀が心を閉ざしたのは、心を閉ざせば呪詛も閉ざされるから)

呪詛の元である銀を殺そうとする泰衡。
銀も、自分の存在が望美を苦しめているため、おとなしく泰衡に殺されようとする。
泰衡に斬られ、銀は急な崖下へ落ちてゆく。
銀がいなくなったことで、龍脈も元に戻り、望美も元気を取り戻すものの、
銀を殺した泰衡を許すことが出来ない。
だが言い争う間もないまま、平泉に頼朝軍が攻めてくる。

平泉にとって脅威なのは、頼朝軍そのものではなく、
頼朝に与している荼吉尼天(北条政子)。
それに対抗する力として、泰衡は大社に政子を封じ込め、
望美から奪った白龍の逆鱗で頼朝軍を焼き滅ぼそうとする。
敵とはいえ、白龍の力で人々を殺そうとすることに望美は抗うが、泰衡の力に敵わない。
そんなとき、大社に死んだと思っていた銀が現れる。
本来なら死んでしまうような崖だったが、
皮肉にも呪詛が、魂が肉体から離れる(=死ぬ)のを防いでくれた。
泰衡の攻撃を受け、ぼろぼろになりながらも望美の元にたどり着く銀。
そのときふたりの魂がふれあい、神子の浄化の力で銀の呪詛が消える。
白龍の逆鱗を泰衡から奪い返し、鎌倉と停戦し和議を結ぶよう説得する。

春が来る頃、平泉と鎌倉の和議が成立。平和が訪れる。
望美も元の世界に帰ることになるが、銀も共に来てくれることに。
みんなに見送られ、望美と銀、将臣と譲は現代に帰ってゆきました。

このあとエンディング曲とスタッフロール。
エンディングスチルは現代でラブラブなふたりなんだけど、
結婚式なのか、タキシードとドレス姿なのでした。
おわり

183:遙か3十六夜銀ルート
06/04/26 03:07:38
追記。
犬萌えの人が萌える、というのは、
泰衡に仕えている銀や、神子に従っている銀が、従順で犬っぽい感じだからかと。
あと、本物の犬で「金(くがね)」ってのがいて
それと対比した名前で「銀」だったり、
話の中で泰衡に駄犬呼ばわりされたりと、いろいろ犬関連のネタがあったりする。

184:147
06/04/26 06:49:49
>>179-183
トンクスです。
そうか…銀ルートだと知盛は完全死んだことになってるんですね。
(兄弟が再会するのかも…なんて思っていたんですけど)
それにしても時空跳躍しまくりで混乱しそうですねw
気になっていたのでありがとうございました。

185:名無しって呼んでいいか?
06/04/26 14:30:51
>>184
再会とはちょっと違うけど、
十六夜知盛ルートで
知盛と重衡が一緒にいる場面がほんのちょっとだけどあるよ。

和議前日の夜、望美が気になる相手に会いにいけるんだけど、
そこで知盛を選び、かつ絆が足りなくて失敗の場合、
知盛と重衡が一緒に出てくる。
本当にほんのちょこっとなんだけどね。
ルート失敗だし。

186:名無しって呼んでいいか?
06/04/27 08:12:51
もう解禁かな?ネオアンジェリークのニクスのストーリー教えて下さい。
ネット回ると評価が賛否両論なので。

187:まとめ
06/05/15 20:22:46
未解決
・ダブルリアクションプラス
・幕末恋華・新選組 近藤
・星の降る刻(特に逆ハ部分)
・マイネリーベのナオジ(1か2か不明)
・マイネリーベ2のカミュ
・アンジェリークエトワールの新キャラ3人
・フルハウスキス2の松川
・ぼくとわたしの恋愛事情(主人公が黒の導師に召喚された理由)
・ラブレボ保険医、と一ノ瀬
・ネオアンジェリークのニクス
予約
・幕末恋華・新選組 近藤以外 >95

解決済み
・金色のコルダ メインストーリー >8
 柚木 >72
・放課後のラブビート >9
・遙か3十六夜記 リズルート(バッドED含む) >171
 景時ルート >175-177
 銀ルート >179-185
 バッドED >16-23
・遙か3運命の迷宮 メインストーリー >163-170
・フルハウスキス メインストーリー(ノーマルルート) >34-36
・フルハウスキス2 メインストーリーと御堂 >75-79
 山本ルート >81
 一宮ルート >84-88
・ときメモGS 理事長 >43-44
・ラブレボ 兄ノーマルルート >47-56
 兄ラブルート >60-64
 華原ルート >92
 神城ルート >111-121
 幼馴染ルート >135
・水の旋律 >141-159
 犬に噛み殺されるバッドED >104-106

家ゲーRPG板のスレで解決済み >3



188:名無しって呼んでいいか?
06/05/17 01:47:19
>>187
まとめ乙!

189:名無しって呼んでいいか?
06/05/20 22:03:59
ラブレボ一ノ瀬です。主人公はデフォの桜川ヒトミで、時期は共通で
ヒトミが2年の4月から3月14日の三年生の卒業式迄。

初対面の印象は冷たく最悪の一ノ瀬。ダイエットを進め6月、夜にお腹
が空いてマンションを出ると一ノ瀬と遭遇。「どうせ腹でも空かせて買
い食いしようとしたんだろ」と自己管理の出来ていないヒトミにキツイ
言葉をかけるがヒトミもこれには素直に自分のだらしなさを認める。口
だけでなくちょあんと成功させたら前言を撤回してやると一ノ瀬。

夏、親友二人との旅行に一ノ瀬を付き添いで誘うと最初は断られるがし
つこく粘ると一ノ瀬の行きたい場所でそこでは自分に従ってくれればOK
との返事を貰う。場所はスイスのツェルマットの一ノ瀬家のシャレー。





190:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/20 22:13:51
名前入れ忘れた…すみません

スイスにつくと友人&ヒトミは一ノ瀬家のパーティーのメイドとして働く
事に。働くのは1日だけでチケットの手配や旅費は全て一ノ瀬が持ってく
れたので従う事に。家族の姿はなく一人でパーティーを切り盛りする一ノ
瀬。夜、一人でたたずむ一ノ瀬に声をかけるヒトミ。食事を取ったか等気
にかけるヒトミだがお前には関係ない、俺はお前みたいな無神経な奴が一番
嫌いだ。アイツもそうだった…。と冷たい。すると自分はお節介なんです、
一ノ瀬が心配だ、自己管理出来てないって事だ と返すヒトミ。気まずい
雰囲気になるがヒトミのお腹が鳴って場は収まる。一ノ瀬の話が気になる
ヒトミ

そして10月、マンションに戻ると一人の女の子が。声をかけると一ノ瀬
の住んでいる所を見に来たという。名前は唯。一ノ瀬のファンではなさそ
うで誰なんだろうと思っていると一ノ瀬に声をかけられる。唯の名前を出す
と表情の変わる一ノ瀬。


191:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/20 22:29:16
一つ忘れました…9月に一ノ瀬の家に煮物を持っていくと具合が悪いと言う。
寝てれば治るという一ノ瀬。心配して自宅に電話するが一ノ瀬母の対応は冷
たい。なら私が看病すると食事を作るヒトミ。匂いにつられ起きた一ノ瀬だ
がいつもと違いどこか柔らかい。家に電話をしたと知るとあの人にそんな事
を言うなんてバカな事をすると一ノ瀬。帰り際に御礼を言われ本当に一ノ瀬
さん?と思うヒトミ。

11月の文化祭、演劇部の裏方が終わり裏庭に行くと一ノ瀬の姿が。舞台
を見ていたという。頑張ったご褒美とジュースをおごって貰う。すると「呑
気なものね」と唯の姿が。二人で話をするから帰れと言われるが気になるヒ
トミ。追いかけると口論している唯と一ノ瀬。一ノ瀬の冷たい切り返しに帰
る唯。見ていたのがバレるが一ノ瀬の態度を責めると何も知らないのに余計
な口出しをするなと怒鳴られる。「私はお節介なんです」と逆ギレするヒトミ
一ノ瀬も怒鳴って悪かったと謝罪しその場は別れる。

192:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/21 12:59:28
そしてクリスマス。一ノ瀬の自宅でパーティーがあるので参加して欲しい
と言われる。一ノ瀬の母親が自分に電話をかけてきたヒトミの顔が見たい
という。一ノ瀬母が用意したドレスにそれだけじゃ首元が寂しいからプレ
ゼントしてやる…と一ノ瀬からネックレスを貰う。一ノ瀬はパーティーの
挨拶をして一人でいるとパーティー来ていた同級生の百合香に声をかけら
れる。一ノ瀬が女性を連れてくるのは初めてだと言う。面白くない百合香
に突き飛ばされテーブルの料理に突進してしまう。すると一ノ瀬母がやっ
てきて、明らかな敵意を持ってでヒトミに侮蔑の言葉を投げつける。パー
ティーに似つかわしくない、蓮もあきれてどこかへ行ってしまったと言わ
れるが「俺はここにいますよ 俺のパートナーに失礼な事を言わないでいた
だきたい」と一ノ瀬が助けてくれる。震えて立てないヒトミを姫抱きし、
これ以上彼女を侮辱するなら俺が黙っていませんよ。貴方は俺の連れてきた
大事なパートナーに恥をかかせたんだ、まずは彼女に謝って下さい」と一ノ瀬。
何時もポーカーフェイスの一ノ瀬が怒っているようでその理由が自分が連れてき
た事に対しての責任からなのかそれとも…。遅れて悪かったと初めて微笑んで
くれる一ノ瀬。もういても意味がないと帰る二人。一ノ瀬が女性を連れるのが初
めてだと言う百合香の言葉を思い出すヒトミ。気の滅入るパーティーにわざわざ
疲れる相手を連れて行かない、お前は口先だけの女と違って根性だけはある、そ
その程度の違いだといつもの調子で言うがヒトミには一ノ瀬がわざとキツい言葉
を探している様に感じる。

193:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/21 13:34:41
正月、マンションから出ると神社に行くという一ノ瀬と遭遇、一緒に行く
事に。人混みの中はぐれないよう手を握ってくれる。ヒトミが籤を引くと
なんと大凶で一ノ瀬は大吉。悄気るヒトミに「御神籤くらいでべそべそす
るな」とヒトミと一ノ瀬の御神籤を一緒に結びこれで中和されて吉くらい
になるだろうと言う。

1月中旬、修学旅行でスキーの準備をするヒトミだがウェアのサイズが当然
合わず買いに行く事に。廊下で一ノ瀬と偶然会いスノボを教えてくれる事に。
買い物にも付き合ってくれスノボもスパルタながら面倒見の良い一ノ瀬。
帰宅するとクリスマスに一ノ瀬から貰ったネックレスがない。慌ててウェア
を買った店に行くと無事見つかるがそこで唯と出会う。何故一ノ瀬に辛く当
たるのか尋ねるヒトミ。

一ノ瀬には麟という弟がいたという。唯はその彼女で一ノ瀬は元々養子で
麟は引き取られた後に生まれた正真正銘の一ノ瀬家の子供。当時から冷たか
った一ノ瀬だが麟は本当は優しい兄だと慕っていたという。だがある事件
があり麟は無くなってしまう。それは一ノ瀬のせいだという唯。絶対あの
人を許さない、苦しめばいいと言う唯。一ノ瀬は冷たい人じゃない、自分にも
厳しい人だと反論するヒトミ。すると唯は一ノ瀬を解放出来る"鍵"を持っ
ている、貴方がそこまで言うのなら賭をしないかと言われそれにのるヒトミ。
連絡先を教えてて別れる。

修学旅行中も唯の言葉が気になるヒトミ。旅行も終わり、お土産を渡しに
一ノ瀬の部屋へ。一ノ瀬に話があると切り出すと何か察した一ノ瀬に連れ
られ公園へ。一ノ瀬は隠さず全て語り出す。義弟の麟はヒトミにそっくり
でバカみたいに脳天気に一ノ瀬にくっついていたが一ノ瀬は麟にたいして
冷たく酷い言葉を投げかけた時もあった。理由はなく、ただあの家では一ノ
瀬だけが他人だったという。跡継ぎとして評価をしている義父と麟とでは
全く態度の違う義母だが麟は変わらず接していてそんな顔を見るとイライラ
して子供みたいに意地になり無視していたという。

ツェルマットで麟に話があると呼び出された時も無視をした。放っておけば
戻ってくると思っていたが遅くまで一ノ瀬を待っていた麟は帰る途中に事故
にあいそのまま帰る事はなかった。最初から麟と向き合わなかった自分の責
任だと言う一ノ瀬。お互いのすれ違いでの悲劇に気づけば涙いていたヒト
ミ。こんなすれ違いは悲しい、唯の行っていた"鍵"が鍵なのか比喩的なもの
か解らないけれどそれで一ノ瀬が笑ってくれるならどんな事をしても手に入れ
たいと思う。そして一ノ瀬から翌日息抜きも良いだろうとオペラに誘われる。
喜ぶヒトミの携帯が鳴りそこで一ノ瀬と別れる。相手は唯で明日例の話をす
る事に。

194:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/21 13:54:26
唯の言っていた鍵とは麟の日記がしまってある引き出しの鍵だった。これを
よんだらあの人は楽になる、それが嫌で勝手に持ち出したという。そんなの
は唯の勝手だと責めるヒトミだが唯はその鍵川に投げ捨ててしまう。必死
で川に入り鍵を捜すヒトミだがなかなか見つからない。日も暮れてきて手足
の感覚もなくなってくる。すると携帯が鳴り一ノ瀬からオペラの時間なのに
何処にいると連絡が。鍵を捜さないともう見つからない気がして急用が出来
たと断るヒトミ。一ノ瀬は突然相手に迷惑をかける奴と二度と付き合うつも
りは無い、失望したと告げられる。そのまま鍵を探し続け夜になるがまだ見
つからない。すると唯が来てまだ捜していたの?と驚いている。どうしてあ
の人の為にそこまでするのと問われ一ノ瀬の笑顔が見たい、一ノ瀬の笑顔に
はそれだけの価値があると言うヒトミ。鍵を探し続けるヒトミに唯がもう止
めて、鍵は私が持っているから見つかるわけはないと言う。唯が投げ捨てた
のは麟の鍵ではなかった。あなたみたいなお人好しが信じるなら…と鍵をヒ
トミに渡してくれる。その日は一ノ瀬の部屋のドアノブに鍵を引っかけて
帰宅するがヒトミは高熱を出して寝込んでしまう。看病に来た若月に一ノ瀬
が実家に帰っていると聞き上手くいけばいいと願うヒトミ。寝込んでいると
額に冷たい手が触れてくる。香りにも覚えがあったが眠くて目を開けられな
い、この香りは…。

そしてバレンタイン、一ノ瀬が学校に来ているという。一ノ瀬にチョコを
渡してオペラの事を謝るヒトミ。他に言う事があるだろうと鍵を見せる。
唯に連絡して全てを知った一ノ瀬。実家に帰り麟の話をしたという。今回
の事で自分は子供だった、お節介馬鹿だと思っていたヒトミの方が大人な
のかもしれないという。無事にチョコを渡せたが一ノ瀬を捜して昼食を取
っていなかったヒトミはその場にへたりこんでしまう。今から食べればい
いだろう、俺がおごってやる。今日だけは特別に甘やかしてやるという。

195:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/21 14:06:34
そして卒業式。待ち合わせをしていた場所に向かうと女生徒に追われる
一ノ瀬が。なんとか逃げ切る二人。ボタン欲しさに追われていたという。
「お前はそんな事言わないよな」との一ノ瀬に「欲しいに決まってるじゃ
ないですか」と返すと「お前の事だからそんな事言いそうだと思った」と
自分のネクタイをヒトミにかける。ネクタイは元々戦地に赴く兵士が恋人
に結んで貰ったのが始まりだ、この場合逆だけどな と一ノ瀬。麟が死ん
でから他人と関わらないようにしてきたがお前が徹底的に壊してくれた。
俺は自己管理の出来ない馬鹿は嫌いだが一度決めた事はやり遂げる間抜け
は嫌いじゃない。最初にあった日に言った事は撤回する。「俺は好きだぜ
お前みたいなお節介馬鹿。おかげでもうちょっとお前と一緒にいたくなっ
た。だから…傍に居ろよ、ずっと。そのネクタイはそういう意味だよ。」

卒業後もずっと傍にいたいと返すヒトミだが恥ずかしくて顔を上げられな
い。こっち向けよとヒトミの首にかけた一ノ瀬のネクタイを引っ張り引き
寄せキス。今日はホワイトデーだろと手渡されたのは指輪。これが似合う
ように自分を磨いておけ、そうしたらいつか俺の秘書として雇ってやる。
俺が言いというまで離さず付けておけと告げる。卒業後もマンションから
大学に通う一ノ瀬。でもそれは以前のように人を寄せ付けない顔でなく、
ヒトミにだけに見せる優しい顔。

196:ラブレボ 一ノ瀬
06/05/21 14:16:45
そして数年後、新米秘書となったヒトミ。昼休みの公園でヒトミの作った
弁当を食べながら。
「ヒトミ、お前いつになったらその"一ノ瀬さん"を卒業するんだ」、上司と
部下だからケジメが必要と返すと二人の時くらい名前で呼べと言うが恥ずか
しくて言えないヒトミ。
「なんではずかしいんだよ。今のうちに言えないとそのうち絶対困るぞ」
と一ノ瀬。何でですかと返すと
「お前の名字が一ノ瀬になったら、俺の事は名前で呼ぶしかなくなるだろ
うが …ほらお前だけのために作らせたんだ」とヒトミの指に指輪をつ
け指にキスをする。恥ずかしくてさん付けで呼ぶヒトミ。
「まあ良いか…そのうちさんも取れるよな。しかし本当にお前って…可愛
い奴だって思ったんだよ」と一ノ瀬。からかわないで下さいと言うがこの
俺が言っているんだ、間違いないだろと返す一ノ瀬。慣れないので一ノ瀬
さんと呼んでしまうヒトミ。
「まったく何時になったらちゃんと呼んでくれるだろうな。まあ、気長に
待っててやるよ。どうせずっと一緒にいるんだからな」

で終わり。ノーマルEDは鍵を捜すのを止めオペラに行き、卒業後はマンシ
ョンを出た一ノ瀬と時々手紙の遣り取りをするという友情っぽいエンディン
グです。

どなたかラストエスコートのカズマ・エンジュを…。

197:名無しって呼んでいいか?
06/05/21 14:45:11
>>189乙!
分かりやすかったよ

でも同じ文の長さで揃えてくれるのは有り難いのだが
改行での文の切り方が不自然で読み辛いので、
今度投下してくれる時は気にしてくれると嬉しい

198:189
06/05/21 16:47:00
読み返したら誤字だらけだ…ごめん。名前ネタが出てくるけれど在学中
のお互いの呼び方は
一ノ瀬→桜川、ヒトミ→一ノ瀬さん です。若月は書ける程覚えてない
な…。

199:フルキス2 依織
06/05/22 23:46:26
クリスマスに恋人同士になった依織とむぎ。むぎの親友・夏実も以前依織を好きだったが
告白し、振られた過去を持つが心から祝福してくれる。
穏やかな日々を過ごしていたが、依織は次第に表面には出さないが、
過去のトラウマから愛する人を失う恐怖に追い詰められていた。
その頃、依織の弟・皇が、歌舞伎の襲名に関して相談のため御堂家を頻繁に
訪れるようになていた。
最初は、歌舞伎ばかりしか頭になく、無愛想で感じの悪かった皇も、
むぎと顔を合わせ話していくうちに仲良くなっていく。
依織はむぎに、悩んでいる皇の支えになってほしいと思いつつも、
嫉妬に駆られ心の余裕がなくなっていく。
その一方で御堂グループの子会社が中泉の陰謀で慌ただしくなっている隙に、
依織をずっと狙っていたゴシップ雑誌に、たまたまクリスマス前に一緒に歩いていた
依織と夏実のでっちあげのゴシップ記事と依織の女性遍歴を書いた捏造記事が
載ってしまう。学園の子に悪く言われる夏実の力になってほしいと依織に頼み、
依織も承知する。

200:フルキス2 依織
06/05/22 23:50:56
一方で皇が車に狙われ事故にあいかける事件がおきる。
不審な点が多いため一哉はこの事故と中泉との関連も調べる。
夏実の相談に乗るため帰りが遅くなる日も増えた依織。ある日一哉からむぎ宛てに
皇の事故はやはり中泉が関わっていたため、中泉の息がかかっている皇のスポンサー
を早く切るよう伝えたいが、皇にも依織にも連絡がとれないため、
むぎに皇の家に行って欲しいと頼まれる。それを聞いたむぎは急いで皇の家へ向かおうとし、
丁度家を出ようとしたところに帰ってきた依織は、むぎが皇の所に行くというのを
聞いて、ついに隠していた嫉妬心が決壊。皇にむぎを奪われてしまうのではないかと
焦っていた依織は、それならばいっそ、全てを自分のものにしてしまいたいと、
むぎを押し倒す。
だがそんな依織に脅えたむぎは依織を突き飛ばし、依織自身も自分がしようとした事と
むぎを傷つけたことにショックをうける。
動揺をおさえられないまま、皇の元に行ったむぎ。皇はむぎの様子がおかしいため、
話をきき、依織に会いたくないなら泊まって行くかと言われむぎも泊まる事にする
翌日、皇はむぎに家に戻るよう説得。そして、自分もむぎが好きだと告白するが、
それと同時に自分が過去にしてしまった依織に対する罪を告白し、
依織を支えてほしいとも告げる

201:フルキス2 依織
06/05/22 23:56:11
二人の過去というのは、兄弟共に名門の歌舞伎一家の息子として歌舞伎に励んでいた
が、どんなに努力してもいつも兄ばかり称賛をうけ、越えられない壁に
段々兄を憎みはじめた皇は、あるとき兄が中学時代の担任・雪音と付き合っている
事を知る。依織は、襲名公演でありとても大切な公演の当日、皇から依織と雪音の事
をきいた雪音の夫の罠にはまり、公演にでることができなかった。
また、その時に雪音に夫がいることも知らなかったうえに、雪音からも突き離され、
傷心のまま公演会場に向かった依織。だがそこには依織の代わりに舞台に立って
称賛を浴びている皇の姿があった。父は依織に激怒し、勘当され、依織は最愛の人や
大好きな歌舞伎や家族、全てを失い、アメリカに渡った。
その後、依織の代わりに注目される皇だが、その度に自分は兄を越えられないと
気づき、依織にまた歌舞伎に戻ってほしいと心から思うようになっていた
自分がしたことが原因でもう人を好きになれなくてもおかしくない兄が
むぎに会って救われたのだと言う皇。むぎは依織ときちんと話すことにした。
だが、依織は昨夜むぎを傷つけた自分を責め、これ以上一緒にいても
もっとむぎを傷つけてしまうからと別れ話を切り出してくる。
だがむぎはそんな依織を、逃げないでと叱咤し、自分の想いを告げやり直すことになる

202:フルキス2 依織
06/05/23 00:10:49
その後は、むぎは夏実から、依織に相談に乗ってもらっているうちに
また昔の恋心が再燃してしまいむぎを裏切って依織に告白しようとしていた、
と詫びられて、腹を割って話す事で友情を深めたり、まだ微妙にぎこちない
むぎと依織のために夏実と他のラプリがパーティをしてくれたりと楽しく過ごす
その数日後セカンドからも諦めきれなかったと告白もうけつつ(ちなみにこれを
オッケーすると告白した本人からも「え、本当に?」みたいにすごく驚かれるw)
波乱はありながらも共に歩んでいき絆を深める二人。
そんな日々の中でむぎは皇と同じように、依織がまだ歌舞伎を好きだし
戻るべきだと思う。そして皇のはからいで2月14日、依織が改めて父と話し合う
機会が出来る。依織もむぎや皇と話すうち、自分も逃げずに向かい合う決意をする。
そして当日、父に会う前にむぎと電話をしていた依織。
だがむぎがその途中でチャペルに入る理事長とSGの西浦の不審な姿をみかける。
自分がそちらに行くまで待っているようにと依織は告げむぎも了解するが、
依織はむぎが無茶をしないか心配で父に会わず学園にかけつける。
そして案の定チャペルに突入し危険な目にあっていたむぎを助ける。
夜、二人でデートをして、この日は父に会えなかったが、父に会う機会は
これからいくらでもあるが、むぎだけは失えないと、
歌舞伎に戻る決意とむぎへの愛を語る。そんな時、皇から電話がきて、
父がまだ依織を待っていると知らされ、依織は父に会いにいった。
どうなったかは教えてもらえなかったが嬉しそうな依織を見て、
上手くいったのだろうとむぎも喜ぶ。
中泉の事件も無事に解決し、むぎは依織にずっと一緒にいると誓う。
そして卒業プロム後、急な雨に客室に避難した二人。
依織は、卒業後は時間はかかるだろうが歌舞伎に戻ると伝え、喜ぶむぎ。
そして依織は演技の勉強のためにフランスに行くがむぎにもついて来てほしいと言い
、むぎもOKした


って感じ。ちなみに押し倒された後、皇のところに行かなければ、その後むぎの
様子がおかしい事に気づいたセカンドが、それぞれのやり方で依織に怒りをぶつけて
くれたり、しつこい別れてくれ攻撃をOKすると強制的にセカンドとの恋愛√になる


203:名無しって呼んでいいか?
06/05/23 00:29:40
>>199
乙!

フルキスは微エロと昼ドラ展開とノリのよさが売りだと
知人に薦められてたんだが、見てて面白そうだからやってみたくなったよ

204:名無しって呼んでいいか?
06/05/23 13:49:23
>>202
サンクス!
確かにちょっと昼メロw
本命とのルートも面白そうだが、
セカンドからの告白というのがまた楽しそうだな

205:名無しって呼んでいいか?
06/05/26 15:07:40
十六夜記の譲ルートを教えて下さい。
絶叫していると聞いたのですが。3無印はプレイ済みです。

206:名無しって呼んでいいか?
06/06/02 13:41:37
どなたかラスエスのチヒロEDをお願いします

207:ラスエスカズマ ◆l1l6Ur354A
06/06/04 03:16:17
ラスエスカズマ行ってみます。

主人公明里は高校卒業後進学も就職もせず家にいる、目的も自信もない20才。
父はいくつも会社を経営する社長だが、その一つのホストクラブは経営危機にある。
見合い写真をゴミ箱に捨ててバイトでもしなさいと叱責された明里は、
バイト探しに出た街で、美人を連れた高校の時の同級生を見かける。
成績優秀、優しく面倒見がよく委員長と呼ばれていた樫宮。
今は大学生のはずだが、2年前とは雰囲気が変わっていた。
数日後再び見かけた樫宮が入って行ったのは、父がオーナーのホストクラブ『ゴージャス』だった。

樫宮(以降、源氏名のカズマで表記)にお子様の来る場所じゃないとあしらわれ
反発した明里は、客としてゴージャスに足を踏み入れる。
優しく丁寧な接客モードとは裏腹に、店の外で会うと「カズマのことは誰にも言うなよ」と
脅迫めいた態度を取っていたカズマだが、ゴージャスに通ううちに二人の距離は少しずつ近づいていく。

208:ラスエスカズマ ◆l1l6Ur354A
06/06/04 03:17:30
7月。カズマにスーツを見立ててプレゼント。
8月から長期休暇に入るため会えなくなるのを少しさみしがる明里を、
カズマは1日だけならと海に誘うが、当日4時間たっても待ち合わせ場所にカズマは現れない。
夕方になって駆けつけたカズマは遅刻を謝り、二人は海で初めてのキスをする。

キスした後も変わらないカズマの態度に落ち込む明里。
カズマはホストとしてそうした、擬似恋愛で楽しませるのが仕事だと突き放すが、
9月になり「この前は言い過ぎた」とプラチナのブレスレットをプレゼントする。
でもカズマの言う通りだからという明里に、理屈と感情は違うと答えるカズマ。

10月。明里はカズマを永久指名(他のホストを指名できなくなるシステム)。
明里の協力もあってカズマはその月の売上NO.1を取る。

トップのお祝いに初めてスカートをはいてきた明里を、
他のホストたちはかわいいとほめてくれるが、カズマは無反応。
アフターのカラオケの途中、眠ってしまった明里にカズマは
「嬉しかったんだよ。俺を永久指名してくれたことも、
スカートはいてきてくれたことも。聞いてないから言えるんだけどな」
と素直な心情を吐露する。

209:ラスエスカズマ ◆l1l6Ur354A
06/06/04 03:18:30
12月。明里は街中でカズマと他の女性客のキスシーンを目撃。
「自分と同じ立場の人なんて何人もいるのに」
止まらない涙に、ホストのカズマではなく樫宮が好きだと自覚する。
店で会ってもぎこちなくなり、そんな明里をカズマは心配する。

クリスマス。気持ちを抑えきれなくなった明里はカズマに告白。
カズマもずっと悩んでいたことを伝え、
ホストのカズマではなく樫宮祐一朗としておまえが好きだと応える。
嬉しくて思わず泣いてしまう明里を、カズマはホテルへ誘い一夜を過ごす。

1月。カズマは目標額が貯まったからトップにこだわる必要がなくなったと話し、
二人はペアリングをそろえる。
ホストを辞める3月が過ぎたら「普通の恋人同士みたいになれるのよね?」と言う明里に、
カズマは曖昧にうなづくと人目も構わず強く抱き締めた。
突然ホテルに呼び出されて一日中一緒に過ごしたりと幸せな日々が続く。

今度はどこかへ出掛けようという話になり「車の免許は持ってない」と言うカズマ。
だが街中で落としたカズマの財布からのぞいたものは運転免許証だった。

210:ラスエスカズマ ◆l1l6Ur354A
06/06/04 03:19:23
悩んだ末に免許についてたずねた明里に、カズマは隠してきた真実を告げる。
免許を取ったばかりの頃に起こした事故で車のハンドルを握れないこと、
その事故で助手席に乗っていた幼なじみ=遥香は今も意識不明で入院していて、
目覚めてもどんな障害が残るかわからないこと。
ホストをしているのはその治療費を稼ぐためで、
夏に明里との約束に遅れたのも遥香の容態が突然悪化したためだった。
「俺には責任がある。一生を遥香と共に過ごすつもりだ」とカズマ、
「遥香さんは女性で、彼女と結婚するつもりなのね」と泣く明里。
明里の親友で以前からカズマを知る薫は、カズマは本気だったとなぐさめる。

3月。久しぶりにゴージャスに顔を出した明里を、カズマはアフターでホテルへ誘う。
カズマには眠ったままの婚約者がいるのに、これでいいのかと悩みながらも別れられない明里。
「おまえだけを愛していたい、おまえだけを見ていたいんだ」と抱き締めるカズマ。
責任と本気の恋に葛藤するカズマは、病床の遥香に「どうすればいいのか教えてくれ」と
呼びかけるが返事はない。

211:ラスエスカズマ ◆l1l6Ur354A
06/06/04 03:20:57
最後の日。ゴージャスに行った明里はカズマが電話1本で店を辞めたことを知らされる。
直接話を聞きたいとカズマを探して病院へ行くが、
眠る遥香を見守るカズマの姿に「私の居場所なんかない」と声をかけずに立ち去る。
その直後、目覚める遥香。
数日後話ができるまでに回復した遥香はカズマに感謝を述べるとともに、
責任を取って結婚なんて困る、たとえ結婚したとしても不幸な人が3人できるだけだと告げる。
礼を言いカズマは明里のもとへ向かうが、電話は繋がらず、
家に行っても事情を悟った家族によって明里に会わせてもらえない。指輪だけがその手に残った。

それから5年後。父の会社で受付嬢として働く明里の前に、営業マンが取り次ぎを願い出る。
今は会社員として働くカズマだった。あの指輪をしていることに驚いてたずねる明里に、
遥香は今は普通に日常生活を送っていること、恋人ができたとのろけられたことを話す。
明里の指にも同じ指輪があった。
「もう一度、最初からやり直させてくれないか?」二人の時間が再び動き出す。

ノーマルEDだと5年後はなし。
3月のホテルなどのイベントがないぶん、カズマのヘタレ度が少し下がります。
バッドEDでは遥香は目覚めず、明里は指輪を海に投げ捨てて終わり。
グッドEDのために貢ぐ金額は少なくても2000~2500万円くらい。

212:名無しって呼んでいいか?
06/06/04 17:08:23
>207モツカレ!すごく読みやすくて楽しめたよ。
ラスエス、ただ単に目当てのホストを№1にするゲームじゃないんだな。

213:名無しって呼んでいいか?
06/06/07 17:10:20
婚約者について聞きたいんだけど
そういう表記なのは、目が覚めたらカズマが責任とって結婚するつもりだからってこと?
それとも事故る前から結婚の約束していた、正式な婚約者?

214:名無しって呼んでいいか?
06/06/08 19:04:02
>>213
前者

215:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/14 03:31:18
すぐでなく、期間を置いてからでも良いので、
八犬士のメインストーリーを教えて頂けませんか?
何か攻略スレざざっと読んだ限りでは、
(以下改行後ネタバレ)










主人公が親友の身代わりのための取替え子状態で
だから八犬士も実は親友付きの存在で
ぶっちゃけ主人公は部外者で後半イラネ扱いみたいな流れが
読み取れるんですが…(((((゚Д゚;)))))

………実は買ってあるんですが、そんなん見たらもう
プレイする気になれなくなったのでおながいします…orz

216:名無しって呼んでいいか?
06/06/14 16:45:12
>>215
じゃあ私が予約しておく
章タイトルは書いた方がいい?

217:名無しって呼んでいいか?
06/06/14 22:30:12
>>216
どうも有難うございます、おまかせします。
萌えが無い訳ではないであろうので、
主人公が最終的に恋愛以外の部分できちんと救いがあったり
報われたりの流れがあれば自分でも頑張ってプレイしようと思っていますので
よろしくお願いします。

218:名無しって呼んでいいか?
06/06/15 20:05:43
ドラゴンペナンスをお願いします
全員攻略すると真相ルートが開くそうですが、どういう内容なんでしょうか

219:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/21 19:17:18
~プロローグ~

「この姫には、呪いがかかっておる。」

無表情の幼い姫に重い口調で語る老人。
彼が姫にあるもの見せると、生まれてから一度も表情を変えたことのなかった姫が笑った。

「姫よ、おぬしの身に刻まれた呪いは途方もなく強い。
しかし、その八つの石はおぬしを永劫に守ってくれるじゃろう。
そしていつか……遠い先、呪いというくびきからおぬしを解き放ってくれるかもしれん。
大切に、するんじゃぞ。」


~1章 転生、八犬士~

高校の入学式当日、鏡に向かって制服姿をチェックしてる少女がいた。
彼女の名前は桐沢結奈。
2年前に両親をなくし、現在はペットの飼い犬“ナポリタン”と二人暮し。

そこへ近所に住んでおり、昔から家族ぐるみで交際している親友の八尋香澄がやってくる。
香澄はやっぱり私の家で一緒に暮らさないかと提案するが
いくら両親が友達同士でも、そこまではお世話になるのは悪いと結奈は断る。

「私にはナポリタンもいるし、亡くなった両親、おばあちゃん。
それからおばあちゃんが残してくれた代々伝わるペンダントもあるから。
これをおばあちゃんだと思って大切にしている。だから、ひとりじゃないんだよ。」

新たな学園生活の舞台となる高校の話題で盛り上がりながら
高校に着いた結奈と香澄。しかし校門の前に辿り着くと、突如空が犬が降ってくる。
いきなり大勢の野犬に取り囲まれるあせる二人。しかもなぜか野犬は
逃げる他の生徒たちには目もくれず、結奈たちだけを狙ってくるのだった。

剣道の心得がある結奈は、カバンで応戦してみるが
香澄を守りながら竹刀もない状態で戦うには限界がある。
そのとき、祖母から受け継いだペンダントが光り、なぜか野犬が怯む。
一瞬の隙を突いて急いで逃げるものの、しつこく二人を追いかけ続ける野犬たち。

光らなくなったペンダントへの期待を捨て
どこかに武器になるものはないかと結奈が考えたときだった。

「勇ましい姫君だな。貴方がそんなことをする必要はない。」

220:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/21 19:18:23
学園の生徒会長である飼葉万珠が現れ、簡単な自己紹介を済ませると
野犬はただの凶暴な犬ではなく、“業羅”という異常な力で生み出されたもので
普通の人間では倒せない存在であると解説。そして上着を脱いで上半身裸になった。

いきなり半裸になった生徒会長に慌てる少女たちをよそに
あくまで冷静に飼葉は結奈に告げる。

「僕の身体のどこかへ痣があるだろう? 君には見えるはずだ!」

飼葉の言う通り、結奈が彼の身体を見ると確かに右脇腹に痣をあった。
するとなぜか飼葉は喜び、
「やはり君で間違いない。八犬伝の物語は本当にあったのか。」と一人で納得し
その痣に触ってくれとまで言い出す。

知らない男の人の肌になんて触れないと嫌がる結奈に対し
このままでは君も君の友達も犬に襲われてしまう、それでもいいのかと痛いところを付く飼葉。
触れれば香澄のことも助けてくれると了承され、恥ずかしながら触ってみることに。

痣に触れると、視界が揺らめき不思議な感覚に襲われる。

(……不思議な形の痣、なにかの花みたい。
 ……なんだろう、この感触。ずっと昔に、どこかで……)

結奈に触れられたことにより、力を解放した飼葉は野犬を倒すことに成功。
入学式の後に生徒会室で詳しい説明をしてくれる約束をし、飼葉とは一旦別れる。

説明を聞くために生徒会室にやってきた結奈と香澄。
飼葉は君たちは南総里見八犬伝という物語を知っているか?と質問する。

飼葉によると、江戸時代に滝沢馬琴によって書かれた小説の南総里見八犬伝とは別に
この地にはひとつの八犬伝の伝説があると言うのだ。

「伏姫が八房の妻となった後、八房が玉梓の転生であると気づいた伏姫は、
里見家への恨みに満ちた八房を何とか救いたいと考え、彼を慈み愛情を注いだ。
また、八房も真摯な伏姫の愛に心を開き、次第に恨みを忘れていった。
ところが、伏姫たちが暮らす山の近くに住む、八房に恐怖心を抱く村人たちが
村を訪れた尼の言葉に扇動され、八房を殺そうと行動を起こした結果、八房を庇った伏姫を殺してしまう。
愛する妻を失った八房は怒り狂い、伏姫によって静まりかけた恨みが
里見家だけでなく、人間すべてに対するものに変わり、周りのすべてを攻撃し始めた。

そこで立ち上がったのが伏姫の幼馴染で
八房に嫁いだ伏姫の無事を祈るため、若くして出家した灯如尼という女性だ。
彼女は伏姫の形見であり、姫の魂が宿る首飾りを使って八房を封印。
その際、首飾りから八つの光りが日本の各地に飛び散り、八人の人間がこの光りを受けた。
その八人は首飾りに宿る伏姫の魂が選んだ、封印を守るための存在、すなわち八犬士なんだよ。」

飼葉の語ったもうひとつの伝説。だが、それも架空の話のはず。今の状況と何の関係があるというんだろう…。
結奈に疑問に、飼葉は幼い頃から見ていた夢について語り始める。

221:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/21 19:20:50
ひとりの姫が犬を庇って殺され、ひとりの女性が光り輝く首飾りを掲げて
何かを封印する光景と、迫ってきた光が自分の腰を強く打った後
そこに牡丹の形をした痣と「信」という文字が浮かぶ夢。

幾度なく見続けた夢の影響で八犬伝について調べるうちに、この地にあった八犬伝は
過去に実際に起きたことで、南総里見八犬伝はその伝承を元に作られた話ではないか、
そして自分は八犬士の生まれ変わりなのではないかと考えるようになったと話す。
それでも確信があったわけではなかった。結奈に出会うまでは…。

香澄から
「あなたが痣に触れるまでは、先輩に痣は見当たらなかった。けどあなたが触ったら途端、急に浮かんできたの。」
と告げられた結奈は、どうして自分だけが痣をハッキリ確認できたのか…私は一体何なのかと戸惑う。

伝承では伏姫の首飾りは灯如尼の手から里見家に戻され、大切に祭られたらしい。
夢で首飾りを見ていた飼葉は、結奈が持っているペンダントがそれと全く同じものであり
結奈にしか痣が見えなかった事実を挙げる。
結奈は里見家の遠い子孫で伏姫の生まれ変わり、だから狙われたのだろう。

「そして、八犬士として君を守るのが僕の使命なんだ。」

仮に私が伏姫、先輩が八犬士の生まれ変わりだったとしても
なぜ私が狙われて、先輩の使命が伏姫を守ることなのか分からない結奈に
飼葉は再び説明を始める。

この地のどこかに封印された八房だが、その封印は完全なものではなく
解けてしまう可能性も十分にある。
近頃、業羅(恨みや憎しみによって作られた化け物)と思われる野犬が出没始め
行方不明者や幽霊の目撃談が急増し、妙な占いと呪いが流行り出したのは
八房の封印が解けかかっているせいかもしれない。
八房が復活すれば、人間すべてに向けられた憎しみで世界を滅ぼそうとするだろう。
だが、万が一八房の封印が解かれてしまっても
八犬士と伏姫が揃えば、再封印することも可能である。

しかしこの事実は熱心に調べれば、簡単ににわかってしまうことであるため
伝承を知った誰かが八房の復活を企み、再封印されないために
封印の要となる伏姫を消してしまおうとしていても不思議ではない。
もう一度封印を行うためには、伏姫の転生である結奈を失うわけにはいかない。
だから、八犬士の使命は、伏姫を守ることでもある。

222:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/21 19:27:12
「八房の復活を望む者がいて、君を狙っている。もう始まってしまった。
君を守り、そして一刻も早く八犬士を集めることが、事態を収める一番いい方法なんだよ。」

「先輩、結奈の気持ちも考えてください。協力しろとか守るとか
今日初めて会った人に言われたって信じられません」

香澄の反論と、結奈の少し考えさせて欲しいという言葉を聞きいた飼葉は
「確かに急にこんなことを言われても困るのは当然だと同意した飼葉は
 返事はそれほど急がなくてもいい、考えがまとまったらいつでも来てくれ」と告げた。

家に帰った後、今日の出来事について結奈は考えていた。
そこへ香澄から電話がかかってくる。
八犬伝について、家族の話、そして励まし…。
香澄との会話は、結奈にある決断を下させた。

(私のこと、必要とする人がいて、支えてくれる友達もいる。
 生まれ変わりとか、前世とか、関係ない。困っている人を助ける、それでいいじゃない。
 明日、飼葉先輩のところに行こう。)

次の日の放課後、協力を承諾をしに来た結奈に飼葉は礼を言う。

「ありがとう。でも、危険は承知の上なのかい?」

「もちろんです。けど、なにかわからないで狙われるのもすっきりしないし
 私にできることがあるのなら、お手伝いします」

「君は強い子だな。正直、お姫様の生まれ変わりだから
 もっと気の弱い子を想像してたんだけど、いい意味で想像を裏切られた。
 これからなにが起こるか分からないし、命の危険もあると思う。
 僕は、八犬士のひとりとして、この身をかけて君を守るよ。」

結奈が大変な目にあってるのに知らん顔できない、私も協力しますと言い張る香澄を交えて
今後の行動について話し合うことにする三人。
敵の正体も出方も分からない今、とりあえずは八犬士集めに専念するに決まる。

飼葉が言うには、最近学園で起こる事件は、業羅によって引き起こされることはほぼ間違いなく
結奈を狙っている何者かが業羅を利用していることを考えれば
事件の原因を調べていけば、誰かに行き着くに違いない。
そして、八犬士も自然と事件に関わってくるんではないだろうか…

すると、そこへまたも突然業羅が現れ、三人を襲う。

「ここでも業羅か…。
 ひょっとしたら相手は、僕たちよりも事態をよく知っているのかもしれないな。」

業羅を倒すが、部屋はガラスが割れめちゃくちゃになってしまう。
入学式に続いて事件に巻き込まれたら、言い逃れができずに面倒なことになるため
話の続きは明日にして、結奈たちはその場を後にする。


その夜、屋上には謎の人物が立っていた。

「あれが伏姫と、八犬士のひとり。ようやく八犬士を集める気になってくれたか。
 道化たちはすでに放たれた。あとは、踊りだすのを待つだけ……。」

223:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/21 19:29:49
今日はここまで。続きます

224:名無しって呼んでいいか?
06/06/21 19:35:37
×「確かに急にこんなことを言われても困るのは当然だと同意した飼葉は
○「確かに急にこんなことを言われても困るのは当然だ。

ゴメン。消すの忘れた



225:名無しって呼んでいいか?
06/06/23 02:02:51
遥かキャラ個別お願いします、あちらのスレでもいいと思ったのですが・・・

226:217
06/06/23 02:53:40
>>223
思わず引き込まれる丁寧な語り有難うございます。
…何か、今の時点ではむしろすごい好みな話なのが切ない(;´Д`)
続きはマターリお待ちしています。

227:名無しって呼んでいいか?
06/06/23 08:58:17
>>225
1~3あるけど、どれ?

228:名無しって呼んでいいか?
06/06/23 11:03:16
もし負担でないのでしたら、せっかくなので全員読みたいです>遥か

229:名無しって呼んでいいか?
06/06/23 11:09:19
2なら出来るが、諸事情ですぐには投下できそうもない。
遅くなってもいいというなら予約しておくが

230:名無しって呼んでいいか?
06/06/23 12:23:56
キャラ個別って星の姫や黒龍の神子含めて?

231:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/23 19:05:55
二章 八犬士を探せ

結奈と香澄が登校すると、騒いでる生徒たちの姿が目に入る。
その原因は高校生徒会主催の中高合同の水泳大会を知らせたポスターにあるらしい。
話しかけたきたクラスメイトは、季節外れの大掛かりな水泳大会を不思議がる。

奇妙な事件を追うと話し合ったばかりだというのに、飼葉先輩は一体何を考えてるの?
結奈から問い詰められた飼葉は、水泳大会の目的は八犬士集めだと答える。

「八犬士の証は君にしか見えない。つまり、君が裸を見て痣を確認するのが唯一の方法なんだ。
 だからって、事件に関わる人間を手当たりしだいに脱がせるわけにもいかないだろう?
 水泳大会なら、全員が水着になるから労することなく、この学校のほとんどの生徒の身体を確認できる。
 これで少なくとも学校内に犬士がいた場合には、対応できるんだ。」

要するに「周りの水着姿をチェックしろ」、そういうことだった。

最初は拒絶する結奈だが、他にいい方法も思いつかないため、渋々承諾する。
そして痣を確認しやすくするため、結奈、それから香澄も
大会運営側に回るということになる。

水泳大会で痣をチェックしなければならないことでどんよりしながら、香澄と帰る途中、
朝知り合ったばかりの上級生、江積と遭遇する二人。
二人がこの街に引っ越してきたばかりだと知った江積は、世話好きの性格からか
案内を申し出るが、ふと香澄を見ると彼女の表情は暗い。

「結奈……。あっち、見て。」

香澄が示した方向にいたのは、野犬の姿をした業羅がいた。
しかも、必死で飼葉のところまで逃げよう二人を、なぜか江積までも追いかけくる。

「なんで先輩までついてくるんですか!?」

「バカ、ほっとけるか! 大体こいつら、なんでお前らを追っかけてんだよ!」

業羅はいきなり違う方向から襲ってくるが、江積が庇ってくれてたおかげで
結奈は難を逃れる。けれど江積は業羅に噛み付かれて制服が破れてしまう。

だが破れた制服から露出した江積の肌を見た結奈は驚く。
江積の脇腹には牡丹の形をした痣が浮かんでいた。

「江積先輩が……八犬士?」

説明してる暇がない結奈は簡単に謝ると、江積の肌を触り彼を覚醒させる。
事情がわからないままの江積と共に業羅を倒し、ホッと息をつくと、タイミングよく飼葉が現れる。
嫌な予感がしたので先に帰った結奈たちを追いかけてみると、江積を覚醒した所を見つけた。
すぐに現れなかったのは、江積の力がどれくらいなのか様子見したのだという。
そして飼葉は手短に八房と八犬士のことを江積に説明するが、あまり反応は良くない。
江積は少し黙った後、結奈に問いかける。

「なあ、お前は、自分が伏姫だって言われてどうだったんだ?」

「……最初は、困りました。けれど、私のことを必要とする人がいて、その人の手助けになりたいから。
 今は生まれ変わりとか前世とか関係なく、困っている人を助けるつもりで……います。」

結奈の飾らない答えを気に入った江積は、困ってる人を助けるってのは俺だって同じ、
だから俺がお前を助けてやると承諾する。

「桐沢は俺が守ってやる。文句は言わせねーからな。」

「は、はいっ! ありがとうございます!」

232:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/23 19:06:45
後日、水泳大会運営の手伝いのために生徒会室を結奈と香澄が訪れると、飼葉の他に
風紀委員長で飼葉の幼馴染でもある矢尾がいた。彼は開催された水泳大会についての小言を始めるが
他の生徒たちが来たため、その場から立ち去る。

その場に集まったのは、運営を担当することができない水泳部のかわりに
協力を申し出てくれた弓道部の代表者である高等部3年の坂下と
同じく剣道部の代表として来た中等部2年の袴田、救護係を務める校医の村崎、
臨時で手伝うことになった江積、結奈、香澄。
そして主催者である飼葉を含んだ7人。

坂下は入学したばかりで生徒会の役員でもない結奈たちが手伝うことを不思議がるが
うまくごまかして坂下を納得させ、表向きの水泳大会運営話し合いは無事に終わる。

一方、結奈たちだけの話し合いでは、飼葉は独自に調べた
「水着姿を確認しやすいチェックポイントの場所」を書き記した結奈専用の資料を渡し
それをちゃんと暗記するよう指示する。

「まさか大会中にその資料を持ってウロウロするわけにもいかないだろう? 
 それにそのデータは、万が一他人に知られたら悪用される可能性が高い。
 だから君が覚えたらすぐに処分したいんだ。」

「がんばってね! 結奈」

「うん、がんばる……。」

233:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/23 19:08:39
いよいよやってきた、水泳大会当日。
結奈はプールで出くわした袴田の太ももに、飼葉や江積と同じような牡丹型の痣があるのを発見するもが
位置が位置だけに、一体どうやって切り出せばいいのかと悩む。

そのとき、突然プールの水が渦巻きはじめ、生徒たちはパニックに陥る。
その上、飼葉と江積、どちらの姿も見当たらないことに結奈は気づく。

(もしかしてこれも業羅の仕業で、先輩たちは巻き込まれたの?)

結奈は香澄に更衣室の見張りを頼み、袴田を更衣室に連れて行く。
袴田を覚醒させるために…。

説明もそこそこに袴田を覚醒させた結奈が再びプールに戻ってみると
水が飼葉と江積を襲っていた。やはり今回の騒ぎは業羅の仕業なのだと結奈は考える。

「先輩! プールサイドに誰かいます! みんな避難したはずなのに。」

袴田の言うとおり、プールサイドにはクラスメイトの夏見あかねが突っ立っている。
今まで事態を見ていた香澄によると、あかねが水を操って飼葉たちを襲ったという。

「水を操るって、そんなこと……あかねちゃんが業羅だって言うの!?」

「否定。私は業羅ではない。私は私の主のためにこの力を行使する、
 その意思を持っている。これでこの二人は戦えない。残る排除対象は、あなた。」

普段の内気で大人しいあかねとは全く違う、機械的な喋り。
あかねの言う「主」が今まで業羅を使って結奈を襲ってきた人物なのか。
しかしだとしても、なぜあかねがこのような力を使えるのかまでは結奈にはわからない。
ただひとつわかっているのは、あかねを止めようとしたら、攻撃体勢に移り襲ってきたこと。

袴田と一緒にあかねと戦い、彼女を追いつめるが
あかねはまたも不思議な力を使ったのかあっさりその場から消えてしまう。
とりあえず消えたあかねは放っておき、急いで先輩たちを村崎に診てもらうことにした。
村崎の診断によると、病院に行くほどでもなくどちらも大丈夫とのこと。
無事だったことに安心して、話は自然に袴田が犬士だったことへと移る。

「結奈先輩、僕、貴方を守ります。
 遠い昔からの約束なんて、とてもすてきな話じゃないですか。
 先輩方、これからもよろしくお願いします!」

「くぁー。なんつーか恥ずかしいやつだな。でもまあ、よろしくな。」

「よろしくね、遥平くん。」

そんな中、飼葉だけはあることを考えていた。

「同じ学校内に三人も犬士がいるなんて。……気になるな。」

234:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/23 19:09:35
その日の夜の屋上

「……あの、これでよろしかったのですか?
 あの場で、犬士と姫、四人とも葬ることも可能でしたが。」

「お前は黙って命令を遂行していればいい。それが、役目だろう?」

「申し訳ございません。」

「今後、姫や犬士たちとの接触を絶て。そろそろ、ひとりめの道化が踊りだす頃だ。
 お前はそのサポートに回れ。後始末役はまた別に用意したからな。」

「了解いたしました。」

235:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/23 19:10:08
二章終わり。今回はここまで

236:名無しって呼んでいいか?
06/06/23 19:14:56
>230
個人的意見では>228を見る限りそうだと思われる

>229
俺も完成待ってるからな、㌧

237:名無しって呼んでいいか?
06/06/24 08:21:48
八犬士すごい面白いw
期待してます。

238:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/25 21:56:21
三章 ~共通パート~

水泳大会以来、あかねは学校に来なくなった。
飼葉の話によると、あかねは自らの意思で家を出て
警察に家出として捜索願いが届け出されたらしい。

(誰かに操られてるのではなく、自分の意思で行動してるのかな? それとも巻き込まれただけ?)

結奈は精神集中するために一人で剣道の稽古をするが、あかねのことが気になって練習に身が入らない。
そこへ飼葉から「すぐに生徒会室に来て欲しい」と結奈に伝えるよう頼まれた香澄がやってくる。
香澄と一緒に生徒会室に行くと、飼葉だけでなく江積と袴田も待っており
この間の事件について話し合いが始まる。

水泳大会の事件は排水機械の故障による事故ということで処理されることや
あかねは依然として行方不明なことを飼葉が報告し終わると、
話題は八犬士が瀧田学園で三人も見つかったことへと移る。

袴田は伏姫である結奈が学園に来たから、八犬士も周りから選ばれたのではないかと言うが
飼葉が八犬士は生まれたときから決まっているようだからそれはないと否定する。
そもそも結奈が瀧田学園の入学を決めたのも、奨学金制度があったからに過ぎない。
それにあかねのこともある。

偶然にしては出来すぎてる以上、学園で何かが起こってると考えるのが自然だが
これ以上話し合っても結論は出ないため、この件は一旦保留となり、
八犬士集めのため学園で起こっている妙な噂や事件を追うことになった。

239:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/25 21:58:48
三章 ~生きた人形~ルート

江積が最近学園内で起こっている、ある騒ぎについての話を始める。

「夕方、中庭や校庭から校舎を見上げると、長い髪の毛をしたゾッとするような美人の女子生徒が
 校舎の廊下の窓からこっちを見ている。なんだろうって見返すと、フッと消えちまうんだと。
 その女子生徒はこの学園のどこにも存在しないから、幽霊ってことになってる。見たやつは結構多いぜ。」

江積本人も目撃者の一人で、しかもその幽霊が知り合いに似ているらしい。
だが、チラッと見ただけだから、知り合いかどうかは確信が持てるわけじゃないとも言う。

「知り合いに似ている幽霊か。それは気になるだろうな。
 もともと八犬士探しの有力な手がかりはないことだし、この幽霊騒ぎを調べてみよう。」

まず幽霊が本当に実在しない生徒かどうかはっきりさせるため、飼葉と江積が調べ
他の三人は幽霊についての情報収集をすることで決まる。
飼葉は知り合いについてなにか思い出したらすぐに報告してくれと江積に言うが、
江積はわかったと口では言いながらも、その表情は沈んでいた。

幽霊が本物なら学園内で亡くなったか、学園に関わる事件で亡くなったのではないかと考え
学園内の図書館へと足を運んだ結奈。するとそこでいびきをかいて居眠りしてる江積を見つける。
呆れながら、飼葉と一緒に幽霊について調べたんじゃないかったのかと聞くと
それはもう調べ終わった、やっぱりこの学校には存在しない生徒だったと江積は答える。

お前はなに調べてんだ?と聞かれた結奈は図書館に来た目的を素直に話すが、それに対して江積は
なにも出てこないだろうと言ってしまう。
即効で否定した江積を不思議に思って理由を問うが、
彼はうっかり本心を漏らした自分に舌打ちし、忘れろとしか言わない。
結奈は明らかになにかを隠してる江積の様子に怒りを露にする。

「わかった、わかったよ。話してやるから機嫌直せ。
 第一、面白くもない話だけど、それでも聞くのかよ?」

「先輩が話してくれるのならちゃんと聞きます。」

「まあ、はっきり言っちまうとな、俺、あの幽霊が誰かわかってるんだ。
 あの幽霊はな、俺の幼馴染に似てるんだよ。似てるってもんじゃねぇ、そのものだって言っていい。」

240:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/25 22:00:28
「……あいつ、生きてれば俺たちと同じ高校生だったはずだ。」

子供の頃に隣の街まで探検に行ったとき知り合い、それから何度か遊ぶようになったが
学校も違い共通の友人もいなかったため、彼女が病気になっても入院するまで知らなかった。
そして最後には会ったのは、葬式。

「あの、えっと、その……。幽霊は美人だって評判ですけど、その人もきれいな人だったんですか?」

「ガキだったし、美人だったかはわかんねぇ。でも、将来きれいになるってよく言われてたな。
 まあ、少なくともお前よりは、ずーっとかわいかったな。」

「……。思い出は美化されるものですよ、先輩。」

「言うじゃねぇの。まあ、辛気くせえ空気出されるよか、全然マシだけどな!」

しんみりした雰囲気から、明るい雰囲気に戻りつつあったとき……

「見つけたぞ、このドロボウ女!」

人形を抱えた男子生徒が現れ、腹話術で結奈を泥棒扱いする。
男子生徒は1年の藤岡で、常に人形を持ってるために学園でも有名な生徒だと江積が説明する。

「腹話術までやるようになったとは、さすがに知らなかったけどな。」

藤岡の後を追いかけ、彼を止めようとしている香澄に事情を聞くと、
友人と会話をしてた最中に藤岡が急に教室に入ってきて、結奈はどこだと騒ぎ出し
ここまでやってきたのだという。

「俺の大事な人形、盗んだんだろ!」

身に覚えのないことで責められた結奈は反論するが、何を言っても藤岡は耳を貸さず
「人形を返せ」の一点張り。
ついに怒りが頂点に達した藤岡は、人形を動かして襲ってくる。

(あかねちゃんと同じ……敵なの!?)

まだ三章の途中ですが、今日はここまで。

241:名無しって呼んでいいか?
06/06/26 02:58:11
未解決
・ダブルリアクションプラス
・幕末恋華・新選組 各キャラシナリオ
・星の降る刻(特に逆ハ部分)
・マイネリーベのナオジ(1か2か不明)
・マイネリーベ2のカミュ
・アンジェリークエトワールの新キャラ3人
・ぼくとわたしの恋愛事情(主人公が黒の導師に召喚された理由)
・ラブレボの保険医
・ネオアンジェリークのニクス
・遙か3十六夜記の譲
・ラストエスコートのチヒロED
・ドラゴンペナンス
・遙か1、3の各キャラ個別シナリオ

予約
・遙か2の各キャラ個別シナリオ(6/23)

解決済み
・金色のコルダ メインストーリー >8
 柚木 >72
・放課後のラブビート >9
・遙か3十六夜記 リズ(バッドED含む) >171
 景時 >175-177
 銀 >179-185
 バッドED >16-23
・遙か3運命の迷宮 メインストーリー >163-170
・フルハウスキス メインストーリー(ノーマルルート) >34-36
・フルハウスキス2 メインストーリーと御堂 >75-79
 山本 >81
 一宮 >84-88
 松川 >199-202
・ときメモGS 理事長 >43-44
・ラブレボ 兄ノーマルルート >47-56
 兄ラブルート >60-64
 華原 >92
 神城 >111-121
 幼馴染 >135
 一ノ瀬 >189-196
・水の旋律 >141-159
 犬に噛み殺されるバッドED >104-106
・ラストエスコート カズマ >207-211

執筆中
・転生八犬士封魔録 >219-

家ゲーRPG板のスレで解決済み 
・>3
・エバーグリーン・アベニュー
・THE友情アドベンチャー ~炎多留・魂~

要約スレで解決済み
・遙かシリーズ(1~3、十六夜、迷宮)メインストーリー




242:名無しって呼んでいいか?
06/06/26 03:00:20
スレリンク(gamerpg板:7番)n
に基づき、3ヶ月経った予約は無効にしました

243:名無しって呼んでいいか?
06/06/26 03:02:13
依頼、ラストエスコートのエンジュ忘れてました。スマン

244:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/26 20:29:22
「うわぁ! 人形が、人形がっ!」

襲ってきた藤岡を江積と撃退すると、人形を傷つけられた藤岡は錯乱したまま、その場から逃げ出す。
飼葉への連絡を香澄に任せ、結奈は江積と藤岡を追いかけることにしたが
藤岡の姿をなかなか見つけられない。かわりに廊下で女子生徒が倒れてるのを発見した二人は
慌ててその場へ駆けつけるが、少女のそばへ近寄った江積は急に言葉を失う。

彼女の胸にはナイフが刺さっているのに、なぜか血が一滴も流れてなかった。

「……なんだ。よく見たらこれ、人形ですね。
 もしかして、これが藤岡くんの探し物でしょうか?
 これだけの人形ならとっても大事にしてるだろうし、あれだけ取り乱してもおかしくないですよ。」

「………。」

「……先輩? あの、どうしたんですか?」

口を開いた江積は予想外のことを言い出す。
こいつは怪我人だから、早く保健室に運ばなければいけない、だからお前も手伝えと。

「こいつは人形じゃない、生きてるんだ!」

自分の言葉を信じない結奈に痺れを切らした江積は、一人で人形を抱えて保健室へ行ってしまう。

(どういうことなのかさっぱりだけど、とにかく先輩を追わないと!)

保健室へたどり着き、校医の村崎に急患として人形を見せる江積。
突然人形の診察を頼まれた村崎は話がわからず、戸惑いを見せる。
そこへ飼葉と香澄もやってきた。

人形は生きてるという自分の主張を信じない周りに対して、
とにかくこいつに触ってみろと言い出す江積。
彼の言うとおりに村崎や飼葉が人形に触れてみると、確かに体温があり、脈もしている。
事情を聞かれた江積は、俺にもよくわからない……でも
この人形は知り合いにそっくりで、しかもそいつは心臓の病気で死んだのだと答える。

結奈はその知り合いが、図書館で話してくれた幼馴染のことだと気づき、
だからあんなに取り乱したのかと納得がいく。

「……わかった。目の前に怪我人がいるんだ。助けるのが私の務めだね。」

江積の答えを聞いた村崎は人形を治療すること意思を見せ
治療に必要な物を集めるくるよう、皆に指示する。結奈も手芸用の糸を探してくることにした。

治療が終わった後、結奈が保健室に向かうとそこには江積しかいなかった。
ずっと目を閉じたままで息もしていない「生きた」人形を見つめながら、江積は
幼馴染の思い出を結奈に語る。

「なんでいまさら、あいつが……俺と同じように年を重ねて、
 着れるわけねぇ制服着て、ここにいるんだ?
 これ、藤岡の仕業なのか? だとしたら……俺は……。」

(藤岡くんの仕業としても、目的もどうして先輩の過去を知ってるのかもわからない。
 本当に……なにが起こってるんだろう?)

245:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/26 20:34:54
再び人形を診察した村崎は、薬が効いて落ち着いたようだと診察の結果を告げる。

「薬が効くということは、やっぱりこの人形は生きてるんですか?」

「わからない。私の印象だと人のふりをしている人形、という感じだね。
 人形が無理やり、人のふりをさせられている。そう言えばいいのかな。
 ……君たちはこの人形の正体を知っているんじゃないかな?
 それだけじゃない。先日のプールの一件も、なにか事情があるんじゃないかい?」
 
村崎から問われ、返事に窮してると、突然、部屋が大きく揺れ動き
怪我をした袴田が駆け込んでくる。
袴田は僕ひとりではやっつけることができなかったと謝る。

「見つけたぁ! 俺の人形! 俺の人形!」

袴田に続いて、たくさんの人形を連れた藤岡が現れ、
やっぱりお前が人形を隠してたんだと結奈に襲い掛かる。

とっさに村崎が庇ってくれたために、結奈は怪我をしないで済むが
村崎から押し倒されてるような状態になり、肌に触れてしまう。
だがその瞬間、過去に数度体験した、ある感覚に襲われる。

「この感じ……! 八犬士の封印が解けた?」

先生が八犬士だったのかと驚く江積たちに対し、事情を知らない村崎は当然ながら困惑する。
ところが、暴走した藤岡が説明する時間を与えてくれるはずもなく
説明は後にし、藤岡から生きた人形を守るため、村崎も他の犬士と共に戦うことになる。

結奈たちに負けて力が尽きた藤岡は気絶し、それと同時に
生きた人形もしおれて普通の人形に戻った。

「藤岡ぁ! お前、これはどういうことなんだ、説明しやがれ!」

殴りかかる程の剣幕で、気を失ってる藤岡に詰め寄る江積を、村崎が冷静に止める。
そして藤岡や痣のことなど、さっき起きた不思議な出来事について尋ねるのだった。

「いまなら……話してもらえるかな?」

一連の事情を聞いた村崎は、八犬士として協力してくれることになったのだが
結奈は彼にお礼を言いながらも、どこかすっきりしない気分だった。

(四人目の犬士が見つかった。でも、なんだかスッキリしない。これでよかったのかな……。
 とにかく、藤岡くんが目を覚ましたら詳しいことを聞いてみるしかないか)

246:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/26 20:35:34
夜の屋上

「報告は、以上です。また、先ほど藤岡健吾の反応が消えました。いかがいたしますか?」

「放っておけ。それで予定通りに事は進む。多少陳腐な演出を施してやったが
 しょせん駒のひとつ。奴がどうなろうと、どうでもいいことだ。」

「はい。おっしゃる通りです。」

三章終了

247:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/26 20:37:56
三章 ~呪いのサイト~ルート

「呪いのサイト?」

「はい、携帯で見られるネットのページらしいんですけど。
 結奈先輩は知らないんですか? 僕、高校の人に聞いたんですよ。」

袴田は具体的にどういうことが起こるなどの詳しいことは知らないが
サイトの呪いを受けた生徒が、もう何人も休んでるのは本当だと言う。
実際に休んでる生徒が何人もいる以上、調べてみる必要があるという飼葉の言葉で
みなで手分けして話を聞いて回ることになった。

情報収集の結果、呪いのサイトの詳しい内容が判明する。

呪いのサイトの名前は「99の呪い」といって
呪いたい相手の名前を書き込むと、別のページに飛ばされ
そうやって99番目まで同じことが繰り返されると、呪いが成就しその相手が呪われるというもの。
つまり、呪いは99番目の書き込みにしか発動しないのだが
99人分の恨みが重なるだけに、99人目にかけられた呪いは大きくなる。

また、これは一人一度まで、今が何番目の書き込みなのかはわからないルールとなっていて
10日間の間に99番まで書き込みが届かなかったら、書き込んだ人間全員に呪いがはね返ってくる。
現に、呪いの被害を受けた生徒が何十人も出ていた。

さっそくサイトにアクセスしてみるも、これといって手がかりは見つけられず
各自で何かいいアイデアはないかと考えてみるのだが、なかなか思い浮かばない。
そんな中で唯一、飼葉はあるアイデアが出たらしいがお世辞にもいい考えとは言えないらしい。
とりあえず、飼葉のアイデアに任せることにする。

飼葉の出したあまりよくないアイデア…
それは運が悪いことで有名な校医、村崎の名前を呪いのサイトに書くことだった。

「村崎先生がちょうど99人目だったみたい。運の悪いことに。
 いや、この場合は運のいいことに、かな?」

「それって、偶然じゃ……。」

「まあ、賭けだと言えばその通りだけど、あの人の運の悪さは筋金入りだからね。
 どういうわけか、いつも貧乏くじを引いてしまう。
 そういう星の下に生まれてきたんだね。」

「心配しなくてもだいじょうぶ。先生のことは僕たちが必ず守る!」

「いや、あの、力強く言われても。それに僕「たち」って……。」

飼葉を信じて本当によかったんだろうかと結奈は少し後悔した。

248:転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A
06/06/26 20:39:34
その夜、村崎を校庭に呼び出して囮にして、
呪いのサイトの首謀者がやってくるのを待つことにする結奈たち。
そこへ村崎を取り囲むように、人形が出現する。

「……人形? いきないり、どこから現れて……。」

「村崎先生、危ないっ!」

「桐沢さん!? それに飼葉くんも? これは一体、どういうことなんだ?」

「事情はのちほど説明します!
 とにかくいまは、僕の指示に従ってください!」

「わ、わかった。君たちの邪魔をしないように、引っ込んでいるよ。」

ところが、結奈たちが人形を倒しても、
遠くに逃げてなかった村崎が別の人形に囲まれてしまう。

「危ないっ!!」

結奈が素早く村崎を助け、彼の肌に触れると、村崎を囲んでいた人形が瞬時に消える。

「人形たちが……消えた……。私がやったのか?」

「ウソ……村崎先生が八犬士だったの!?」

そこへ1年の藤岡が巨大な人形を連れて現れる。

「なんでだぁぁ! なんで邪魔するんだよぉぉ!!」
 俺はみんなの願いを叶えてやったんだぞ? それなのに……。
 お前たち、邪魔するな邪魔するなぁぁ!!」

怒り狂って襲ってきた藤岡に勝つものの、彼は

「人形……。願いを……かなえて……。」

と呟くと、気を失ってしまった。

この後、村崎に事情を話す展開になりますが
これ以降は生きた人形と同じなので省略します。

249:遙かなる時空の中で3 将臣ルート
06/06/27 17:04:16
一週目は要約スレ(RPG板)にあるので省略。
一番最初に白龍に召還されたとき、時空の波の中で、将臣とはぐれています。
望美らの三年前に京にきてしまい、平家に拾われ、亡き重盛似ている事から、還内府として、平家の為に行動します。

時空跳躍で一番最初に戻った望美。そこで出会った義経らと共に戦った功績を認められ、源氏の一員として京に来ます。
そして、夢の中で鎧姿の将臣と会います(一週目は学ラン。一週目で鎧姿の将臣と一度会って現在の将臣を知っているので、変わったと思われる)
そこで一週目と同じく、クリスマスプレゼントの懐中時計をもらいます(ブツ自体はすでに一週目でもらってるので、望美がもってますが)
望美らも京に来ている事を知り、将臣は驚き、京を出る前に下鴨神社に寄るつもりだからと、会う約束をとりつけます。
次の日、下鴨神社で会い、将臣がここへ来たのは、3年前だとわかります。
再会を喜びますが、将臣には用事があり、もう西へ帰るつもりだが、一応八葉だしって事で、京を離れるまでは付き合ってくれる事に。
京の出口あたりで、将臣を追いかけて、お忍びで来ていた安徳天皇達に会います。
将臣は、お世話になった人たちだから、恩を返すまでは元の世界に帰る気も無いといって、一緒に帰ってしまいます

リズ先生の協力も得、有川兄弟の祖母が、星の一族だったということも突き止めます。
そして三草山での戦に勝利した望美達は、中立の勢力である、熊野水軍の説得に熊野へ行くことに。
そこでまた将臣に出会い、お互い目的地が一緒だったのでしばらく共に。
途中の川に怨霊がいたので、それを鎮め、目的地に到着。
そこで将臣と別れますが、帰り道を聞き出し、一緒に帰れるかもしれない。と話します。
その後、熊野の頭領である、ヒノエに個人的に協力してもらうことになり、京に帰る事に。
その途中で将臣にあい、吉野の里まで一緒に行く事になります。
吉野の里で一夜を明かすことになった夜、落ち武者が村を襲います。
落ち武者は撃退しますが、村は焼かれてしまいます。
意気消沈する将臣を追いかけた望美は、戦を終わらせたいという将臣のつぶやきを聞きます。
そして、望美に、
「お前は皆と一緒にいろ、これは、俺が一人でやらなければならない戦いだ。
生きていれば何度でも会えるさ。」
といい、一人で帰ってしまいます(お互いにまだ正体は知りません)

250:遙かなる時空の中で3 将臣ルート
06/06/27 17:05:07
そして、福原で和議が行われることになったのだが、頼朝の妻、政子はこれは好機だからと福原を攻め落とせと命令します。
本心では嫌なものの、逆らえるはずもなく、仕方なく攻めることに。
そして平家の本陣で、還内府として奮戦している将臣に出会ってしまいます。
そして、源氏の神子が後ろににいるという平家の兵士の言葉から、剣を突き出してくる将臣。
剣をつき合わせる二人。
「嘘…だろ。お前が…源氏の神子…なのか?」
知らず放った譲の矢で離れた二人。平家は落ち延びていき、将臣も落ち延びて行った。

その夜、戦を終わらせようと二人で誓い、平家を倒せば、還内府を討てば戦が終わるって…。
何馬鹿な事を言ってたんだろうと落ち込む望美。
将臣と戦うことは避けられないと知った望美は、将臣の気持ちを知りたいと思い、皆の反対を押し切って、将臣を探します。
予感を感じて吉野の里へ向かった望美。はたして、将臣はそこにいた。
三年前に一人で京へ来てしまった将臣は、平家に拾われ、だんだんと落ちぶれていく平家をみていくうちに、
世話になった恩に報いたい。平家を守り通す。と決め、知っていたことを使い、平家を守っていた(だから一週目の一ノ谷の奇襲は見破られた)
戦わずにすむ方がいいと、和議を持ちかけたが、源氏は相手にしなかった。
「平家を見捨てることはできない。お前が源氏を捨てることはできないのと同じで。」
と、迎えに来た平家の兵士と帰って行ってしまった。

それを聞いた望美は、このまま戦うことなんてできないけど、あんな将臣に源氏に来て欲しいなんて、言えない。
せめて何も知らない時なら…
と、逆鱗の力で焼ける前の吉野の里に飛びます。
そこで将臣と話し、将臣が平家の人間だということ、自分たちが源氏側だということ、平家を裏切って、こっちへ来てとは言わないけど、
平家から離れて欲しい。和議だって、失敗するからと伝えますが、
今、離れたら、和議も成さない、和議が失敗するのなら、なおさら平家を見捨てることは出来ない。
と、将臣に言われてしまいます。
どんなに時空をさかのぼっても、将臣の意思を変える事はできないと悟った望美は、和議を成そうと、将臣と約束し、別れます。
(ここで、吉野を襲う夜盗を事前に成敗し、焼き討ちはなかったことに。変えられる運命はあるはずだと思う)

和議を成そうと政子への説得もむなしく、一ノ谷へ奇襲を行うことになった望美。
一ノ谷に差し掛かったとき、もし黙ってたら、平家は勝てるかもと思うが、一週目の事を思い出し(奇襲失敗でリズ先生が…京で白龍が…)
たとえ将臣と戦う事になっても、他の皆を裏切ることなんて出来ないと決意。奇襲がよまれていることを伝え、迂回。一ノ谷へ。
一ノ谷で、お互いにお互いの覚悟を知ります。そして、将臣は平家の軍と共に落ち延びていきます。


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