04/07/06 21:09
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ﾗﾌﾞEDでいいのかな？
転校二日目にして遅刻しそうになった啓太は、同じく遅刻しそうな生徒に出会う。
中等部があったかな？と思いそうなほど小さくて可愛らしい容姿の生徒は
実は自分の受け持ちの先生、海野聡(24歳)だった。
可愛らしい容姿が生徒のﾏｽｺｯﾄ的存在だが、授業のレベルは驚くほど高く
最初はそのギャップに戸惑う。
だが海野との親交を深めていくことで彼の研究者としての熱意や
人としての純粋さに次第に啓太は惹かれていく。
そんな中、啓太の退学騒動がおきて海野に相談する。海野は力を尽くすも
一教師の力で理事会に逆らうことも出来ず途方に暮れる二人。
海野の提案で学生会の協力を得る事で何とかそちらへの解決の糸口がみえた最中、
海野の研究データが盗まれる。犯人を捜そうとする啓太に
「自分の研究が世の中の役に立つなら誰が発表しようが構わない」という海野。
納得がいかないながらも海野が決めた事だからと了承する啓太。
それから数日後。いつものように海野の手伝いをしに啓太が生物室へ行くと
何者かに殴られ気を失う。
啓太が目覚めると自分と海野が縛られており、生物教師の木田がそれを見下ろしていた。
「データのパスワードをよこせ」と迫る木田。
海野の下半身を裸にして試験管を突っ込み脅迫。啓太が机に体当たりをして
何とか逃れるが木田の標的は啓太へ。ﾎﾞｶｽｶ殴られる啓太。
「絶対に教えるちゃダメだ」という啓太に対し、
「生徒に手を出さない」事を約束にパスワードを教えるという海野。
パスワードは『猫の名前』。木田は海野の飼い猫の名札『トノサマ』を見ると
すぐに生物室を飛び出していった。
トノサマの協力で縛られていた縄を解いた啓太は無力な自分を嘆く。
そんな啓太に海野は微笑むとパスワードは無事だと告げる。
本当のパスワードは『ねこのなまえ』でトノサマではなかったのだ。
ちなみに入力に失敗するとセキュリティモードが発動するらしい。喜ぶ二人。
その後、啓太の退学事件もデータ流出事件も無事解決。
二人はお互いの想いを確かめ合い結ばれる。
そして平穏な学園生活に戻った啓太は放課後、親友に『呼び出し』と称して
ほぼ毎日生物室にいる海野に会いに行っていた。
ラブラブな二人の耳にはトノサマの呆れたような鳴き声は届かなかった。
長くてｽﾏｿ…