06/06/04 22:24:33 /efx1zck
FF6のマップデータを初めとする圧縮データの展開方法が解ったので記述。
データ展開の際にはバッファ用のメモリ（2048バイト=000-7FF）
を出力結果とは別に用意する。
例 初心者の館 フィールドの部屋の location map data の一部
CF 06 FF 00 01 02 83 00 43 00 B3 FF 00 00 34 4A
F0 00 1E 1C FF 8E 06 11 16 00 47 00 B7 FF 00 6E
1B 40 2C 2D A2 A6 FF 47 5E 00 01 03 01 26 26 FF
01 01 27 28 5C E7 BA BA FF DD DE DE 01 04 27 01
EC FF EE 01 00 24 28 C9 B8 B8 FF E1 E3 E3 01 08
24 A1 00 DF 0C 2D 4F 3C 2D 1B 10 E2 01
先頭2バイトはデータの長さ（この2バイトを含む）
次の1バイトは8bitのフラグ配列
bitが1ならば、次の１バイトは無圧縮。
ここではFF=11111111 なので、次の8バイトは全てそのまま解凍データとしてコピーされる
またバッファメモリにもコピーされるが、メモリにはアドレス7DEから格納していく。
7FFまで達したら、次は000から格納する。
よってここまでの解凍データは
00 01 02 83 00 43 00 B3
次もまたFFなので
00 01 02 83 00 43 00 B3 00 00 34 4A F0 00 1E 1C
次もまたFFなので
00 01 02 83 00 43 00 B3 00 00 34 4A F0 00 1E 1C
8E 06 11 16 00 47 00 B7
こうして続けていくと元データ83バイト目までの解凍データは
00 01 02 83 00 43 00 B3 00 00 34 4A F0 00 1E 1C
8E 06 11 16 00 47 00 B7 00 6E 1B 40 2C 2D A2 A6
47 5E 00 01 03 01 26 26 01 01 27 28 5C E7 BA BA
DD DE DE 01 04 27 01 EC EE 01 00 24 28 C9 B8 B8
E1 E3 E3 01 08 24 A1 00
となる。
84バイト目はDF=11011111となっている
bit0-4は1なので次の5バイトはそのままコピー
bit5が0 このとき次の2バイトが圧縮シーケンスを表す
圧縮シーケンスとはこれまでの解凍データの一部をまた使いたい場合に
その場所と長さを指定するもの
ここで対応するのは 1B 10 リトルエンディアンなので101Bである。
101B=0001000000011011
このうち上5ビットの値+3が必要なデータの長さを表す
00010=2
よって2+3=5バイト必要
下11ビットが圧縮データの位置を示す
値は00000011011=01B
この位置データはバッファメモリ上のアドレスを表しており、
メモリのアドレス01Bから5バイトをコピーし、出力する。
この時点でのメモリの様子は
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