05/07/19 06:13:23 NLdX155S
楽屋にて。
新「口げんかで昴さんに勝てるのはリカだけだね」
リ「お、リカ今ほめられたか?」
ジ「昴は言った。論理と感情の衝突においては、常に論理の側がより大きな負担を強いられる…と。
なんちて、なんちてー!! どう、ボク結構うまいでしょ、昴さんの物真似ー!」
新「はは…はっ、こ、この殺気は…!」
昴「昴は言った…、口は災いの元だ…と。新次郎、リカ、外に出ていろ」
新「いえ、あの、昴さん…」
昴「外に出ろ、と言っている。僕はジェミニに話がある」
新「はい…、えーと、それじゃ、ジェミニ」
リ「お別れだな、ジェミニ。リカ頑張る。ジェミニも頑張れ!」
(そそくさ)
ジ「ま、待ってよ、新次郎、リカも…。ひどいよー!」
(バタン)
ジ「あのー、昴さん、さ、さっきのあれには、テキサスの草原よりも広くて深い事情が…」
昴「さて、ジェミニ…見えたかい、走馬灯!」
その日、シアターから一人の少女の姿が消えた。