05/09/23 13:18:17 DkTLgnoB
(分岐までのあらすじ)
月夜が持つ「癒しの力」というのは、実は自分の寿命を分け与えるものだった。
力を多用した結果、彼女は危篤状態に陥る。
たき火のそばで彼女は目を閉じ、そのまま動かなくなった。「奇蹟」なんてものは存在しなかった。
当然、周囲への影響は大きかった。心に穴が開いたまま、恭一は春を迎えた。
月夜の神社を訪ねると、彼女の兄が出迎えた。
「月夜は後悔はしていないだろう。彼女の事を忘れないでいてくれ」と彼は言った。
神社を降りた所で再び見上げ、彼女との日々を回想した。
恭一は、月夜の分まで精一杯生きていこうと誓うのだった。