05/07/30 20:13:08 IH70C/fv
綿流し編(綿流し祭りの数日前からスタート)
部活動の一環のゲームで景品(女の子が欲しがるような可愛い人形)をもらった圭一だが、
彼はそれを男っぽい魅音ではなく可愛いもの好きのレナにあげてしまう。
その後、圭一はひょんな事から妙な格好(メイド服+バニースーツの様なコスチューム)でバイトをしている魅音を発見。
しかし彼女はいつもの快活な態度とは裏腹に大人しい声音で魅音の双子の妹の詩音と名乗る。
圭一は魅音が別人の振りをしているのだと考えて、それに合わせる振りをした。
その後、何度か詩音に会う圭一。だがある時に圭一は魅音と詩音が一緒にいる現場に遭遇。
魅音の双子の妹、詩音は実在したと知って驚愕する彼と、いつのまにか2人が知り合ってることに驚愕する魅音をからかう詩音。
その後圭一は、詩音が実家のある雛見沢ではなく隣町の興宮に住んでいる事や
園崎一族(魅音の家で近辺に強い影響力を持つ旧家)の中で微妙な立場にいる事を知る。
やがて綿流し祭りの日、梨花の舞を見ようとしていた圭一に詩音と富竹と鷹野(富竹の恋人の看護婦で雛見沢の伝承に強い関心を持っている)が接近。
彼らは言葉巧みに圭一を誘って村人が梨花の舞に集中している合間を狙って、一般人は絶対に入ってはならないとされる祭具殿に潜入した。
退屈そうにしている圭一に鷹野はうれしそうに己が調べた雛見沢の伝承について語りだした。
雛見沢はかつて鬼ヶ淵(鬼の住む村)と呼ばれ、村人は人を食う鬼の血を引いているというのだ。
この地方に伝わる「鬼隠し」とは村人の中の鬼の血が騒いで我慢できなくなるのを沈めるために、
人を攫って食う事を指しているのだった。
そして綿を川に流す「綿流し」とは、鬼に攫われて食われた犠牲者の内臓(腸)を川に流す事を示唆している。
よって綿流し祭りの日に誰かが死んで誰かが行方不明になるのは、鬼に食われたからだという恐怖が雛見沢の住人の心に巣食っていた。
そして祭具殿の中で彼らが目にしたのは数々の拷問用具(人間が入る鳥かごや巨大なまな板、のこぎり等)だった。
人間を生きたまま解剖して貪り食らうというおぞましい風習が今でも密かに受け継がれているのではないか、
という鷹野の言葉に圭一と詩音は青褪める。