03/08/07 16:37
>356のような悪意の悲観的無知にも>355の発言を信用させる傍証はある。
1回辺りの印刷の適性部数と増刷の回数だ。
これは卓上業界が万一組織ぐるみでウソをつきまくっていたとしても
印刷業界の常識からゴマかしようのない概算レベルの話だ。
初版で現在のようなムックタイプの大きさとページ数・価格の場合、
少なくとも3000部、強気で行くなら5000部程度初版で刷る(そして売る)
事を考えないと採算が合わない。
基本的に、一度にたくさん刷るほうが単価が下がるから、
裏を返すとある一定部数より刷数や売れ行きが下回る場合、
「売るほど赤字」になるからだ。
作れば作るほど安いなら最初から10000部刷っておけばいいとか、
1000部しか売れないなら最初は1000部刷ればいい、
とかいう訳にも行かない。そう思うのは素人考え。
依頼すれば刷ってもらえるが元が取れないから飯が食えない。
山ほど在庫を抱えたり、値段が倍ほどになったりするわけだ。
増刷に関しては、修正が山ほど入らない限り
1000部程度からリーズナブルな金額になる。
(印刷の下地となる「版」というものが残っているから)
また、増刷したらその旨奥付に載せることがルールになっている。
増刷は前刷分が売れた証拠(=誇らしいこと)だからウソをつく理由もない。
以上のことから、2回増刷して3刷になったような作品は
まず5000部は越えているし、10000部に届く可能性も高いということだ。
ウソだと思ったらこれ以上はDTP板で聞いてみろ。