03/12/29 22:45 +l3xwzbH
間があくかもしれないけど、最後までぼちぼち書いていきます。
100年くらい昔、恐怖・殺戮・混沌・破壊を司る「四狂神」という悪い神々が
突然世界に現れ、空に浮かぶ島「虚空島」を建てて世界を恐怖のどん底に
陥れた。
そんなとき、勇者マキシムは恋人のセレナ、仲間のガイ、アーティを伴って
四狂神を倒す旅に出る。苦戦の末、マキシム一行は四狂神を全員倒すことに
成功するが、セレナとマキシムは帰らぬ人となってしまったのだった。
それから現在。マキシムの血を引く少年は、幼い頃青い髪の少女と出会う。
少女は「ルフィア」という名前以外、どこから来たのか、親はいるのか、などといった
過去を何も話さなかった。が、二人はなし崩し的に仲良くなり、10代も後半に
なった今ではいっちょまえに恋人としてお付き合いをしているのだった。
少年は勇者の血を引く者として、アレキア国の騎士団に入っている。
しかし約100年の平和な時代は、すっかり騎士団は名ばかりのものとなっていた。
隣国シェランが何者かに壊滅させられたらしい、という知らせが来ても、騎士団は
動くことができず、少年は一人シェラン王国の調査に向かうのだった。
少年がたどり着いた時には既に、シェランの街は廃墟と化していた。
シェランを壊滅させた犯人は自らを「ガデス」と名乗る。虚空島の戦いでの、
破壊神と同じ名だった。
少年はガデスに戦いを挑むが、1,2ターンでやられてしまう。
そこへ少年を追ってきたルフィアがかけつけてきた。ガデスは「その女を大事にしろ」
と冷やかしともとれる台詞を残し、姿を消すのだった。
今日は、ここまで