BL@「学園ヘヴンについて語ろう」Part4at GBOY
BL@「学園ヘヴンについて語ろう」Part4 - 暇つぶし2ch981:いけない名無しさん
04/01/29 01:08
「遠藤、例の件だが」
西園寺が近づいてきた。
「候補はあの2人に絞られたな。それぞれのシンパが小競り合いを繰り返している」
「そうか。すまないな、各科を廻らせてスパイめいたまねをさせて」
西園寺は笑った。
「かまわない。退屈だけはしなくてすむ…ところでお前のお気に入りが中嶋にからまれていたが」
 。 。 
 / / ポーン! 和希大ショック!
( Д )

982:いけない名無しさん
04/01/29 01:14
こうしちゃいられないと焦った和希は…、

983:いけない名無しさん
04/01/29 07:32
2人を探した。
そしてふだん中嶋のいる外科病棟の一室へ・・・。
「いけない子だな、まだ欲しいのか」
「中嶋さん、おれ、もう…入りません」
「遠慮するな、これが欲しいんだろう?」


「けけけけけけ啓太あああああああああ!!ヽ(TДT)ノ 」


「おれ、もうお腹いっぱいで入りませんよ、天ぷら」
 ̄|_|○ 和希ズコー!!


984:いけない名無しさん
04/01/29 07:53
「啓太、あんまりびっくりさせるなよ(´Д`)」
「?びっくり?…ごめん。お昼食べそこなったから天ぷらおごってもらっただけだよ。中嶋先生玉ねぎとシイタケの天ぷら嫌いなんだって。かわりに食べた(゚д゚)ウマー」
「そっか。でもよく知らない人についていくなよ( ´∀`)σ)Д`) コイツウ」
(あやうく中嶋さんをスナイパーに狙わせちゃうとこだったよ。中嶋さんの食事にシイタケと玉ねぎの天ぷら、毎回入れるだけにしとこ)

985:いけない名無しさん
04/01/29 08:07
遠ざかる2人を中嶋が見つめていた。
(□□¬)<あれが遠藤、いや鈴菱院長の最大の弱点か…使えるな

986:いけない名無しさん
04/01/29 08:15
第一外科の教授の座は丹羽には譲れない。
同期だったが助教授になったのは丹羽の方が早かった。
だが、今回は、俺が先だ。
どんな手を使っても、教授の座は手に入れてやる。
そう、どんな手を使ってもな…ニヤリ


987:いけない名無しさん
04/01/29 08:51
一方、遠藤と別れた西園寺は。
「郁ちゃーん♪」
「またお前か」
「冷たいなあ、少しはかまってくれよ(´∀`)」
「断る。お前も教授選で忙しいのだろう、呑気にかまえている場合か?」
「ん?俺あ、教授ってガラじゃねえよ。デスクワークは中嶋の方が得意だ。それに」
「それに?」
「俺は現場で患者を診る方が好きなんだ」
「…お前のそういう所は評価してやってもいい」
「ほんとか!じゃ一晩つきあって(*´Д`) ハァハァ」
「…今の言葉は取り消す」
やはりこいつは権力抗争に興味なし、か。だとすると…。

988:いけない名無しさん
04/01/29 09:32
中嶋助教授が教授選一歩リードというところか。
丹羽にはどうでも良くても、中嶋には教授のイスは魅力だろう。
丹羽は人望もあるし、腕も確かだ。 中嶋が丹羽が選ばれないように何かしか
けてくると思ったのだが・・・・。

医師会会長の久我沼に近づいた形跡も無い。
他の教授達にワイロを送った形跡もない。
∬ ´_ゝ`∬.。oO(そんな事しようものなら病理学の篠宮教授は激怒するだろうな)

989:いけない名無しさん
04/01/29 09:52
「やはり中嶋か」
夜の院長室に、和希と西園寺、七条が集まっていた。
「だろうな。丹羽は単純な男だ。つまらぬ小細工はしない」
「それが君の評価か( ̄ー ̄)ニヤニヤ」
「・・・∬ ´_ゝ`∬ムカ!」
「院長、それ以上郁をいじめると伊藤君と仲良くしますよ・・・昼も、夜も(´ー`・)」
「Σ(゚д゚lll)ガーン!」

990:いけない名無しさん
04/01/29 11:05
・・・さて、どうするか。
2人が去った院長室で和希は考えていた。
──2人とも医者として高い能力をもっている。だが人望は丹羽が上だ。
「そういえば、獅子座と蠍座、確かに最悪の組み合わせだが」
和希はふと微笑んだ。
「手を組んだ場合、表番と裏番的な関係になるんだったな」
・・・つまり、無敵だ。互いの弱点を補い合う。
「そして双子座と牡牛座は宿命の恋人同士なんだぞ、啓太!(*゚∀゚)=3ムハムハー」

教授選と関係なし

991:いけない名無しさん
04/01/29 11:20
「そうだ、啓太の可愛い寝顔を見に行かないと眠れないんだ」
ヽ(´∀`*)ノ===3  <けーーーいたっっっっっ♪
夜の病院内を爆走する和希。しかし!
「伊藤啓太ならいないぞ」

(□□¬)ニヤリ


992:いけない名無しさん
04/01/29 12:52
当直室にいるはずの啓太の姿はそこに無かった。
「な、中嶋さん。まさか・・・」
「勘違いするな。啓太は今食堂だ。」
こんな時間に食堂で何を!?
和希は胸騒ぎを覚えて食堂に急いだ。

993:いけない名無しさん
04/01/29 12:56
「啓太、何やってるんだよ」
「あ、和希!聞いてくれよ!!中嶋さんが俺にケーキの差し入れを
もって来てくれたんだ。(゚д゚)ウマー 中嶋さんって怖い人だと思ってた
けど凄くいい人なんだな。 俺尊敬しちゃうよ!」

教授より医師会よりも啓太の餌付け作戦か・・・・。
中嶋め侮れないヤシだ。

994:いけない名無しさん
04/01/29 13:35
七「おや、伊藤君も甘いものが好きなんですか。僕もなんですよ。」
(´ー`・)つU⊂(・∀・)コチャドゾー
七「郁の患者さんから頂いたお菓子が沢山ありましてね…。断っても勝手に置いていくし、
郁は甘いものは見るのも嫌なほどですから。もし伊藤君がよかったら、
食べてもらえると助かるんですが。」
↑何故かおかしな対抗意識を燃やしているらしい。


995:いけない名無しさん
04/01/29 14:37
(啓太が無事でよかった・・・あとは病院の平和のために)
(□□¬)「遠藤、いや鈴菱院長」
「∑(゚д゚;)バレテーラ!・・・だがその方が話が早い。中嶋さん、あなたと取引がしたい」
(□□¬)「ほう、おもしろそうな話だ」
「あなたには・・・(さっさと終わらせないと啓太とマターリできないし(つД⊂)キャッ ハズカチ!)」

そして、新教授発表の日!

996:いけない名無しさん
04/01/29 15:25
・・・教授昇進が決まったのは、

丹羽だった!!

997:いけない名無しさん
04/01/29 15:50
    /                         \
  <     丹 羽 教 授 の 総 回 診 テ ゙ス     >
    \_  _  _ _ _ _ _ _ _ _ /
       ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  || |\, \,                     /  |:::::::::::::::|
  || | |:\ \                     /l二l |:::::::::::::::|
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   ̄ ̄    ̄ /□○∧ ∧_∧∧_∧ _∧,,,○ □]ヽ ::::::::::|
        (゚ー゚(゚Д゚(・∀・, ( ´∀` ) ´_ゝ`)゚Д゚ミ∀‘) .::::::|
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          ∪ U (_(_(__)_)_)_) U ___) :::::::::|


 ∬ ´_ゝ`∬.。oO(遠藤はどんな取引を中嶋に持ちかけたのだろうか・・・)

998:いけない名無しさん
04/01/29 16:01
教授選は丹羽の勝利という順当な選出だった。
確かに、教授の器ならば丹羽が相応しいだろう。
しかし西園寺は腑に落ちなかった。
「まさか、あの中嶋を抑えて教授になるとはな…」
「そうですね。あの人ならば、どんな手を使っても教授になると思いましたが…」
「やはり妖しいな。臣、調べてみろ」
「はい、郁」

そしてわかった、真実…!



999:いけない名無しさん
04/01/29 16:13
「フッ…さて、これで俺に雑務を押し付けて、気軽にサボれなくなったな。丹羽教授殿。」
(□□¬)ニヤリ
「教授自らがサボりなど、示しがつかないからな。」
「うっ…」
「早速だが、外科病棟の来年度予算案が、これ以上待てない。
お前の決裁がいる。さっさと来い!しばらくは不眠不休になるぞ。」

「心配するな。淋しくないように窓の外とドアの前に、猫のぬいぐるみを置いてやる。」

1000:いけない名無しさん
04/01/29 16:18
「うまくいったな」
院長室で1人ほくそえむ和希。
「教授と同等の権限と、研究費の名目で山吹色のお菓子を贈ったんだが・・・」
意外にも中嶋はそれで引いた。しかも丹羽の補佐役さえ引き受けたのだ。
「あいつにはわかりやすい弱点があるし、敵対していた相手でも、懐に飛び込めば受け入れる。かわいい男じゃないか」
・・・もしかして、これが中嶋の本当の目的だったのか?自然に丹羽のフォロー役にまわり、院長ともつながりができた。
「こわい人だ・・・まあいいか、啓太に会いに行かないとヽ(´▽`)ノ」

愛と欲望の「病院ヘヴン・白っぽい巨塔」編、次回へ続かない!


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