マリベルむかつく!!!!!!!7at FF
マリベルむかつく!!!!!!!7 - 暇つぶし2ch178:アルミラージ斉藤
03/06/12 04:09 ygCJK593
>>165のシュチュエーションで小説書いてみました。非エロですw

「またモンスター??ちょっと、いいかげんにしてよ・・・」森を移動中、度重なる戦闘にくたくたになったアルスたち一行の前に、又もモンスターたちが立ちはだかった。
「そんなわがまま聞いてくれる相手じゃないだろ!」キーファが剣を抜いた。アルスも、小柄な体に似合わない剣を、よろつきながら構える。
「ていッ!」キーファが力にモノを言わせてリードする。火炎斬りが炸裂し、首借り族Bが目を回した。あと3、4ポイントで倒せそうだ。「あ、あたしに任せて!」
マリベルが杖を振りかざした。だが、いくら弱まっていても首借り族には「痛恨の一撃」がある。首借り族はその重い手斧をすでに持ち直していた。
「マリベルッ!」アルスが危険を感じ、とっさにマリベルの目の前に立ちはだかった。それを見て、マリベルは反射的に立ち止まろうとした。
だが、マリベルは足元の石に蹴っつまづいてしまった。「わ、わ、わ・・・」マリベルはなんとかこらえようとするも、慣性の法則にはさからえず、そのまま立ちはだかるアルスもろとも抱きかかえるように地面に倒れこんだ。
「んむッ」アルスがマリベルの下になって、口をふさがれた。マリベルが倒れてくる時につむった目を開けると、目の前にはマリベルのぱちくりした大きな瞳があった。
じわっ・・・時の砂を使ったような、凍った時間が1秒つづいた。2人は押し付けあった唇を離そうともせず、お互いの体を抱きしめながら地面に倒れたままになっていた。
「キャーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!」最初に我に返ったのはマリベルだった。マリベルは、アルスを突き飛ばしながら立ち上がり、両手で顔を覆った。
「なんで避けないのよーーッッ!!アル・・・キ、キャーーッ!」真っ赤になった顔をおさえていやいやをするように首を振ると、堪えきれずに、そのまま全速力で駆けていってしまった。
「え・・・僕・・・」アルスはその場にぺたんと座ったまま、ぼーっと中空を見つめていた。「マリベルとキス・・・しちゃった・・・。」
「どうしたマリベル!やられたか?!」キーファが敵を倒して駆け寄ってきた。だが、帽子を深くかぶり、もじもじと膝こぞうをこすりあわせて座っているアルスの隣には、杖を顔にめりこませて首借り族が倒れていた。「なんだ、やっつけたんじゃないか・・・。」


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