セリス地下室クラブPart6at FF
セリス地下室クラブPart6 - 暇つぶし2ch1:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 00:21 JTcQzIDs
    /⌒⌒ヽ
   /l iヾヘ  ヽ     ______________________
   l∧lニニヾ ヽニ)   /前スレはセリス地下室クラブPart5.5
    l lTi -=l l l  < スレリンク(ff板)
   ( ヽ ー  .ソ ヽ、 \______________________
    ノ(`─ヽ二フ、 ヽ
 n__r、/⌒ヽ\\\)  「地下室」はsage進行でマターリとセリスに萌える部屋です。
 LLヽヽ/ヽノノヽ,,つ\
     .| セリス |-‐'"⌒  ~~
    ◎ ̄ ̄◎ ころころ~


□参考スレなど
セリス地下室クラブPart4
スレリンク(ff板)
セリス地下室クラブPart5(立った途端にdat落ち)
スレリンク(ff板)
セリス地下室クラブPart3
スレリンク(ff板)
セリス地下室クラブ
URLリンク(game.2ch.net)
+++セリス地下室クラブ++
URLリンク(game.2ch.net)
FF6のセリス萌えなひと集まれ~(^-^)
URLリンク(piza.2ch.net)
セリスとセックスしたいんだよ!!
www.geocities.co.jp/Playtown-King/3349/980308940.lzh
セリス萌え~
URLリンク(game.2ch.net)

セリス絵板
URLリンク(minme2ch.hp.infoseek.co.jp)

2:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 00:25 Enwrk242
>>1
乙(*´Д`)ノ旦~
新スレおめ~~~!!!

3:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 00:31 6y16/g2F
書き込み少ないと即死しちゃうんでしょうか?

4:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 00:32 2tGJtBrb
新スレおめで㌧
セリスたん誕生日祭りが各地で開催されてて毎晩ハァハァだよ。
嬉しいな、でも祭り終わるのがさみしいよ(´Д`)

5:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 00:38 vyw5Adcm
セリたん祭りは(*´Д`)ハァハァしたね

とりあえず新スレ記念に
URLリンク(www5e.biglobe.ne.jp)

即死喰らいませんように((((((((゚Д゚;))))))))

6:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 00:53 2tGJtBrb
>5
オイスゲエな!!萌えまくったぞ(*;;´Д`)=з=з
この板内ではセリたん祭りしないの?

7:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 01:04 x5CYOz8P
着せ替えセリたん萌え萌え(;´Д`)ハァハァ

祭りしようにも誕生日過ぎたYOヽ(`Д´)ノウワァァァァン
人が少なくなった時期とかぶったのは痛いね…
今からでもやらないかなー

8:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 01:35 7TqgRF/u
もしかしてみんな10-2に忙しいんだろうか(;´Д`)

>>1さんセリ萌えスレ見つけてくれてサンクスコ
改めて読んだけど面白かったですw

9:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 01:45 AbIGCR3E
10-2なんか買えないYO!!・゚・(ノД`)・゚・

そう言えば、誕生日近辺にSS凄く多かったよな。
…(゚д゚)ウマーですた。

10:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 01:56 x5CYOz8P
予約したけど取りに逝くのが面倒な罠

ノムたんの絵はキモいってみんな言うけど
正直今のクオリティーでFF6リメイクしてくれたら
間違いなく画伯セリたんに(;´Д`)ハァハァしてしまうと思うw

11:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 05:01 Vo5N+aRR
一気にとべたほうが便利だからなんとなく避難所のURLを貼ってみる。
URLリンク(brainstorm.s18.xrea.com)

12:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 14:51 jEKsvwnd
X-2スレ建ちまくりですなぁ…








ここ落ちませんように(;´Д`) セリターン!

13:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 19:46 L3BaoBi7
保守sage!
スレ立て乙です!(´∀`)

14:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 20:18 s4DnxNRP
>5
『脱がす』ボタンにどきどきしましたよー。
さすがに全裸はないのか… ちぇ。


15:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 21:24 oDGqD1BB
思わず>>5でロックのコスプレをさせてしまった(w

16:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 22:17 SW5Sgard
漏れは>>5のを意図的じゃなく適当につついてたら
ブラにロックの上着だけってマニアックな格好になって
激しく(;´Д`)ハァハァした(w

17:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/13 23:45 U9HMNu00
うお。即死判定が一時期に比べて改善されたとは言え、10-2関連のスレ凄いですね…。
保守&職人さん期待sage!

>>5
面白いYO!!(*´Д`)
…でも、今改めて見たら画面上から何故かマウスが消えるのは何でだろう?(´・ω・`)

着せ替えで思い出した。サウスフィガロにセリスを助けに行ったロックが、変装を解かず
商人の格好のままでセリスと対面すると
「こんなところまで押し売り?」
と聞いちゃうセリタンに(*´Д`)ハァハァ

18:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/14 00:40 EeztRMTL
9のコスプレにけっこう萌えたり(*´Д`)
サラマンダーコスのセリたんかっけー

>17
兵士の格好で行ったら
「兵士にしては随分背が低いわね」
とか言われちゃうんだよなw ロック頑張れ

即死判定改善されたんですか?
じゃあ大丈夫かな…10-2スレの猛威にガクガクブルブル

19:あぼーん
あぼーん
あぼーん

20:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/14 02:58 kJY9pgNI
厨房ですね!

21:さすらいの。
03/03/14 09:35 fG27otIs
●腐った林檎61●

ティナの退出を見届けると、ロックは立ち上がり、深呼吸をした。
「…」
そして目を閉じ、拳を握る。決意―。
(…俺は―)
そしてロックは、扉を開け―皆の元へ、向かった。

ベッドの上には、女…いや、少女が一人横たわっている。髪は乱れ、
顔には全く精気が無く―目線は、空を泳ぐ。そして下半身からシー
ツにかけて、白濁の液体が-。紛れも無い事実-セリスは、ケフカ
に―
(「久々のレイプ。楽しかったよ」)
ケフカの言葉が脳裏をよぎる。自分は、あの男に犯された。世界で
最も忌み嫌う、あの魔導師に―そして、何よりも
「セリス」
「…」
セリスを穢し、弄んだ後、部屋から出ていたケフカが戻ってきた。
しかしセリスは、怯える様子も見せず-いや、心では怯えていたが、
今は誰が見ても彼女は放心状態で―何の反応も示さなかった―出来
なかった。
「いい物、見せてあげようか」
そう言うとケフカは、壁にある数個のボタンの内、一番小さなボタ
ンを押した。天井からは、スクリーンが下りてくる。


新スレ、おめでとうございます○●

22:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/14 12:31 ljxx9IaH
>さすらいの。さん
更新乙です、続き気になる…!
セリたん、ロックとどう再会するんだろう(;´Д`)

23:あぼーん
あぼーん
あぼーん

24:さすらいの。
03/03/14 13:41 uHBnRlub
●腐った林檎62●

ケフカが部屋の片隅で何か作業をし始める。だが、セリスはそれに
注目する事無く、ただ宙を眺めていた。ケフカの作業はすぐ終わり、
セリスの元へ歩み寄る。裸体で、股を大きく開いたままの状態のセ
リスは官能的で―だがケフカはそんなセリスの姿に特に何の興味も
示さず、ベッドに腰掛け、手に持つリモコンを操作する。
「…」
「電源、ONと…」
次の瞬間、セリスが目を大きく見開く。スクリーンに映し出された
のは、男に犯される女の姿―それは、紛れも無く
「や…」
「よく撮れてるだろう?僕、才能あるのかな」
「嫌―」
セリスが目をキツく閉じる。それを見たケフカは、嗤う。
「あ、音量入ってなかった。音量上げて、と…」
スピーカーからは段々と喘ぎ声が聞こえてくる。女の―セリスの、
喘ぐ声―。セリスは耳を塞ぎ、首を振る。
「嫌、止めて、止めて!!」
「―ほら、セリス」
ケフカがセリスの腕を引っ張り、強引に引き寄せる。そして自分
の膝にセリスを乗せるような体勢にする。セリスは勿論拒否する
が、叶わず―。ケフカは片手でセリスの顎を捉えスクリーンの方
を向けさせ、もう片方の手でセリスの目を強引に見開かせる。
「…もうすぐだから、よく見てろよ」


25:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/14 23:54 JxmshS8c
>>24
更新乙です(*´Д`)
ケフカ鬼畜杉(;´Д`)ハァハァ
贅沢を言えばどんどん続き連投してホスィ…
でもマターリ頑張ってください

26:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 00:11 FlvAJY0+
>さすらいの。さん
ま、マジでロック達とどういう形で再会するのか、考えただけで…複雑だ…。
マターリ更新お待ちしてます!

27:さすらいの。
03/03/15 06:54 uq9F2OAG
●腐った林檎63●

そしてスクリーンに映ったのは、セリスの顔のアップで―絶頂を、
迎えるセリスの―
(「あああっ、あああああ!!!」)
喘ぎ声が、スピーカーから大音量で部屋中に響く。そしてビデオは
終了する。それを確認すると、ケフカは嗤いながら、身体を翻しセ
リスをベッドに押し付け―自分はそれに覆いかぶさるような体勢に
なる。
「やめ…」
「さっきの、あいつが見たらどう思うかな?」
「っ…」
セリスは目を見開く。その反応を楽しむかのようにケフカは再び大
きく嗤う。
「他の男に抱かれて…イく、なんてね…あんな声まで出しちゃって、
ねぇ…?」
ケフカがセリスの耳元で囁く。耳朶を、嘗める。セリスの身体がビ
クリ、と動く。それをまた、楽しむ―
「愛想尽かされて…捨てられるんじゃない?やっと掴んだ、愛なん
だろう?」
「―っ」
セリスの血の気が一気に引くのがわかる。何てわかりやすい女なん
だ、とケフカは思う。




28:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 18:55 +uw+2B3K
誰か知らんが前スレの1000おめw
あとセリたん二つ結びにはげどう(*´Д`)

29:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 19:51 +uw+2B3K
きっとお人形さんみたいになりそうだねー

30:エロスレ撲滅委員会
03/03/15 19:55 Ez37+TLk
sage

31:エロスレ撲滅委員会
03/03/15 19:59 Ez37+TLk
sage

32:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 20:24 88PPESMs
ここまではっきりしたジサクジエン久々にみたよ…

33:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 20:47 DUZ2xoKE
おおっ! これが本物のジサクジエンというものかっ!!
初めて見た!!

34:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 21:08 cUKnOr+H
やっぱセリスたんは下ろしてるのが一番カワイイ
ついでに>>5の学生服に(;´Д`)ハァハァ

35:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 21:13 wB7zrY+I
29だけど、自作自演じゃないよーー!!
ほんとだよー!
本人が一番びつくりしてます…

36:28
03/03/15 21:36 a0PWEdyo
マジレスで>>29さんとは別人だけど、ID一緒だね
証明できるものは何もないですが(;´Д`)

>>34
おろしてるセリたんカワ(・∀・)イイ!
けど、せっかく長いんだからいろいろヘアメイク見たい(*´Д`)

37:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 21:55 /Dtw/ZkB
IDってどういう基準で一緒になるんだろう?
繋いでるとこ近かったりしたらだっけ?
だったら>>28-29セリス萌えでオフ会できるな(w

>セリスたんの二つ結び
思わずセーラー●ーンみたいなの想像した・・・(*´Д`)

38:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 21:59 KeUvP/uJ
>>37
IDが一緒になるのって、経由してる鯖の関係じゃなかったけ?
yahooにした知人が、同じIDを良く見かけるので書き込みにくくなったと
言ってた事を思い出しますた……今は規制されてるけどさ。

39:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 22:11 VVOXg+dB
ねえねえ、前スレのルナっていったい誰なのさ

40:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 22:12 +uw+2B3K
ふむふむ…

セーラー〇ーン‥ワラタヨ!二つ結びに制服…セリたんがセリたんがぁ~!

41:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 22:30 3ZN4Oe4S
>>38
そうなんだ…(゚д゚)

セラ●ンセリたんはアリだけどタキシード仮面ロックは萎えw
薔薇似合わない(;´Д`)

42:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 23:10 M5HKjMfE
>>39
セーラー●ーンに出てきた猫

ちびうさはリルムたんな!
漏前らセリスたんはある意味美少女戦士そのものですよ!

43:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 23:27 uo+6HJ0L
実はセラムソのキャラよく知らないけど
セリたんがコスプレしてくれるなら萌えw

44:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/15 23:47 GpcjruSr
お? 前スレ1000到達しましたか…。

>>41
あんな臭いセリフを吐けるのはエドガーしかいない?>タキシード仮面
って、確か臭いセリフ吐きながら登場したような…。
>>42
セリスは自ら「美少女:と名乗らない奥ゆかしさ(?)が好きでつ。(w

45:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 00:29 0p4UTAvU
なんでみんなセーラー●ーン詳しいんだw

タキシード仮面候補
・ロック(外見&ポジション)
・エドガー(中身&薔薇似合う)
・セッツァー(黒タキシード似合う)

総合でエドガー…?セツはむしろ悪役っぽい(;´Д`)

くだらんことかいてスマソ。職人さん期待さげ~(´ー`)ノ

46:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 00:51 lnCnR5hi
FF6をクリアしたのはつい半年前なんだが、セーラー●ーンは
消防時代にクラスで流行った……(お陰で天文好きになったさw)

あれ、時代的にはFF6と同じぐらいなのか? 11年くらい前…。

漏れもくだらん事書いてしまった…続編・新規職人さん諸々お待ちしてますsage~

47:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 00:58 N1cDNat6
正直、セリスの魅力に匹敵するセーラー戦士はベルチェくらいしかいません。

48:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 00:59 N1cDNat6
あーでもベルチェはイタリア人か。
セリスはフランス人だもんな。

関係無いけどwanadooうぜええ。

49:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 01:00 dJCDBNN/
ベルチェなんていたっけ?
月火水木金土天海 あとチビだけだったと思うんだけど…
あとプルート

50:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 01:08 N1cDNat6
>>49
ごめんベルチェは敵役だった。
でも個人的に一番気に入ってたんだよ。

関係無いけど天野由梨だし。
せつなも良かったね。

51:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 01:09 FIDALtMY
みんな詳しいYO…誰だベルチェてw
ぎりぎりで初期の5人(?)とタキシード仮面と
ちびうさ(ピンク髪だよね?)位しかワカラン

でもセリたんのセーラー服姿は激しく(*´Д`)ハァハァ

52:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 01:17 N1cDNat6
>>51
Rの敵キャラ。
途中でまともな人間になったけどね。

くわしくはレイン・ミカムラ(変身シーンがバイえろい)とかほくと(ストEX2)やってみれ。

53:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 01:21 H+SZj9qs
>>48
>セリスはフランス人

Σ(゚Д゚;)エッ?!(w
たしかに名前とかフランスっぽいけどね、兄弟も。
イタリア系はセッツァーかなあ

54:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 01:29 N1cDNat6
>>53
セッツァーはドイツ人だとオモテタ
セリスもそうだけど、苗字が決め手。

ベルチェいいよ。
下着も水色だったし。

関係ないけど、タクティクスオウガのプリースト見たときにベルチェ思い出した。

55:あぼーん
あぼーん
あぼーん

56:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 19:07 aOGeTDkr
腐った林檎の続きが気になるよ…(´△`)

57:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 20:31 FIDALtMY
前スレの職人さんの続きも期待さげ~(*´Д`)
(できればその前の職人さんも…)

58:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 23:12 Y5uCQIGt
(*ノ゚ー゚)ノ 珍がらみのお話をひとつ....

さいたま在住時代、愛車で北海道に帰るべく茨城大洗のフェリーターミナルに向かっていた私。
水戸街道を北上、時刻は深夜3時を過ぎていました。苫小牧行きのフェリー出航は9時でした。
時間に余裕もあったのでのんびり運転して行こうと思ったのですが突然、渋滞に...
事故か?とか思ったのですが時速20km程度のノロノロ運転が1時間以上も続きました。
ふと気付いて窓を開けてみると渋滞の先っちょからかすかに聞こえる爆音。「珍」です。
時間に余裕あるとはいえ、あまりの遅さにイライラしてきちゃいました。
このイライラ渋滞が解消されたのはさらに30分後のことでした。

少しずつ流れがスムーズになりホッとする私。ふと斜め前方を見ると単車と珍車(グロリア)を
路肩に放置、特攻服を着た珍たちがものすごい勢いでこちらへ向けて走って来ました。
何だぁ?と思った次の瞬間、さらに後方から追っかけてきたトラッカーたち数人に捕まり、
ボッコボコに.....

(*ノ゚ー゚)ノ ありがとう、トラッカーのおにーさんたち♪




59:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/16 23:20 3z+7ARbe
さすらいの。さんの続きも気になるし、
砂漠の薔薇のエドセリに萌え萌えだった漏れ…。
前スレのセツセリも(゚д゚)ウマーだったし、
激闘の先に待つ萌はどうなったんだ!?
漏れがこのスレに来る前からの職人さんの作品も是非読みたい~!

そんなわけで諸々期待sageでっす。

60:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/17 00:18 56dB95XJ
漏れは久々にアマーなロクセリが読みたかったり…(ボソ
キティクじゃないやつ。このカプなら非エロでも(・∀・)イイ!
やっぱ王道でない方が萌えるもんなのかな
もちろん現職人さんの作品もとても楽しませて貰ってます(*´Д`)

61:さすらいの。
03/03/17 01:29 tTRVFAwU
●腐った林檎64●

「お願い…ロックには…」
セリスが哀願する。濡れた瞳と唇が、欲情を、誘う。ケフカは思う、
女臭くなった-やっぱりこいつも、ただの女だ、と。
「ケフカ様」
ノックの音がする。おそらくは、ケフカの部下であろう。
「どーぞ、入っていいよ」
「失礼します」
扉が開く。その男は、目の前の光景に一瞬身体が引き攣る。見覚え
のある美女-元将軍、セリスが何も身につけず-一体ケフカ様-い
や、この狂った道化師はまた何をしでかしたのか…しでかそうとし
ているのか。-だが
(この男のすることに、いちいち驚いてもいられない)
それがこの男の-いや、帝国兵全ての本音だった。
「で、何の用なんだい?」
「は、リターナー一行が到着した模様です」
「えっ…」
この報告に驚いたのはセリスだった。セリスが、ケフカの目を見つ
める。目で-目だけで、どういうことか、と問う。
「そうかい。わざわざ報告ありがとね」
「はっ」



62:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/17 13:33 GE9GD40m
続きが気になる
でもケフカとセリスのは嫌だぁ~

63:あぼーん
あぼーん
あぼーん

64:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/17 23:20 tQMUaykP
>>44
個人的にセリたんは美少女って自覚あんまりないのキボンヌw

職人さん乙and期待さげ~

65:さすらいの。
03/03/18 16:37 2rUT1xx0
●腐った林檎65●

部下が部屋から出て行くのを確認すると、ケフカはセリスを解放し
た。半ばベッドに投げ出されたセリスは、後ろを振り返りケフカの
方を見る。ケフカは煙草に火を点けていた。
「…ケフカ」
「ナニ」
ケフカがタバコの煙をセリスに吹きかける。セリスは少し咳き込み
ながらも、質問する。
「さっきの…リターナーって…言ってた、のは―」
「皇帝がね、奴らと和平を結ぼうとしてんのさ」
「えっ…」
驚き目を丸くするセリスに、ケフカは続ける。
「だからリターナーを呼んだのさ。ま、向こうにしてみればお前を
取り戻すのが一番の目的だろうけどねえ…」
―まだ言葉が終わるか終わらないかという所で、急にケフカがセリ
スの手首を掴み―そして、自分の方へ引き寄せる。
「!!」
「…あの男も、お前を助ける気で―乗り込んで来たんだろうねえ」
そしてケフカは、体重をかけベッドにセリスともども倒れ込む。セ
リスは身動き一つ出来ず―
「や…」




66:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/18 22:00 Xq6eyvfd
>さすらいの。さん
すごくおもしろいんだけど、小出しされると感想しにくい(;´Д`)

67:さすらいの。
03/03/18 22:26 K2CCDEDw
>66小出しと言うのはちょっとずつ出すって事ですか?
(´△`)そうですね、一気に書いた方がいいかもです
ね…(かなり今更)皆さんも同意見ですかっ?頑張りま
す(´▲`)

68:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/18 22:58 yyMeI8vz
>>67
無理なさらないでマターリでも(・∀・)イイ!んです、むしろ楽しませて貰っている身ですから
何も贅沢は言えません(w。
でも、確かに都度感想を書くとなると少し書きづらいかな? とは自分も思ってました。
(なので感想は控えめになっていたんですが、いつも楽しませてもらってますYO!)


そして、いつものごとく諸々期待sage~。

69:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/18 23:02 rNs2hG4x
おいらもさすらいの。さんの小説好き。
でもご自分のペースで書いていただければ(・∀・)イイと
思います。セリたんがあんまり辛い目に会いませんように…ナムナム

新スレになってから初カキコ。

70:66
03/03/18 23:10 ROHPAwKq
>さすらいの。さん
無理して一気に書かなくてもマターリご自分のペースで(・∀・)イイんですが、
以前のように特に反応がなくても続き書いてほしかったり(;´Д`)
小説1レス毎には感想も言いにくいので…
ということを言いたかったんです。。。
読ませて貰ってる立場なのにこんなこと言ってスマソ…!
漏れも続き激しく楽しみにしてます(*´Д`)

71:さすらいの。
03/03/18 23:17 SAEk2naJ
●腐った林檎66●

「…まさかあの男も、お前が他の男に抱かれて、イくなんて思って
なかっ―」
「止めて!!」
セリスの制止が部屋中に轟く。それはケフカの言葉と行為、両方に
向けてのものだった。ケフカはそんなセリスの首筋に、顔を埋める。
天使のそれの様に美しい肌に―悪魔が舞い降りる。白い肌に、まる
で毒果の様に鮮やかな華が生まれる。
「―しるし」
再びセリスを解放したケフカが、呟く。
「…っ」
「印。お前は僕の物…僕の、玩具…だから、印つけとかないとね」
そう言うとケフカは部屋の隅に置いてある機械からビデオテープを
取り出し、嗤う。
「これ、あの男に見せたらどーなるだろうね」
「!!」
「…ま、お前が僕の言う事を聞いてる限り―これはあいつの目には
入らない、と。だから―」
「…だか、ら…?」
「お前は玩具らしく僕の言う事を聞いてればいいんだよ」
天使か悪魔か―その道化師は、最上の笑みを浮かべた。


72:さすらいの。
03/03/18 23:18 SAEk2naJ
●腐った林檎67●


「これが帝国城…」
リルムが思わず息をのむ。それは無理も無く、帝国城は世界最大の
建物で―高さはそれ程でも無いが、面積はとてつもなく、長年いる
兵士でも迷子になったり、知らない部屋が多く存在したりする程だ。
「リターナーの、方々ですね?」
重い正門が開き、中から重役だと思われる男が出てくる。
「そうだ」
「…中へどうぞ、皇帝がお待ちです」
その男に連れられ、ロック達は帝国城内部に入る。内部に入った事
があるのはティナと国王であるエドガーだけで―それ以外の人間は
初めて体験する内部の広さと、豪華さにただ驚きの声をあげていた。
「でけぇ…」
「お前が小せぇんだよ、ガキ」
「何だよ岩男!!お前アレがでかいからって調子に乗るんじゃなー
いっ」
「…死にてぇかお前」
いつものように自分を小突くロックに、リルムはいささか安心する。
(―でも)
(内心は、こんな事してる場合じゃ、ないんだろ…?)
(―苦しいよね…)


ご意見ありがとうございました。最近はとっても忙しく
てほんとちょっとずつしか書けなかったんです、すみま
せん(´A`)まだまだ未熟で至らない事が多いですが、
頑張りたいと思います…(´▽`)


73:さすらいの。
03/03/18 23:45 SAEk2naJ
●腐った林檎68●

「ここで、お待ちください」
一同が案内されたのは、帝国城でも最大級の大きさの間。大理石の
床に高級家具、高級絵画―溜め息が漏れる程に。
「…エドガー」
「ん?」
ロックが神妙な面持ちでエドガーに声をかける。
「セリス、どこにいると思う」
「…すまない、検討もつかない」
「俺…今どこに…どんな状態で…考えもつかない」
ロックが俯きがちに言う。―焦りが、見え隠れする。
「―でも、早く取り戻したい…そして、あいつに…謝りたい」
(抱きしめたい)
気持ちだけが、焦って、早まって。でも何をすればいいのかわから
ない。和平なんて、どうでもいい。―あいつさえ取り戻せれば、そ
れでいい…。
(―こんなこと考えるなんて―)
(俺は)
(やっぱり、あいつがいないと、駄目だ…)



74:まずい魚
03/03/19 07:33 FLwOEneh
地平まで広がる荒野は、かつて穀倉地帯であった。
日照と気候の変化、そして土地そのものの「移動」が、
そこを不毛の地に変えたのだった。
そこに生きていた者たちは、ある者はその一瞬で死に、
ある者は一時永らえて、そしてゆっくりと死んでいった。

わだかまる生活の残骸を、二人は通り過ぎていった。
黒ずんだ木彫を、セリスは拾ってみた。
手の中で崩れた…

その地の名を冠した国も、今はなかった。
実体ある国土と民を残した国家じたい、世界に残っていなかった。
激しい戦争の中にも人の暮らしがあったのが、わずか二年前だと
信じられようか?


75:虹(2)
03/03/19 07:34 FLwOEneh
その戦争の末期、古の魔導を蘇らせたガストラ帝国は、
手にした強大すぎる力で、領土の東半分を大陸ごと浮上させた。
空中の「魔大陸」が示す栄光の復活には無頓着に、
大陸浮上がもたらした巨大津波は各地に破壊的な影響を及ぼした。
だが、後に語られる破滅の中では、それは前兆にすぎない。

真に解放された魔は地殻変動によって世界を引き裂き、
放出された破壊的な力は白い炎となって世界を焼いた。
蘇った魔力によって自壊する魔大陸は、
破片と呼ぶには余りにも巨大な大地の塊を世界に降らせた。

こうして、
引き裂かれ、焼かれ、埋め尽くされて、一夜にして世界は滅んだ。
それを行ったのは皮肉にも、
ひとりの男の権力の夢と、ひとりの男の狂気であった。


地表から数千メートル単位で混ぜっ返されて、
それでも地面の上に人間は残っていた。
積み上がったゴミの山から、それらの人々を掃討する光が放たれたが、
やがてそのゴミが掃討されて、静かになった。


76:虹(3)
03/03/19 07:35 FLwOEneh
見上げる空を覆う灰色の雲は、巻き上げられた土砂と、煤塵と、
あとは…なんだかよく分からないもの。
船が汚れる、船が傷つく、とセッツァーが忌々しそうにしていた。

しかし今は、雲間から青い空が覗くこともあった。
高層大気中の煤塵に散乱した光は、ときとして
奇妙に幻想的な、朧げな虹を地上に投げかけるのだった。


荒涼とした地上で、先を行く青年が振り返り、休憩にしようと言った。
そこには、破壊された廃墟とは違う、生活の跡があった。

「ここに集落があったんだが…移動したみたいだ」

残された豊かな土地へと、人間の大規模な流動が始まっていた。
『裁きの光』に狙い撃たれるのを避け、
隠れるように生きていた人々は自由になった、ということでもあるし、
移動しなければ生きられない、ということでもあった。


77:虹(4)
03/03/19 07:36 FLwOEneh
戦いのために集まった仲間たちは、三々五々散って行った。
飛空艇の所有者セッツァーは、それを送ってやる甲斐性は見せた。

また会おう、ありがとう、さよなら…
今の別れを悲しむ気分は薄かった。またね、と皆去っていったようだ。
戦いが終わってみると、姿を消していた者もいた。そんな仲間たち。

ファルコン号があれば、世界の果てだってすぐなんだから。
そう言って手を振る少女には、それは違うぜ、と
セッツァーは最後まで意地悪だった。
混沌とした世のために、おぬしの翼は役に立とう。
そう言う厳めしい剣士には、それも違うぜ、と
セッツァーは最後まで冷淡だった。

「ファルコンは俺が、俺の好きなように使う」

翼は取り戻したが、空の方が無くなってしまったかもしれない。
最速を目指しても、誇るべき友はいないかもしれない。
地上に残った人々は、夢を幻と笑い、空を見上げないかもしれない。
それでもセッツァーは、一枚だけのコインを空に投げるのだった。

夢幻を無限とかけて、永遠の幻の空を飛空艇で駆ける。
夢追い人?

「俺は、ギャンブラーだよ」


78:虹(5)
03/03/19 07:39 Z36CZRRq
そして目の前の青年、ロックなら、
俺はトレジャーハンターさ!と言うのだろう。

隠れたものを探し出すのが彼の性分なら、
どうせ、ひとつ所に落ち着くつもりもないのだ。

「結構さ、遺跡なんかが見つかってんだぜ。
 そういうのに飛空艇は使いたいよな。
 でも、足で探すのも、またいいものさ」

「大地の裂け目に、それらしいのが見つかったって噂。
 全てのトレジャーハンターが夢見た黄金郷!
 その場所は、伝承と一致するんだぜ!」

「かつて深海に沈んだ旧王家の財宝!
 いまは一帯が隆起してる。
 きっと見つかる、今なら!」

ロックは世界の現状に目を瞑っているわけではない。
村に留まることも、人の中に生きることもできず、
人と人の間で飛び回るしかなかったロックには、
そんな夢しか方法がないのだ。
それが俺の世界再建だよ、と笑ってみせる彼だから、
セリスはついて行くことにしたのだった。


79:虹(6)
03/03/19 07:41 Z36CZRRq
結局ロックは、いっしょに来てくれ、とは言わなかった。
セリスも、引っ張ってもらおうとは思わない。

「用心棒がいたほうがいいでしょう。守ってあげる」
その一言で十分効いた。俺が守られてたのか…。
(そう、あなたが見つけ出したのよ)


短い小休止を終え、二人は出発した。
日が傾くにはまだ時間があった。
午後の光が、幻の虹を白い空に描いていた。

二頭の騎乗鳥には荷物だけを載せ、今は引いて歩いている。
いま、この足で大地を踏みしめる。
軍馬を通じた感覚、魔導機械を通じた感覚と、どこが違うのだろう?

魔法は永遠に去った。だが本当の魔法は消えていない。
夢のような光の中で、歩いてゆく、その感覚だけが確かだった。


80:まずい魚
03/03/19 07:44 Z36CZRRq
一行で世界を滅ぼしてみました。
ロックについていく版。書いてはみたけど、萌えねーぇ。
虹てゆうか、エアロゾルの日傘(のようなもの)。

続きで書きこんで、すみません。
クッキー残ってたり、ミスってageちまったり。


81:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/19 12:40 VvhLYeys
さすらいの。さん続き待ってます

82:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/19 13:43 pXWSygVo
>>80
世界を崩壊さした張本人は貴様か!!

83:あぼーん
あぼーん
あぼーん

84:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/20 02:40 Od7OwqmU
>さすらいの。さん
一度の更新乙です(*´Д`)
続き激しく期待…セリたん幸せになれますように(;´Д`)

>まずい魚さん
物語みたいな読みやすい文章好きです(*´Д`)
セッツァーもロックもカコ(・∀・)イイ!

今職人さん以外あんまりいないんでしょうか?(´・ω・`)
忙しくてこんな時間にやっとここ来れたけど
いつの間に立ったんだパンツスレ…(;´Д`)

85:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/21 00:00 lJ8wj/eA
研修が始まったので中々来れなくなったよ~。
でも、暇になったら必ず読んだり見たりするぞー。職人さん住民さんありが㌧sage~


…で、パンツスレって何だ?(´・ω・`)

86:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/21 01:13 w3dK+f/S
>>85
これです↓

セリスはパンツをはいていないようなスレッド
スレリンク(ff板)l50

87:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/21 15:45 mA6QHUEp
10ー2スレ盛り上がってるね
最近ここ人少なくてサミスィ(´・ω・`)
漏れもなかなか来れないんだけどさ。。。
職人さんいつもありがとう、セリスたん(*´Д`)ハァハァ

88:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/21 16:48 zmS/ccmg
   ∧∧       W从W  WW  .': . :.
  (,#゚Д゚)っ ))   W从W;.': . :ζ>;・
  ( つ ノ  )) ※ ∧∵:∵彡;;彡 . :.
   )   つ 彡 ':..(>ο゚*)/| .': . :.ゲフッゴフッ
 ~(  /' 彡   /'' ̄ ̄ ̄|  |
   (,ノ ボギャ |  セリス  |/


89:さすらいの。
03/03/21 19:02 y5GAyzNN
●腐った林檎69●

「お待たせした」
「っ」
現れたのは、初老の男―白い髪、長い髭、背はさほど高くないが、
威厳が漂い、圧迫感、緊張感がある―それは紛れも無く、皇帝ガス
トラだった。
「席につきたまえ」
ガストラが促す。ロックはガストラの真正面に座る。皆の着席を見
届けると、ガストラが手を叩く。すると、豪華な料理が次々と並べ
られる。
「すっげー!!…痛ッ」
料理の素晴らしさに思わず感嘆の声をあげるリルムの足を、セッツ
ァーが蹴る。テーブルの下での出来事なので、周りの者は急に痛み
を訴えたリルムを不思議そうに見る。
「へへ…へ」
「どうぞ、お食べなさい」
「…俺は料理を食べに来たんじゃない」
ロックがガストラを見据えながら言う。その目は獣の様に恐ろしく
―隣に座っていたティナは、少し恐怖を覚えた。
(…久々に見た…ロックの、こんな目)
(…恐い)



90:さすらいの。
03/03/21 19:02 y5GAyzNN
●腐った林檎70●

「…これも和平のしるし、だ。受け取って―くださらないかな」
「…和平なんて、どうだっていい」
ロックの声が低く、強くなる―一行はそんなロックを、ただ見守っ
ていた。
「それは、どういうことですかな」
「セリスを返せ」
一瞬、室内が静まり返る。目線が、全てロックに注がれる。―だが、
ガストラはあくまでも軽く受け止める。
「セリス…?」
ガストラは手に持っていたグラスを置き、ロックに目線を合わす。
「セリスはそちら、リターナーに寝返ったのではないのですかな」
「ケフカに攫われた。帝国城にいるはずだ―返せ」
ロックの言葉に、ガストラはいささか怪訝な顔をする。
「…それはそれは、私の知り得ない事でし―」
「んな事どうでもいい!!」
ガストラの言葉が終わる前に、ロックが大声を張り上げる。机を叩
き、思わず立ち上がったロックの声は、広い部屋に響き渡った。
「セリスを返せ」



91:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/21 20:21 7iUQchl9
さすらいの。さん更新乙
続き気になります(;´Д`)ハァハァ

>>38
たしかによそで同じID見掛けると書き込みにくいなぁ
…自分も例に漏れず(;´Д`)

92:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/22 01:16 aJXphp9w
IDなんか気にするな
腐った林檎(;´Д`)ハァハァ

93:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/22 23:40 8FxntxUJ
あげ

94:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/22 23:49 47rXnAQ4
最近人少ないね
みんなX-2やってんのかな?
セリスたん激しく萌え(;´Д`)ハァハァ

95:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 00:33 kRW7xii2
正直メガテン3やってましたスマソ。(w

96:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 00:40 uoOwqJIg
だれかエロ絵かいて

97:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 01:02 BaASKDds
>>95
漏れも。

98:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 16:55 CmOPhf+q
>>95>>97
漏れもだ~~~~~!!

99:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 17:13 dT51Octx
        ∧_∧
      ヽ(・ω・)丿 <ところで俺のキンタマをみてくれ
    .  へ/  /      こいつをどう思う?
       ωゝ

ッパシャ    ッパシャ
   ッパシャ
      ∧_∧ ッパシャ
ッパシャ  (   )】Σ
.     /  /┘   ッパシャ
    ノ ̄ゝ
すごく…大きいです…





100:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 18:01 3hNB666q
100セリタン!(*´Д`)
おもしろい?メガテン

101:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 18:21 l0AGp5tm
システムは比較的大味<メガテソ

102:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 19:04 uUTcxlnd
スレ違い気味になってるねw
↓メガテン的視点からセリスたんを語ってくれ

103:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 19:49 rXHFdf+6
ハァハァ

URLリンク(www.h2.dion.ne.jp)

104:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 20:46 BaASKDds
漏れは正直FFよりメガテン好き。
でも、漏れの中にはいつのセリたんが住んでる。
セリたん>メガテン>FF こんな感じ。
>>100
メガテン面白いよ。主人公がすぐに死ぬのも魅力の一つ。

105:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/23 21:27 HkYUT99i
漏れもゲームのジャンルとか越えてセリたん好きだ!
メガテンはなんか難しそうなイメージが…(;´Д`)

>>103
直リンは(・A・)イクナイけどグッジョブ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ロック教師の方が背徳感あって萌えるけどねw

106:書いてみますた
03/03/23 22:27 nIkNl+fn
>>102
セリス・シェール…マントラ軍の将の一人。
マントラ軍第一オニ師団を率いる。


幼い頃、廃墟の中を彷徨っていたところを拾われ、
「力こそ全て」という、ヨスガの理念のもとに育てられた。
人間でありながら強靭な精神力を備え、
その身に悪魔の力を宿す。それは魔法であった。
また、剣術に関する突出した適性も持ち合わせ、
それが彼女の、2500人ものオニを心服せしめる所以である。

いつしか彼女は、常勝将軍の異名を得ることとなった。

107:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/24 00:06 wAWSu9p+
>106
メガテソが分からないけどカコ(・∀・)イイ!

魔導注入に耐え得るだけの強い精神力持ち合わせてるんだろうけど、
逆にすごくメンタル面で脆い所もある気がする…セリたん…(;´Д`)

108:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/24 20:56 xRb7xSBD
ところでセリタソはどうして一年間もずっと眠っていられたのですか?

109:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/24 23:29 In3q3wAB
シドの厚い看護…?さすがに点滴とかはないはずだけど
ずっと眠り続けてたわけでもなくて
ご飯ちょっと口にしては意識手放すとかそんな感じだったかも。

110:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/24 23:43 LYe2sc9D
シドの栄養満点ホワイトソースのおかげです

111:小心者@砂漠の薔薇
03/03/24 23:57 Guy4oXQd
…お久しぶりです。小心者@エドセリです。
1ヶ月以上もご無沙汰してました。すみません。
こんな私にバニシュ+デスかけて下さい。
やっと先が固まったので(今まで迷ってました…)、ボチボチうpさせて
頂きます。本日はちょこっと続きだけ…。

一応前回まで(前スレまだhtlm化してないので、千一夜さんから勝手に転載)。
URLリンク(yotsuba.saiin.net)
↑の584~591・653~660・714~722まで。

112:小心者@砂漠の薔薇-25-
03/03/25 00:00 ucJ7y8NY
長い時間をかけ、エドガーは全てを収めきった。
セリス自身が萎縮している事もあり、胎内は痛いほどのきつさだ。
その圧迫感や熱さ、脈打つ鼓動すらも、全てが繋がっている証。
セリスは、元将軍としてではなく、女として。
エドガーも、フィガロ国王としてではなく、男として。
共に肩書きという鎧を着て生きてきた二人が、何もかも脱ぎ捨てて一つになった
瞬間だ。
「…はぁ…」
セリスは、深く嘆息した。
ギリギリまで開かれた膣口は悲鳴を上げている。腹の奥底の、自分でも知らない
場所に、他人が入り込んでいる。
でも、それは決して不快ではなく。
人の想いを享受する歓びが、セリスをゆるやかに満たしていった。
「…ちょっとだけ、我慢して…」
そうエドガーは囁き、この上なく穏やかに身体を揺らし始めた。
最初は痛みしか感じなかったセリスだが、徐々に変化が現れた。
エドガーが胎内の奥深くに突き入れる度、じいんとした感覚が走る。
先ほどの口淫で花芽を愛撫された時とは異なる、まだ快感と呼ぶには幼い痺れ。
それはやがて、未知なる悦楽への扉を開く鍵となっていった。

113:小心者@砂漠の薔薇-26-
03/03/25 00:01 ucJ7y8NY
「は…、あ…んっ」
勝手に声が漏れてしまう。
その熱さ、艶っぽさに、セリスは我ながら戸惑ってしまった。
慌てて右手で口許を押えるが、紡ぎ出される嬌声はとめどなく溢れてくる。
「可愛いよ…セリス…」
愛しい仕草に、エドガーは感極まった声で呟いた。
突っ張っていた肘を曲げてセリスに覆い被さり、もはや今夜幾度目か分からない
くらいのキスを与えた。
いくら唇を重ねても、足りる事はなく。
夜空を彩る星よりも、砂漠の砂粒よりも、幾千回も。幾万回も。
「あぁ…っ!」
こらえきれずに唇を離し、セリスは喘いだ。
痛みは完全に消えた訳ではなく、彼が抽送を繰り返すたび鈍く疼くのだが。
それでも、四肢と心を満たす充足感の方が、何倍も大きくて。
もっと深く、彼を感じたい。
もっと深く、私を感じてほしい。
いつの間にか、セリスの両手はエドガーのそれと重なり合い、指を絡めていた。

114:小心者@砂漠の薔薇
03/03/25 00:03 ucJ7y8NY
今のところ以上です。みじかっ!
これを皮切りに、頑張って書いていきますです。
ファイトーヽ(´Д`)ノ

115:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 00:16 xmaus1Xt
そうだ小心者タソ、ファイトー!

待ってましたvv この二人すごく(・∀・)イイ!
グッジョブ!

116:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 00:28 q0oVtMF2
>小心者@砂漠の薔薇
おまいの続きを待っていた~!! 乙です!

> 共に肩書きという鎧を着て生きてきた二人が
そうなんだよそこなんですよ! エドセリの魅力(?)は!!
漏れのツボを心得てますね!(お前のツボなど知るか)
 # 初々しいロクセリ、切ないセツセリなんでも好きな節操無しですが。(w
そしてセリタン可愛い…(*´Д`)。

続きを心待ちにしております。(全く展開が予想できないから余計に楽しみです)

117:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 00:30 ytgoRH0g
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

小心者さん乙!!(;´Д`)ハァハァ
ロクセリが好きなんですが、「砂漠の薔薇」のエドセリは初々しくて
描写もきれいで激しく萌えです(*´Д`)
(エドセリはエロさ最優先なイメージあるので…いえ、それもイイですがw)
甘甘エチー(゚д゚)ウマー
続き激しく待ってます(;´Д`)ハァハァ

他の職人さんも諸々期待さげ~

>110
それ言う香具師いると思ったw

118:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 14:13 FaFqLc5b
セツセリが恋しい今日このごろ
昔の同人誌を読んで久々にセツに萌えた・・・

119:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 17:49 QCA30L9D
漏れはロクセリが恋しいとか言ってみる(;´Д`)
ネット上ではいっぱい見かけるんだけどね…
ほとんど非エロ純愛ばっかでサミスィw

何はともあれ期待sageです(*´Д`)ハァハァ

120:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 18:03 7iXMnmBX
>119
漏れもロクセリに飢えてまつ・・・
103のサイト以外でロクセリハァハァ小説たくさんあるとこ見たことないYO!

121:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 18:26 r2e3yzqu
ロクセリは純愛が基本みたいだからね
あの焦れったさというか初々しさが萌え~(*´Д`)
…なんだけど、時々ものすごく物足りない(w
ロックどんどんやっちゃえYOヽ(`Д´)ノ

122:俺
03/03/25 20:08 E7YGrk7C
じゃあ俺が書く>ロクセリ

123:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/25 20:46 GQUdsl/4
>122
まじっスか

124:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 07:22 G1kBmX5v
>103
このサイト、絵と小説はハァハァだけど管理人はあまり好きじゃないでつ
漏れはロクセリマンセーで他のロクセリサイトには思わないんだけど
「私は小説上手いの」みたいに高い所から見下されている気がするんだYO!



サイトレイアウトも他からのパクりだし(w

125:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 08:50 4f7mTWpK
>124
え、そうかな…??
管理人さんの人柄は気にならないっていうか小説が好き過ぎ
漏れもロクセリ好きだけどここ見つけた時は素直に感動しますたw

>>122
よーしパパ期待しちゃうぞー

126:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 11:50 D2LjBlxj
>124
>125

ここで話題にするのやめてやれ
好きなら尚更な
漏れもこのサイト好きだけどなvv

127:俺
03/03/26 12:40 GpWOpZ1q
よ~しパパ今夜ロクセリ書いちゃうぞ~

参上予告ですた

128:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 13:32 iK/k0Miu
>125
自分以外のロクセラの事絶対見下してるYO
ロクセリリング入ってないのは他の低レベルなロクセラと一緒にされたくないからだそうだ(w
確かに小説も絵もできて凄いんだろうけどその言い方にむかつきますた
あの管理人にゴルァな人かなりいるYO
人のサイトデザインパクるなよゴルァ!!


>126
嫌いですが何か?

129:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 14:08 1lXuesrL
>>128
かんけいないけどIDがなんかいやぽ。

130:126
03/03/26 14:48 o7zb8OQU
>128
嫌いなのは勝手だけど話し作るのは(・A・)イクナイ
漏れ結構あのサイト覗くけど、そんな事いってたか?

別に漏れはそんなにロクセリに(;´Д`)ハァハァじゃないからどうでもいいけどな
とにかく個人攻撃みたいなのはやめれ
マターリセリタンに(;´Д`)ハァハァしようZE

131:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 15:11 OF+vNePk
このスレも春ですね… 

ロクセリ期待sage

132:125
03/03/26 15:47 5/pvlO2Q
ああ…なんか話が変な方向に(;´Д`)ハンノウシチャッテゴメンヨ

>127
期待しちゃうぞ~!!!

133:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 17:41 M00q3EaJ
>130
嘘じゃないでつ!
管理人本人が「ロクセラは一部の人除いてあとは嫌い」って言ってるの直接聞いたからマジ。
大体あれ程ロクセリ好きなくせにあの管理人が出没するロクセリサイト片手で数えられる程しかないし
リンクだってあのサイトからしてるロクセリサイト少ないしな。

134:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 18:08 mraJzdYM
>127
漏れも期待して待ってます。
って言うか、ネタさえ出てくれば書いちゃうんだけどなあ、ロクセリ。
エロエロじゃないとダメ? 純愛系はお腹一杯?

誰かネタ提供してください。こんなシチュエーションで、
そんな展開のが読みたい! って感じで。

135:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 18:09 mraJzdYM
ひゃー、空気悪いのにageてごめん。

136:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 18:21 jxxjBS75
花粉の飛び交う季節ですね…

>134
純愛系も(・∀・)イイ!!!
むしろロクセリはそっちが主食(*´Д`)
さらにほんのりエチーだったらもう最高(;´Д`)ハァハァ
シチュ…ロクセリは「何でもアリ」すぎて逆に思いつかないかも(w
でも何か書いてくれるとウレスィです(*´Д`)

職人の皆さん、もろもろ激しく期待さげ~

137:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 19:29 5/pvlO2Q
>>134
喧嘩して仲直りするロクセリとか見たいかも(*´Д`)
喧嘩の原因とか、詳しく思い付かないけど…ヤキモチとか?
ベタでスマソw

138:俺のロクセリ
03/03/26 20:03 GpWOpZ1q

オペラ座。
ジドールの貴族達の最高の娯楽であり、街娘たちの憧れの場。
貴婦人は仕立てたばかりの華やかなドレスを、
紳士は自慢の懐中時計や帽子をさりげなく見せつけ、幕が開くのを待つ。
そんな、場所…

に、元・帝国の常勝将軍であるセリス・シェールはいた。
本来ならば観客席に座っているだろう。
しかし、彼女は舞台の控え室で白いドレスを着、髪を結い上げ、化粧をして座っている。どう見ても、常勝将軍などと血なまぐさい呼称で呼ばれている女性には見えない。
彼女は今、オペラ座の女優―のおとりとして、必死に台本を読んでいるのだった。
隣には、バンダナを巻いた男。赤いベロア生地のソファに座っている。

「いとしのあなたは遠いところへ…色あせぬ、永久の愛‥願った?」
「誓った」
「…誓った…ばかりに… ええと」
「だめだなぁ」

そう言うと、彼―ロック・コールは、テーブルの上で温くなった紅茶をすすった。
その一言を聞いて、セリスはキッとロックをにらみつける。

セリスは一度、舞台の上でとんでもない失敗をやらかしてしまった。
舞台に上がったとたん、すべての歌詞が頭の中から真っ白に消え去ってしまって、
音楽の流れる中、舞台裏に逃げ戻ってきてしまったのだ。

憤慨する観客たちのため、座長は翌日の午前中に再演することを決定した。
そのためセリスは台本の再確認をしているのだが、まったく頭に入らない。
もともと、台本のセリフなど完璧に暗記していた筈だった。
それなのに舞台で大失敗しただけでなく、再度台本を読んでも何も覚えられない。
どれもこれも、隣で紅茶をすすっているこの男のせいなのだ---

139:俺のロクセリ
03/03/26 20:05 GpWOpZ1q
「…あの人のかわりなの?私は…」

必死に搾り出したセリフだった。心臓が早鐘のように打ち、指が震えている。
『好きになった女に』という彼の言葉に、全身が甘く痺れた。
が、同時に言いようのない絶望のようなものが押し寄せてきたのだ。
あの、薔薇に守られ眠る人の存在を知っていたから---

ロックは振り返らず、似合うぜ、そのリボン、と言った。
セリスは悔しくて、リボンを今はぎとってやろうかと思ったが、やめておいた。
一度深呼吸をし、うるさい心臓をできるだけ無視した。

「…次は大事なシーンよ。ドラクゥを思うマリアの」
「台本、チェックしといたほうがいいんじゃないか?」

そんな事をぬけぬけというロックに、セリスは腹が立った。
こんな短い歌詞、もう完全に覚えてしまっている。
セリスは何も言わず、台本も確認せず、唇をかみ締めながら舞台袖に回った。

(彼が私の精一杯の問いかけをはぐらかしたのは、やはり私があの人の代わりだからなのだ…)

140:俺のロクセリ
03/03/26 20:06 GpWOpZ1q
…そうして大失敗をやらかしたセリスは、泣き喚く団長に頭を下げ続けた。
高い金を払ってオペラを見に来た観客は激怒し、
団長はジドールの街へ帰る馬車やチョコボ車(貴族はチョコボに直接は乗らない)
の代金を数十人分立て替えたのである。公演料も半額返したそうだ。
団長は泣きながら「大損だ、大損だ!もう失敗はしないでくれ」と言った。

こうなると、もうセリスは「こんなのやっぱり無理よ!」と投げ出すこともできず、
必死になってセリフを覚えなおすしかなかった。


「…ありがとう、わたしの愛する人よ、一度でも…えっと」
「この想い」
「この想い…この…… えっと」

ロックがあからさまにためいきを付いた。もう、公演本番まで2時間ほどしかない。
ホールには貴族達が入り始めていたし、オーケストラは音合わせをしている。
セリスは台本を握り締めた。

「ちょっと休憩しなよ」

ロックがセリスの手から台本を抜き取り、セリスにクッキーを薦めた。
セリスが寄せられた皿を押し返すと、ロックがセリスの顔を覗き込む。
近い距離で目が合い、セリスは思わず顔をそむけた。
瞬時に顔が熱くなる。いやだ、ばれてしまう…!
それを見て、ロックがさらに顔を近づける。

「…大丈夫か?」

141:俺のロクセリ
03/03/26 20:08 GpWOpZ1q

1で改行失敗しましたごめんなさい。
2は回想です、説明不足なんでわかりにくかったらすいません。

後々エロに発展


142:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 20:14 ESyYa9kc
エロ大発展に期待(・∀・)

143:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 20:20 r4po7sll
おおっ新しい職人さん!
今後も期待しつつさげ~。

ところで、
「…あの人のかわりなの?私は…」って、ゲーム中では
「…私はあの人のかわり?」だったっけ?(よく覚えてない
誰かわかる人いる?

144:俺
03/03/26 20:35 GpWOpZ1q
>143
セリフ集をどうぞ
www14.vis.ne.jp/~edgar/fantasic/serifu/13.html

そのうちまた続き書きにきちゃうぞー

145:134@リクエスト受付中
03/03/26 20:51 mraJzdYM
 すぐ隣に恋人が眠っている。白く波打つベッドに横たわり、夢かうつつか知ることもかなわ
ぬような情事を思い出して、セリスはふと心優しい気持ちになった。カーテンの隙間から溢
れる一条の光が、愛しい人の鼻を斜めによぎっており、ぎらぎらした獣の瞳をしていた人が、
今は子猫のようにあどけない寝顔を晒しているのだ。持てる力の全てを誇示しようとしてい
たあの四肢は、無造作にシーツの上にほったらかされている。
あの後、いつの間にか二人は眠ってしまったらしい。眠ろうと意識もしないのに、いつの間
にか睡魔が二人の意識を連れ去ったようだ。ぼんやりと目蓋を開いたとき、世界はすでに
光で満ち満ちていて、愛らしい小鳥のさえずりが耳に優しく、木々を吹きぬけるそよ風がとき
おりコトコトと窓を鳴らしていた。今日も天気がいい。
左のこめかみから右のあごにかけて、ロックは白い線を走らせながら静かに寝息を立て
ていた。少しだけ開いた薄い唇が、あの真夜中に愛をささやき愛を記したそれと同じ、淫靡
なものだと誰が思えるのだろう。彼と同じように、彼の唇もまた熟睡している。
彼の唇はむしろ、啖呵を切り閧の声を上げるために向いているように見えた。軽口を叩い
てちょっと皮肉っぽく微笑み、そのくせ子供みたいにむきになって、すぐにへの字に曲がる。
口喧嘩じゃエドガーにもセッツァーにも敵いっこないのに、それでも何か言わずにはおれな
い。そういう風だ。

146:134@リクエスト受付中
03/03/26 20:51 mraJzdYM

─いや、それはつまり、この人が普段見せようとはしない別の表情を、セリスには特別
に見せてくれるということなのだ。強がったり見栄を張ったりしない、ありのままの彼の姿。
切なくなって、口元に笑みが浮かぶ。
たくましい胸が、呼吸に合わせて上下している。その鎖骨や喉元には、セリスが自ら刻ん
だ印がある。愛おしさに身を焦がして必死で唇を寄せた跡だ。
駆け抜けることを決意してしまえば何もかも怖くはなくなるのに、一人思い出すと少し気恥
ずかしくなる。お互い、しつこいほど同じ印が刻まれているのだから、高潔な気質の彼女が
頬を赤らめるのも仕方がない。セリスはごまかすように毛布をロックの肩まで引き上げてや
り、それからそっと鼻をよぎる光をなぞった。
「……愛してるのよ」
 聞こえなどしないだろうけど、伝えたくてどうしようもなくて、彼女はぽつりとそう言った。別
に聞こえなくても良かった。言わなくても、彼はそれを知ってくれている。それだけで彼女に
は十分すぎるほど幸せなのだ。
「愛してるんだから」
 セリスの愛の告白なんてお構いなしに、ロックはすやすやと眠り続けている。本当は彼も
何か言いたかったけれど、夢の中と現実の中を浮き沈みしながら恋人の声を聞くのが、た
まらなく嬉しかった。

147:134@リクエスト受付中
03/03/26 20:54 mraJzdYM
ダラダラ長くてごめんね。
その上即興でさらりと書き流したものだから、あんまり上手じゃないけど……
微弱エロ純情系ということで勘弁してください。

>137
待っててねー、ネタ練って必ずうpするよ。

148:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 20:58 l9n119jC
>>144
あああ漏れが見たサイトのとセリフ違うし(;´Д`)
かといって今から6やり直すのもめんどいし。

149:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/26 21:43 WGOc8cnD
職人さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
>>141
オペラロクセリイイ!!!発展激期待(*´Д`)
そのコテでいいんでしょうか?(w とにかく乙~!
>>147
モエタ━━━(*´Д`)━━━!!!
甘ラブ最高です(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
セリたんカワエエエエエ…(*´Д`)ロックもカコイイ、燃え!
続きはあるんでしょうか?

久々に存分にロクセリハァハァしますた(;´Д`)ありがトン

150:小心者@砂漠の薔薇
03/03/26 23:06 j6qcIGiv
こんな不誠実な私なのに、読んで下さる皆様、ありがとうございます。
ガンガルヨ(・∀・)

>>俺様
>>134
ロクセリ特萌えでつ!ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
そして、セリフ集のサイトを紹介(?)して頂き、ありがとうございます。
これで遠い過去の記憶に頼らずに執筆できます(w


151:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 00:05 B5g09rt0
           |
           |
           |   ∧∧:::
          \ (゚Д゚,;):::::  正直1000取ったところで嬉しくも無いし
             (|  |)::::    どうでもいいわけで…大した意味ないわけで…
             (γ /:::::::     いや、マヂで
              し \:::
                 \
                  \





152:加藤保憲
03/03/27 00:43 28/TROH5
私を楽しませてくれ。
スレリンク(ff板)

153:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/27 06:01 5ZP3WZ6v
次から貼らないでほしい>>「セリス萌え~」

154:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 06:04 bi+fFuyJ
>>153
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵
絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵絵炉絵

155:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/27 06:23 5ZP3WZ6v
おや、チンカスを釣ってしまったようだ。
それは置いといて「セリス萌え~」は次からテンプレに加えないで欲しい。おねがいします。

156:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 06:28 bi+fFuyJ
>>155
majideeroekaitekure
onagaisimatu

157:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/27 06:30 5ZP3WZ6v
日本語しゃべってくれー・・・・・・・・・・

158:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/27 06:39 5ZP3WZ6v
>>156
チンカス呼ばわりしたことは謝る。ごめんなさい。
今は時間無くてエロ絵描くの無理だよ。

159: ◆zhCelesJpg
03/03/27 06:43 RnTJC7hz
>>158
まじな話待ってるのでよろしくでつ。

160: ◆zhCelesJpg
03/03/27 07:07 RnTJC7hz
ちなみに絵炉絵掲はしぃお絵描き。
要望があれば機能を追加するでつ。

161:137
03/03/27 07:12 5X3jpXc7
>>141(俺さんでいいのか…?w)
パパ続きがんがって~!
ロックに顔近づけられて赤くなるセリたん萌え(*´Д`)ウイウイスィ

>>147さん(コテはなしですか?)
キレイな描写に激しく萌えました!セリたん視点のロックかっこよすぎvv
仲直りロクセリ激しくお待ちしてます(*´Д`)ハァハァ
リクしてよかった~(*´∀`*)

>>150 小心者さん
砂漠の薔薇激しく続き待ってます!
ラストがすごく気になるYO(*´Д`)

>>152 いや…スレの主旨がワカラン(;´Д`)

だらだらいっぱい書いてスマソ、ついでに>>142エロ大発展にワラタ
てか朝っぱらから結構いるねw

162:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 07:24 WBMfBj6g
>160
管理人さん乙…!
得ろ絵掲は見るのが精一杯でコメントも残せないけど
(普通の絵掲も…)ひっそり激しく萌えとります(;´Д`)ハァハァ

163:加藤保憲
03/03/27 07:24 CrroOP7r
>>161
『実験体』というところが共通点だ。
セリスほどの人材、我が軍勢に是非欲しいものだ。
あの帝國の出鼻をくじくためにも、また人間どもの気を引くためにもな。
常に私は一つの目的の為だけに動くことは無い。
必ずしも二つ以上の目的を果たす為に動く。
これこそが成功の為の秘訣よ。

・・・ココの善き住民の為、特別に伝授してやるがな。

164:加藤保憲
03/03/27 07:38 CrroOP7r
もちろん、人間を惹き付ける魅力(外見含む)と戦闘の実力は我等が軍勢にとって必須だ。

そして、あの「まふうけん」・・・
私にとっても楽しみなのだ。
私のサイコパワーとどこまでわたりあえるのか、がな。


くどいのでそろそろ落ちるか。

165:帝国物語(1 神霊篇)
03/03/27 08:47 KWR9184V
帝都・ベクタに戦慄すべき謀略がすすめられていた。
「軍事」のみならず「魔的」にも祝福された
世界最強の帝国に、ガストラ帝国を改造すること!!
そのために代々マジシャンであった幻獣の一族、
魔法騎士・セリス、将軍・レオ、三闘神の復権に萌えるシド爺などが動員された。
暗躍する謎の道化・ケフカ、そしてフィガロ、リターナーの秘密工作員たち…。
帝都・ベクタの破壊の予感の中で昏く萌えていた。サイキック伝奇SS第1弾。
(Amazonレビュー:「BOOK」データベースより)


166:帝国物語(2 魔都篇)
03/03/27 08:47 KWR9184V
帝都・ベクタはマランダ戦勝にわきかえっていた。
この帝国を世界の中核とすべく「魔的改造」を加えるというプロジェクトが
秘密裏に進行していた。
動員される幻獣の一族、魔法騎士・セリス、将軍・レオ、シド爺の面々。
ところがこの計画を進めながら実は帝国の崩壊をもくろむ男がいた。
魔道に精通する謎の道化、ケフカ・パラッツォ。
そしてそれをフォローするように暗躍する狂信のオカルト結社、瓦礫党、
リターナーのブレーン、エロス王エドガー…。サイケデリック伝奇SS第2弾。


167:帝国物語(3 大破壊篇)
03/03/27 08:48 KWR9184V
建国以降、ガストラ帝国を魔法世界の中核とすべく
「魔的改造」が加えられようとしていたが、
世界崩壊をもくろむ狂鬼、ケフカの怨念が立ち塞る。
新帝国暦12年9月1日、遂に世界を激震が襲い、大惨事となった。
鎮静を待ち、焦土と化した世界の完全破壊をめざして、
魔大戦をはるかに凌ぐ壮大な破壊計画が推しすすめられた。
何とそれは魔大陸に匹敵する生体機械市街、
さらに瓦礫都市建設構想だった―。ロマンチック伝奇SS第3弾。


168:帝国物語(4 龍動篇)
03/03/27 08:50 KWR9184V
大破壊から1年、世界は一向に復興していなかった。
そんな中、自称トレジャーハンター、ロック・コールは
シド爺の犠牲により彼女と再会した。
セリス・シェール、それは運命に従い、レイチェルに代って
ロックを悩殺するために生まれた不思議な女だった。
しかし、完全破壊を企むキ人、ケフカは次なる手段を講じてきた。
大地の霊脈・八竜を駆り立て、三闘神を喚び醒ましたのだった…。
エロチック伝奇SS第4弾。


169:帝国物語(5 魔王篇)
03/03/27 08:53 E/SzUCix
世界完全崩壊を策した怪人、ケフカは
"ティナとモーグリと仲間たち"との闘いに敗れ、去った。つうか死んだ。
世情は旧帝国軍残党の圧力が強くなっていた。
その最中、血気盛んな青年騎士らを背後から操る怪しげな冒険家がいた。
ロック・コール。セリスを熱愛し、不敵にも"セリス帝国"を企んでいた。
そして遂に、"霊告"は下り、新世界暦3年、2.26の日を迎えたのだった…。
ネコキック伝奇SS第5弾、戦前篇完結!


170:まずい魚
03/03/27 08:53 E/SzUCix
>>164
こんな感じでいいか、おっさん。

↓で、こっちが本題。やべー時間ねえ。

171:虚空死生(1)
03/03/27 08:55 E/SzUCix
澱んだ黄昏の色に照らされて、飛空艇ファルコン号は雲上を走っていた。
吹きっさらしの甲板上で一人舵輪を握る男は、背後の気配に声を発した。

「…地形じたいが変わってるから、保証はできん」

長身を覆う黒のマントコート、風に散る淡灰の長髪に、額と頬の傷痕。
騎士の白を基調とし、風になびく金の髪と、澄んだ青い瞳。
賭博師セッツァーとルーンナイト・セリスは対照しているのだが、
セッツァーは、隣に並んだセリスに横目をくれただけだった。

「最後の手掛り…星の形に並ぶ山」
「鳥のお告げは無いのかい」
飛空艇の目的地は、はっきりしない。
蘇った白い翼は、そんな空ばかりを飛んでいた。
今度も、だいたいの場所の当たりをつけて、後は目視で探すことになる。
賭博師は、猟鳥の目になっていた。


前方に雲の塊が成長している。
何が混じっているか分からない、危険な雲だ。回避対象。


172:虚空死生(2)
03/03/27 08:55 E/SzUCix
この人は、いつも命を賭けている。
血の色の空を仰いだセリスの目の端、光の中に影がよぎった。


?…太陽の中に、何か…


セリスの視線を追い、セリスが警告を発するより早く、
ファルコン号は急速で転舵した。
咄嗟に甲板のガードにしがみついたセリスは、
飛空艇と交錯する巨大な影と、その髑髏の顔を見た。

セッツァーは既に伝声管に怒鳴っていた。
「敵襲!手伝えっ!」


初撃回避の勢いのまま、瞬間に1kmは離れただろうが、
舵をとるセッツァーは、リアタックの気配を感じていた。

「どうした!敵襲?」
警報を受けて仲間たちが上がって来る。
その瞬間、巨大な黒が再び船体をかすめた。
甲板に出た者は皆、その姿をはっきりと見た。

「あれが、噂の、デスゲイズ!」


173:虚空死生(3)
03/03/27 08:59 pOTYu+nc
黒き空の魔獣は、第二撃をパスして直進、
雲海すれすれで滑空して、転進した。

コォォォォ!
練気を吐く音と共に、甲板上から白い光が伸びた。
マッシュの闘魂のオーラキャノンは、魔獣デスゲイズを追い、
しかしその速さを追いきれなかった。虚しく雲が爆裂した。

「ヘタクソ!当てろよ!」
「無茶言うな!大砲とか爆弾とか無ェのかよ!」
「そんな重いモン載せられるか!」

魔獣が、ファルコンの上方に位置をとる。
舌打ちをしてセッツァーは、水平から無理やり垂直上昇に転じた。
うわーーーーっ
小さなリルムが後ろ向きに転がっていって、昇降口から船内に落ちた。
手を伸ばしたが、セリスもとても動けない。
船内のほうが、まだしも安全か!

「悔しいが小回りじゃ、あっちが上だ。
 雲に追いこまれた。この状況じゃあ逃げ切れねえ」

右につくデスゲイズに、エドガーがオート・ボウガンを速射した。
風圧で矢が流れて、当たらない。
髑髏の顔が一瞬嘲笑うように見えて、雲海に没した。


174:虚空死生(4)
03/03/27 08:59 pOTYu+nc
巨大な雲の谷間を縫って、追われる猟鳥は全速で駆けた。
セリスはようやく立ち上がった。
ファルコン号に対空兵装はない。戦うにはあまりに分が悪い。
だが、見逃してくれる状況ではなかった。追い詰められている…!

エドガーがボウガンを手放す。
セッツァーは笑ってみせた。雲の中、真下に、いる。

「右か、左か…賭けるかい?」
「右に、三万」
「安い。…命だ!!」
セッツァーは瞬間に舵を切る。
ファルコンのいた位置を、巨大な影が貫いた。雲の尾を引いて上昇する。

「行け、逃げるな!追え!」
「知らねえぞ!」
セリスの声の意味を、セッツァーは考えていない。
ただがむしゃらに、デスゲイズを追って突撃した。

上昇した魔獣は、空中でフラッと止まった。
そして次の瞬間、猛烈な急降下を開始した。
真正面からぶつかりあう。
甲板上で、誰かが絶叫していた。

その一瞬、黒と白の巨鳥が、交差した…


左腕に巻いたバンダナがひるがえる。
セリスは、甲板を蹴った。


175:虚空死生(5)
03/03/27 09:01 pOTYu+nc
私は死なない、死ねない、絶対に!

突き立てた剣は、違わずデスゲイズの額を貫いた。
髑髏の顔が凄まじい叫びをあげ、セリスは激しく振り回された。
絶対に、絶対に!
無我夢中でしがみついた剣は、叫びの切れ目に同時に反応した。
渾身の力で斬り下ろし、両断した。そして、セリスは宙に飛ばされた。

「あのバカ!」
できるかできないか、やってみるしかない。
ファルコンは、そのあまりに小さな目標に向けて、急激に降下した。
白い隼のように…


空中で、落ちる、その感覚にセリスは覚えがあった。
しかし魔獣を斬ったとき、その髑髏の口から小さな光が跳ねた。
手を伸ばし掴む、小さなクリスタル。
そのとき足下に、受け止めるように甲板が広がった。

相対速度合わせ、超精密・空中回収。
少女は甲板上に、ゆっくりと舞い降りた。

「まったく、こんな曲芸サービスはこれっきりだ。
 二度と絶対にやらねえ。やりたくねえ」

ぐんっ、と重力が戻り、セリスは膝をついた。
表情が崩れた。
はぁ、はぁ、はあああー

あははは!いい顔だぜ。是非、見せてやりたいな。
鳥の舞い降りる先に、五つの山が見えてきた。


176:魚
03/03/27 09:02 pOTYu+nc
毎度、長々とすみませんでした。

177:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 10:24 XW6nn9YW
(・∀・)イイ!

178:さすらいの。
03/03/27 16:56 MrLu6b7d
●腐った林檎71●


ケフカが部屋から出て行ったのを確認すると、セリスはゆっくりと
起き上がった。身体を纏う、不愉快な感覚。それは重く重く重く、
自らを戒め、後悔と現実を。紅い華が語る、逃れようの無い、現実。
「っ…」
セリスの頬に、涙がつたう。
(―ドウシテ)
―後悔。何故自分は何も出来なかったのか。何故抵抗出来なかった
のか。元とは言え将軍だった身。初の女将軍で最年少の将軍。常勝
将軍と謳われ、魔導と剣術を自由に操って来た、そんな自分が、何
も―。弄ばれ、穢れを知る。愛する男以外の男に、抱かれ、そして

(絶頂ヲ)
思えば、あの時もそうだった。エドガーに、二度も襲われ―もう少
しで、犯され―。それは、「女」としての恐怖。
「…から」
(ロックがいたから)
ロックが助けてくれた。自分だけでは無理だった。―でも、ロック
が、助けてくれた。出会った時からずっと、ロックが助けてくれた。
―自分の弱さを、知る。
(―私)
(独りじゃ何も出来ない…)




179:さすらいの。
03/03/27 16:57 MrLu6b7d
●腐った林檎72●

「…よ」
心が、揺れる。
「会いたいよ…」
セリスはシーツで顔を覆う。涙を、拭き取る。
(―ロックが、来てる…)
(―帝国城に)
(―私を、助けに…)
―罪悪感。ロックは自分を助けに、ここまで来てくれた。ケフカ
に重傷を負わされている筈だ。ロックだけじゃない、皆、自分の
為に。―なのに
(―なのに私は)
(「お前が他の男に抱かれて、イくなんて思ってなかっ―」)
セリスがゆっくりと立ち上がる。服が無い、下着すらも―おそら
くはケフカが処分したのだろう。
「…」
(それでも会いたいと思うのは)
(会いたいと思うのは―)
セリスはシーツを手にとり、ノブを回す。鍵はかかって、いなか
った。


まちまちの更新で本当にすみません…


180:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 17:16 e+1DMMJ8
>>176
セリたんかっこいい!(*´Д`)
魚さんの文章はいつも読みやすくてカコ(・∀・)イイです

加藤保憲や>>165-169の元ネタ知らないのは漏れだけか(;´Д`)

>さすらいの。さん
更新乙です、セリたん幸せになってくれ(;´Д`)

燃えたり萌えたり153あたりからの流れにワラタり忙しいよw
職人さん多くて幸せさげ~(*´Д`)

181:俺のロクセリ・4
03/03/27 22:28 CJ3DlN1S

「…大丈夫じゃないわ、あなたのせいで!」

思わず声を荒げ、セリスは立ち上がった。青いリボンが揺れる。
驚いてロックがセリスを見上げ、それから気まずそうに頬をかいた。

「あーそっか、俺がいたら集中できないよな…気づかなくてごめんな」

そう言って紅茶の残りを一気に飲み干すと、ロックも立ち上がった。
はっとしてセリスが顔を上げると、すまなそうにほほえむ彼の顔が近くにあった。
その目が悲しそうで、優しげで、思わず息が詰まる。同時に、胸に甘いうずきが走った。
それは彼に触れるたび感じた、彼に触れるまで知ることのなかった想い。
心地よいような、切ない、苦しい… 恋。

「俺、行くからさ。頑張れよ」

ロックはセリスに軽く手を振り、後ろ頭をかきながらドアへと歩いていった。
セリスはその去っていく後姿に、抱きつきたい、と思った。
けれど実際そんなことができるわけもなく、ただセリスは唇をかみしめる。
ロックがドアノブに手をかけた瞬間、その思いは声になって弾けた。

「…違うわ、…そうだけど、違うの!」
「えっ?」

一緒にいるのは嬉しい。けれど同時に、それに馴染めないでいる。
セリスは顔を真っ赤にして、また俯いてしまった。

182:俺のロクセリ・5
03/03/27 22:29 CJ3DlN1S

ドレスのスカートを握り締めた爪先が、よほど強い力なのか、白くなっている。
ロックはセリスに向き直り、ドアの前からセリスを見た。

「…俺なんか悪いことしちゃってた?」
「して…ないわ」

子犬のように困った顔をしたロックが、さらにわからないといった表情をする。
ドアにもたれかかり、またロックが聞いた。本番まで、あと一時間半ほど。

「台本、いいの?」
「そんなこと、考えられていられないのよ!」

弾けるようなセリスの言葉に、ロックはおどろいて目をぱちぱちさせた。
それを見たセリスは後ろを向いて、なぜか涙のこぼれそうな瞳をしばたかせる。
顔が熱い。体が震えている。胸が高鳴って、言いようのない感情が体中を巡っている。
どうしたらいいか、まるでわからない。こんな気持ちは初めてで――
ロック。ロック。彼の名前を心の中で反復してしまう。セリスは瞳を閉じ、深呼吸した。
やっとのことで呼吸を落ち着かせセリスが向き直ると、至近距離にロックの顔があった。

「なっ」

セリスが一歩後ろに引こうとすると、その細い手首をロックが捕らえた。

183:俺のロクセリ・6
03/03/27 22:30 CJ3DlN1S

「ちょっと、離し…」

言葉はくちづけでふさがれてしまった。
一瞬何が起きたかわからず、セリスはただまばたきを繰り返した。
すぐにロックはセリスから顔を離した。が、手首を握った手は離していない。
ロックは気まずそうに頬を染めた。が、瞳はセリスを捕らえたままだ。
セリスはそんなロックを見つめると、呆然として、震える声で言った。

「なぜ?」
「…なぜって、お前…」
「なぜ…くちづけを?」

セリスの視線はロックだけを捕らえていた。アイスブルーの星のような瞳。
今度はロックが返答に困り、眉間にしわをよせた。まっすぐ過ぎるセリスの目に思わず視線が空を舞う。
セリスは半分魂の抜けたような、子供のような顔でロックを見つめていた。

セリスは今まで、くちづけというものを経験したことがなかった。
ケフカにからかい半分で頬や手の甲にされたことはあったが、くちびる同士ではない。
セリスがそのくちびるでくちづけたのは、一度きり。
ガストラ皇帝の前で、忠誠を誓うために剣の柄にした、それ一度きりだ。

幼い頃に読んだ絵本では、くちづけは王子が愛する者に送る誓いの証だった。
どの絵本でも、くちづけは愛の永遠を誓うもの、優しい恋人たちの象徴だった。
ならば、今のロックのくちづけは? わたしを愛していると?

あの人のかわりに…?

184:俺
03/03/27 22:33 CJ3DlN1S
一気に書き込むのとマメにちょこちょこ来るのとどっちがいいのか迷う。
へたくそですが俺の文を読んでくれる方々ありがたい。
ていうかやっぱ、このコテかえるべきか?ヘン?

素晴らしい職人さんの多い中で長々と失礼した。

185:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/27 23:34 tSToLaCY
>184
純愛ぽくて(・∀・)イイ!
続き待ってます(;´Д`)ハァハァ
コテは何でもいいんだけど何て呼べばいいか多少迷うw

今宵も職人さんに感謝+期待さげ(;´Д`)ハァハァ

186:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/28 01:22 nUCUqGry
職人さんスバラシイネ!俺のさんがんばってください!!応援してまっす!

187:リク受屋
03/03/28 01:58 PAUJNvWe
>134&>145-147です。お褒めいただき感謝感激。
一応コテハンはこんな感じで……

>150
続いたほうがいいかい?
一応あそこで終わりのつもりだったんだけど、
続いたらエローリな展開になりそうで怖いです。
エローリは未踏の地でして(w

てわけなんで相変わらずリクエスト待ってます。

188:リク受屋
03/03/28 02:00 PAUJNvWe
あうっ、レス番間違った。
150じゃなくて>149でした。スンマソー

189:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/28 02:12 WRJumrVT
俺さんは俺様とお呼びすればいいのか…(;´Д`)
純愛ロクセリ王道ぽくて(・∀・)イイ!
職人さんたち今宵もありがとう!感謝さげ。

190:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/28 02:51 nUCUqGry
>リク受け屋さん
あなたのロクセリ、漏れ的にかなり好みです(*´Д`)
>持てる力の全てを誇示しようとしていたあの四肢
は、禿げしそうロックハァハァw
続きできるなら読みたいYO!エローリ大歓迎(;゚∀゚)=3=3

執筆範囲は純愛系ロクセリ?
ネタ提供したいけどなかなか思い付かないな…
さすが王道というかシチュ結構ガイシュツ多いぽ

>>189
とっさにバイキ●マン連想しちゃったよw

それにしても驚異的にスレ延びてるね
職人の皆さん乙乙乙~(*´Д`)ノ旦~

191:名前がない@ただの名無しのようだ
03/03/28 21:11 9OqJzJM3
>184 私的には一気よりちょこっとずつがいいです。続きが気になるので(´д`)ハァハァ

192:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/28 22:30 awb+pN3L
あまり小出しにされると感想は書けないけど、読み手としては完結してくれれば(・∀・)イイ!
あとは書き手さんのご都合に任せるであります!

それにしても、アグスレみたいな勢いで職人さん増えましたね。(゚д゚)ウマー!!
皆さん乙! 諸々期待&感謝を込めてsageさせて頂きまっす!!


>虚空死生(魚さん)
セリス萌えというより、むしろセッツァー萌えでしたが…(・∀・)イイ!
相変わらずテンポいい文体だし、
デスゲイズとのバトル描写が激しく好みです
……って、スレ違いっぽい感想でスマソ。

193:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/28 23:32 8UR47h/9
アグスレ…Tは未プレイなんだよな(;´Д`)

今も勢いあって(・∀・)スバラシイ!!!けど
実はロックの誕生日前後はもっと栄えてたようなw
肝心のセリたんの誕生日前とか人少な目で(´・ω・`)ショボーンだったけど
また盛り上がって嬉しいYO!職人さんサンクス(*´Д`)
漏れの中ではセリ誕後夜祭w まだ一応誕生月だし。

194:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/29 00:30 RZAumZJJ
>192
禿同。
漏れも完結させてくれるならマタ--リやってもらって平気。(;´Д`)
職人さんがたがんがってくらはい。


195:あぼーん
あぼーん
あぼーん

196:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/29 17:33 ho59+QiG
>リク受け屋さん
書ける範囲教えて~

197:さすらいの。
03/03/29 20:07 sqNs30g5
●腐った林檎73●


「セリスを返せ」
大きすぎる部屋を二分するカーテンの向こう側で、愛する男の声が
する。
「ロック…」
シーツを身体に巻きつけ、必死に廊下を走り、階段を駆け下りた。仲
間達のいる部屋は何処か―。おそらくは、今までに条約を結ぶ時など、
よく使用した、あの大きな部屋―。走る、走る、走る。息を切らしな
がらも、必死に―。途中何度も一般兵に見つかりそうになったが、長
年帝国城にいたセリスは、抜け道などもいくらかは知っていた。そし
て奇跡的にもたどり着いた、部屋の前。中からは声がする。
「…」
そこに来て初めて、セリスが困惑する。
(―もし、ここで)
今自分が中に入る。必ず仲間達は自分を保護してくれるであろう。
(―でも)
(―あの男が、それを許すはずが無い)
「…っ」
(―悔しい)


198:さすらいの。
03/03/29 20:08 sqNs30g5
●腐った林檎74●

考えた末に、セリスはもう一つ向こうの扉へと走る。今までいた扉
は客人達が入る専用の扉。でもこちら側は違う。帝国の者専用の入
り口。召使達が料理を運ぶのに、こちらの扉から入る。
(―ここなら)
セリスは扉に耳をつける。声はしない。いつも会合の時などは、召
使や大臣が待機していて、小さくとも声が聞こえてくるものなのだ
が、今日はそれもしてこない。セリスは恐る恐る扉を開ける。中に
は誰もいなかった。最初の扉とこの扉のちょうど真ん中で部屋がカ
ーテンにより二分されている。
「んな事どうでもいい!!」
「っ!!」
突然の怒号に、セリスは驚きのあまり声を出しそうになる。声は、
ロックのものだった。セリスはカーテンの隙間から、向こうの様子
を覗く。皇帝の後姿の向こうに―愛する、男の。
「セリスを返せ」
そのロックの言葉に、セリスの瞳からは涙がこぼれ出す。
「ロック…」
―自分の為に、愛する男が必死になってくれている。
(ロック…)
(ありがとう…)


199:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/29 21:17 J0Y9HSvx
さすらいの。さん乙(;´Д`)ハァハァ
職人さん期待&セリたん萌えsage

200:リク受屋
03/03/29 21:59 1hagtDFE
>196
今のところ、エローリ展開以外でしたら何でも書けると思います。
多分……

201:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/29 22:25 D3fL/Scb
きゃーー♥はずかしィィ~~~
もうあげちゃうわッ…あたしのパンティー!
今、ここで直にぬいぢゃうヤツぅッ!

202:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/29 22:42 V6oqdEQu
>200ゲットおめ
エローリだめぽ?(´・ω・`) 正直読みてぇぇぇぇ(w
漏れは>>145-146でもけっこう(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァしますたがw
ちょっと遅いけど誕生日ネタとかどうでしょう

203:リク受屋
03/03/29 23:45 1hagtDFE
あ、200だったのか。わーいばんざい。

>202
気持ちは激しく分かりますよ。読むのはダイスキです(w
一応>145-146は始めの一歩ということで、
徐々に慣らしていくつもりではあります。

誕生日ネタですか? 分かりましたー。

204:楽屋裏のロクセリ・7
03/03/30 00:03 jxVConGA
「俺は、その… 好きなんだよ、セリスの事が」
「なぜ…」
「へ!?なぜって言われてもなぁ…」

セリスはもう、さっきのように顔を赤くし震えてはいなかった。
ただロックを見つめ、ロックの言葉の続きを待っている。
新しい事を知りたがる子供のように、他のものは目に入っていない。
その無防備な表情に、ロックは思わず自分の胸が高鳴るのを感じた。
それが手から伝わってしまうような気がして、ロックはセリスの手首を離した。
セリスはつかまれていた手首を、自分の手でもう一度つかんだ。
ロックの手は、暖かい。わたしを守ると、救い出してくれた手。
けれど、本当に彼が救おうとしているのは…

「あの人のかわりに…?」

そのセリフに、ロックはぎくりとする。
セリスはその一瞬を見逃さなかった。手を振り払い、目に強い光が差す。
悔しさだった。

「セリス…」
「私はレイチェルさんじゃない…いい加減にして」

205:さすらいの。
03/03/30 00:04 m/86CtT7
●腐った林檎75●

「感動だね」
「!!」
急に後ろから抱きすくめられる。口を塞がれ、声が出せない。甘い
甘い香水の匂いがセリスの鼻につく。セリスは青ざめる。
「…さて、もっと見ておこうか、お前の愛しいロック、を」
「ん、んんっ!!」
いつの間に、ここに―。セリスはケフカの気配に気づく事が出来な
かった。いや、気づく事が出来ても、逃れる事は不可能であっただ
ろう。わかっていたのに―セリスのショックは大きかった。


「…わかりました。…だが、まだ事実を把握出来ておりませぬので、
貴方がたの望み通りになるまで、もう少し時間をいただけないでし
ょうか…」
「ふざけん―」
「ロック!!」
ロックの言葉が終わる前に、ティナがロックに注意する。ロックは
何のつもりだ、とティナを睨みつけた。ティナは一旦息をつき、ロ
ックの耳元で囁く。
「焦るのはわかるよ、私だってそうだよ。…でも、皆がそんな気持
ちを抑えてるの、焦っても何も変わらない。…わかるでしょ?」
「―」


206:楽屋裏のロクセリ・8
03/03/30 00:05 jxVConGA

「俺は…そんな事!」

思わずロックは声を荒げる。彼がぎくりと身をこわばらせたのは、別の理由があった。
セリスに出会った時、彼女は死を受け入れ、あとはなるがままという状態だった。
体は傷ついていたが、目だけはしっかりと輝いていた。帝国への怒りだろうか?
その光の根源が何かはわからないが、似ていると思ったのだ。
レイチェルを失った時の自分に…
だが、セリスの言葉も完全に的外れではない。
レイチェルを守れなかった自分自身のようなセリスを救いたい、と思ったのだ。

実際セリスはレイチェルと髪の色も目の色も違っていたし、
ふんわりと女らしかったレイチェルと違い、華奢であるが筋肉質で、背も高い。
どこをとっても似つかないのに、なぜか心惹かれていた。
永遠にとどめておかなくてはならない面影があるに、どうしても入り込んでくる。
気づけば、どうしようもないほどセリスを思っている自分がいた。

ただセリスは恋愛を知らないようだったし、ロックもセリスに手を出す事は無かった。
仲間内での事もあるし、帝国の問題がある今、そんな事をしている場合でもない。
そして、レイチェルのこともある。

それでもロックは、セリスに引き金を引かれてしまった。
くちづけたときに引き寄せた、やわらかな髪のにおい。そして、あの言葉。

207:楽屋裏
03/03/30 00:06 jxVConGA
あわわ、さすらいの。さんにかぶってしまいますた;
腐った林檎に割り込みしてしまってすみません。

208:さすらいの。
03/03/30 00:07 m/86CtT7
●腐った林檎76●

「それに、暴言なんか吐いたら…セリスの立場がますます悪化する
かもしれない」
「…!」
「だから、今はとりあえず…この場を終わらせましょう。考えるの
は、それからよ」
ティナのあまりにも真剣な眼差しに、ロックは少々目を逸らしなが
らも、頷く。
「…わかった」
ロックが皇帝の方に向き直る。先程からのロックの攻撃的、反抗的
な態度に、いささか不満を募らせていたであろう皇帝だったが、そ
んな態度は微塵も見せなかった。
「…俺達は、どうしたらいい」
「そうですな…」
皇帝はグラスを揺らしながら、考えている様子だった。グラスの中
のワインは、血の様に紅く―ロックは少々その紅に、見入ってしま
った。
「―とりあえず」
「とりあえず…?」
「時間をいただきたい。それまでこの帝国城で、休んでいかれては
どうだろうか。…もちろん皆さんの部屋も、用意いたしますがな」
皇帝は、微笑んだ。


す、すいません(´A`;)かなりタイミング悪く更新してしまい
ました…「楽屋裏のロクセリ」作者さん、本当に申し訳ございま
せん…

209:あぼーん
あぼーん
あぼーん

210:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 00:49 s/3nvozX
職人さんイパーイ(*´Д`)
後でじっくり読ませてもらうYO!ありが㌧

211:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 00:50 mpm0ogxT
このスレ臭い・・・

212:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 10:13 KuZN+Ryh
確かに臭い。

213:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 12:03 luZ6jMxq
ぷんぷん臭うな

214:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/30 12:36 Em2T55bY
URLリンク(moe2.homelinux.net)
既出かな~

215:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 14:07 d4juxWWs
臭いスレ晒しage

216:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/30 15:07 Em2T55bY
>>211>>212>>213>>215
このスレが臭いのはおまえらが入ってきたから。


出てけ、臭いの元。

217:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 15:57 1SHQy2UQ
春風は厨と共に新職人を運んでくれるんだよ

218:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 23:45 HCVFiTc8
>>216
あんたも出てって

219:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 23:49 n6TPq/ae
(・∀・)ウンコー!


220:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 23:49 oLqXJs1e
( ゚д゚)つ⑩まあまあマターリと。
職人さんいつもありがとう!感謝&期待さげ。

221:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/30 23:54 hXXTnkQ1
荒ら氏タソが必死になり始めたら過疎化してる避難所でマターリ
あっちが賑わうのも考え物だけどね…(w
職人さん続き待ってるよー(*´Д`)

222:あぼーん
あぼーん
あぼーん

223:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/31 09:11 0OTQdT3S
自分主義パクリ
また人のサイトパクリかよ!

224:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/31 10:40 gUq/3+KE
いいかげん個人サイト攻撃はやめろや…

225:あぼーん
あぼーん
あぼーん

226:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/31 10:55 tknQnPE+
私怨チャソらしいし放置しる
人気サイトの中の人も大変だな

227:さすらいの。
03/03/31 11:54 bT/xAlHd
●腐った林檎77●


「―あ、皇帝」
皇帝がカーテンを開けると、そこにはケフカ、と。
「っ、っ、っ…」
後ろからケフカに突かれている、見覚えのある、金色の髪の持ち主。
皇帝はその女に近付き、見下ろす。―やはり
「セリスか、久しいな」
セリスは、顔と腕を床に付けたまま、声を押し殺して―感覚に、耐
えている。無論、顔をあげて皇帝に反応する事など、不可能である。
「ケフカ」
「ん?」
ケフカの方は、セリスを高速で―突きながらも、なおも余裕のある
態度。汗一つ、かいてないように見える。
「あんなもんで、良かったのか」
「ジョーテキ」
「だが、何をするつもりだ?あんな奴ら今すぐ殺してしまえば良い
ものを」
皇帝がケフカの顔を覗き込む。
(―こいつは)
ケフカは笑みを浮かべている。瞳すら、嗤っている。
(昔から、何を考えているのかわからん)



228:さすらいの。
03/03/31 11:54 bT/xAlHd
●腐った林檎78●

「ま、僕に任せておいて…よッ」
ケフカが腰を突き出す。―最奥まで、突く。その瞬間、悲鳴とも違
わぬ喘ぎ声が聞こえる。
「あ、ああアッ!!」
無意識の内にセリスの顔があがる。絶頂の瞬間の顔―女の、顔。本
能…?理性…?美しい、女の。女の本能。
「色々考えてるんだから」
じゅるり…といやらしい音とともにケフカが自分のそれを、抜く。
依然―硬さと太さを保っているそれを、ケフカは自分の指で、撫で
る。皇帝はただそれを、じっと見つめていた。
「…羨ましい?」
「ナニが」
皇帝は不思議そうな顔をする。ケフカは立派な自分の物を、指差す。
「…ぼくの、ここ…。皇帝ももう若くないからねえ」
「馬鹿が」
皇帝が嗤う。ケフカも嗤う。―女は、意識を失っていた。



229:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/31 12:30 CYDDQyAA
こんな中さすらいの。氏激しく乙です

230:あぼーん
あぼーん
あぼーん

231:人生のピエロ ◆DUEKpwMGqw
03/03/31 19:47 xeLMQnDW
>>218
よく見ればティナスレのチンカスじゃん。
ss書いてる人すごい迷惑してると思うので逝け。折れも逝く。

232:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/31 22:04 WOmnzveN
>218
ほんとだ…
向こうではマターリ行っててこっち荒らすのかよ。
こんなことしないで自分のスレ元気にする努力すればいいじゃないか。

233:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/03/31 23:36 dJX11MHk
オール放置でいこうよ。頼みます。

さすらいの。さん乙です…セリたんの幸せを
ホントに願います(´Д⊂)サイキンカワイソウスギル
ではさげ。

234:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/04/01 00:14 kNzwnm0j
いざとなったら>>221ってことでマターリいこうYO
それにしてもここんとこ嵐タソも必死だねえ…春だ。
職人さんもご自分のペースと判断でマターリがんがってください
楽屋裏さん、さすらいの。さんハァハァさせてもらいました(;´Д`)ハァハァ
リク受け屋さんや他の職人さんも待ってます(*´Д`)

>>231
逝かなくて(・∀・)イイよ
追い出したがってたのはここが盛り上がるのが気に入らない
部外者みたいだしなぁ(セリ萌えスレの時のもそうだと思う)

235:あぼーん
あぼーん
あぼーん

236:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/04/01 00:37 oKZaByHY
>楽屋裏のロクセリ
> 永遠にとどめておかなくてはならない面影があるに、どうしても入り込んでくる。
うわあああー(・∀・)イイ! こういうロック(・∀・)イイ!(スマソ、今まであまりロクセリには興味
なかったんだけど…激しく、激っっしく(・∀・)イイ!)

このスレのSS(カップリングに関係なく)読ませて貰って思ったけど、皆セリスはもちろん
セリス以外の登場人物にも味というか萌えがあって(・∀・)イイ!
職人さんホントに乙です!

>さすらいの。さん
思わず(;´Д`)ハァハァ…なんだが、今後どうやって(本編に沿った)展開になるのかが
想像できないので、続きが楽しみです。
…とは言いつつ、少しセリスが不憫かも。(w

237:新緑(1)
03/04/01 03:12 pjJhKxQf
背の高い草に埋もれるように、数軒の家屋が残っていた。
かつて一度焼け崩れ、今は濃い緑に埋もれた集落のすみ、
何とかそこだけ整えられた一角に、ひとつの家族が住んでいた。

背中に赤ん坊を括った母親が、ニコニコとお茶を運んでくれた。
深草色の髪の少女が、ありがとうと振り返った。
「ゆっくりしていってくださいね」
その声は、母親というには少々若かった。

三人分のお茶を受け取って、緑の少女は珍しい来客に微笑んだ。
素敵な金髪のお姉さんが、セリス。
黒髪のお兄さんが、ロック。セリスの、たぶんとても大切な人。
一年ぶりくらい、でも懐かしい友達だった。

懐かしい再会は、とりあえず、天気と景気と土地の話になる。

セリスの言葉なら、この廃村は「奇跡」。
彼女が見た荒廃した世界で、生き残り再生する希少な土地。
ロックの言葉なら、この廃村は「故郷」。
彼にとっての意味は、旅の途中で立ち寄り、通り過ぎる場所。
二人を迎える少女、ティナにとって、ここは「家」。
家族がいるところ。


238:新緑(2)
03/04/01 03:12 pjJhKxQf
開け放たれた窓の外を、作業服のオッサンが走っていった。
おおっ?と声が戻ってきて、窓から覗きこむ。

「何だー。来てるなら教えてくださいよ」
両手に抱えた鍬と鋤、肘から下げたバケツ。
その笑顔は、父親というには少々若かった。

でぃーーん、と遠くから子供の声が合唱する。
アイヨォーーー!! と応じる声で、部屋がビリビリ震えた。

ひょいとテーブルの菓子を覗きこみ、
こりゃ美味そうだ後でぜひご一緒させてくださいそれじゃ、と
農具をがっちゃがっちゃと鳴らしながら、作業服は走っていった。


「ロックとセリスにも、いつか赤ちゃんが生まれるのかな」
テーブルのセリスはティーカップを落としかけ、
立ち飲みのロックはゴホッとむせた。ゴホッゴホッ

「わた、したちは、そういう関係ではないわ」
「ふーん?」
棚を眺めるフリのロックが、肩越しに視線を寄越すが、無視だ。


239:新緑(3)
03/04/01 03:13 pjJhKxQf
「こ、この花。見覚えがあるな」
棚に飾られた一輪だけの造花。
カイエンが送ってくれたのよ、と簡単に話題がそれた。

最初は鳩だったんだけど、今は郵便が来てくれる。
このご時世にそりゃあ凄い、とロックが感心した。
郵便屋さんが来るたびに、お茶とお菓子とお話。
おかげで、お茶をいれるのが上手になった。

「みんなが手紙をくれるわ」

ティナのことは、みんな気にかけているから…
セリスは、最近の筆不精をちょっとだけ後悔した。

見れば部屋の隅に、カイエンの作品集が並んでいた。
それは紙の風車、それは紙のランプ。
ティナはひとつひとつ、嬉しそうに解説する。
ふーん。これは?と聞くと、お気に入りの一品だった。

「バンブー・ドラゴンフライ。樹皮製の小型飛行ユニット。
 ちょっと貸して。こうやってプロペラを回すと、ほら」

プロペラが空中に半円弧を描き、
紙張りの傘を眺めるロックの鼻先をびぃーんと掠めて、
木の壁にガツッと刺さった。ああ、手裏剣なんだ。


240:新緑(4)
03/04/01 03:15 pjJhKxQf
丘の上から見下ろすと、家は本当に緑に埋もれて見えた。
少女二人は日向に腰をおろした。
ロックは、家でプロペラをいじっている。

美味しいお茶の入れ方の講義が終った。
ティナは、聞きたいことは今日中に全部聞いておくつもりらしい。
「なんて言ったっけ、あの赤い花。あれを家の前に咲かせてみたい」

薔薇を育てるのは難しい、と最初に断って、セリスは講義を始めた。
こうしていると、妹みたい。緑の髪に、赤いリボンが揺れた。

てぃーなー。
小さな女の子が、情けない声で丘を上ってきた。
はーいどうしたの、と起き上がるその声に、セリスはドキッとした。

同い年なのに、年下だと思っていた少女が
その瞬間、とても大人びて見えた。
ティナは何だか所帯じみたわね、とセリスが口にすると
セリスがやさぐれたのよ、とティナがやり返した。
新緑の丘に、少女たちの笑い声が風に乗った。

女の子は、いつしか泣き止んでいた。
その髪にそっと触れてみる。
濡れた瞳に、綺麗だな、とセリスは思った。


241:まずい魚
03/04/01 03:18 6LpufLZm
よくわからんが、ティナスレから来る人がいるらしいので
ティナ絡み。でもセリスの話。微量に少女風味。
手前ミソだけど、前スレの『夕陽』の続きのつもり。

眠ひ。

242:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/04/01 08:34 CMX9KyMc
魚さんの少女風味は珍しいような…
乙です、(・∀・)イイ!

243:さすらいの。
03/04/01 19:13 kfiNMAwQ
●腐った林檎79●


―私は、夢を見た。
(遠い、昔、昔、昔の)
(小さい頃の、私…)
(誰?私を呼んでるの)
(すごく、笑ってる)
(―そうだ、私はこの人に遊んでもらうのが好きだった)
(身寄りのない私の世話を)
(大好きだったよ)
(―でも、どうして)
(顔が、思い出せないよ…)
「…ナ、ティナ!!」
「ん…?」
ティナが気がつけば、リルムが心配そうな顔でティナの顔を覗き込ん
でいた。ここは帝国城の客室。会食の後、部屋を与えられたのだ。ど
れくらいの期間滞在するかは、まだわからなかった。ロックが不満そ
うな顔でこんなことしてる場合じゃねえのに、と言っていたことを思
い出す。
「すっごいうなされてたよ?大丈夫?」
「え…?」
ティナが気づく。身体中、汗びっしょりだった。


244:さすらいの。
03/04/01 19:13 kfiNMAwQ
●腐った林檎80●

「タオル、取ってくるよ」
リルムが洗面所まで走る。その間、ティナは先程の夢の事を思い出そ
うとしていた。幼い自分を呼ぶ声。暖かい、優しい。―でも、あれは
?ティナがよっぽど考え込む仕草をしていたのか、戻ってきたリルム
は不思議そうな顔をする。
「…変」
「ん?あ、タオルありがとう」
「…どういたしまして」
リルムがティナの横に座り、身体を拭くのを手伝う。いいよ、とティ
ナは言ったが、世話好きのリルムはなおも手伝っていた。ふと、リル
ムの手が止まる。
「…どうしたの?」
「ティナ、胸小さいね」
「…悪かったわね」
ティナがふてくされたように頬を膨らまし、嗤う。リルムも嗤う。
「これがさ~もしロックだったらさ、死ね、とか言っちゃうんだよ~
ったくあの暴力淫猥喫煙岩男は」
「だろうね」
二人、顔を見合わせて嗤う。
「…セリスは」



245:名前が無い@ただの名無しのようだ
03/04/01 20:59 uBBp/nfb
さすらいの。さん更新乙です! いつも楽しませてもらってるYO!!
ティナの夢が今後どう繋がっていくんだろう?

ところで、細かくてどーでも良い様な事なのかも知れないんですが、
「嗤」って言う字はあえて使ってるんでしょうか?

いや、ティナとリルムの「嗤う」姿ってもの凄く恐いなと思いまして。。。。(w
(´-`).。oO(漏れのイメージでつ。「嗤う」ってなんか見下したというかそう言う意味
       含んでる印象があったもんで。
       >>24の嗤うと同じ意味合いなのかな~? ……細かくてスマソ)

246:リク受屋
03/04/01 22:40 xKkoQvrk
「そこまで言うことないじゃない!」
 とうとう、セリスの堪忍袋の緒が切れた。彼女が朝から懸命に
なって完成させたケーキに向かって、ロックが一口スプーンをく
わえるごとにいちいち指摘を入れていたのだ。あまりのセリスの
剣幕に、もともとのどんぐり目をことさら丸くしてあっけに取られ
ていたロックは、しかしはっと我に返って、
「だって『どうかしら』って聞いただろ!」
「言ったけど、けなしてくれなんて頼んでないわ!」
「けなしたりなんかするもんか!」
「けなしてるじゃない!」
「そう思うんなら始めから俺に感想を聞かないでくれよ!」
 エドガーには全部分かっている。セリスが本当はどんな言葉が
欲しかったのか、ロックが彼女の台詞をどう受け止めていたのか、
何もかも分かっている。百戦錬磨のエドガーに言わせれば、まあ、
ロックに心の細やかさが足りないのが悪いのだけれど、もともと彼
はそんなタチの男ではないし、セリスもそんなことはとっくに知って
いるはずだ。
だが、そこで『ないものねだり』をしたいのもまた女心というもの。
そりゃあ考えても見たまえ、生涯生きてきて初めて作ったケーキ
だ! たとえどんな出来であったにしろ「初めてにしちゃ上出来じゃ
ないか!」─と言ってもらいたいのは、すぐにでも分かるはずだ
ろう? そこが分からないロックという男の、実直さというか鈍感さ
というか……

247:リク受屋
03/04/01 22:42 xKkoQvrk
フォローはあえて出さないことにしようと、彼はセリスの
ケーキを口に運びながら考える。もしも自分がロックの代
わりに美味しくできてるよ、なんて言ってやった日には、きっ
とこの喧嘩はちょっとしたボヤどころじゃ済まないはずな
のだ。ほら、エドガーはこんなふうに言ってくれるのよ、と
自分の台詞を燃料にしてますます業火が燃え盛るに違い
ない。それだけは避けねばならない。
だが、
「分かっちゃいねぇなー、」
 二人の様子を端から眺めていたセッツァーが突如として
口を挟んだ。熱のこもりきった言い争う二人とは対照的な、
まさに冷や水のごとき声。
「男ならお世辞でも美味かったの一言くらい、言ってやれよ
な」
 そのものずばりの直球勝負。嘘もお世辞も一切かませな
い、それから遠慮のひとつもない歯に衣着せぬ真っ向から
の指摘に、ロックは思わず固まった。
「でもな、男に物食わせるなら、それなりに食えるもんを出
す努力もしな。せめて卵のかけらくらいには気づけよ」
 言うなり彼は、器用に舌の上に卵のかけらを一片乗せて、
ぺろりと出して見せた。セッツァーもまたエドガーと同じよう
に、黙々とケーキの試食をしていたのだった。が、目の前で
やかましく繰り広げられる喧嘩に嫌気が差したらしい。
セッツァーの一言は本当に冷や水の効果を発揮したよう
で、二人は急に押し黙ってしまった。お互いに目をそらして、
居心地悪そうに突っ立ったままだ。……ふむ、どうしたもの
か、とエドガーは思案する。セッツァーの言葉はいつでも性
急で荒療治、ときにこんな気まずい空気を漂わせる。今こ
そフォローが必要だ。

248:リク受屋
03/04/01 22:43 xKkoQvrk
「……なんだったら、二人で作ってみてはどうかな?」
 口に出してから、我ながら名案だと心の中で指を鳴らし
た。
「一人のせいにするからよくないのさ。君たち二人で美味
しいケーキを作る努力をすればいい。もしも美味しくでき
たならそれは二人の成果、そうでなかったのならまたもう
一度─そうだろう?」
「お、そいつぁいいな」
「だろう? おっとそうだ、もしその試食のときは、砂糖以外
に混ぜものはしないでくれよ? 私はこれ以上甘いものは
苦手なんだ」
 エドガーはそんな皮肉めいた冗談を言って、茶目っぽく
微笑んでみせる。ついでにセッツァーがいかにも嫌味っぽ
くお好きによろしくやりな、と席を立って行ってしまった(内
心エドガーは、なんておいしい演出をするやつなんだと歯
噛みした。余計に煽り立てているようなものじゃないか!)。
そしてあっさりと和解してしまう二人も、なかなか単純な
性格ではあるのだけど。

249:リク受屋
03/04/01 22:49 xKkoQvrk
リクエスト「喧嘩して仲直り」ですが、
仲直り部分が非常に弱いので、
エローリ展開に持っていって頑張ってみようと思います(w
結局、現実でも仲直りはセクースですしね……

ちなみに>145-146の続きは普通に書くの忘れてました(w
エローリで終了を目指します。努力します。
誕生日ネタはちとお待ちを。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch