DQ・FF連盟、バトロワ参戦!! PART2 at FF
DQ・FF連盟、バトロワ参戦!! PART2 - 暇つぶし2ch1:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 08:05 xyL919vP

━━━説明━━━
こちらはDQ・FF世界でバトルロワイアルが開催されたら?というテーマで、
主にsage進行で進められている、全員参加型リレー小説スレッドです。
全てのレスは、スレ冒頭にあるルールとここまでのストーリー上
破綻の無い展開である限りは、原則として受け入れられます。
レス内容に「ものいい」のレスが付けば、当該レス者同士を含めての雑談スレへの移動となり、
判定が行われます。ストーリー以外のレスは雑談スレで行われます。
前スレ DQ・FF連盟、バトロワ参戦!!
スレリンク(ff板)
FFDQバトルロワイアル感想・雑談・討論用スレ
スレリンク(ff板)

説明は>>2-10…に収めたい。

2:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 08:06 i3hM/6xf
新井最高

3:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 08:06
+基本ルール+
・参加者全員に、最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう。
・参加者全員には、<ザック><地図・方位磁針><食料・水><着火器具・携帯ランタン>が支給される。
 また、ランダムで選ばれた<武器>が1つ、渡される。
 <ザック>は特殊なモノで、人間以外ならどんな大きなものでも入れることが出来る(FFUのポシェポケみたいなものです)
・最後の生存者のみが、安全に帰宅することができる。
・日没&日の出の一日二回に、それまでの死亡者が発表される。

+首輪関連+
・参加者には生存判定用のセンサーがついた『首輪』が付けられる。
 この首輪には爆弾が内蔵されており、着用者が禁止された行動を取る、
 または運営者が遠隔操作型の手動起爆装置を押すことで爆破される。
・24時間以内に死亡者が一人も出なかった場合、全員の首輪が爆発する。
・日没時に発表される『禁止技』を使ってしまうと、爆発する。
・日の出時に現れる『階段』を二時間以内に降りなかった場合も、爆発する。

+魔法・技に関して+
・初期で禁止されている魔法・特技は以下の通り↓
「レイズ」「アレイズ」「リレイズ」「フェニックス(転生の炎)」
「ザオラル」「ザオリク」「ザオリーマ」「メガザル」「メガザルダンス」「精霊の歌」その他、復活系の魔法・特技
・全体攻撃の範囲は「攻撃側から見えていて、なおかつ敵と判断した相手全て」。


4:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 08:07
※現在の禁止技:
 復活系の魔法・特技。
 ルーラ、バシルーラ、テレポなどの転移呪文・魔法。および、リターン、デジョン。

+戦場となる舞台について+
このバトルロワイヤルの舞台は日毎に変更される。
毎日日の出時になると、参加者を新たなる舞台へと移動させるための『旅の扉』が現れる。
旅の扉は複数現れ、その出現場所はランダムになっている。
旅の扉が出現してから2時間以内に次の舞台へと移らないと、首輪が爆発して死に至る。

現在の舞台はアリアハン→FF6帝国領への移り変わりの時期。


5:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 08:07
━━━お願い━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活は認めません。
※新参加者の追加は一切認めません。
※書き込みされる方はCTRL+F(Macならコマンド+F)などで検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。
※参加者の死亡があればレス末に、【死亡確認】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります故。注意してください。
※その他詳細は、雑談スレでの判定で決定されていきます。
※放送を行う際は、雑談スレで宣言してから行うよう、お願いします。
※最低限のマナーは守るようお願いします。マナーは雑談スレでの内容により決定されていきます

6:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 11:50
生存者リスト
【ガライ 装備品 銀の竪琴(破損、ただし弦を張り替えれば使用可)  現在位置 新フィールドへ 行動方針 特になし】
【ホイミン 装備品 大地のハンマー(装備不能) 現在位置 新フィールドへ 行動方針 特になし】
【グレーテ 瀕死 腹部に怪我 足を負傷 右腕に火傷) 所持武器:裁きの杖 現在位置:旅の扉で移動中 行動方針:逃げる】
【アモス/ファリス/ロック 
 所持武器:妖剣かまいたち 水・1,5リットル/食料3ヶ月分&毒薬 水1,5リットル×2 吹雪の剣/クイックシルバー フィアーの書×7
 現在位置:旅の扉で移動中
 行動方針:レナの捜索】
【アリーナ/ギルバート/リディア
 所持武器:イオの書×4 リフレクトリング/なし/なし
 現在位置:移動中
 行動方針:不明】
【ソロ 装備品 スーツケース核爆弾 現在位置 新フィールドへ 行動方針 デスピサロを倒す】
【ティファ 装備品 無し 現在位置 西部山脈南部 行動方針 クラウドたちを探す】
【ティーダ/アルス:生存。落ち込み気味。 所持アイテム:いかづちの杖/鋼の剣 行動方針:新フィールドへ。ゾーマを倒す(ゲームを中止する)】


7:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 11:51
【デスピサロ:生存 所持アイテム:正義のそろばん、『光の玉』について書かれた本 行動方針:新フィールドへ。所持している本を手がかりに進化の秘宝を求める】
【バーバラ/レナ:シーフ 所持武器:果物ナイフ/メイジマッシャー 現在位置:旅の扉で移動中 行動方針:仲間の捜索/ファリスの捜索】
【サマンサ 所持武器:勲章(重装備可能) 現在位置:旅の扉で移動中 行動方針:アモスの「変身」の謎を知りたい】
【バッツ:魔法剣士 白魔法/王子クーパー/王女アニー/パパス
 所持武器:ブレイブブレイド/天空の盾、マンゴーシュ/なし/アイスブランド
 現在位置:新フィールドへ
 行動方針:非好戦的だが、自衛はする。レナとファリスを探す。最終的にはゲームを抜ける/両親探し/両親探し/子供達の安全確保と両親さがし。最終的にはゲームを抜ける。】】
(パパスは遅れて扉に入ったため、はぐれる可能性もあります。)

【エビルプリースト 所持武器:危ない水着 現在位置:新フィールドへ 行動方針:天空の勇者(ソロ・クーパー)の始末。好戦的】
【エアリス:所持武器:無し 現在位置:新フィールドへ 行動方針:不明】

【セフィロス:所持武器:日本刀・正宗・へんげの杖 現在位置:移動中 行動方針:全員殺す】
【ギルガメッシュ 所持武器:エクスカリパー 現在位置:移動中 行動方針:移動中につき不明】
【カイン:所持武器:ビーナスゴスペル&マテリア(回復) 現在位置:移動中 行動方針:移動中につき不明】
【アーロン&リュック:所持武器:鋼の剣&無し 現在位置:移動中 行動方針:移動中につき不明】
(セフィロス カイン リュック アーロン ギルガメッシュ 生きていれば新フィールドへ ただし1人は下半身全損)


8:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 11:51
【クラウド 所持武器:ガンブレード 現在位置:新フィールドへ 行動方針:不明】
【リノア 所持武器:妖精のロッド・月の扇/ドロー:アルテマ×1 現在位置:新フィールドへ 行動方針:スコールに会う】
【セリス 所持武器:ロトの剣 現在位置:新フィールドへ 行動方針:不明】
【アーサー 所持武器:ひのきの棒 現在位置:新フィールドへ 行動方針:不明】
【デッシュ 所持道具:ミネアの首輪 現在位置:次の世界 行動方針:エドガーと合流と首輪の解除】
【セーラ 装備品 癒しの杖 ブレイズガン 現在位置 新フィールドへ 行動方針 レオンハルトを探す】
【ハーゴン/マゴット 武器;グロック17、グレネード複数、ムーンの首、首輪×4/死神の鎌 場所;移動中 行動方針;ゲームから脱出/仲間との合流ゲームの脱出】
【ゼニス 所持武器:? 現在位置:旅の扉内 行動方針:物見遊山】
【エドガー 現在位置:新フィールドへ 武器:ボウガン&天空の鎧(装備不可) 行動方針:魔法使い、デッシュを探し首輪を解除する】
【リバスト 所持武器:まどろみの剣 現在位置:新フィールドへ 行動方針:互いが合意の上で、剣による戦いを行う】
【アイラ 所持武器:チェス板、駒 現在位置:旅の扉内部 行動方針:マリベルの捜索】
【テリー 所持武器:チキンナイフ 現在位置:新フィールドへ 行動方針:謎の剣士の敵を取る】
【ティナ 所持武器:エンハンスソード、プラチナソード 現在位置:新フィールドへ 行動方針:仲間を探す 備考:テリーに殺されるのならばかまわない】
【セシル 所持武器:暗黒騎士の鎧 ブラッドソード 源氏の兜 リフレクトリング 現在位置:新フィールドへ 行動方針:皆殺し(ハーゴンorエドガーを最優先ただし遭遇すれば他のキャラでも殺す)】
(セシルはエドガー、ハーゴンを殺せば新たな力を得るということをエビルマージと契約済み)
【ラムザ ジョブ:忍者 スキル:白魔法 装備武器:天空の剣 対人レミラーマの杖 現在位置:次の世界 行動方針:アグリアスを探す】
【ヘンリー 所持武器:ミスリルアクス 現在位置:新フィールドへ 行動方針:皆殺し】


9:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 11:52
【ジタン、フライヤ 所持武器:仕込み杖、エストック 現在位置:新フィールドへ 行動方針:ヘンリーを追う】
【ピエール/マリベル/ビビ/フローラ(右腕喪失) 所持武器:珊瑚の剣/エルフィンボウ/ギサールの笛/爆弾岩×10 現在位置:新フィールドへ
 行動方針:とりあえず状況説明・とんぬらを探す】
【ラグナ 所持武器:? 現在位置:旅の扉内部 行動方針:スコールの捜索】
【エリア:生存 所持武器:ミスリルナイフ 現在位置:新フィールドへ 行動方針:現状の打開】
【イリーナ 所持武器:銀玉鉄砲(おもちゃ) 現在位置:新フィールドへ 行動方針:弱そうなヤツを脅して武器を奪う】
【ティファ 所持武器:ボムのかけら×5 現在位置:新フィールドへ 行動方針:クラウドを探す】
【オルテガ 所持武器 水鉄砲 グレートソード 覆面 行動方針 新フィールドへ アルスの存在を確認する 確認したら合流する】
【導士 所持武器:天罰の杖、黄金の腕輪(進化の秘宝) 現在位置:新フィールドへ 行動方針:なるべく動かない。戦闘は避ける】
【ケフカ 所持武器:弓と毒矢(49本)と解毒剤 現在位置:新フィールドへ 行動方針:施設の整ったところで首輪を複製。】
【ザックス 武器:バスターソード 現在位置:新フィールドへ 行動方針:非的好戦的、女性にはやさしく。
【モニカ 所持武器:ブロードソード 現在位置:旅の扉内 行動方針:グレーテを探す 少しパニックは収まってきている】
【ゼル 所持武器:イオの書×3 現在位置:新フィールドへ 行動方針:スコール達を探す】
【ピピン/エーコ 所持武器:大鋏 現在位置:新フィールドへ 行動方針:ジタンを探す、できれば他の仲間にも会う】

10:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 12:02
【ホンダラ 所持武器:加速装置(作動中) 現在位置:旅の扉 行動方針:敵から逃げ回る】

【トーマス 所持品:鉄の爪 薬草×10 トム爺さんの分の食料 手紙 碁石(たくさん) 現在位置:東部民家より旅の扉へ 行動方針:生き残る】
【ホフマン/メルビン/ライアン/ルーキー/ガウ 現在位置:ワープ中
 所持武器 ギガスマッシャー/虎殺しの槍/?/ブーメラン/なし
 行動方針 とりあえずクイナをさがす
【クイナ 現在位置 旅の扉を物凄い勢いで落下中 行動方針 スライムをたべる 】
(クイナははぐれる可能性あり。)
【アグリアス ジョブ:ホーリーナイト スキル:時魔法 装備武器:スリングショット 現在位置:新しい世界へ 行動方針:剣の確保とゲームにのる】
【ラファ ジョブ:天道士 アビリティ:黒魔法 所持武器:鉄扇 モーニングスター なべのふた 現在位置:移動中 行動方針:ラムザとの合流】
【とんぬら(DQ5主人公) 所持品:なし 現在位置:新フィールドへ 行動方針:パパスに会う】
【スコール 所持品:氷の刃 現在位置:新フィールドへ 行動方針:人形状態? ?→とんぬら】
【エッジ 所持武器:忍者ロング 現在位置:移動中 行動方針:リディアの保護】
【フラットレイ 所持武器:ダイヤソード 現在位置:新フィールドへ 行動方針:どこかに隠れる】
【ベアトリクス 所持品:なし 現在位置:いざないの洞窟側の森 行動方針:放心状態。左腕が潰れている】

(新フィールドに、エドガーのここまでの研究結果を記したメモが十枚、ばらまかれました。)


11:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 12:14
FF6帝国領マップ情報

URLリンク(ff6.guide.free.fr)
ここを参照のほど。南部の島です。
NO21アルブルクの町
NO22ツェンの町(付近の森にチョコボ屋)
NO23マランダの町(付近の森にチョコボ屋)
NO24帝国首都ベクタ(魔導工場・魔導研究所)
NO25封魔壁
NO26封魔壁監視所


12:スラリソ ◆5VrxCs/8kA
02/10/22 12:19
直リンスマン…
FF6帝国領マップ情報

URLリンク(ff6.guide.free.fr)
ここを参照のほど。南部の北海道の形に似た島です。
NO21アルブルクの町
NO22ツェンの町(付近の森にチョコボ屋)
NO23マランダの町(付近の森にチョコボ屋)
NO24帝国首都ベクタ(魔導工場・魔導研究所)
NO25封魔壁
NO26封魔壁監視所

これらが次回の舞台となる帝国領の村町情報です。

13:ゾーマ ◆RwZOMA/dbM
02/10/22 14:23
帝国領最東部に聳える、荘厳且つ幽玄な丘陵。
その峰々の隙間からほど走る陽光を浴び、巨大な鉄の城は黄金に輝く。
鉄の城の壁面からは、数多くのパイプやら煙突の様なものが突き出ており、
その全てが白煙を吐き続け、幾千もの白線が暁の空へと立ち昇って行く。
至る所から断続的に聞こえてくる金属音は、
主を失い、永遠のルーチンを強いられた機械達の悲鳴のようで……。

ガストラ帝国―機械に支配された、鋼鉄の世界。

アルスとティーダは、鉄の城の頂に設置された双頭クレーンの間に座り、
眼下に広がる鉄と石で構成された街を見下ろしていた。
朝焼けに染まるそのパノラマは、
アルスにとって「機械」という未知なる存在が蔓延する未来文明であり、
一方、ティーダにとっては、博物館でしか見たことが無いような、
旧式で無骨な機材が所狭しと立ち並ぶ、古代文明とも言えるものであった。

勇者は微動だにせず、最も高い場所から街を俯瞰する。
彼の炯眼は、如何に小規模の戦闘であろうと見逃さないであろう。

この状況故の焦燥から生まれた戦闘であれば、説得し、止めさせる。
この状況故の愉悦から生まれた戦闘であれば、大魔王さえも打ち倒した力をもって、裁く。

勇者ロトの正義は、どんな世界に於いても、決して変わる事は無い。

【アルス/ティーダ
 所有アイテム:鋼の剣/いかづちの杖
 現在位置:魔導研究所(?)の頂、双頭クレーンの場所
 行動方針:帝国首都内での戦闘を発見し次第駆けつける/
 PKK(プレイヤーキラーキラー)/最終的にはゲームを覆す】

14:1/2
02/10/22 15:11
あのターバンの男は無事だっただろうか?
ベアトリクスは、いざないの洞窟の近くに座り込んだままそんな事を考えた。
今は物言わぬ屍でしかないガーネットを胸に抱いて。

ベアトリクスは見ていた。真っ赤に染まった剣を持った少年が、いざないの洞窟に入っていくのを。
あの中には、ターバンの男が居たはずだ。まあ、とっくに次の舞台へ移動したとおもうが。

「っ…!」
何気なく身をよじった拍子に、つぶれた左腕がずきりと痛む。
ふふ、と、ベアトリクスの眼帯に隠されていない方が笑みの形を作った。
もう少しの辛抱だ。もう少し痛みに耐えれば、ガーネット様の元に…。

気がつけば、視界がぶれていた。震えている?いや、地面が揺れている。地震だ。
同時に、首輪がうぉんうぉんとうなり声を上げ出す。
ベアトリクスには、それが福音に聞こえた。天使が自分をガーネットの下に連れて行ってくれると、思った。

15:1/2
02/10/22 15:13
ふと海の向こうを見れば、海が崩れ去っていた。
まるで鏡を割るかのように、穏やかな海面をたたえたまま、ばらばらになって無限の闇に落下していく。
それを確認した瞬間、首輪は唸る事を止めた。
(ガーネット様…!)
目を瞑り、ガーネットを強く抱きしめる。

ぼん、と、どこか遠くで音がした。同時に抱いたガーネットの感覚が消失し、頬が風を切る感触がそれに変わる。
だが、それも一瞬の事。どんっと言う衝撃を頭に喰らって、ベアトリクスは目を開けた。と言うよりは、衝撃で勝手に開いた。
首のない自分が、ガーネットを抱いている…。
その光景を網膜に焼き付けたまま、吹き飛んだベアトリクスの首はその一切の思考と生体機能を停止した。


崩壊は、あっさりとしていた。
空高くから見れば、それは大陸を映しだした鏡が割れていく様に見えただろう。
至極あっさりと、数々の死を貪欲に飲み込んだ大陸は消えた。

【ベアトリクス:死亡】
【アリアハン大陸:消失】

16:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 16:01
空間が裂け、一組のパーティが姿を現す。
どうやらはぐれたものはいないようだ。
辺りを見回す。主なき工場は今も動き続けている。
「ここは魔導工場のようだな。」
「知っているのか?」
リーダーはアモス。そして側にいるのはファリスとロック。
「ああ、どうやら現在の舞台は俺がよく知っている舞台だぜ、アモッさん。」
「それは心強いな。…俺には何がなんだかよくわからん。」
アモスは頭をかく。ファリスがはははと笑う。
「とにかくどうするんだ。アモス。」
「役立つものはないか探してみようか。」
アモスは辺りを見回す。クレーンにベルトコンベア、エレベータに目の前にある、プロトアーマー。
アモスの目にはどれも新鮮なものに見えた。
「ああ、アモッさん、そのプロトアーマーは動かないぜ。動力部がはずされている。」
背後からロックの声が聞こえる。
「俺の知り合いのエドガーなら動力部を作ることはできると思うが…俺には無理だぜ。」
「それは残念。…そっちは何か見つかったか?」
「…正直、何が有用で何がそうでないかがよくわからない。修理器具らしいものしか見つからないな。」
ファリスは頭を振る。正直参っているようだ。
「先にメシにしないか?腹が減ってきた。」
「そうだな。…アモッさん!何やってんだ?」
「このプロトアーマーとやらの装甲をはがしてみる。何かに使えそうだからな。先に飯食っててくれ。」
そういってそこのプロトアーマーから無理やり装甲をはがし始めた。
ロックたちは先に食事をとることにした。

【アモス/ファリス/ロック 
 所持武器:妖剣かまいたち 水・1,5リットル/食料3ヶ月分&毒薬 水1,5リットル×2 吹雪の剣/クイックシルバー フィアーの書×7
 現在位置:魔導工場
 行動方針:食事 レナの捜索 アモスはプロトアーマーの装甲をはいで何かを作成中】


17:1/3
02/10/22 16:17
「クーパー!アニー!絶対に離れるなよ!」
破壊的なうねりの中、クーパーとアニーを小脇に抱いたままバッツは叫んだ。
あの魔道士をまいて、旅の扉に飛び込んだとたんこれだ。
外からの魔力が旅の扉に影響し、まるで嵐の中に放り込まれたようだ。
嘔吐感を堪えつつ、バッツは目を見開く。
自分の手元も見えない蒼の奔流の中、遠くに紅い光が見えた。
(出口…?)
そう思った瞬間には、乱暴に旅の扉の異空間から乱暴にはき出された。

「どわっ!」
乱暴に固い地面に放り出されて、バッツはそれでも何とか受け身を取って立ち上がって…。
「うわっ!」「ぐぇっ!」
そのとたん、後ろの空間からクーパーがはき出されてきて、バッツは地面にものすごい勢いでキスをした。
「きゃあ!」「ごぶっ!」「どあ゛っ!」
悪い事は重なる物。続けてはき出されたアニーのおしりをまともに喰らって、クーパーとバッツは情けない悲鳴を上げた。
「ご、ごめんなさい…。」
顔を赤らめながら、アニーがそそくさとクーパーの上から退く。
クーパーも同じように立ち上がり、地面と熱い抱擁を交わしていたバッツもようやく立ち上がった。
「二人とも…怪我無いか?」
少々痛む頭を押さえながら、バッツは双子に聞いた。双子は揃って首を横に振る。
やれやれ、あれだけやって3人とも怪我がないとは、よほど悪運が強いと見える…。

18:2/3
02/10/22 16:19
(…3人?)
自分たちはたしか、自分とクーパーとアニーと…。
「…パパスおじさまが、いない…。」
アニーが小さく呟いた。そうだ、あの、頼りになる男がいない。
そう口に出したとたん、アニーは青くなって震えだした。クーパーも、びくっとなって辺りを見回す。
バッツも、一瞬戸惑った。心の中で。
だけどすぐに、頭の隅の方の冷静な部分が囁いてくる。
こんな時、パパスならどうした?あるいは、父ドルガンであったなら…。

「…大丈夫だ。」
しばしの沈黙の後、バッツは確信を込めてそう言った。
「パパスさんが死ぬはず無い。最後まで行けば逢える。パパスさんとも。二人の親とも。」
レナとファリスとも…逢える。最後まで、ゾーマの前まで行けば。その過程で、絶対に。
双子が、未だ不安げにこちらを見返してくる。バッツは、力強く頷いた。
「うん…そうだよね!」
「パパスおじさまも…お父様もお母様も…生きてるよね…。きっと。」
クーパーは得意の空元気を発揮して、アニーはバッツの言葉と気持ちを冷静に判断して、頷いた。
もう、不必要なまでに怯えては居なかった。

「さて…ここは何処かな?」
何となく気恥ずかしくなって、バッツは頭をかきながら辺りを見渡した。
狭い部屋だった。3メートル四方くらいの空間に、槍やら剣やらの武器が散らばっている。武器庫のようだが。
「いい所に飛ばされたかもな…。」
そう呟きながら、バッツは壁に掛かった盾に手を伸ばした。

19:3/3
02/10/22 16:23
ポロッ…。
バッツが手を触れたとたん、立派なこしらえの盾は真っ黒な炭の塊になって砕け散った。
「…。」
今度は横にある鎧に手を伸ばしてみた。同じく炭のようになってボロボロと崩れていく。
「…こんな出来損ない、飾っとくなよ…。」
ぼやきながら、今度は壁にある槍と剣を見て…
ボロボロボロボロッ…。
今度は、手を伸ばそうとする直前に崩れ落ちる。
…何となく、あのゾーマとか言うヤツにからかわれている気がする。
「…つまり、これは全部使えないってわけだ。」
いわば、背景なのだろう。この武器の山は。
バッツは舌打ちしながら、部屋の隅のドアの方に向かった。こんな張りぼてだらけの部屋に用はない…。
「あったー!バッツ兄ちゃん!使える武器があったよ!」
その、クーパーの明るい声にバッツが振り返った。見れば、クーパーの幼い手に大量生産品のロングソードが握られている。
バッツはそれを見ながら壁に掛かった剣に手を伸ばしてみた。やはり触れる前にボロボロに崩れ、炭の塊に変わる。
「やっぱりからかってやがるな…。」
ゾーマへの対抗意識をもう一段階ランクアップさせながら、バッツは扉を押し開いた。なるべく慎重に。

【バッツ:魔法剣士 白魔法/王子クーパー/王女アニー
 所持武器:ブレイブブレイド/天空の盾、ロングソード/マンゴージュ
 現在位置:封魔壁管視所武器庫
 行動方針:非好戦的だが、自衛はする。レナとファリスを探す。最終的にはゲームを抜ける/両親探し/両親探し】


20:1/2
02/10/22 18:49
痛い・・・・・闇の中少女は自分の全身を襲う痛みに悶えていた
特に脇腹と背中が痛い、まるでそこにだけ力が集中しているようだ
と、その時、肉が弾け脇腹と背中から何かがずるりと生えてくる・・・・脇腹からは足が
足といっても人間の足ではない蜘蛛の足だ、さらに背中からは巨大な蝙蝠の翼が覗いている

「あ・・・・あたし・・あたし」
少女は自分の身体の変化に恐怖の喘ぎをもらす
痛みは未だに続いていたが、それよりも身体が熱いまるで溶けてしまいそうだ
見ると自分の両腕が溶けて、鉤爪状のものへと形が変わっていきつつある
さらにその腹も溶けて、蟲としか形容できないおぞましい生物のそれへと姿を変えて行く
そのとき不意に闇が開ける、そこに立っていたのは------自分
おぞましい蟲の身体に自分の顔が乗っているのを見て、少女---リュックは悲鳴をあげた。
そしてまた暗転、おそるおそる瞳を開くと、そこは草原だった。
「あれ?」
リュックは不思議そうに周囲を見渡す、先程のあれは何だったんだろうか?

私・・・たしかあの男に斬られて・・・・・でもなんか大丈夫みたいだし
それに何だかいつもより身体が軽いや
そういえばなんだか嫌な夢を見てたようだけど、思い出せない、なんだろ?まぁいいや
アーロンとはどうやらはぐれてしまったようだ、それにティーダも探さないと
リュックは少しだけ自分の状況を怪しんでみたが、やがてそんなことは忘れて平原の中へと
消えていった。

それを密かに見送る影がある、エビルマージだ
彼が下半身をセフィロスに寸断され、虫の息だったリュックを施術によって回復させたのだ
だが、どうして?

21:2/2
02/10/22 18:49
彼の長年の研究である、あらゆる魔物の長所を集め究極の魔物を生み出す-----
それは魔王バラモスの骸とアルテマウェポンを基本ベースとすることでほぼ完成の域に近づいていた。
だが、それでも今のところそいつは培養槽の中で蠢く肉塊でしかなかった
あまりにもハイブリッドが進みすぎた結果、肉体の異常進化・増殖を抑制する方法がなかったのである
それさえ解決すれば、精神のコントロール方法についてはすでにある程度の目処がたっているだけに
エビルマージの野望----------ゾーマを玉座から追い落とし、自らが新たなる大魔王として君臨する-------
ことも夢物語ではなくなるのだが・・・・・・・

そう、リュックに施した施術こそ
彼女の身体にそいつの肉体の一部を植えつけた事に他ならなかった。
その繁殖・復元力はわずかな時間で彼女の下半身を完全に復元した事でも充分に窺い知れる
果たしてその行きつく果てはいかなる事になるものか・・・・・・
まさにエビルマージにとってリュックは興味深い実験材料であった。

そして今まさに自分の肉体が少しずつ魔性の物へと変化しつつあることもしらず
リュックは元気に平原を駆けていた。

【リュック 装備 なし 現在位置 マランダの街北の平原 行動方針 仲間を探す】
(基本身体能力UP 超回復能力あり) 
 

22:1/2
02/10/22 18:54
リュックの姿が完全に見えなくなってから、エビルマージはゆっくりと動き始める
その時だしぬけに水晶玉からゾーマの姿が写しだされる
『エビルマージよ、セシルの件といい、先程からなかなか面白いことをしているようだな』
エビルマージは平伏し答える
「はっ!少々動きが少ないと思いまして」

『それにあの小娘に殖え付けた例の物は、失敗作ではなかったのか?』
「あれは確かに失敗作ですが、人体実験がまだでした物で・・・・・」
『まあよい、それよりも先のフィールドにまだ1人残っているようだが、いらぬ手出しをする暇があるのならば
己の立場について考えて見るのもまた良いと思うが』
「はっ、ただちに始末の方、つけてまいります」
エビルマージの返答を聞いてから、水晶玉からゾーマの姿が消える
エビルマージは水晶玉を懐にしまうと、先程までの戦場だったアリアハンへと降り立っていく
上手くいったと覆面の下で笑いながら・・・・・・


23:2/2
02/10/22 18:55

急速に崩壊していくアリアハンに降り立ったエビルマージは
ベアトリクスの始末をつけた後、大急ぎで岬の洞窟に向かう
そこにはあれがある・・・あれさえ手に入れれば我が野望は夢ではなくなる・・・・・・しかし

「ば、バカな・・・誰だ!誰が持ち去った!!」
岬の洞窟の奥深くで(おそらく異なる時空を流れに流れてそこに行きついたのであろう)
それの存在が確認されたとき、エビルマージは研究室の中で小躍りせんとばかりに喜んだものだ
例の魔物の肉体部分の制御はそこに安置されてあった腕輪に隠された進化の秘宝を解析し使用することで
初めて完成に向かうはずだったのだ・・・・・あれが手に入らないのならばゾーマ言うところの失敗作と
それほど変わりはしない。(彼はゾーマに研究は失敗したと伝えてあった)

戦場となっている間に用も無くこんなところに降りてしまえば流石に怪しまれる
だから戦場が完全に移行するまで我慢したというのに・・・・・・
あの腕輪は何もしらんやつにとっては古ぼけた骨董品でしかない

しかしそれに秘められた秘密を然るべき者に悟られると厄介な事になる
なんとかして取り戻さねば・・・・しかしゾーマに動きを疑問視されることにでもなれば元も子もない
すでに崩壊、消滅したアリアハンの上空で頭を抱えて煩悶するエビルマージであった。


24:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 21:43
―浮遊感…
…続いて、急激な落下感―

「ぶばっ!?」
豪快に地面と口付けを交わすイリーナ。
―ジャリッ
「……おまけにディープキスですかい…はぁ、ついてない」

ここが次のステージね。
えーっと、目の前には海。右には、こっちも海。左……も海。
じゃあ後ろ……!

やま。

「……………アレを越えて行け、と…?」
どっと疲れが出たイリーナは大きく息をつくと、その場に寝ころんだ。

【イリーナ 所持武器:銀玉鉄砲(おもちゃ)
 現在位置:島の最北端  行動方針:弱そうなヤツを脅して武器を奪う】



25:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/22 22:46

… … … … … … … …

目が覚める。体中が痛む。
「…どうやらまだ生きているようじゃの…」
満身創痍の体をグレーテは起こした。
旅の扉の前まで来て…あとは覚えていない。
どうやら落ちるように飛び込んだようだ。
そのまま気を失ったまま旅の扉を抜けて今、ここにいるようだ。
「ここはどこじゃ?」
地図を広げてみる。地図はアリアハンが描かれていたはずであったがそれはまったく違うものを描き出していた。
地図には4つの村が描かれていた。
今いるところはどうやら民家だ。窓の外を見る。ここは森の中の一軒家のようだ。
あれこれ観察しているうちに再び傷が痛み出した。
「出血はどうやら収まっているようじゃな…」
とにもかくにもこの傷では行動はできまい。
少し体を休ませることにした。

【グレーテ (瀕死 腹部に怪我 足を負傷 右腕に火傷 出血は収まっている) 所持武器:裁きの杖 現在位置:ツェンの近くの森のチョコボ屋 行動方針:休息】


26:オルテガ
02/10/23 18:18
青い線が体に絡み、ほどけては上の方に流れていく。
どこまでも青く不規則に歪んだ空間をゆっくりと下っていた。
旅の扉を使うのは初めてではない。出口が近くなると自然にスピードは落ちるはずだ。
しかし、一向に速度が落ちる気配は無い。こんなに時間がかかるものではないのだが。
「おかしいな。こんなに時間がかかるものでは、、、!!!」
唐突に風景の変化が急になった。落下速度が次第にあがってくる。そして自分の真下に出口があらわれた。
そして、速度を殺さぬまま出口に吸い込まれていった。

「なるほどな。出口に扉が無いとこうなるのか。」
変化に気づき着地に備えたため、なんとか無傷で着地できた。
周りを見渡すと、どうやら森の中のようだった。
「さて、どうするか。…ん?」
地面に奇妙な足跡がついていた。まるで大きいヒヨコのそれのような。
「…行ってみるか。」
そしてほの暗い森の中を歩き出した。


【オルテガ 所持武器 水鉄砲 グレートソード 覆面  現在位置 マランダ周辺の森
      行動方針 足跡をたどる アルスの存在を確認する 確認したら合流する】



27:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/23 18:49
「これはこれは。なんとも立派な門じゃのう…」
ゼニスは緊張感のかけらもない声でその門を見上げていた。
封魔壁、最深部。
幻獣界とこの世界をつなぐ唯一の門。
そこだけまったく違うものに見えた。
門を開けようと試みるが巨石で閉ざされている上自分の身長の数百倍の大きさがあろう門はびくともしない。
少し残念そうだがゼニスの表情は喜びに満ちていた。
「やはり、わしの知らぬものがたくさんじゃ…」
つり橋を引き返し、封魔壁の外のほうへ歩き出した。
この洞窟の外はどんな世界が広がっているのだろう。
まだ見ぬ世界に逸る気持ちを抑えて歩き出した。

【ゼニス 所持武器:? 現在位置:封魔壁のある洞窟最深部 行動方針:物見遊山(封魔壁から脱出)】


28:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/23 21:07
青い光の渦が急激に変化し、新たな舞台を映し出す。
ヘンリーは空中に放り出される前に体勢を整え、難なく着地した。
「……ッ」
が、彼は顔をしかめた。押さえたのは足ではなく、左の頬。
指の間から、醜く焼け爛れた肌が覗く。よくよく見れば、左腕にも火傷を負っている。
マリベルとビビが放った、火炎魔法の傷痕だ。
風がヘンリーの身体を撫でる度に、鈍く強い痛みが伝わってきた。
「…くそっ!」
我慢できないほどの痛みではない。左腕も、決して動かせないわけじゃない。
しかし、今持っている武器は、重量のある斧。
手負いの状態や、まして片腕などで満足して振りまわせるような代物ではない。
並みの相手なら、それでも呪文を駆使すれば、まだ仕留められるだろうが……
(ピエール……パパス、……それに、あいつ)
脳裏に、仲間と、死んだはずの恩人と、親友の顔が思い浮かんだ。
―3人の強さは本物だ。それは、間近で見ていた自分が良く知っている。
(こんな状態じゃ、不意をついてもあいつらを倒せねぇ……傷を治すか、もっと良い武器がないと……)
そこまで考え、ヘンリーはゆっくり歩き出すと、民家の中へと入っていった。

【ヘンリー(顔の一部と左腕に火傷) 所持武器:ミスリルアクス
 現在位置:アルブルクの町・民家 行動方針:皆殺し/ひとまず回復薬か武器を探す】

29:アーサー
02/10/23 22:00
蒼い光に飛び込み、何分、あるいは何秒かが経った。
渦の回りが速くなり、外へ放り出される。
「うわっ!」
難なく足で着地する、つもりだったがアーサーは勢いよく尻から落下してしまった。
「あいたたたた・・・・・」
彼は立ち上がり、付近を見渡してみた。
少し先には海が見え、その反対には森が見える。
「・・・大丈夫かな」
アーサーは頼りない武器を握りしめる(本当は変な銃剣だったんだけどな・・・)
「あ!」彼はとても重要なことを思い出した。
そして右手を握りしめ力を込めると地面に向かってある呪文を唱え腕を振り下ろした。
「ギラ!」
紅い帯のような形状の炎が手から放出され、土に当たり消えていく。
(そうだ。魔法戦士の僕には武器なんて必要ないんだ!)
とりあえず彼はマランダの方向へ進んで行った。
【アーサー 
所持武器:ひのきの棒 
現在位置:マランダと南の海の中間地点 
行動方針:マランダ方面へ移動】

30:1/3
02/10/24 05:11
旅の扉を抜けた先は……完全な異世界であった。
「????」
「あのな、その辺の建物の建築法や道端に生えてる草が微妙に違うぞ?」
さて今後の方針だが、
「………」
「確かにこれだけ首輪があればある程度の解析は可能だな、現在位置を確認したら取り掛かろう。」
周囲の様子からすれば町の様だがマップには複数の町が載っている、明日の朝町の名前
を間違えて爆死という可能性も無い訳ではない。
「……?」
うん?わしのマップに何か挟まってるな、多分ワープの途中で挟まったのだろうが…
「むぅ……」
このメモが真実だとすると……いやしかし……
「どう思う?」
わしはマゴットにメモを渡した。

31:2/3
02/10/24 05:13
あれから数分後、我々は位置を確認する為町の外で地形を監察していた、どうやら此処はツ
ェンらしいな。
「………」
あれからマゴットはメモを片手に考え込んでいる、我々の得意分野はあくまで魔法、その魔法を
アンチマジックで遮断されるとなるとやれる事はかなり制限される。
ぬ、う、う、う、……
「………」
「実験?」
「…………!」
む、確かに本当にアンチマジックが掛かっているか確認する必要があったな。
我々は早速実験の準備に取り掛かった。
「行くぞ。」
いってわしは首輪の一つを高く投げ上げる、それを追う様にマゴットの口から高く細い旋律が
流れ出てやがて力ある言葉へと変わる。
「メラ!」
チーン……
首輪は何の変化も無く地面に転がった。
我々は次の実験に取り掛かる、今度は首輪に町で発見した二本のロープを取り付け、一本を近
くの森の木に結び、もう一本を我々が引っ張るのだ。
「では始めるか。」
「………」
確かに首輪にはアンチマジックがかかっている様だ、にも拘らずゾーマが“魔力でコントロール
している”と、あのメモには書いてある、もしそうだとすればアンチマジックを抜ける為の何ら
かの手段が有る筈だ。ただそれだけで説明するとちと主催者側の頭数が……。
轟ッッッッッッ!!
「やはりな……」
爆発した首輪を見ながらわしは1人呟く、魔力でのコントロールのみだった場合の欠点、それは24
時間体制の監視が必要になる事だ……この爆発では首輪の中の確認は不可能だが威力がわかっただけ
でもよしとしよう。


32:3/3
02/10/24 05:16

「目立ちすぎたな、森に隠れるぞ。」
「………」
「チョコボ小屋?」
首輪の解析には便利だろうが、先に誰かがいた場合まず確実に奇襲を喰らうな、さてどうしたものか。
【ハーゴン 武器:グロック17、グレネード複数、ムーンの首、首輪×3
場所:ツェン付近の森 行動方針:ゲームから脱出】
【マゴット 武器:死神の鎌 
場所;ツェン付近の森 行動方針:仲間と合流、ゲームから脱出】
※アンチマジック確認しました。

33:ホイミン
02/10/24 17:55
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
初めての旅の扉を使った移動を彼は楽しんでいたのだが、、、
いきなり落下がはじまった。そして出口の向こうに見えるのは……石床………
「へぶっ!」
顔から落ちた。少し平たくなった顔をさすり、恨めしそうに出口を見上げ………
「どひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
ハンマーが落ちてきた。かなりのスピードで。
「なんとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
わけわからん叫び声をあげ、素早くみかわした。そしてハンマーが着地し、、、、、
建物全体が揺れた。小規模の地震だったが部屋中にある棚が倒れ、そこに並べてあったガラス瓶が音を立てて割れる。
ハンマーが何度もバウンドし、そのたびに新たな揺れが加わる。

そして一通りの破壊が収まった後、そこにホイミンの姿は無かった。よく見ると、倒れた棚に体を挟まれ気絶していた。
部屋の隅の方では、いくつもの薬が混ざってできたへんななにかが静かに排水溝へ流れていった。


【ホイミン 装備品 大地のハンマー(装備不能) 現在位置 アルブルクの町 道具屋 行動方針 気絶中】




34:1/3
02/10/25 16:01
「…。」
ひゅうひゅうと肌寒い風が吹く草原。野ネズミやらウサギやらが、せわしなく歩き回って餌を求めていた。
だがふいに、一匹のネズミが異変に気づいた。なにやら空間がぐにゃりと歪んで…。
              がつっ!
いきなりレオンハルトが空中から現れ、落ちてきたはずみで野ネズミを踏みつぶした。

また自分が他の命を奪った事にも気づかず、レオンハルトは辺りをゆっくりと見渡した。
「……ここが墓場…か。」
感慨深く、レオンハルトは呟いた。
見渡す限りの平原。真っ青な空。雄大な山々…。自分の死に場所としてはもったいなさ過ぎるくらいだ…。
「…そうでもないか。」
後ろを振り返ったレオンハルトは、そう言って前言を撤回した。
背後には城が見えた。立っている所から五百メートルほど離れた所に、半ばスラム化した城下町の門もあった。
嫌な感じのする城だった。でたらめなカタチの鉄の塊を、いくつも集めてでたらめに組み合わせたような、不格好で醜悪なオブジェ。
自分の墓場としては…まあ、こんな所か。裏切りと死に満ちた自分の死に場所としては。

レオンハルトは、城の方に振り返ると歩き出した。あそこに名のある、自分に死を与える者が居る事を願って。

35:2/3
02/10/25 16:12
町は、不快な匂いで満ちていた。
鉄とイオウと、石炭、石油……。こんな匂いばかりする所で、人は生きていけるものなのだろうか?
歩いている内に人影を見た。一人か、二人か…。さっさと視界から消えてしまったので、詳しい事は分からなかったが。
(ここには居ないのか…誰かが)
そう思いながらいくつめかの角を曲がった時…。
どんっ、と言う衝撃がレオンハルトを襲った。
思わず、蹌踉ける。だがそれは致命的な物では無かった。何しろ、人とぶつかっただけなので。
反射的に、神経を最大限に研ぎ澄ませて角の向こうに振り返る。
そこには、男が立っていた。
レオンハルトより少し年上の、壮年の剣士。グルグルと渦を巻いた奇妙な剣を油断無く構えて、こちらをしっかりと見据えて。
圧倒的は覇気が、男から溢れ出しているのを肌で感じながら、レオンハルトは歓喜に打ち震えた。
自分にはもったいないくらいの戦士が、ここにいる…!

レオンハルトとぶつかった戦士…リバストはまどろみの剣を油断無く構えながら、じっくりとレオンハルトを観察していた。
強い。身体に震えが走るほどに、目の前の男は強い…!
リバストの頬を汗がつうっ、と流れた。こちらを確認したレオンハルトが、剣を構えた!

36:3/3
02/10/25 16:13
「…殺るのか?」
レオンハルトが唐突に問いかけてきた。奇妙に生気のない声で。
「殺し合いになど興味はない。一度は無くした命だ。ただ、貴方と一度、試合がしたい。」
リバストがそう答えると、レオンハルトはげげんな顔をした。まさか『試合』を申し込まれるとは思っていなかったらしい。
だが、すぐに顔に笑みを宿し、リバストに問いかけた。剣を構え直して。
「…ルールは?」
「相手の身体に一度でも刃先が触れれば勝ち。」
リバストは簡潔に答えながら、心の中で喜びの声を上げた。勝負を受けた!受けてくれた!

レオンハルトは、全身から剣気をみなぎらせながら、小さく呟いた。リバストが聞き逃してしまいそうな声で。
「この勝負がついたら…。」
「…安心するといい。どちらにせよ、私の命の一つや二つ、喜んで差し出すさ。貴方にはそれだけの価値がある。」
リバストの返答に、レオンハルトは首を振った。皮肉な笑みを顔に浮かべて。
「違う…勝負が付いたら…俺を殺せ。」
その言葉に、リバストが一瞬戸惑い…その隙をつくかのように、レオンハルトは飛び出した!
「安心しろ。勝負で手は抜かんさ…!」

【レオンハルト:生存 装備品:銅の剣 暗黒騎士の兜 ライブラの呪文書 現在位置:ベクタ城下町 行動方針:リバストと真剣勝負。決着が付いたら殺してもらう】
【リバスト:生存 所持武器:まどろみの剣 現在位置:ベクタ城下町 行動方針:レオンハルトと真剣勝負】

37:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/25 22:48
ツェンの町…一番大きな家。
おそらく町一番の金持ちの家だろう。
その者はそーっと顔を出してみる。
…誰もいない。
自分の戦闘力に自信はあるがいかんせん武器がない。
アイラは他の参加者の姿がいないと悟るや姿を現した。
ここに着いてゆっくりしていたとき、何か物音がしたため隠れたのだ。
せまっ苦しいところだったのだろうか思いっきり伸びをする。

辺りの調度品からここは自分の知る世界とはまったく異なるのを知る。
「まさに右も左もわからない。わね。」
でも慣れていた。自分は放浪の民だったのだから。
…これだけ大きな家だから何かあるだろうとアイラは捜索を始めた。

【アイラ 所持武器:チェス板、駒 現在位置:ツェンの町の奥の家地下 行動方針:マリベルの捜索 家の捜索】


38:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 01:15
封魔壁監視所と封魔壁をつなぐ橋の上。
一つの影が見える。
辺りにはそれ以外の影は見えない。

狐狩りの名犬。トーマスである。
トーマスは見晴らしのいい橋の真ん中で食事をしていた模様である。
ある程度食事を終えたのだろうか。再び動き出した。

その拍子に背中のリュックから橋の真ん中に無造作に碁石が散らばる。

歩を進める先は。
封魔壁の洞窟。マグマ渦巻く洞窟に向かっていた。

【トーマス 所持品:鉄の爪 薬草×10 手紙 碁石(20個くらい) 現在位置:東部民家より旅の扉へ 行動方針:生き残る】
(碁石が複数橋にばら撒かれました)

39:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 12:20
トーマスの現在位置は
【魔封壁の洞窟と監視所の間の橋→魔封壁への洞窟】です。

40:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 19:03
大陸西部の砂漠。
「どわぁ!ぐわっ!どわぁぁぁ!!」
旅の扉の出口から放り出されてきたのはギルガメッシュ。
背中から砂地にたたきつけられその直後、坂を転げ落ちる。
やっと止まって、起き上がり辺りを見る。
…敵がいない。
先ほどまで戦っていたやつ…セフィロス…の姿は見えない。一緒に戦っていた者の姿もない。少し飛びこんだ時のずれがあっただろうか。
ギルガメッシュは砂漠で空を見上げていた。
「…化け物か…あいつは…!」
数の上では圧倒的にこっちが有利だった。だが、戦況は圧倒的に不利だった。
自分も腕には自信がある。だが、そのはるか上をいく強さだった。
自分とセフィロスの間に越えられない壁があることを感じた。
「………」
無言で落としたエクスカリパーを拾い、南に向かって歩き出した。

【ギルガメッシュ 所持武器:エクスカリパー 現在位置:西部砂漠 行動方針:やや落ち込み気味 南へ向かう】


41:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 19:06
>>39
魔封壁でなく封魔壁です…度々すみません。

42:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 21:19
目の前に広がるは鋼鉄の城。
陽光を受け地面にもう一つの影という名の黒き城が浮かぶ。
休むことが許されない機械たちが黙々と働き続ける。
時に聞こえてくる機械たちの悲鳴は何に向けられているのだろうか…
主なき鋼鉄の城は何よりも冷たく映ることだろう。

上を見れば空気は汚れ、ここの空だけ黒く淀み、頭上を覆う鉄骨は今にも落ちてきそうである。
下に目を向けると都市の床は黒く汚れ、散乱する小汚い木箱が目に付く。
そんな都市が生みだす雰囲気なぞ容易に想像できる。
…そしてここを統べていただろう君主も。

この汚れきった都市にはあまりにも不釣合いな女性…
澄んだ水のような美しさを持つ水の巫女エリアは都市の入り口に立っていた。
彼女の目にはどう映ったのだろう…
この人の創りしあまりにも汚れた都市を。
とにかく誰かに会おう。そう思って都市へ足を踏み入れた。

【エリア:生存 所持武器:ミスリルナイフ 現在位置:ベクタ入り口 行動方針:誰かに会う 現状の打開】


43:1/2
02/10/26 22:18
渦の中を抜けるとそこは街の中だった
とりあえずエッジは偵察を兼ねて辺りを見回す
すると彼の視線の先に人影が見える、どうやら行き倒れのようだ。

「おい、しっかりするんだ」
エッジは行き倒れの、ぼろぼろのドレスをまとった少女に近づき介抱しようとする
が、そのとき、かちりっと撃鉄が上がる音をエッジは確かに聞いた。
「!!」
慌てて避わそうとするが、わずかに遅かった、振り向きざまに少女から放たれた氷の弾丸が
エッジの左肩を貫く
「ううっ・・・・」
よろめくエッジだったが、何とか持ちこたえそのまま街の外へと逃げる
ここで戦ってもいいが、この少女がどれほどの使い手かは分からない・・・・今は退くべきだ
逃げるエッジを何発か弾丸がかすめるが、それにかまうことなく一目散にエッジは外へと駆けていった。

「あーあ、逃がしてしまいましたわ」
セーラはさも惜しい獲物を逃したといわんばかりに呟く
この方法なら間違い無く仕留めることが出来ると思ったのだが・・・・・
撃鉄を起こすのが早かったか・・・・・もう少しだったのに

フラフラと街を歩くセーラだったが、ふと、ガラスに写った自分の格好を見る
ドレスはぼろぼろで、あちこち破れて下着が見えている、それになんといっても泥だらけだ
「まぁ・・・・・こんな姿では騎士様に出会ったとき、はしたない女だと思われてしまいますわ」
セーラは先程の戦闘のことなどすっかり忘れ、新しい服を物色しに街の奥へと入っていった。

44:2/2
02/10/26 22:19
「ち・・・くしょう、俺とした事がざまぁないぜ」
街を出たところの森の入り口で肩を押さえ、ふらつきながらエッジは自分自身に悪態をつく
忍者でありながらあんな単純な手に引っ掛かった自分が情けない
地面に腰を下ろしどうしたものかと思案中のエッジだったがそのとき背後から不意に
「あのエッジさん・・・ですか?」
声をかけられて慌てて振り向く、そこには優しげな雰囲気をたたえた女性が立っていた

「ああ・・・俺はエッジだが、何故知っている?」
「やっぱりそうでしたか、私はエアリスっていいます、カインさんに聞いたとおりの外見だったからすぐわかりました」
「!!カインに会ったのか!」

カインという単語を聞き、立ちあがるエッジだったが傷の痛みに耐えかねてそのままふらついてしまう
「ええ、前の戦場では一緒でした、詳しい話は治療してからにしましょう」
エアリスはエッジに肩を貸すと、そのまま森の中へと入っていった。

【セーラ 装備品 癒しの杖 ブレイズガン 現在位置:マランダの街  行動方針:着替え&レオンハルト捜索】
【エアリス:所持武器:無し 現在位置:マランダの街近くの森 行動方針:エッジの傷の治療】
【エッジ 所持武器:忍者ロング 現在位置:マランダの街近くの森 行動方針:傷の治療】


45:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 23:21
「…かような場所なら研究が進むというものだ。」
魔導研究所にてピサロは微笑を浮かべた。
自力で研究もしていた。だがここまでの施設はなかった。
あれこれ物色する。
「なるほど。これは…ふむ。しかし…」
そこにあるスイッチを入れてみる。
「これは…なるほど。サンプルの保存か…」
デスクに座ってあれこれ考える。
「器具が足りないな。…探しに行くか。」
デスクにあった書類一通り目に通す。見ると複数器具が足りないことが気づく。
研究所案内がある。それを見るとこの研究所は工場に繋がっているという。
工場にあれこれ注文をつけることもあろう。
ピサロは工場へと向かった。

【デスピサロ:生存 所持アイテム:正義のそろばん、『光の玉』について書かれた本 行動方針:研究所内部を歩き回り器具を集める】


46:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/26 23:58
ピサロが研究所を後にして数分後
研究所の奥深くの壁が地響きを立てて動き出す・・・デモンズウォールだ
最初はここで傷を癒し、獲物を待ち伏せるつもりだったが、ピサロの気配を察知して考えが変わった
あれには勝てない・・・・・早く逃げなければ
化け物の本能で危険を感じたデモンズウォールは研究器具をなぎ倒しながら壁に穴を開け
そこから城下街へと逃げ出していった。

【デモンズウォール(負傷) 装備品:天空の兜(装備不能) 現在位置:魔道研究所からベクタ城下街へ
行動方針:デスピサロから逃げる】
(魔道研究所は半壊状態)

47:1/2
02/10/27 17:27
帝国領アルブルグ。帝国でもっとも美しい町の南東の森で、セフィロスは死にかけていた。
リュックを胴を両断した僅かな隙に、フリオニールの悪あがきをまともに喰らってしまったのだ。
皮膚はぐつぐつと『煮立ち』、所々が『炭化』している。
ただ、神が気まぐれで与えたような美貌と美しい銀髪だけは、どういう具合が全くの無傷だったが。
だが、セフィロスは確信していた。自分は、死なない。
一本の大樹に背を預け、セフィロスは無表情のまま心の中で繰り返した。自分は、死なない。
……なぜ、死なないのだ?
セフィロスの思考が、なにかに引っかかる。
生きたいから『死にたくない』という、なにかに対する哀願でもなく、
あの黒髪と記憶の中の金髪に会って何かを確かめるまで『死ぬわけには行かない』という決意でもなく、
ただ、『死なない』という事実だけが頭を巡っていく。何故だ?
そして…何故『死なない』のだ?死なないで何をするのか?
…何をするかは決まっている。殺すのだ。では、何故殺す?
何故死なない…何故殺す…何故何故何故何故何故何故何故何故…?
セフィロスの心の『何故』という心の声に合わせて、胸がどくんと鳴った。
しかし、それは心臓の鼓動ではあり得ない。
何しろ、彼の胸がどくんと言う音に合わせて彼の胸の中心が十㎝近くと飛び出していたのだから。

48:2/2
02/10/27 17:29
セフィロスの止まり賭けた心臓に、何かが寄生していた。
ヌメヌメとした、細胞の塊。狂った科学者はそれを『ジェノバ』と呼んだ。
その細胞が、脈打っていた。セフィロスの胸板を突き破るほどに。
どくんどくんどくんどくんどくん…!
それに耐えられず、セフィロスの肋骨がへし折れて、それでも鼓動は止まらない…!

ぶちっ。

何かが切れる音がして、そして。
『変化』が始まった。
セフィロスの中の『ジェノバ』が、凄まじい勢いで神経細胞の触手を伸ばし、その指先に至るまでに根を張った。
根が張った部分が、急速に再生していく。煮えたぎる皮膚はどんどん冷えていき、ずたずたの筋繊維が以前よりも頑強に再生する。
全てが終わった時、セフィロスの『何故』は消えていた。
何故殺すか?何故生きるか?理由はない。殺す。全て。自分の手で。
そしてそれは、自分の命よりも優先される…。
セフィロスは立ち上がり、アルブルグに向けて歩き出した。正宗以外の全ての荷物を放り捨てたまま。
…セフィロスの『ジェノバ』の触手は、その脳にも達しようとしていた。

【セフィロス:所持武器:正宗 現在位置:アルブルグに移動中 行動方針:全員殺す。理由は『無い』】
(日本刀と変化の杖は、アルブルグ南東の森に放置されました)

49:メルビンとか
02/10/27 18:28
「もう、姿は見えませんね。」
ホフマンら五人は比較的安定した青い流れの中をゆっくり下っていた。
先に旅の扉に入ったクイナの姿はすでに見えなくなっている。
「出口は一緒ではないかもしれないでござるな。」
「うむ。しかしそうなるとまた発見するのは難しいでござるなぁ。」
「それじゃ、もうほっといてもいいんじゃない?」
「そう言うわけにもいかないでござろう。でも探す方法がないでござるし…。」
「そもそも、何で先に飛びこんだんでしょうか?」
「うーむ。ガウ殿、なにか知らないでござるか?」
「…ガウゥ。」
「わからないでござるか…。」
「そうですか。………ってこの言葉わかるんですか?」
「いや、なんとなくでござる。」
「…………。」
「…あれ?なにかこっちにくるよ。」
「そんなわけ無い…って本当に近づいてくるでござるな。」
「本当ですね。……なんか凄く速くないですか?アレ。」
「!!!皆避けるでござる!」
「避けるって、どうやって?!」
「まずい!もう手遅れでござる!!!」

どか!

「ぬう!」「!、ホンダラ殿!」「うわっ!」「ガウ!」「へぶっ!」

「出口でござる!落ちるでござるよ!」
『うわーーーーー』

50:メルビンとか
02/10/27 19:11
――波音が耳をくすぐる。塩のにおいが気持ちイイ。口の中がザラザラする。
なんでこんな所で寝てるんだろう?たしか、さっきは、、、、
ガバッ!
「みなさん大丈夫ですか!!??」
ホフマンは辺りを見回した。他の四人は、、、
「!メルビンさん。ガウくん。大丈夫ですか?」
「ガウガウ。」
「…ホフマン殿……。ワシは大丈夫でござる。他の皆は?」
「ここにいたのは僕達だけみたいです。さっきのぶちかましで別の所にいったんじゃぁ。」
「そうでござるか…。」
「とりあえず、服を乾かしませんか?ここ、少し寒いですよ。」
「うむ。そこらへんの流木でも集めるでござる。」


目を覚ましたルーキーは側に倒れていたライアンを起こして他の三人を探していたのだが、、、
凄いモノをみつけてしまった。
直径2メートルぐらいの深いクレーターの真中にクイナが突き刺さっていた。
少しの間熟孝し、結論をだした。気配を探る。なし!土の固さ。良好!後腐れ。なし!
「よし。埋めよう!」

~小一時間後~
「ルーキー殿。だれかいたででござるか?」
「ううん。だれも。他の所にとんじゃったんじゃないかなぁ」
「そうでござるか…。ところで何でそんなに汚れているんでござるか?」
「少し穴うm…ゲフンゲフン。穴掘りしてたんだ。」
「ほう。いやぁなつかしい。ワシも昔はよく訓練を抜け出して穴掘りしたものでござるよ。」
(ほんとにやってたんか?このオッサン)
「とにかくここにはいないみたいでござるな。」
「そうだね。これからどうする?」
「地図にはここから北に町があるでござるからいってみるでござる。」

51:メルビンとか
02/10/27 19:34
さっきぶつかった時、加速装置は外れた。
まる一日飲まず食わずで走っていた彼にとって、それは大変幸運なことだっただろう。
しかしその時変なふうにぶつかった彼の体は、装置が外れたせいでバランスを失い、
縦に回転しながら扉をぬけた。スピードを少しも殺せずに、、、。

最後にみた映像はゴツゴツに隆起した岩肌。
そしてホンダラだったものは赤いぼろぞうきんに姿を変え、その人生にピリオドをうっていた。

【ホフマン/メルビン/ガウ 現在位置:島最西端の砂浜
 所持武器 ギガスマッシャー、虎殺しの槍  行動方針 焚火 仲間をさがす】
【ライアン/ルーキー    現在位置:ツェンの南  
 所持武器 ?、ブーメラン         行動方針 町へ 仲間をさがす】
【クイナ  (死亡)    位置:島最西端の砂浜            】
【ホンダラ (死亡)    位置:封魔壁の洞窟の上           】

加速装置はどこかに行ってしまいました。


52:メルビンとか
02/10/27 19:49
スマソ間違えた。
【クイナ  (死亡)    位置:ツェン南  】




53:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/27 22:58
身軽にセリスは旅の扉から降り立つ。ああ。ここは覚えている。
鉄でできた城。その内部。
…嫌な思い出しかないけど。

ここはガストラ帝国の脳のいわば脳髄にあたるところ。
ベクタの城のガストラ皇帝がえらそうに陣取っていた部屋。

欲に囚われたおろかな皇帝。
私利私欲のために戦争を始めた皇帝。
やつの手に何人もの命が消えたのか。
結局はケフカの手の内で踊っていたに過ぎないが。

だけど。奴がいなければ、仲間に。ロックに出合うことはできなかっただろう。
「…皮肉なものね…」
彼女はため息をつく。
…そうだ。ロックもこれに参加していたはず…

会いたい。
ふと、そう思ったが早いか。ロックを探しに足が勝手に動き出していた…



【セリス 所持武器:ロトの剣 現在位置:ベクタ、ガストラ皇帝の謁見の間 行動方針:ロックを探す】


54:1/2
02/10/28 20:04
「なっ・・・なんということだ!!」
ケフカは目の前の惨状に我が目を疑っていた
己の力を文字通り全て注ぎ設計した魔道研究所が見るも無残な状態になっていたのだ
「私の苦労は・・・・・・私の野望は一体・・・・・・」
ぶつぶつと呟きながら廃墟同然の研究所を歩きまわるケフカの目に1人の男の姿が入る

「きっ・・・・キサマか、キサマが私の研究所を!!」
それが事実無根の八つ当たりだということはケフカも分かっていた
しかしそれでも怒りのぶつけどころが欲しかった、でなければ狂ってしまいそうだ
(もっとも、彼は普段から半分狂っているようなものだが)

ケフカは問答無用で男へと攻撃呪文を浴びせる
「ファイラ!!」

クラウドは辛くも自分に迫る火球を避ける
「随分いきなりだな」
壁に穿かれた大穴をたまたま覗きこんだらこのザマだ、まったく余計なことをするものではない
しかしこうなった以上は戦わなければ
クラウドはガンブレードを構えると一直線にケフカへと突っ込んでいく
再び火球がクラウドをかすめるが気にせず、さらにスピードを上げ、剣に気合を込める
それを受けて刃が輝き始める
「くらえっ!!凶斬り!」
ガンブレードがケフカの身体をとらえ、凶の文字を描くようにその身体を斬り裂いた。

55:2/2
02/10/28 20:12

「ちいっ!!」
一瞬で懐に入られてしまった、この男・・・・強い
寸前の所でなんとかわしたものの、かなりの傷を負ったことは間違い無い
肉体を強化してなければ一溜りもなかっただろう
ケフカの道化服がみるみる血で染まって行く・・・・だがしかし、ケフカは己が血を自分の顔に塗りつけ・・・にぃと笑う
「これでキサマの運命は決まった・・・・・楽には死なせんよ」
マントを翻し、呪文を唱える
「バニシュ」
と、同時にケフカの姿がクラウドの視界から消える
クラウドはケフカの気配の方向にガンブレードを振るうが虚しく空を切ってばかりだ
「ファイア」
背後で声がする、振り向いたクラウドの身体に先程の物よりも小さい火球が直撃する
のけぞるクラウドに
「サンダー」
火花が散ったかと思うと、痺れるような痛みがクラウドの全身を走る
「ブリザド」
無数の細かい氷塊がクラウドの身体を傷だらけにしていく

「畜生・・・・なぶり殺しか」
相手の位置はわかっている・・・しかしどうしても捉らえる事ができない
このままでは・・・・・
壁にもたれ荒く息をするクラウドへ姿を消したままのケフカが楽しげに囁く
「まだだよ、まだこんな楽しいショウタイムの幕は下ろさせないよ」
勘弁してくれ、と言わんばかりに皮肉げに笑ったクラウドの頬を殴りつけようとしたそのとき
「メラミ」
何処かからか放たれた火球がケフカの背中を直撃した。


56:3/2
02/10/28 21:05
「やれやれ・・・・」
研究所を見下ろせる中二階でサマンサはクラウドの後ろ姿を見送る
最初はどちらに加勢しようか迷ったが、よくよく考えると道化服なんぞを普段から着ているような奴が
マトモであるはずが無いし、ましてあんなやり口で相手をいたぶるのである
「全く・・迷う必要は無かったですね」
自分の真下の壁の無残な屍を覗きこむサマンサだったが、そのときケフカの体が不意に動き出した
「嘘でしょう・・・・」
普通なら死んでいるはずのダメージを負っていながら、ケフカはフラフラと立ちあがり工場棟の方へと歩き出していた。

「おのれっ・・・・・・」
混濁した意識の中、あるのはただ自らの目的のみ、そんな状態でケフカは工場へと向かっていた
「見ておれ・・・アレを・・複製し・・・・そうしたら」
「ほほう、アレとは何だ?聞かせてもらおうか」
またしても背後からの声にケフカはぎこちなく振り向く・・・そこには貴族を思わせる雰囲気の男が立っていた
貴公子といいほどの気品に満ちていたが、耳が尖っている辺りおそらく魔族なのだろう。
「言え・・・・・」
その男、デスピサロの瞳が妖しく輝く・・・・それを見てしまったケフカの口が勝手に開き
少しずつ『アレ』の秘密をしゃべり出す
「おお・・・・」
驚きと喜びでデスピサロの顔がほころぶ、それこそ捜し求めていたものに違いない
しかしそのわずかな気の緩みが術の集中を解いてしまう

デスピサロが気がついたときにはすでに遅く
そのわずかの隙にケフカは自分の舌を噛み切ってしまっていたのだ
「貴様っ、これからが肝心なのではないか!!」
デスピサロの罵声にケフカは高笑いで答える
もっとも笑い声の代わりに血泡が溢れ出しただけだったが・・・・・

この程度の情報を卯のみにすると、むしろ却って研究の妨げになるかもしれない
貴様も魔学を齧った者なら分かるだろう・・・・・くくく
襟首を掴み罵声を飛ばすデスピサロをあざ笑いながら、ケフカは余裕の表情で息を引き取った。

57:4/2
02/10/28 21:30
腹いせにケフカの死体を蹴りつけるデスピサロの横から気配がする
「誰だ?」
デスピサロの声に応えて物陰からサマンサが姿を現し、貴族の礼法に従いデスピサロへとひざまずく
「先程の話、私も聞かせていただきました、ここは是非私に研究を手伝わせて頂きたい所存でございます」

その言葉を聞き、デスピサロは怪訝な顔をする
「いいのか・・・貴様らと我ら魔族とは敵同士ではないのか?」
サマンサはその問いに不敵な笑顔で答える

「ふふ・・・確かにそうですが、私も魔学の徒、今の話を聞いてはじっとしておれませぬ」
あの男の変身も確かに興味深いが、それよりもこちらの方が遥かに価値が高い
私の推測が正しければ・・・・・・・

「いいだろう、人間は気に入らんが、そこまで言うなら力を貸して貰おうか、余の名は・・・・・ピサロだ」
デスピサロは意外なことにサマンサの願いを聞き入れた、この女魔法使いがどれほどの力を
秘めていようが、あれを手に入れた私の敵ではありえないだろう・・・・・・
それに例え人間であろうとも助手がいればそれはそれで役に立つそう判断してのことだった

「感謝します、私はサマンサ、よろしくピサロ卿」
相変わらずの不敵な笑顔でサマンサはさらに深く頭を下げる
そして2人は連れ立って工場の中へと入っていった。

【クラウド 所持武器:ガンブレード 現在位置:ベクタ城下町へ 行動方針:不明】
【デスピサロ:生存 所持アイテム:正義のそろばん、『光の玉』について書かれた本
 現在位置:魔導工場 行動方針:進化の秘宝の研究を進める】
【サマンサ 所持武器:勲章(重装備可能) 現在位置:魔導工場 行動方針:デスピサロを手伝う】
【ケフカ:死亡】


58:450
02/10/28 21:36
申し訳無い
>>55>>56の間にこれを入れてください

その衝撃でケフカの姿が再び現れる
「だっ、誰だ、誰が私の邪魔を・・・・・」
そこまで言いかけてケフカは、はっと振り向く、そこにはガンブレードを構えたクラウドの姿があった
「遊んでくれたお礼をしないとな・・・・」
愛想笑いのようなものを浮かべて後ずさるケフカへとクラウドはこれまでに溜めに溜めた鬱憤を
ガンブレードに込めて叩きつけた

「画龍点晴!」
刃から生まれた竜巻がケフカの身体を斬り刻み、遥か彼方へと吹き飛ばしていく。
自分と向い側の外壁に叩きつけられピクリとも動かないケフカの姿を確認すると
そのままクラウドは城下町の方へと向かっていった

59:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/29 00:39
封魔壁南西の岬。そこには今、四人の人間がいた。

じゃりっ…。
草原の草を乱暴に踏みしめて、スコールは辺りを見回した。
誰かが、いたはずだ。ここに。ついさっきまで。確かに見た。
もうすでに手になじんだ氷の刃を握りしめて、スコールは『敵』を探し始めた。ひどく虚ろな目で。

「マズイ…わね。」
岬に転がった大岩の陰で、アリーナは小さく呟いた。
視線の先にはスコールの姿。血にまみれた刃を握った、スコールの姿。
ここに転移してきたとたんにあのアブナい男とはち合わせしてしまったのだ。何とか今は仲間3人で身を隠しているが。
「な、何なんだろうあいつ。あんなに剣が血まみれで…ひょっとして…。」
ガクガク震えながら、ギルバートが怯えた声を上げた。その瞳は焦点が合わさっていない。
「うん。たぶん…やる気なんだと思う。」
アリーナの返事に、今度はリディアがひっ、と声を上げた。やる気。つまり、人を殺せるという事。
「これは…ちょっと手荒な事をしないと逃げられないかもね。」
「手荒なこと…って…。」
アリーナの深刻な声を、ギルバートがオウム返しに聞き返す。
アリーナは仲間…ギルバートとリディアに向き直り、人差し指を立てて続けた。
「あたしがアイツを思いっきりぶん殴って注意引くから、その隙に二人は走って逃げてね。」

60:2/4
02/10/29 00:40
「ち、ちょっ…!アリーナさん!アイツ、剣…!むぐむぐっ!」
慌てて声を上げるギルバートの口をアリーナがさっと塞いだ。
「剣持った相手と殴り合って勝った事だってあるわよ。それに、こういう事できるの、あたしだけでしょ?」
そう言うと、アリーナは全身を強ばらせた。いつでも飛び出せるように身構えて…。
その姿を、ギルバートはずっと見ていた。強い人だ。自分とは比べ物にならないくらいに。
それに比べて、自分はどうだ?アリーナとリディアに頼り切りで、一度など全滅の危機まで招いた。
アンナが見たら、なんて言うだろう?アンナが…。
ギルバートが、ぎしっと掌を握りしめた。とても、強く。
そうだ、あの日、カイポの村で、アンナに約束したじゃないか!強くなる。勇気を持つって!
「…アリーナさん。」
ギルバートが、小さく、ただ力を込めて言った。もう少しも震えずに。
「…アリーナさん。僕に、良い考えがあるから…試させてください。」

「考え?」
「はい。僕もすぐ逃げ出すから、だから、リディアちゃんをお願いします。」
ギルバートはそう言うと、すっくと立ち上がり、真っ直ぐにスコールの方に歩いていってしまった。止める暇も無い。
「ギルバート、大丈夫かな…?」
怯えきった声で、リディアが呟いた。とても不安そうに。
「大丈夫…だと思う。ギルバート、自信たっぷりだったから…ほら、リディアちゃん、行くわよ…!ギルバートのがんばり、無駄にしちゃ駄目だから…!」
そう言いながらリディアの小さな体を抱きかかえて、アリーナは歩きゆくギルバートを見た。
(がんばって、ギルバート…絶対、また会うんだからね!)

61:3/4
02/10/29 00:41
スコールは訝った。少し離れた岩の陰から、羽帽子をかぶった男が突然現れたのだ。
だが、驚きも疑問もすぐに虚空に消える。虚ろな心だけを抱きしめて、スコールは男に向き直った。

ギルバートは、確かな死を感じながらスコールと向かい合っていた。
考えなんて、これっぽっちも無い。あの場の、出任せだ。ああでも言わなければギルバートを行かせてはくれなかっただろうから。
「さあ、来い…僕は丸腰だ。怖くなんて無いだろう?」
そう言いながら、ギルバートはゆっくり左に移動した。スコールがゆっくり近づいてくる。そして…。
「二人とも!今ですっ!」
ギルバートの声と共に、リディアを抱きかかえたアリーナが岩陰から飛び出した!
ギルバートが立っている場所からはだいぶ離れた迂回ルートを走って、信じられない速度で逃げていく。
「……!」
ギルバートが囮であることに気づいたスコールは振り返り、アリーナ達を追って走り出して…。
後ろから突進してきたギルバートのタックルを食らって地に伏した。
「…!」
「行かせるもんか…行かせるもんかぁ!」
ギルバートは倒れたスコールにしがみつき、必死でその体を押さえつけようとする。
スコールはぎりっ、と歯がみして、ギルバートを引きはがすべく氷の刃を振り上げた。そして。

ごつっ!

嫌な音を立てて、冷たい刃がギルバートの背に突き立てられた。
「が…!」
肺を傷つけられたせいで、悲鳴すらも空気に解けて消えていく。
彼は、最後の力を振り絞って、北の方を見た。アリーナの紅いマントは、もうすでにずいぶん遠くに見えた。
(これでいいんだよね。アンナ。)
その思考を最後に、ギルバートの全てが静止した。

「……。」
スコールはギルバートから刃を引き抜くと、しがみついたその死体を振り払った。妙に安らかな顔の死体は、あっさりそこらに転がった。
…もう死体には興味など無い。スコールはアリーナを追って走り出した。

62:4/4
02/10/29 00:43
リディアを抱えたまま、アリーナは疾走していた。鍛え抜いた足が、アリーナにすさまじい速度を与える。
(ギルバート…。)
アリーナは心配になって、少し後ろを振り返った。ほんの少しだけ。
…後ろからは、スコールが剣を構えて追いかけてきていた。
「そんな…!」
もう追いかけてきた?ギルバートは?まさか、もう、死んだ?
背筋が凍り付く。今の今まで会話を交わしていたギルバートが、死んだ?
スコールは不自然なまでの速度でアリーナを追いかけていた。リディアというハンデがあるとはいえ、100メートルはあった距離が、もう後30メートルほどまで詰まってきている!早すぎる!
逃げ切れないと判断したアリーナは、勢いを殺しながらスピードを落としていく。
立ち止まった次の瞬間には、少し乱暴にリディアを放り出す。
「リディア、あたしがアイツの相手するから、逃げて!」
スコールに向き直ったアリーナの絶叫に、リディアは怯えながらも、それを拒否した。
「わ、私だって…。」
しかしその言葉は、アリーナの怒号にあっさりかき消された。
「ギルバートが死んだの、あなたを逃がすためなのよ!行かないんだったら、あたしがあなたを殴るからね!」
その言葉に、リディアは今度こそどうしようもない恐怖を感じて…あらぬ方向へ、一直線に逃げ出した。
(…ごめんね。)
心の中でリディアにわびながら、アリーナは走り寄ってくるスコールに飛びかかった!

【アリーナ 所持武器:イオの書×4 リフレクトリング 現在位置:封魔壁南西の岬 行動方針:スコールを倒す。】
【リディア 所持武器:なし 現在位置:封魔壁南西の岬 行動方針:逃げる】
【スコール 所持品:氷の刃 現在位置:封魔壁南西の岬 行動方針:人形状態 アリーナを殺す】
【ギルバート:死亡】

63:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/29 00:44
「だいたい何スか!そのコスプレみたいな衣装は!!」
ティーダは自分の大声で目が覚める・・・・慌てて周囲を見渡す、どうやら小屋の中みたいだ
「あ、気がついたんだね、良かった、扉から出たときそこのテーブルに頭ぶつけて気絶しちゃってたんだよ」
隣でアルスは安堵の一言を漏らす、そういえば頭が妙にヒリヒリするな、とティーダは頭をさする。

「ねぇ・・・・・所で」
ティーダに大事が無いことが分かると、アルスは急に悪戯っぽい顔をする。
「ユウナって誰?」
その言葉を聞いて、ティーダの肩がびくんっ!と刎ねあがる
「と・・・・友達、友達ッスよ」
あんな夢を見てしまった直後だったので尚更恥ずかしい。

「ふぅん、でもティーダ、さっきからユウナ、ユウナってずっと言ってたよ」
「ふっ太股とか、胸とか見てないッス」
「だれもそんなこと聞いてないんだけど・・・・・もしかしてその人ティーダのGF?」
ズバリ核心を突かれる一言にティーダの日に焼けた顔は真っ赤に染まる
それを見たアルスはますます興味津々という感じでティーダに突っ込んでくる。

(勇者って言っても俺たちと変わらないッスね)
照れ笑いしながらもティーダはずっとここまで張り詰めた表情だったアルスの顔がほころんでいるのを見て
ほっと胸をなでおろす。またこれでお互い仲良くなれそうだ・・・・・・
と、窓の外に人影が見える、アルスも気がついたようだ、二人で窓の外に注目する
影は二人組の男女、男の方は傷を負っているようだ、女の肩を借りている。
「大変ッス、早く助けるッス」
ティーダはアルスの言葉を待たずに飛び出していく
相手に敵意が感じられないことを確認し、それに続いてアルスも2人組-----エアリスとエッジを助けに向かった。

【ティーダ/アルス:所持アイテム:いかづちの杖/鋼の剣 現在位置:マランダの森のチョコボ屋 
行動方針:ゲームを止める】
【エアリス/エッジ 合流】


64:1/3
02/10/29 02:03
岩陰でリディアはうずくまりしくしくと泣いていた
皆行ってしまった・・・・ギルバートもアリーナも・・・・・
「私をひとりにしないでよぉ~!!」
「1人にするわけが無いでしょう」
そんなリディアの慟哭に答えるように、声が聞こえる・・・この声は!!
そう、かすり傷だらけだったが声の先にはアリーナがしっかりと立っていたのだ
たまらずリディアはアリーナにすがり付き泣きじゃくる
「もう、もう会えないと思ってた・・・・・もうだめだと思ってた~~」
「私も本当はもうだめだと思ってた・・・・・でもそのとき助けがきたのよ」
そんなリディアの髪の毛を撫でながらアリーナは何が起きたかをリディアに語った。


どうして倒れないの?
目の前の男にはここまでかなりのダメージを与えているはず、しかし奴は大して応えてないようだ
何だか痛みとかそういう感覚とは無縁のような感じがする、まるで人形のような・・・・・・・
こんな相手と戦ってしまえば、いずれは押しきられてしまう
だからといって苦し紛れに一発KO狙いに行けば間違い無くカウンターを喰らう

手をこまねいているアリーナへとスコールはまた刃を一閃する
袖口が切り裂かれ血が飛び散る・・・・・すぐ背後には断崖が迫っている
アリーナは追い詰められつつあった。
そしてスコールがトドメの刃を振るう、アリーナは観念したかのようにその場にへたり込む
(ごめんね・・・・・・リディア)
しかしその直後響いたのはスコールのうめき声だった。


65:2/3
02/10/29 02:03
凄い。
アリーナは突如現れた少女をただ眺めていた
ふるふるとゆれる大きな胸も凄かったが、何よりその拳法の腕前は明らかに自分以上だった。
スピードはこちらが勝っているかも知れないが、パワーは確実に彼女が上だろう
「見てる場合じゃないわ、加勢しなくちゃ!」
そしてアリーナのスピードと少女のパワーが絶妙のコンビネーションを織り成し
みるみるうちに今度はスコールが断崖へと追い詰められていく
そしてついに少女のサマーソルトがスコールの顎に入る
空中に吹っ飛んだその身体にアリーナがトドメの掌底を入れ
スコールは切り揉みしながら遥か下の海面へと姿を消した。

「大丈夫?」
少女はアリーナへと手を差し伸べる
その手を握りながらアリーナは少女に名前を尋ねた
「ティファ、ティファ=ロックハートよ」
そう名乗った少女の胸がまた誇らしげにぷるるんっと揺れた。

66:3/3
02/10/29 02:04
「で・・・そのティファって人はどうしたの?」
「うん・・・・探さなきゃいけない仲間がいるからって先に行っちゃった」

アリーナの表情は浮かない
彼女はまた1つソロに関して気がかりな話を聞いてしまった
彼がそれと知らず危険な兵器を持ち歩いているというのだ
それに加えてギルバートの話もある
別れ際にソロのことは任せてとティファと約束しただけに・・・・・・・・こちらも急がないと
だが、その前にやらなくてはいけない事があった。

「行きましょうリディア、私たちはここを去る前にギルバートさんのお墓を作らないと・・・・・」
それを聞いてまた、リディアの瞳から涙が溢れ出す
「やっぱりダメだったんだ・・・ギルバート」
再び泣きじゃくるリディアを抱きしめるアリーナの瞳からもまた、涙が止めど無く溢れていた。

【スコール:生死不明】
【ティファ 装備品 無し 現在位置 封魔壁南西の岬→監視所へ 行動方針 クラウドたちを探す】
【アリーナ/リディア 所持武器:イオの書×4 リフレクトリング/無し 現在位置:封魔壁南西の岬
行動方針:ギルバートを弔う】


67:T.sakura
02/10/29 02:21
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    /
    ____   /              /
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |           | / 
  |  ()  ()   |/ 
  |    ∀    つ 
  |           |  
  |           |
  └.─.─.─.─.┘ 

68:T.sakura
02/10/29 02:22
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    /
    ____   /              /
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |           | / 
  |  ()  ()   |/  
  |    ∀    つ  
  |           |   
  |           |
  └.─.─.─.─.┘  

69:T.sakura
02/10/29 02:22
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    /
    ____   /              /
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |           | /
  |  ()  ()   |/
  |    ∀    つ
  |           | 
  |           |
  └.─.─.─.─.┘ 

70:T.sakura
02/10/29 02:45
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ      
  |           |        
  |           |   
  └.─.─.─.─.┘           

71:T.sakura
02/10/29 03:53
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |            
  |           |      
  └.─.─.─.─.┘              

72:T.sakura
02/10/29 03:54
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |             
  |           |   
  └.─.─.─.─.┘      

73:T.sakura
02/10/29 03:54
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |              
  |           |       
  └.─.─.─.─.┘          

74:T.sakura
02/10/29 04:46
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |             
  |           |  
  └.─.─.─.─.┘     

75:T.sakura
02/10/29 04:46
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |               
  |           |    
  └.─.─.─.─.┘      

76:T.sakura
02/10/29 04:47
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |                
  |           |     
  └.─.─.─.─.┘        

77:T.sakura
02/10/29 04:47
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /   
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |                
  |           |      
  └.─.─.─.─.┘         

78:T.sakura
02/10/29 04:48
                         .  ) (  、
                       ; (    )  '
               o___, . (、. ' ⌒   `  )
               /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
              /    / FFDQ`‘| ' ` ”, )
             /    |   板  /    /
             /     \__/    / 
    ____   /              / 
  /        \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
  |           | /    
  |  ()  ()   |/      
  |    ∀    つ       
  |           |                
  |           |        
  └.─.─.─.─.┘            

79:1/4
02/10/29 21:21
「…盾か?」
「そのつもりだが?」
アモスが持ってきたのは見てくれは悪いが三つの盾である。プロトアーマーをばらして作ったようだ。その分頑強に作られている。
「アモッさん。ずいぶん無理矢理な溶接だな。…あれ?溶接器具なんてあったか?」
「ああ。あれなら呪文でやった。」
アモスはしばらく語った。自分はイザという若者に助けられて仲間になったこと。ダーマの神殿で呪文や特技を身につけたこと。実は上の世界と下の世界があったこと。魔王デスタムーアのこと。…無二の親友のこと。
親友のことを話しているうちにアモスの表情は暗いものとなった。…ハッサンのことだ。
「…すまん。アモッさん。」
「いや、構わんさ…やつのことを覚えてほしかった。それだけさ。」
アモスはどっかと腰を落ち着け、遅い食事を始めた。

その様子を見ていた者がいる。
魔僧エビルプリーストである。
一度は奇襲を企てたのだが、アモスの様子を見て気が変わった。
アモスが意外にも呪文の使い手であるということ。
どれほどの呪文を使うのはわからないが呪文をあのように使える技量があることがわかった。
呪文の素質は未知数だが、呪文を器用に扱えるということである。
もう少し様子を見ることとした。


80:2/4
02/10/29 21:21
「…これからどうする?」
ファリスの差し出した食料を少し口にしてアモスは立ち上がった。
「そうだな…ここは工場だからアモッさんの呪文をある程度使えばいい代物があるんじゃないか?」
「俺も同じ意見だ。」
「俺の魔力も無限じゃないぞ。…だけど、いいものがあればそれだけ身を守りやすくはなるな。…ここを移動しよう。」
ロックが指をさす。
「あのクレーンで次の区画へ進もう。案内は任せてくれ。」
「そうだな。よし。奥へ進もう。」
アモスがゆっくりと動くクレーンに飛び移る。
「焦るなよ!アモス!」
ファリスの声にふと振り向く。
アモスの目に飛び込んできたのは二人の姿ではなくイオナズンの詠唱を終えて今にも放とうとするエビルプリーストの姿。
二人はまだ気づいていない。
「二人とも!伏せろ!!!」
アモスは不安定な体勢で二人の前に飛び出た。アモスの詠唱は完了していた。
工場を揺らす爆音が辺りに響いた。何とか倒壊は免れたようだ。


81:3/4
02/10/29 21:22
「ぬわっ!」
間合いを詰めたエビルプリーストを襲ったのは爆風。間合いを詰めすぎてはない。おそらくマホカンタかそれに似たような呪文による反射であるということを悟る。
「アモス!」
「アモッさん!」
二人の声が重なる。
「くっ…!」
すぐに霧は晴れる。アモスは己の置かれている状況を悟った。足場がない。
イオナズンの衝撃はマホターンで反射した。しかし、その際発生した爆風を防ぐことはできなかった。
爆風はアモスを足場のないところに吹き飛ばしたのである。
「二人とも!逃げろっ!!」
アモスはそういい残し、漆黒の闇へと消えていった。
「まずは一人…」
そう呟き、エビルプリーストは次の詠唱へと入った。
「アモッさん!」
「…ロック!そんな簡単にくたばるやつじゃない。…そんなことより、まずはこいつをどうにかしないと。」
「ああ、そうだな…!」
二人はエビルプリーストと向き合った。

【ファリス/ロック 
 所持武器:食料2ヶ月20日強分&毒薬 水1,5リットル×2 吹雪の剣 小型のミスリルシールド/クイックシルバー フィアーの書×7 小型のミスリルシールド
 現在位置:魔導工場
 行動方針:レナの捜索 エビルプリーストとの戦闘】
【エビルプリースト 所持武器:危ない水着 現在位置:魔導工場 行動方針:天空の勇者(ソロ・クーパー)の始末。ファリス、ロックの始末】


82:4/4
02/10/29 21:22
深い…!どこまで深いのだろう。
間違いなくこの深さで落ちたら死ぬであろう。…だが、アモスは落ち着いていた。
確かに自分は呪文の素質は無いに等しい。だけど、自分はそんな中呪文を身につけてきた。
呪文の素養では負けていても呪文の器用さでは少なくとも研究所などに篭っている呪文学者よりは勝っているだろうとも思っている。
徐々に床が見えてくる。
「まだ…!」
アモスの手に力が集まる。風が、凪ぐ。
「バギ!」
アモスの手から真空の竜巻が地面に向けられた。ブレーキにするのだ。
スピードは次第に殺されていく。アモスが地面に着くころ、スピードは完全に殺されゆっくりと地面に降り立った。
アモスは上を見上げる。かすかに爆音が聞こえる。…この高さではよじ登っていくのは不可能だ。
エレベータらしきものを見る。…故障しているのか。どうやら動かない。
トロッコを見る。確かこのトロッコは外に通じているとロックが言っていた。ここから脱出する際に使ったといっていた。
アモスの腹は決まった。トロッコのスイッチを乱暴に押し、走り出すトロッコに飛び乗った。

【アモス  所持武器:妖剣かまいたち 水・1,5リットル 小型のミスリルシールド 現在位置:トロッコで移動中 行動方針:ロック、ファリスとの合流】
(魔導工場に被害が出ています)


83:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/29 22:30
「みんな、それにティファさん.......どこかなぁ」
ソロは右手に岩山を見ながら、未だに開かないスーツケースを振りまわしていた
「あ」
手が滑った、スーツケースはソロの手を離れ藪の中に飛んでいく
ソロは藪をかき分けスーツケースを取りに行く.......そこには

金髪の少女が倒れていた、頭が割れて大量の血が流れている
おそらく即死に近い状態だろう
明らかにスーツケースの直撃を受けたものだ
それを見たソロの口から、ミネアの時と同じく自分に言い聞かせるような呟きが漏れる
「違う、僕じゃない、僕のせいじゃない.........」
「そうだ、この人はもっと前に死んでいたんだ、それで殺したのはデスピサロだ!!
デスピサロめ!絶対許さないぞ」
またしても勝手な解釈でむりやり自分を納得させたソロは
スーツケースを抱えその場から走り去った。
 
どうやら彼は気がつかなかったようだ
ぶつぶつと呟いている間に金髪の少女.......リュックの頭の傷が徐々にふさがりつつあった事を
ソロが去って数分後
「何があったんだろ、ゆっくり用も足してられないな」
自分が先程まで死にかけていたことも知らず、リュックは再び歩き始めていた。

【ソロ 装備品 スーツケース核爆弾 現在位置 マランダ北部山岳地帯 行動方針 デスピサロを倒す】
【リュック 装備 なし 現在位置 マランダ北部山岳地帯 行動方針 仲間を探す】
(基本身体能力UP 超回復能力あり) 

84:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/30 03:07
静かな…波の音。
封魔壁監視所からはるか南の岬。
身を隠す場所も何もない。そんなところにラファは立っていた。
ここにいるとすべてが嘘のように思える…
「だけど…」
首輪に手を触れる。それは紛れもない事実。
己の定められし世界に引き戻される。
「ラムザ…兄さん…」
ふと、ここにいない兄とこれに参加しているラムザの名前が出る。
「まだ、私には希望がある…だから、兄さん、待ってて。必ず、生きて、帰るから。」
ラファは賭けた。ラムザなら絶対にこのゲームから脱出できる何かがあると。
足元の石を蹴る。それはどういう意味を持つのか。
それは彼女しかわからない。
彼女は急ぐように駆け出していった。

石を蹴飛ばした先、岬の下になる。
波打ち際ででセシルは舌打ちしていた。
まさか気づかれているとは思えなかった。
セシルは先にこの地へやってきていて偶然にも空間がひずんだためとっさに岬の下へ身を隠したのだ。
どのようなやつが出てくるかわからなかったためだ。
そしてラファが現れ、しばらく様子を見ていて今飛び出さんとしたときにその小石がぶつかってきたのである。
その小石はセシルに攻撃を思いとどまらせるに十分だった。
「あの女め…」
…ゆっくりと岬へ上ってくる。ラファの姿ははるか遠くだ。
「まあいい。俺の狙うべき獲物ではない…」
セシルは頭の中に獲物の二人の姿を思い浮かべる。
ゆっくりと歩き出した。
…すでに彼は戻れないところまで足を踏み入れているのだ。

【ラファ ジョブ:天道士 アビリティ:黒魔法 所持武器:鉄扇 モーニングスター なべのふた 現在位置:封魔壁監視所南の岬 行動方針:ラムザとの合流 セシルからの逃亡 進路を北へ】
【セシル 所持武器:暗黒騎士の鎧 ブラッドソード 源氏の兜 リフレクトリング 現在位置:新フィールドへ 行動方針:皆殺し(ハーゴンorエドガーを最優先ただし遭遇すれば他のキャラでも殺す) 進路を北西へ】
(セシルはエドガー、ハーゴンを殺せば新たな力を得るということをエビルマージと契約済み)

85:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/30 03:10
四半刻程かけてわしらは当面の目的地チョコボ小屋に辿り着いていた。
「いるな……。」
「???」
「気配でわかる。」
 わしとて邪教集団のトップとして200年以上君臨し続けていた男、暗殺者や熟練の戦士なら兎も角、
その手の事に慣れぬ輩に遅れは取らん。
 今現在わしの考えている脱出方法は儀式魔法を使ったものだ、その為にクリアーしなければならない
条件は触媒と時間。
 うち触媒に関しては1人でも集められない事は無いが、時間だけはわしが1人しかいない以上いかん
ともし難い、触媒の量にもよるが一時間以上かかってしまう筈だ。
 ではどうするか?簡単だ、協力者を集めて周囲を固めさせれば良い、わしが使う邪法を見ても眉一つ
動かさずに協力してくれる者で。
 そこでわしはマゴットに覚悟を決めさせるべく幾つかの小細工をして来た訳だが…ふむ、これはチャ
ンスかもしれんな。
「…少し様子をみるぞ。」
「……」
わしらは小屋の周囲を移動して窓を探す、ククク…誰だか知らぬが仕掛けて来い、そしてマゴットに殺
されろ、ククク…。

【ハーゴン 武器・グロック17、グレネード複数、ムーンの首、首輪×3
場所・ツェン付近の森のチョコボ小屋周辺 行動方針・ゲームから脱出】
【マゴット 武器・死神の鎌 
場所・ツェン付近の森のチョコボ小屋周辺 行動方針・仲間と合流、ゲームから脱出】
        VS?
【グレーテ (瀕死 腹部に怪我 足を負傷 右腕に火傷 出血は収まっている) 
所持武器・裁きの杖 現在位置・ツェン付近の森のチョコボ屋 行動方針・休息】

86:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/10/30 03:10
セシルの現在位置は
【封魔壁監視所の南の岬】です。
申し訳ありません。

87:1/4
02/10/30 16:33
フラットレイは、焦っていた。
封魔壁へと続く谷で、フラットレイは崖にぱっくり開いた穴の中に身を潜めていた。
殺すのは一人でいい。最後の一人だけで。だから、今は隠れている。
だが…。
(外を歩いている…誰がだ?)
足音がする。二人か、三人。何事かを話しながらこっちの方に歩いてくる…。
(落ち着け。殺し合う必要は…無い。)
そう思った。最後の一人でいい。だから、隠れてやり過ごせば…。
汗をかいていた。極度の緊張から。首筋を指先でぬぐうと、冷たい感覚が触れた。あの、忌々しい首輪。
コレが爆発したら、まず死ぬ。だが、逃げたり、アイツラに明確な反抗の意志を示したりしなければ、そんな心配は皆無だ…。
その時、フラットレイの脳裏にエビルマージの言葉がよぎった。
“また、24時間以内に誰も死ななかった場合も、爆発だ。”
…最後に人が死んでから、どれくらい経った?最悪の場合、時間は後十時間と少し。
やる気のヤツらはいるらしいが、もしもそいつらが後十時間、人を見つけられず、殺せなかったら…。
フラットレイは、ダイアソードを握りしめた。時間を稼がなければならない。
フラットレイは、穴の中から弾丸のような勢いで飛び出した。

「大丈夫?アリーナ…。」
隣を歩くリディアの心配そうな声…そう言えば、会ってからずっと心配そうな声ばかり出している気がする。この子は…に、アリーナは笑顔で答えた。
「へーき、へーき。大した怪我、してないし。」
そう言って、軽い調子で手を振る。そう、ちょっとした切り傷や擦り傷だけで、大した怪我などしていない。
ただ、精神的な疲労が激しかった。ソロがミネアを殺してしまったかも知れないと言う事。そして何より、ギルバートが死んだ事だった。
あの時は、妙に落ち着いていたので…そして、考えがあると言っていたので任せてしまったが…。
付いていっていれば良かったのではないか?一緒にいれば死なずにすんだのでは?
彼を弔った後、それを考えずに済ますためにアリーナは歩いていた。とても早く、ただリディアが追いつける程度には押さえて。
いつの間にか、内陸部に入り込んでいた。右の方に崖が見える。
そして彼女らの耳に、剣と剣がぶつかり合う音が響いてきた。戦いの音が。

88:2/4
02/10/30 16:34
「…!」
剣戟の音が聞こえた次の瞬間には、疲れ切っていたアリーナの精神は覚醒していた。
横を歩いていたリディアを引っ張って抱きすくめて、少し遠くに見える谷に、崖の真ん中にナイフで切り込みを入れたような谷の入り口に向かって走っていた。
「戦ってる…?」
リディアが小さく呟いた。谷の真ん中で行われている戦いを見て。
そう、戦っていた。見知らぬ誰かが。
片方は男。二十歳くらいの茶色い髪の男だ。少し後ろに紫色の髪の子供が二人いる。
もう片方は…なんだ?アレは?ネズミの顔をした男…男かどうかは分からないが、とにかくネズミ人間だ。
どちらも剣を握って、戦っている…と、今の今まで後ろで見ているだけだった子供の一人が動いた。右手を掲げ、アリーナに取っては信じられない一言を言い放つ。
「ライデイン!」
子供の手から紫電が迸る。凄まじいイカヅチがネズミ人間の傍らを焼き尽くした。
ネズミ人間はその一撃に驚いたようで、戦いを放棄して逃亡を始めた。目の錯覚かと疑うような跳躍力で崖を上っていき、その向こう側へと消えていく。
だが、アリーナの意識は別の所に飛んでいた。
雷撃呪文?まさか。アレは勇者の血統…ソロにしかあつかえないはずだ。だが、今のは間違いなく…。
“男の子が、雷の魔法で女の人を…”ギルバートはそう言った。
目の前のあの子供とソロはずいぶん年齢が離れているが、“男の子”と、ひとくくりに出来る年齢差だ。まさか…あの子供が?
思考が、固まっていく。ソロがミネアをが殺すはずがない。あんな呪文を使えるヤツだってそんなにいるはずが無い。だったら…。
アリーナが、立ち上がった。ゆっくりと、怒気を込めて。
「アリーナ…?」
リディアの問いかけ。アリーナはそれに、走り出しながら答えた。
「アイツラがミネアを殺したかもしれない…!」と。

ふう…と、バッツは小さくため息を付いた。強かった…。
逃げるフラットレイを見送って、バッツは自分にかかっている魔法を解除する。
あの、妙な機械だらけの基地みたいな所を出る時に“アビリティ”を時魔法に変更していたのが幸いした。魔法の力が無かったら、今頃は…。
「助かったよ、二人とも…。」
そう言いながら、首を巡らせる。視界の端に紅いマントが映った。

89:3/4
02/10/30 16:35
(え?)
と思う隙もあればこそ、バッツはいきなり腹部に重い一撃を喰らって宙を舞った。
今更のように、「危ない!」というクーパーの声が聞こえてきた。

背筋がゾクリを冷えるような怒気を放ちながら、アリーナはクーパーを睨め付けた。
ひっ、と声を上げてアニーがへたり込む。
クーパーは、やはり怯えながらもアリーナを睨み付け返す。天空の盾とロングソードを構えて。
…この時、クーパーがアニーと同じように怯えて戦う意志を放棄していたら、アリーナは攻撃を止めていただろう。だが、クーパーはほんの少しだけ、意志が強すぎた。
ぎりっ、とアリーナが歯を食いしばる。そして。
烈風のような拳がクーパーめがけて突き出され、それはかろうじて天空の盾に受け止められた。

「ぐ……。」
地面にはいつくばったバッツは、ジンジン痛む腹部を押さえて立ち上がろうとした。骨格や内臓に損傷はないようだが…。
ぐっと顔を上げると、クーパーがさっきの赤マント…どうやら女のようだ…と戦っている!
「くそっ…!」
バッツは口から一筋の血を流しながら、魔法の詠唱に入った。

何度も強烈な拳を繰り出しながら、アリーナは歯がみした。
自分の攻撃がことごとく防がれている!それも、なにか『盾が勝手に防いでいる』ように見える。
焦るクーパーの腕を盾自身が導いて、防がせている…!
がしっ、とアリーナの腕が盾を掴んだ。そのまま盾を引っ張って、クーパーの防御をがら空きにする…!
(この子が、ミネアを…!)
アリーナの頭に血が上り、拳が振り上げられ…。
脇腹に弾丸のような衝撃を受けて吹っ飛ばされた!

90:4/4
02/10/30 16:36
「あ…。」
目の前からアリーナの姿が消えたとたん、クーパーはその場にどっかと座り込んだ。緊張の糸が、切れた。
「大丈夫…?」
ようやく立ち上がったアニーが、クーパーに走り寄ってくる。
ごめん、ごめんと謝るアニーに「いいよ、大丈夫だから。」と答えて、ぐるっと辺りを見回した。
右の少し離れた所に、アリーナが倒れている。そして自分の前には、バッツが。
「バッツ兄ちゃん?!」「バッツさん!」
クーパーとアニーは、慌ててバッツに駆け寄った。
「ああ、二人とも…無事だったか…。」
衰弱し、ボロボロの身体を引きずってバッツは立ち上がった。
今の瞬間、バッツはクイックと言う“時間停滞魔法”を使い、アリーナに思いっきり体当たりしたのだ。通常の時間軸から見れば凄まじい速度で。
その代償として、その魔力の大半を使い切ってしまったが。
「大丈夫?!」
「ん…まあ何とか生きてるけど…少しきついな。スタートの場所に戻って…少し休むか。」
そう言いながらバッツは、少し遠くで倒れているアリーナを抱き上げた。息はある。気絶してるだけだ。
「その人、どうするの?」
「連れてくよ。気が付いたら、説得してみる。」
バッツはそう言って封魔壁監視所に向かって歩き出した。無論、双子もそれに従った。

リディアは、連れて行かれるアリーナをじっ、と見つめていた。
まさか、三対一とはいえ、アリーナが倒されるとは思わなかったから。
でも、あの人達は“トドメ”を刺さなかった。ひょっとして…。
リディアはゆっくりと、バッツ達の後を追い始めた。

【アリーナ/リディア 所持武器:イオの書×4 リフレクトリング/無し 現在位置:封魔壁へ続く谷間
 行動方針:気絶・クーパーをミネア殺しと勘違い/バッツ達を追う】
【バッツ:魔法剣士 時魔法/王子クーパー/王女アニー
 所持武器:ブレイブブレイド/天空の盾、ロングソード/マンゴージュ
 現在位置:封魔壁へ続く谷
 行動方針:非好戦的だが、自衛はする。レナとファリスを探す。最終的にはゲームを抜ける。封魔壁監視所へ戻る/両親探し/両親探し】
【フラットレイ 所持武器:ダイヤソード 現在位置:封魔壁へと続く谷から離脱 行動方針:どこかに隠れる。時間を稼ぐ。】

91:ライアンとか
02/10/30 19:39
「…この町には人の気配は感じないでござるけど、どうでござるか?」
「…いるとしても二、三人だね。警戒するにこした事はないけど。」
ライアンとルーキーの二人はツェンの町が見える小高い丘の上にきていた。
手持ちの武器が心もとないので十分様子見しておきたかったのだ。ここに来た目的はもちろん
武器の調達だった。日の傾き具合からみて、日没まであと四時間といったところか。できれば
暗くなるまで待ちたかったが、これ以上人が増えたりしたら困る。行くとしたら真中の一番大きい
家なのだが…。
「そういえば、ライアンさんの支給品ってなんだったの?」
「む?袋の中を見たときナニも入ってなかったようでござったから…」
「もう一回よくさがしてみたら?」
地面に袋の中身を出してみた。少量の食料、水袋、魔法のランタンと地図。
そして袋の底に、コブシくらいの包みが入っていた。
「なんだろコレ?あけてみたら?」
「…(ゴソゴソ)……眼帯…でござるか?」
縁は青灰色の鉱物でできており、眼球にあたる部分は虚ろな闇を抱いていた。
「こんなモノみた事あるでござるか?」
「無いよ。つけてみたら?」
目を閉じ、左目の所にそれをあてた。その質感に反して着けた時の感触は悪くない。
おもむろに手を離した。重さはほとんど感じない。ごく自然に肌についているみたいで
どこも止めていないのに落ちる気配は無い。そして目を開けた。




次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch