02/11/20 01:41 TpdLaBc9
拙い文章だけど、ガーランド×クジャの初めをちょっと書いてみたよ。
半年前にクリアしたっきりだから、細かい設定間違ってても許して下さい。
-ガーランドの落ちていった断崖を見下ろしながら、クジャは震える自分の肩を押さえて、薄く笑った。
これで、自由だ…
「バハムートの次は、アレクサンダーを手に入れるつもりだったのか?」
インビンシブルの冷たい床に、クジャは跪いていた。
目の前に立つガーランドは、見あの金髪のジェノムをガイアに捨てた時と
比べようもない程、怒りの表情を浮かべていた。
もう少しだったのに…もう少しで、この老人を出し抜いてやれたのに。
唇をかみ、黙りこくるしか、今のクジャには出来なかった。
下手に反論しようものなら、自分は用済みのジェノムとして捨てられるだろう。
「自分の役割というものを、思い出させてやろうか」
はっとクジャが顔をあげたのと、苛立ったガーランドがその胸倉を掴むのとは、ほぼ同時だった。
その膂力で無理にクジャを立ち上がらせ、ガーランドはそのまま
空いた片手で顎を持ち上げ、唇を塞いだ。ガーランドの舌が唇の形をなぞるように動く。
「…んっ…!」
彼の舌が、そのまま唇を割って入ると、さすがにクジャの瞳からは冷静な光が失せた。
自分の役割…それがガーランドの人形であることに思いが至ったからだ。