08/03/17 03:09:15 sAUkOdxl
皆さんは、対象年齢15ですけど、何歳ですか？
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10～12歳： 24.6% [ 45票 ]
13～15歳： 61.7% [ 113票 ]
16～18歳： 10.4% [ 19票 ]
19～21歳： 2.2% [ 4票 ]
21～↑歳： 1.1% [ 2票 ]
「モンハン」が中学生に受けるワケ
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友達と一緒にどでかいドラゴンを狩る。役割分担が生まれる。自己犠牲をヨシとするヤツもいるだろう。
逃げてばっかりのズルいやつもいるかもしれない。そこに、友達同士の意地や見栄が発生する。
アクションゲームなので、上手いヘタが生じる。
RPGとは異なり、「ヘタでもコツコツやってれば経験値が上がって強くなる」といったことが、ない。
上手くなるしかないのだ。そこはシビアだ。上手いヤツは強敵を倒せる。いい武器を手に入れる。
そういう武器は見るからにカッコいい。ヘタだと、見かけもショボくなっちゃう。
そこに格差が生まれる。そして、燃える。オレだってと思う。…ね、中学生がムキになるの分かるでしょ。
もともと、モンハンはPS2対応のソフトだった。
しかし、それだと、みんなで狩りをしようとすると、ネット環境が必要になる。中学生には厳しい。
どの家庭もネットにつながってるとは限らないからだ。
ところが昨年末、「モンスターハンターP」が発売され、その状況が一変した。
PSPと「モンハン」を持って集まりさえすれば、一緒に狩れるようになったのだ。
たいていの小学生は、ゲームボーイは持っている。DSも、最近のブームで、親が先に買ってる場合が多い。
しかし、PSPはまだまだ普及していない。そこにまた、格差が生まれる。
中学生にとって、ゲームボーイ（およびDS）は「お子ちゃま」機。値段も高くてメカっぽいPSPの方がクールなのだ。
ところで、モンスターを集めるというと、何か思い出しませんか？ そう、「ポケモン」です。
あれは、倒したモンスターを集めて、その力を借りて冒険を続ける。
モンスターを倒すという点は「モンハン」と同じ。しかしその後の扱いがずいぶん違う。
「ポケモン」はモンスターと仲良くなる。非常に友好的だ。「モンハン」は全然違う。単なる材料なのだ。獲物でしかない。
雰囲気もまったく違う。ポケモンはアニメ調のキュートな絵柄。モンハンは、「リアル」。洋ゲーのノリだ。
モンスターを切りつけると血しぶきが飛ぶ。温和な人なら顔をしかめるような表現だ。
例えば、必要にかられて、凶悪なモンスターではなくおとなしい草食動物を狩ることもある。
なんの危害も加えてこない穏やかな顔をした動物に、
初めて剣を向けたときは、正直言って、心の中で「ごめん」とつぶやいてしまった。そんなノリだ。
世界中の小学生に大人気のポケモン。
しかし、その温和な世界を「ぬるい」と感じ、「生きていくために、殺戮の世界へ身を投じる」クールさ。
「お子ちゃま」のゲームボーイを卒業し、まだ持っている人が少ないPSPで遊ぶ。
その「大人」感が中学生にウケているのだ。
30歳～40歳ぐらいの読者には、こう言えばよりイメージが伝わるだろうか。
小学校までは、テレビで見る歌手がすべてだった。しかし、中学生になるとラジオを聴き出し、ロックを知る。洋楽を知る。
「なに？まだ歌謡曲なんか聴いてるの？洋楽聴けよ。キッス聴けよ。クィーン知らないの？」である。
世代によってはディープパープルだったり、ニルヴァーナだったりするかもしれないが、とにかく背伸びしたい。
で、そんな中学生に人気のモンハンを、四十男（筆者）がやってみた。どうか？「むずい！」
左スティックで移動しながら、右スティックで剣を振るけど、猪みたいなのが突進してくる方が速い。やられた。ヤバイ！ 命のゲージがギリギリ。
あわてて回復薬を飲もうとするけど、そのためには、L2押しながら□ボタンと○ボタンでアイテムを選択しなければならい。
それもまた、左スティックで逃げながらって…ああ、また猪野郎が！ 間に合わないから、Bボタンで一歩あとずさって…ぎゃあ死んじゃった！
アイテムの調合とか、はまる要素は山ほどあるけど、反射神経の衰えてきたおっさん一人だとやっぱりアクションはきつい。助けが欲しい。
敵をひきつけてる間に、だれかワナを仕掛けてくれれば…。でも、一緒にやる友達は、四十男にはなかなか…。うーん、中学生に戻りたい。
というわけで、別の利用法を考えた。読者のみなさん。中学生の息子、あるいは甥っ子がおられたら、プレゼントにいかがだろう？
「ほら、誕生プレゼント。モンハンだぜ！」きっと、あなたの株は上がるに違いない。