08/04/18 16:09:51
まさお「…静かになったな…家ん中入ったみたいだな…」
譲「………」
まさお「あのさ…言いにくいけど、あの2人既に親公認の仲みてぇだし……」
譲「…何が言いたいんだよ…」
まさお「…その、なんだ、お前にゃ勝ち目は…ない…っつか」
譲「うるさいっ!!…う、うぅっ……っ」
まさお「譲…お前…泣いてんのか?」
譲「俺に勝ち目がないって事くらい…だいぶ前からわかってるさ!
…でも…でもなんで…よりによってあの胡散臭い腹黒男なんだよ…っ!
あんな奴に先輩取られるなら兄さんの方がまだマシだった…」
まさお「おま…その言い方はねぇだろ…」
譲「明らかにおかしいじゃないか!
さっきの会話聞いただろ!?あんな胡散臭い台詞であの…あの先輩が喜んでるなんて!
俺の知ってる先輩はあんな女じゃないんだ!」
まさお「望美は…俺らと一緒に遊んでた頃の望美とはもう…違うさ
それにな…弁慶、ここら辺のマダムには結構人気あるみたいだぜ…特にあの胡散臭い台詞…がさ」
譲「…」
まさお「マダムキラー…まさに、クリティカルヒットだぜ!ってか…はは」
譲「…くだらない…」まさお「…」
譲「ちょっと出掛ける…」
まさお「ふぅ…ありゃ~当分立ち直れそうにもねぇなぁ…
あいつ…思い詰めるとヤバいからな~何もなきゃいいんだけどな」