08/03/31 15:25:10
お前らっ…変ってるな…!
俺の妄想垂れ流しの続きが読みたいなんて…酔狂にもほどがあるっ…
しかし…ありがてぇ…!!
って事で、以下レス3つ借りる。嫌な奴はスルーしてくれ…!
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選択肢A
涯「………」
伸子「………」
涯「………」
伸子「………」
涯「………」
伸子「……どうしたの、涯君?」
迷った末に、私は結局最初に浮かんだ疑問をそのまま口に出した。
…乱暴をするつもりならば、こんなに悠長に馬乗りになったまま、という事はないだろう。
何より、涯君の表情が気になった。
困惑したような、縋るような…彼には珍しい、その表情が。
涯「………悪い、俺…」
…今まで押し黙っていた涯君が、ぽつりと口を開いた。
押し倒された時の勢いとは真逆に、そろそろと肩を押さえていた掌が遠ざかっていく。
馬乗りになっていた涯君の体が退くのを待って、私もゆっくりと身体を起こした。
心配そうに私を見つめる涯君の表情には、罪悪感の色がありありと浮かんでいた。
涯「自分が信じられない…なんで、あんな事しちまったんだ、俺は…!」
涯「…ただ、もう少しだけ…一緒にいたかったんだ…!」
涯「帰したくない、と思ったら…体が勝手に動いていた…!」
涯「…怖がらせて、悪かった…痛くしてたら、もっと悪かった…」
伸子「涯君…」
…痛々しく感情を吐露する涯君の手をとり、ぎゅっと握る。
涯「っ…!?」
伸子「…本当は…まだ、帰りたくないのは、私も一緒だったんだよ」
涯「え……」
伸子「…花火、もう終わっちゃったけど…もう少しだけ、一緒にいようか?」
涯君が、頷く。
…それから私達は、数時間ほどとりとめのない会話をして、笑いあった。
虫の音響く、花火の終わった空の下で。
(イベント終了、日数経過)
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