05/03/13 23:11:52
気晴らしにトシマを散策していたアキラは
街の人々が逃げ惑うのを見掛ける。
「シキ！レアモンスターのシキが出たぞー」
怪獣でも出たかのような人々の反応に
やめときゃいいものを興味を持ったアキラは見物に行く。
そこには淡々と刀で人を斬り捨てる恐ろしい男がいた。
敵いもしないのに睨み付けるアキラの態度は
サドっ子シキティーに気に入られる。
それから何の不運かアキラは幾度もシキと遭遇する羽目に。
逢う度にシキさんはアキラを殴り蹴り踏んでゆく。
しかしアキラにはシキの遊びに付き合う余裕などなかった。
アキラの不用意な一言に傷ついたケイスケが
嫌われたと思い込んで家出してしまったのだ。
失ってから大切さに気付いたアキラはケイスケを探したが
再会したケイスケは変わり果てていた。
力と負の感情を増幅させる薬ラインを服用したケイスケは
ブラック化し街の人々を次々に殺害。
アキラのことも殺すと予告する。愛と憎しみは紙一重。
説得もむなしくアキラはケイスケと戦う羽目に。
アキラの血がケイスケの口内へ滴り落ちた直後
ケイスケは突然苦しみ始める。
茫然とするアキラの目の前でケイスケは死亡。
自分の血がケイスケの死因だと自責の念にかられるアキラ。
自分も死んでしまえばいいと思っている所へシキが訪れる。
ふぬけたアキラをつまらなく思ったシキに
ぎゅうぎゅう踏まれるがアキラはいっそ殺して欲しいと願った。
「殺せ。好きにしろ」
もはややけっぱちなアキラをシキはお姫様抱っこし
「今からお前の所有者はこの俺だ」と爆弾発言。
そのままアパートまでお持ち帰りする。
それから不健全な道に急降下で墜ちてゆくアキラ。
所有の証だとかで臍ピアスつけられたり
自慰させられたり風呂場で犯されたり。
力づくで従わせるシキにアキラは怒りと恐怖を抱いたが
触れられる度に身体はシキを欲するようになる。
悲しいかなアキラは苛められて嬉しいマゾ体質だったのだ。
強い反発を覚えながらもアキラの心は
次第にシキに埋め尽くされていった。
シキが出掛けている時はただ帰りを待ち続けるのが
彼の日課となっていた。
気紛れでアキラを拾ったシキにとっても
アキラは必要な存在になり始めていた。
流されるままにシキと同棲生活を送っていたアキラに
突然エマ姐さんから無線連絡が入る。
「緊急事態になったんでお前を回収する。
ストーリー展開上どうでもいいことだがシキはイル・レだぞ」
シキが王だったという安直な展開にアキラが動揺していると
部屋にやる気なさそーな無気力な顔した謎の男が現れ
アキラの手を引き外へ連れ出した。
アキラがシキの部屋に帰りたくなった頃
どこからともなくエマとその部下が現れる。
エマはいきなり真相とやらをべらべら喋りはじめた。
アキラを連れ出した謎の男は
軍から逃げ出した最強の生体兵器nなんだそーだ。
なにやらアキラの血にも特殊な力があるんだそーだ。
エマはnをおびき出すためにアキラをトシマヘ送り出したのだ。