07/08/31 23:51:02 Co0yakje
ユリア「きゃあっ」
セリス「ユリア、どうしたの?」
ユリア「そ、そこに大きな犬が・・・・・・。」
セリス「あ、オルグさんのこと?オルグさんは狼のラグズだよ。」
ユリア「そういうことではなくて、わ、私犬が苦手で。」
セリス「そうだったの?じゃあオルグさんには悪いけど隠れてもらうように頼んでくるよ。」
ユリア「すみません・・・・・・お願いします・・・・・・。」
セリス「落ち着いた?」
ユリア「はい、有難うございます。」
セリス「ユリアにも怖いものがあるんだね。」
ユリア「そんなに私は可愛げがありませんか・・・・・・?」
セリス「え!?そんなつもりじゃないよ。僕はユリアのこと可愛いって思ってる。
髪は長くてサラサラで綺麗だと思うよ。」
ユリア「あの、セリス様。わ、私の体つきどう思います?」
セリス「?どうって?」
ユリア「そのっ、私の体、なんていうか平坦で女らしくなくて、それでその・・・・・・」
セリス「ユリア、女の子がそんなこと言っちゃ駄目だよ。
ユリアは自分の体型を気にしているみたいだけど、ユリアは綺麗だよ。」
ユリア「私、不安なんです。セリス様が私に魅力を感じてくれていないのではないかと。
それで私から離れていったらと思うと、怖くて・・・・・・。」
セリス「大丈夫だよ、ユリア。僕は何があってもユリアと一緒にいる。
僕じゃ心細いかもしれないけど・・・・・・。
ユリアには僕が傍にいる限り不安な思いはさせないようにしてみせる。
まだそんなに強くないんだけどね。
でも、僕は強くなってみせる。ユリアを守れるように。
そして、ユリアを幸せにするために、僕は兄さんや姉さん達みたいに強くなるんだ。」
ユリア「セリス様・・・・・・。
私、セリス様がいるだけで良い!セリス様、大好きです!!」
至福の表情でセリスさまに抱きついたユリアさんは