08/04/01 16:47:29
からからに乾きひび割れたスレ。かつては互いに見知らぬ多くの冒険者たちが集まり語り明かしたであろう
酒場はすでに廃墟と化している。その廃墟の目の前を乾いた音を立てて藁の塊が転がっていく。
エールを酌み交わし朝まで騒ぎ立てていたときは過ぎ去り、詩人が奏でる竪琴の音色も響くことは無い。
激しい剣戟を打ち交わす音もなければ、子供たちの笑い声も途絶えたままだ。
耳を澄ませると聞こえてくるのは亡霊どもの悲しげな叫びだけなのだ。
そう、語る夕べは過ぎ去ったのだ。
ここは終わることのない黄昏を待つもののための地、亡者たちのためのスレなのだ!