08/03/25 11:12:52
彼が推薦する民間防衛企業について調査すると分かることだが、
その多くはメンバーの選択はきわめて杜撰であり、中には本国で逃亡してきた悪人なども混じっていて
既存4省庁の代わりを務める事は無理であり、下手すると逆に悪事を助長する可能性もあり
更に、調べると彼と企業の間に癒着があることが分かる。
実は彼自身、覚醒者であったがその能力や身体能力がしょぼかったため
ペーパーテストでは優秀だったのに4省庁のどれにも入ることが出来ず
一方で、当時付き合っていた彼女が合格して縁遠くなり、
ほどなくして彼女は社内の手ごろな覚醒者と恋愛、結婚することとなる。
自分を認めてくれなかったことと、女を取られた恨み
そして、上記の防衛企業との癒着で得られる資金が、彼の提案する議題の原動力になった。
通常、この議員に襲撃をかけたとしても、覚醒者と魔法使いからなるガードマンチームに止められるが
どうしても戦闘がさけられないとなると、彼は金に飽かせて買った一時的強化作用のあるクスリをがぶ飲みして能力を高める。
その力は通常の覚醒者よりもずっと強力だが、パワーアップは短期間しか続かない上、なおかつ危険を伴う。
そのときに彼は暗黒地獄鎌・ブラッドムーンと趣味の悪いコスチュームを装備し、恐ろしい攻撃を仕掛けるだろう。
「この国には、あのような秘密主義で危険な連中はいらんのですよ」
「悪いがお前たちはこのことを世間に公言することは出来ない。
なぜならば、お前たちはこのブラッドムーンに引き裂かれて死ぬからだ!」