07/10/24 22:02:49
日本人のメンタリティとして
「誰でも使える便利なアイテム」より
「使いこなすのが難しいけど、使いこなすと凄い効果のアイテム」
を神聖視するって面もあるかも。
個人の技術に対する信仰というか職人気質と言うか。
武士は「戦闘の職人」だから、まず求められるのは本人の技術で、
そこにあるアイテムを如何に上手く使うかが求められる。
アイテム作る側も、本来の効能をUPさせる事は考えても(日本刀の切れ味とか)、
全く違う物を作ろうとはあんまりしない。
便利アイテムは便利だから広まるんだけど、安く見られがち。
たまに信長みたいな既成枠をひっくり返す奴が
「これ便利ジャン。皆も使えよ」みたいな事をやって世の中が変わる。
弓の使い手も作り手も、弩を使おう(作ろう)とは思わなかったんじゃないのかな。
鉄砲職人も商人や製鉄業から興ってるし。