07/07/31 22:09:44 hrk2WGx/
じゃあオレも夢ノートNo.10から晒してみる。
いつかビッグになる事を夢見ている2人のチンピラ。
世話になっているヤクザの組に「大きな出入りがある」と言われて駅に呼ばれたが、
そのあまりのマヌケさに親分の機嫌を損ねてしまい、組から逃げ出す事になる。
しかし、成り行きで飛び乗った列車は、反政府組織による「楽園の地」に向かうためのものだった。
2人のチンピラは反政府組リーダーの思想に傾倒するが、列車の中では厳しい思想統制が行われており、
異分子は発見され次第、列車の天井から釣り糸が伸びてきて釣り上げられ、殺されて車外に投棄される。
しかし狂気に陥っている「釣り師」はリーダーの思惑を外れ、列車の中の同朋を次々と殺すことに喜びを覚えている。
そこに、併走した車から殴り込みをかけてくるヤクザ達。
車内は反政府組織vsヤクザの抗争となる。
チンピラ2人は逃げ出し、逃げ込んだ車両の中で「装置A」を入手する。
チンピラAに「釣り師」の針か襲い掛かるが、突然割って入った「謎の協力者」に助けられる。
瀕死の「謎の協力者」曰く、彼らが持っている「装置A」は、ある速度域でのみ使用できるタイムマシンである。
リーダーはそれを利用し、過去に遡って理想郷を作り出そうとしているが、
この試みは失敗し、時間軸を壊して宇宙を破滅させてしまうというのだ。
「謎の協力者」は2人に「装置B」を託して事切れる。
「装置A」を追ってきたリーダーと対面するチンピラ2人。
リーダーは2人に襲い掛かり、「装置A」を奪回する。
「装置A」を巡る戦いの中でチンピラBは殺され、その遺志を継ぐチンピラA。
命を賭して「装置A」の起動を止めようとするチンピラA。
「装置A」のカウントダウンが残りあと僅かとなった時、
チンピラAは「装置B」のカウントダウンが「装置A」と同期している事に気付き、
「装置B」のスイッチを入れる。
「装置B」の効果によって「装置A」がもたらす時間遡行を自分自身にのみ及ぼす事になり、単身過去に飛ぶチンピラA。
死から免れぬ運命を知りつつ、「謎の協力者」を装ってかつての自分に「装置B」を渡すために列車に乗り込む。
EDは「謎の協力者」の視点。
霞む視界の中で、過去の自分の背中を見ながら死んでゆく。