08/01/15 09:48:40 mp6OQ7to
>>706
あなたの段階だと、どんな戦法が将棋には存在するのかを知る段階じゃないかな(失礼)。
そうでないと相手の狙いが皆目見えてこないでせう。
定跡がどうの以前にどんな戦法(形、囲い)があるのかと。
本格的な戦法だけでも、ここには書ききれない。要望があれば書くけどさ。
さらに奇襲戦法がこれまた山のようにあるんだ。
奇襲戦法とは正確に受けられると不利になってしまうといういちかばちかの一発勝負みたいな戦法だけど、
これだって受け方を知らないと面白いようにつぶされてしまうのだ。
鬼殺し、早石田、角頭歩、筋違い角、アヒル、阪田流向かい飛車、原始棒銀、原始中飛車、ひらめ、棒玉戦法、あたりが有名かな。
あとは奇襲戦法と本格戦法の中間のような微妙な戦法としては、
右玉戦法、風車、立石流四間飛車、メリケン流四間飛車、攻める四間飛車、攻める向かい飛車、かまいたち、雁木、右四間。
これらは長く続けられる指し方ではないが、たまには気分転換、または相手を驚かして、
「こやつは何やってくるか分からないなあ」と思わせるのも有効だ。
後はハメ手、無理仕掛けの類がある。
▲2六歩、▽8四歩、▲2五歩、▽8五歩、▲2四歩、・・・が無理仕掛けの代表選手。ここで▲2四歩が無理なのだ。
定跡を勉強することは全部覚えることではない。
相手の無理を懲らしめるやり方を覚えることなのだ。
無理が通れば道理引っ込む。