07/12/23 14:55:28 Ko5cCXli
>>205の説明でだいたいあってるんだけど、
ちょっとニュアンスが伝わってない部分もあると思うんだよね。
「きかされ」については、
「この自分の手番で自分の得になる手を指したいんだけど、
相手の手に応じた手を指さなければいけない」
というような、「手番を無駄にする」という含意がある。
その背景には、相手の手に応じた手を指さなきゃいけないというだけでも
やや損をしているという思想がある。
あと、「(歩を)あやまる」については、>>205の説明はちょっとずれてると思う。
「あやまる」を用いるのは、1マス隔てて相手の歩があるとき(例えば、94に後手の歩があって、96に歩を打つとか)がかなり多い。
またそうでない場合でも、
「相手の駒が利いているマスの1マス手前に歩を打つ」(例えば27に後手の桂が利いてて28に歩を打つとか)場合に限られると思う。
しかも、歩を打つ場所は自陣に近い場所が多く、その手を打つことによって自陣が窮屈になるという含意がある場合が多い。
>>205の説明では、下段飛車で攻めてきたときに金の下に歩を打つ「金底の歩」もあやまるに含まれることになるが、
これを「歩をあやまる」と表現する人はいない。