08/07/07 03:18:29 zxR19bb6
いいんちょ「みんなタンザクに願いは書けたかい?」
ケミ姉「うん。でもこれだけで願いを聞いてくれるブシドーの国のお星様って太っ腹ー。で、いいんちょは何書いたの?」
いいんちょ「私は、『よりたくさんの知識を身に付けられますように』だ」
ケミ姉「つまんねー。私はねぇ、『いいんちょと結ば…』」
いいんちょ「いい。みなまで言うな。金ドクは?」
金ドク「私か?私は『若人のエネルギーをたくさん吸えますように』じゃ。ヒヒヒ」
いいんちょ「…あえて何も言うまい…。青ダク男と茶カスメは?ダク男はずいぶん悩んでたみたいだが」
ダク男「俺は『みんなで迷宮を踏破できますように』だ」
いいんちょ「甚だしく意外だな…。君のことだから『彼女ができますように』とか、そんなのだと思ったよ」
ダク男「ふふ、青いないいんちょ。俺も最初はそう書こうと思った。が、気づいたのさ。
迷宮で名をあげれば、よってくる女の子はまさに星の数。選り取り見取りだってな」
いいんちょ「一瞬でも感心した私がバカだったよ…」
茶カスメ「…『みんなで』って?」
青ダク男「う、それはアレだ。このパーティは女ばっかだろ?だから女の子は俺に集中するってことだよ」
茶カスメ「私は?」
青ダク男「お、お前はその、何だ。よく見ると女みたいな顔してるから女の子の眼中には入らないはずだ」
茶カスメ (クスクス)
青ダク男「何笑ってんだよ。何もおかしいことなんかねーぞ!」
いいんちょ「(で、茶カスメは何て書いたんだい?)」
茶カスメ「(『今のままが続きますように…』)」
ケミ姉「(え?それでいいの?)」
茶カスメ「(今のままで幸せだから…)」
青ダク男「何コソコソ俺の悪口言ってんだよ。茶カスメ、ササ立てるの手伝ってくれよ」
茶カスメ「うん」
いいんちょ「やれやれ、本当に嬉しそうだね」
金ドク「ふふふ、まったく欲のないやつじゃの」