08/04/13 20:45:12 n5OXmhmt
―3月某日 金鹿の酒場にて
女将「例の件だけど、どうなったかしら」
ツスクル「一応、背中は押してみたけど」
女将「ちゃんと告白出来るかしら」
ツスクル「きっと大丈夫。あの子は強い心を持ってるから」
―4月1日 金鹿の酒場、長鳴鶏の宿にて
>>117-118
―4月2日 午前×時 金鹿の酒場にて
茶カメ「…」
女将「あら、いらっしゃい。こんな夜更けに来るなんて珍しいわね」
茶カメ「…私、あの人に気持ちを伝えました」
女将「まあ、とうとう告白したのね。それで彼の返事はどうだったの?」
茶カメ「……」
ツスクル「泣いてたら分からない」
茶カメ「…女将さん、昨日が何の日だったかご存知ですか?」
女将「昨日は4月1日だからエイプリルフールよね。まさか…」
茶カメ「…はい。かくかくしかじか(>>118)で、単なる冗談だと思われたみたいです。
馬鹿みたいですよね、私って」
女将「いいえ、そんなことないわ」
ツスクル「さっきの言葉は訂正する。あなたは今泣いていいわ」
茶カメ「…ツスクルさん」
ツスクル「でも忘れないで。あなたの想いは本物だから決してあきらめないこと。
昔は私も同じことがあったから分かるの」
女将「私も応援してるわ。女は度胸、当たって砕けろよ。ダク男くんを虜にしちゃいなさい」
ツスクル「サクヤさん、砕けるのはまずいと思うんだけど」
女将「あら、そうね。茶カメちゃん、ごめんなさい」
茶カメ「フフッ。いいえ、ありがとうございます。
私、あきらめません。すぐには無理だけど、またいつか告白します」
ツスクル「そう、その意気。泣いてるよりも笑顔の方があなたには似合ってる」