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かつて、地上の荒廃を避けるため、世界樹の天辺に街を築いた者達がいた。
高い技術力を持つ彼らは、数万人のもの人間が長年に渡って自給自足が
可能となるシステムを組み上げ、住人達はその恩恵に与って、世界から
隔絶された街で平和に暮らし続けた。
それから長い時が流れ、街の成り立ちを知る者はごく一部となった。
かつての技術力も、経年劣化やさまざまな事故により大半が失われた。
緩やかに衰退していく街。
いつしか人々は、かつて捨て去った下界こそが希望の地なのではないかと
考え始めていた。
下るにしても、こういう切り口もありかも。で、世界樹のふもとには既に別の街が。
対立、交流を経て新たな拠点を手に入れ、遂には共に世界樹の謎へと。