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925 名前:名無しさん、君に決めた![sage] 投稿日:2007/12/31(月) 23:02:32 ID:???
ある日の事
ミツル「流星の滝に行ってみたいなぁ」
サイユウに行くまでの道中ではハルカ達とは違い、ミツルには行った事が無い場所が多かったようだ。
ミツルはチルタリスに乗せてもらい、まったりと流星の滝まで飛んで行った。
ここからミツルはボールからサーナイトを出して2人で手をつないで洞窟の奥深くまで進む。
ミツル「わぁ、きれい・・・」
ミツルは流れる落ちる滝や時折見かける隕石ポケモンを見て嬉しそうに目を輝かせていた。
かなりの距離を歩き、やがて洞窟の最深部に辿り着く。特に誰もいなく、少し暗い場所である。
ミツル「・・・はぁはぁ」
この時ミツルは顔がさっきより青褪めていた。
ミツルはシダケと長旅で体調がましになったとはいえ、生まれつきの病弱少年。改善には限界があるものである。
ミツル「はぁはぁ・・・苦しいよ・・・助けて・・・サーナイト・・・」
本来ならミツルが苦しい時はミツルに言われずともサーナイトが急いで助けてくれる。
しかしこの時サーナイトは血迷ったのか、涙ながらに自分を見つめてくるミツルを見てかなり興奮していた。
薄暗く誰も来ないような場所で、動けないミツルと2人きり、加えてミツルのポケモンはサーナイト以外、自分から出てくることができない。
それはミツルを襲うには非常に都合の良い条件だったのだ・・・