07/08/18 11:13:17
>>149
本当に偶然重なりまくりでビックリ。不安がらせたり気分害したりで正直スマンカタ
でも>>148の言う通り他スレはコピペばかりだったけど、ネタに発展させたのはキミだけ。
チャンピオンはキミだ
151:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 13:47:51
>>150
じゃあシロナ様はなんなんだ!?
152:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 18:24:19
シロナ「わたしは チャンピオンのなかでも
ひとあじちがう チャンピオンマスター!
チャンピオンの マスターって すごいとおもわない?
153:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 18:48:26
ガチャ
ヒカリ「シロナさん入りますよ~」
ヒカリコスシロナ「大丈夫~♪」
ヒカリ「!」
ヒカリコスシロナ「!」
ヒカリ「・・・」
ヒカリコスシロナ「・・・」
ヒカリ「あの、用事が出来たんで出掛けます!しばらく帰らないと思いますが・・・」
ヒカリコスシロナ「あぁん、誤解よ!待って~」
154:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 21:28:29
シロナ「ヒカリ~、まだ怒ってる~?ねぇヒカリ~。」
ガチャ
シロナコスヒカリ「天空に舞え、ガブリアス!」
シロナ「…よかった、元気みたいね。…ふふ♪」
155:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 21:31:18
>>153-154
お互いに逆のコスプレして某夏の祭典に行く二人の姿を幻視した
156:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 21:40:14
パルシティのあのお姉さんはシロナ様だったのか?
ん?誰か来たみたいだ・・・
157:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 22:00:49
>>154
やっぱりヒカリんは天然だなw
158:名無しさん、君に決めた!
07/08/18 23:19:14
ヒカリ「つーか夏にシロナさんのコスプレはキツイ!」
シロナ「ヒカリの服は涼しいな~♪」
ヒカリ「シロナさんブラがはみ出てるしパンツ丸見え」
159:名無しさん、君に決めた!
07/08/19 00:19:32
>>158
俺の想像力を試してるのかw
…見えた!
シロナさんのハミブラ・パンが!!
今晩は熱い夜になりそうだぜ。
160:名無しさん、君に決めた!
07/08/19 20:45:02
このスレにいると、シロヒカの絡みをアニメで見たかのように、ハッキリとしたイメージが脳内に浮かぶよ
滅多にSS投下をしない俺が言うのもなんだが、職人さんには期待してるんで、頑張ってくれ
他人任せで申し訳ない
161:名無しさん、君に決めた!
07/08/19 20:48:49
シロナ「うーん…むむむ……ああでもないこうでもない…」
ヒカリ「シロナさんどうしたんですか?晩ご飯も食べないで…」
シロナ「あぁヒカリ…神話研究の報告書を書かなきゃいけないんだけど、うまくまとまらないの…うーん…」
ヒカリ「神話…それじゃ私はお手伝いできそうにないですね…すみません」
シロナ「もう、ヒカリはそんなの気にしなくていいの。…………うっ…考えすぎて頭痛が……イタタタ…」
ヒカリ「シロナさん、しばらく休憩しましょう。ずっと悩んでばかりだと疲れるだけですよ…そんなのダメです」
シロナ「休憩…そうね。少しは頭を冷やさないとオーバみたいに頭が爆発しちゃうわよね。」
ヒカリ「クスッいくらオーバさんでも失礼ですよ。…あ、そうそう!シロナさんの好きそうなDVD借りてきたんですよ」
シロナ「なになに?…あぁっ!?コ、コダックの珍妙な冒険第二部!!いやったーありがとヒカリー!」ギュウウ
ヒカリ「ムギュー!苦しいですシロナさん!…でもその調子なら研究も大丈夫そう。いい息抜きになるといいですね」
終わり
夏休みの宿題や受験勉強に追われる学生さん、仕事に追われる社会人さん
毎日忙しいけど、オーバみたいになる前に休息もとってくださいね
162:名無しさん、君に決めた!
07/08/19 21:16:31
>>161
ヒカリのかわいい優しさに安らぐよ。
シロナさんじゃなくても、こういう娘を妹にしたい‥!
163:名無しさん、君に決めた!
07/08/19 21:21:41
ヒカリ「神話なんて難しいわね」
ディアルガ「そうだな」
パルキア「右に同じ」
3クラゲ「全くそのとおりだわ」
シロナ「ヒカリ、そのポケモン達どうしたの?」
ヒカリ「何ってゲットしたのよ、通信とかして」
シロナ「そう・・・それにしても頭痛いわぁ」
ヒカリ(シロナさんのために集めたのに気付いてよ~)
ディアルガ「ご飯おかわり」
シロナ「はいはい待ってね」
164:名無しさん、君に決めた!
07/08/19 23:58:02
>>163
なんかポケモン達がちゃぶ台囲んで、ご飯食べてる子供にみえたよ。
んで、シロナさんが大家族のお母さん役。
ウンザリした顔しながら、しゃもじで茶碗によそう姿が浮かぶ。
165:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 01:04:42
続き
パルキア「シロナさんが作った晩飯ウマー」
ヒカリ「シロナさん気付いて!」
シロナ「何が?」
3クラゲ「マリパおもしろ~い」
ヒカリ「よく見て」
ディアルガ「先に風呂に入って良い?」
シロナ「分かった!」
ヒカリ「ふぅ・・」
シロナ「ヒカリって意外に伝説厨だったのね」
ヒカリ「ち~が~う~!」
166:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 02:04:08
「じゃあ、行ってきます。シロナさん」
「お母さんにうんと甘えてらっしゃい」
ヒカリが夏の3日間帰省することになった。
ホームから手を振り見送ったシロナは、彼方へ去った電車を名残惜しく見つめていたが、さっと振り返って帰路についた。
「ただいま」
いつもの習慣で帰宅を告げる声は、シンとした玄関中に吸い込まれて消えた。
そうだった、と半ば自嘲するように溜め息にも似た笑みを浮かべて履き物を揃えるシロナ。
リビングでやや遅めの夕食を一人でとっていると、なおのこと静まり返った空間が広がったように思えた。
まるで自宅ではないかの様な錯覚すら覚える広い部屋の一室で、その夜、シロナは普段口にしないワインを傾け出した。
飲み馴れない苦い味をあえて飲み干すように、一杯、二杯と重ねてゆく。
‥たった3日間なのに。
なぜ、ここまで精神(こころ)が揺らぐ?
アルコールに浸されていく意識の海に沈みこみながら自答を繰り返す。
しかし、その答えは抜けたグラスの泡のように微香を残して虚しく部屋を漂っていた‥。
167:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 02:06:23
翌朝、生まれてはじめての宿酔に悩まされたシロナはシャワーで意識を回復させると、普段より精力的に仕事に取りかかった。
自宅での書類作成、事務局での研究報告、後進への指導からポケモン達への世話まで、余すことなくこなす彼女からは、淋しさなど微塵も感じられなかった。
これは決して、同居人の不在を紛らわす後ろ向きな姿ではない。
むしろチャンピオンマスターであるという自覚と同時に、ヒカリが帰ってきたときに胸を張って迎えられるようにしようという決意の表れだった。
その夜、ヒカリから明日帰る旨のメールが送られてきた時、シロナは微笑みを浮かべながらそっと携帯電話を胸に抱いた。
「待ってるわよ、ヒカリ」
そう呟いて、心地よい疲労感と共に、穏やか気分を感じながら彼女は眠りに落ちた‥。
168:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 02:57:29
次の日、昨日と変わらず仕事をこなすシロナであったが、どことなく気分が浮き足立っていた。
夕暮れどきにはヒカリを乗せた列車が着くはずだ。
そう思うと、馳やる気持ちを抑えながらも、こぼれ落ちる微笑が彼女をほころばせていた。
油断…があったとは誰にも言えない。
しかし、不運な事件は彼女の眼前で起こった。
後進への指導中に行われていた少年同士の模擬バトルにて、逸れた攻撃がトレーナーの少年に当たってしまったのだ。
幸い少年は軽い怪我で済んだが、指導員として随伴していたシロナの動揺は少なくなかった。
少年の親に事情を説明し、局長に始末書を書き、その他の後処理を行う彼女の肩は僅かながら震えていたものの、唇はキュッと固く結ばれていた。
やっと全てを終えたとき、時間は23時を回っていた。
シロナはようやく携帯電話見ることができた。
そして顔を伏せた。
数多く残されたメール、そして通信記録。
最後に届いたメールには、シロナを心配する言葉と「先に家で待ってます」と残っていた。
顔を上げずに、ただ泣きじゃくるシロナ。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そして悔しかった。
自身の弱さが油断を招き、他人に、そして大切な存在に迷惑をかけてしまったことへの自悔の念は、激しく彼女の胸を掻き毟った…。
169:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 04:22:25
どうやって家路に辿り着いたのかはわからない。
だだ一刻もはやく、ヒカリに会いたかった。
そして、謝りたかった。
ドアは開いていた。
声にならない帰りの言葉を残して、照明のついたリビングに向かう。
そこにヒカリはいた。
すっかり旅の荷物は解かれ、テーブルの上には土産であろう包みが幾つか置かれていた。
「ただいま」
精一杯の笑顔を作り、声をかけるシロナ。
しかし、ヒカリは背を背けて一言も発しなかった。
「ごめんなさい‥、迎えにいけなくて…」
顔を逸らしながら、スッと椅子を引いて座りこむ。
沈黙。
駄目だ、口を開くと泣いてしまう‥。
せっかくヒカリが帰ってきたんだから、笑顔で迎えないと‥。
でも…、でも…!
その瞬間、シロナはちいさな腕に抱き締められた。
そして顔が押し当てられた耳元で声を聴いた。
「おかえりなさい」
170:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 04:23:59
‥堪えていた涙が溢れる。
「心配したんですよ」
「ごめんなさい‥」
「なにかあったんですね?」
「…それは」
さらにギュッと抱き締めるヒカリ。
「‥隠しちゃダメですよ、シロナさん」
その一言を聞いて、シロナは子供のように泣きじゃくった。
ただひたすらに泣いた。
ポロポロと弱さが全て零れ落ちた後、温かい優しい気持ちが頬を伝い降りた。
「‥ふふっ、なんだかあべこべね。帰りを待っていたのも、あなたを抱き締めるのも私の方なのに」
「わたしも変な感じです。でも、シロナさんをみていたら‥」
‥たった3日間の内に、なんと私は弱くなったことだろう。
だけど、なんと大切なことを知ったのか。
伝えよう、包み隠さずに。
私の弱さ、そしてアナタがどれだけかけがえのない存在なのかを‥。
「さぁ、何でも話して下さいね」
「‥長旅で疲れてるのに、いいの?」
「大丈夫!一晩中でもずっとシロナさんの傍にいます」
「‥じゃあ、まずは」
ありがとう、アナタがいてくれてよかった‥。
シロナは3日ぶりに満たされた部屋で、また少しだけ泣いた。
(完)
P・S
書いていて、こんなに長くなるとは思わなかった‥。
5スレも使ってしまって、ごめんなさい!
あと、最後まで読んでくださった方へ感謝!
171:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 06:00:03
>>166->>170
映 画 化 決 定
172:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 06:15:26
なんだろう、目から汗が止まらねぇ……!!
173:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 09:28:32
感動したぜ!
たったの5レスが5スレ分に見えるぞ!
174:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 13:32:04
うわ‥5スレって、ボケてるな、自分。
それはともかく、読んでくださった方々に感謝!
最初はヒカリが帰省→帰ってきて嬉しがるシロナさん、の予定が書いてると、突然にシロナさんがワイン飲みだすし、なんか事故で凹むし、泣きじゃくって、焦った。
もう書いてる本人が一番どうやって完結するか、ドキドキしてました。
キャラが勝手に動き出すって聞くけど、初めてシロナさんが自分の手を離れて動いた気がする‥。
175:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 13:45:35
>>165-170
シンオウ全土が涙した感動の超大作キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
176:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 15:40:27
仕事終わったら長文書こうと思ってたが>>166-170の後だと荷が重すぎるぜ
177:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 16:30:37
もはやこのスレにギャグやラブコメは要らずシリアスのみということか・・・
もうここに書くことはないだろう、サラバだ
178:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 16:40:00
>>177
流れは不定期に変わるもの
時々は来てくれ
そうすれば投下できる機会は出てくるはず
シリアスも好きだがギャグもあっていい
179:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 18:35:31
荷が重いけど長文書く
『チャンピオンシロナ熱で倒れる』
その報せを聞いたヒカリがシロナと再会したのは、急遽運ばれた病院の一室だった。
何のことはないただの風邪だったが、チャンピオンと研究者を両立した過労が体に堪えたのだろう、とは医師の弁だ。
「研究は別にいいけどポケモンリーグが心残りだわ。挑戦者に何て言われるかしら…」
事を荒立てないよう世間では、シロナは研究のためカントーへ渡っているという話が通っている。
もっとも、事前に全く報せの無かった話のために疑っている者が多いのもまた世間の見方である。
「シロナさん…今はとにかく体を大事にしてください。お仕事は二の次、ポケモンリーグは…残念ですけど」
「ふぅ…そうね。ここのところ働き詰めだったし、今日はゆっくり休むね。治ったらまたヒカリと遊んであげるから!」
病院のベッドでもいつもと変わらないシロナを見ていて自然と笑みがこぼれる。
「はいはい。じゃあ私そろそろ行きますね」
「あ、待ってヒカリ」
ベッド横の手荷物からシロナはモンスターボールを一個取り出し、ヒカリに差し出す。
「どこへ行くか知らないけど、あたしの代わりにボディーガード。ここの生活は退屈そうだし、連れてってあげて」
「ボディーガードなんて、そんな危ない所行きませんてば。…じゃあシロナさんが元気になるまでお借りしておきます」
「その子をあたしと思っていーっぱい可愛がってあげてね」
「アハハ…じゃあお大事に」
病室から出たヒカリは心の中でシロナに謝った。
(どっちかと言えば危険な所なんですよね…ごめんなさいシロナさん)
180:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 19:15:41
【ポケモンリーグ】
「チャンピオン代理?」
「ヒカリ、お前本気かよ?」
リョウが首をかしげ、オーバが本心かどうか聞いてきた。
「最近挑戦者が増えてきたって聞きました。こんな時期にシロナさんが居ないってわかると…」
「粗暴な挑戦者はチャンピオンが逃げたとバカにする…といったところですか」
本に目を向けたままゴヨウはヒカリの言おうとした事を引き継いで語ってくれた。
別段言い当てたワケでもなく、そう言いふらす者も居て、顔が広い四天王は噂を聞く機会も多い、つまりはそういう事だった。
「はい、シロナさんは逃げてなんかいません!一日だけ…シロナさんの代わりをやらせてください!」
ヒカリが4人に深々と頭を下げる。
ヒカリちゃん顔をあげて、と言ったのはキクノだった。
「ヒカリちゃんの気持ちもわかるわ。私たちもあの子がバカにされるのは我慢できないの」
「じゃあ…」
でもね、とキクノはまだ話を進める。
「本物のチャンピオンとの戦いを楽しみにしてるトレーナーも居るの。それはわかる?」
「そ、それは…」
暗い空気が流れたが、オーバが口を開いた。
「つまりだ!要するにオレらが挑戦者を全員倒せばいいんだろ?そうすりゃシロナのメンツも立つし純粋なトレーナーたちを残念がらせる事もない!」
意外だとばかりにリョウが驚いた顔を見せる。
「へぇ…ごくまれにやりますねオーバさん!」
「このやろ…お前は黙ってろ!!」
「とは言えそれが一番堅実な方法かもしれないですね。いかがですかキクノさん?」
ゴヨウも同意の意志を見せ、少し考えた後にキクノが答える。
「そうねぇ…たまにはシロナちゃんのために恩返ししないとね」
「…ってワケだヒカリ。オレらが丸一日挑戦者を全滅させる。お前はチャンピオンの部屋で遊んでていいぞ」
4人の頼もしさと優しさにヒカリの視界が涙で滲む。
「オーバさん…皆さん…ありがとうございます!」
こうして一日限りの小さなチャンピオン(仮)が誕生した。
181:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 19:23:24
またシリアスなものが来そうなのでここらでひとつ
ヒカリ「シロナさんと二人で海に来ました!」
シロナ「ヒカリ、誰に話し掛けているの?」
ヒカリ「キニシナイキニシナイ。それよりも今日は沢山泳ぎますよ~♪」
シロナ「ええ!それにしても…あなたの水着可愛いわねぇ」
ヒカリ「そう言うシロナさんはかなり大胆じゃないですか!目のやり場に困りますよ」
シロナ「そう?ヒカリに見てもらいたくて♪」
ヒカリ「あのねぇ…」
シロナ「さっ泳ぎましょ♪」
ヒカリ「恥ずかしい言葉をさらっと言わないでくださいよ…」
シロナ「きゃ~溺れた~ヒカリ~助けて~」
ヒカリ「大丈夫ですか!?」
シロナ「ダメ~人工呼吸しないとダメかもしれない(;´д`)ハァハァ」
ヒカリ「ちょ…どす黒いオーラ全開なんですけど…」
シロナ「はやくぅ~」
ヒカリ「仕方ないですねぇ…」
シロナ「どぴゅーー!」
ヒカリ「あぁ!シロナさん!鼻血が大量に!」
シロナ「ヒカリ~輸血お願い…」
ヒカリ「アホ」
182:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 19:51:49
ポケモンリーグ開始から早5時間。四天王が奮闘しているのか未だ挑戦者の影すら見えない。
ヒカリはかつてシロナと対峙したこの部屋で、緊張に体を強ばらせていた。
さらに数時間。ようやく1人目が来た。が、四天王との連戦で消耗しきっていたため、ヒカリは容易に撃退することが出来た。
ちなみに前述でいう粗暴なトレーナーの方だったので、何の遠慮もなく叩き伏せた。
ポケモンリーグ終了まであと1時間。
四天王との4連戦を考えればせいぜい最後の1人が来るか来ないか、といったところだろう。
「あぁー?チャンピオンの部屋ってこんなシケたトコなのかぁ?」
最後の挑戦者も粗暴だと確信した。ヒカリはモンスターボールを構える。
「おぉ?なんだシロナってガキんちょだったのかよ!どんなに強いかと思ってきてみたら…」
(シロナさんを知らない?つまりシンオウの人間じゃない…それに手持ちのモンスターボールが1個しかない。この人は…?)
あまりに奇妙な相手だが、目に見せた動揺はしない。感情を悟られたら負け。シロナさんが教えてくれた事の1つだ。
「……チャンピオンシロナ、行きます!」
手持ちから選んだ1匹目をボールから出し、バトル開始を暗に告げる。
「あいにくオレはこいつ1匹しか居ねぇ。行けフリーザー!」
ボールから出たのはたしかにフリーザーだったが、毛色も目つきもおかしい。シロナの研究書物で見たフリーザーとは明らかに違う。
「!これは…!?…本当にフリーザーなの…?」
「こいつはなぁ、我がロケット団が作ったクローンだ。薬物もありったけつぎこんで死ぬ直前まで力も引き出してあるぜ」
ロケット団。ニュースで見た事がある。首領こそ去ったが、団に心酔する残党はポケモン売買、虐待、悪事への利用…外道そのものだった。
「ひどい…命を弄んで、ポケモンを道具としか思わない!絶対にあなたを許さない!」
「シンオウ最強のトレーナーを潰しゃここで団の活動がやりやすくなるからなぁ!大人しく負けを認めな!フリーザー、れいとうビーム!」
「!!」
ヒカリのポケモンがなす術なく吹き飛ばされ、倒れた。
183:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 20:23:22
対峙してから何分経っただろうか?時間も気にしてられないほどにヒカリは追いつめられていた。
「カモが1匹、2匹、3、4、5……お?次でラストだなチャンピオンさんよ?」
フリーザーの強さは圧倒的、手持ち5匹がほぼ一撃で倒されてしまった。
(もう…残りはこの子しか…シロナさん…!ごめんなさい!)
ヒカリの最後のモンスターボールが開く。この場に来る前預かったガブリアス、こんな薄汚れた戦いに出したくはなかった。
「おぉ?ガブリアスか。フリーザー相手にガブリアスじゃ勝負は決まったなオイ」
「ガブリアス!ドラゴンダイブ!」
「遅い!フリーザー、ふぶき!」
相手の上を取る直前、ガブリアスが地に落とされた。
「ガブリアス!あ…あぁ…」
「終わったな。まだ途中の四天王の方が手応えがあったぜ」
絶望に浸るヒカリにシロナの姿が浮かぶ。
(ごめんなさい…こんな勝手な行動して、あげくの果てに負けて、やっぱりチャンピオンの代わりになんてなれっこありませんでした…シロナさん…ごめんなさい…)
「バ、バカな!?」
ロケット団員が驚愕の声をあげる。ふぶきを直撃したガブリアスが立ち上がったのだ。
「ガブリアス!どうして…?」
184:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 20:34:51
>>177
お前さんが本当にこれまでSSを書いてきたかどうか証明するのはほぼ無理だ
が、仮にSSを書いてくれてる一人だと見なして言っておく。俺はシリアスよりギャグのが好きだ
ギャグを投下しにくい状況が続くなら、投下しやすい流れになるまで描き貯めておく事もできるんだぜ
逆にシリアスSSに対しても同じ事をいえる
シリアスかギャグか、どちらか偏ってばかり望ましいとはいえない
両方ともバランスよく投下される状況が一番望ましいだろう
だからギャグSSが得意な人も、シリアスSSが得意な人も、SSに感想をくれたりする名無しも、みんな必要なんだ。
185:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 20:36:02
ガブリアスの様子を見つめるヒカリ。ガブリアスの頭に目が止まった。
「あれは…きあいのハチマキ?……まさか…あの時の…?」
半年ほど前の記憶が蘇る。
「ヒカリー!何でもいいから手伝ってー!」
「シロナさん…また報告書作成に追われてるんですか?」
「うぅ…この時期は毎年イヤになるわ…」
「もう…あ、シロナさんにピッタリの物がありますよ。ハイ」
「ありがと…ってこれきあいのハチマキじゃない!あたしはポケモンじゃないわよ!」
「まあまあ。ほら、それでも頭に巻いて一緒に頑張りましょう?」
「むー……ありがとヒカリ」
「あんなのほんの冗談であげたのに…珍しくもないのに…一番大事なポケモンに持たせて……シロナさん……!」
気づかない内に涙が頬を伝って流れ落ちる。
負けられない。シロナさんの代わりのこの子と一緒に。シロナさんの想いと一緒に。
「ガブリアス!ギガインパクト!」
「なっ!?させるか!ふぶき!……!?おいフリーザー!言う事を聞け!」
微動だにしないフリーザーにギガインパクトが直撃する。急所を的確に突いた一撃。
崩れ落ちるその一瞬、フリーザーが笑ったように見えた。
186:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 20:36:30
ラブコメは言うなれば必要不可欠な土台だから言うまでも無く絶対に必要だ。
このスレはみんな愛から始まってるんだぜ。
187:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 20:37:47
やりすぎはいかんよ。何事も。
188:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 21:00:47
「………勝った…」その場にへたり込むヒカリには、逃げ去るロケット団の姿はもうどうでもよかった。
『本日のポケモンリーグは終了しました。繰り返します…』
「おめでとう、ヒカリ」
「リョウさん…」
「あんな化け物倒すなんてなぁ…シロナ以上じゃねえか?」「我らで全滅する予定だったのに…すみません」
「オーバさん…ゴヨウさん…わ、私…うっ…」
「ここはもういいからシロナちゃんのお見舞いに行ってあげて」
「キ…キクノさん…はい…行ってきます!」
「遅い!」
病室に入るなりムスッとしたシロナが声をあげた。
「こんな時間までほっつき歩いて…ヒカリの悪い子!めっ!」
「シロナさん…シロナさん……!」
「わぁっ!どしたのヒカリ!?そんな泣きじゃくって…どこか痛いの?」
「あ、いえ……こほんっ……ちーがーいーまーすー!」
「アハハッ…いつものヒカリで安心したわ」
「あ!そうシロナさん!なんできあいのハチマキなんてまだ持ってるんですか!恥ずかしいですよ!」
「ヒカリがくれたプレゼントだからいいでしょ?でももっとこう、体でプレゼントが一番嬉し…」
「シ、シロナさんのバカー!」
(ありがとうねヒカリ…キクノさんから全部聞いたよ。あたしのためにポケモンリーグに出てくれたこと…チャンピオンシロナとして危ない人との勝負に勝ったってこと…もうヒカリも立派なチャンピオンだよね…もう子供扱いできなくなっちゃうね…)
「ちょ…なに泣いてるんですか!」
「ん…子供が成長する親の気持ちなの…」
「は、はい??」
完
はいはいシリアス下手っぴ
189:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 21:24:56
投下されてから20分...
この20分は
読んだ者全員が涙し
カキコもままならない状態が続いた時間なんじゃ
ないかって思った。
みんなは違っても
オレはそうだった。
190:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 21:33:17
このスレは本当にSS作者に恵まれているなあ……
不思議と何度も読み返したくなる
191:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 21:43:22
そのうちまとめwikiとかできそうだな
192:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 21:47:35
最近は萌えだけでなく燃え成分も提供してくれて全く素晴らしいスレだぜ
この二人は師弟愛でもまた熱いな
193:184
07/08/20 22:06:27
>>188
超感動SSGJでした!!
めっちゃ邪魔してゴメンよ(´・ω・`)
とにかく、俺はこのスレのSS職人も絵師も名無しも、そして勿論シロナとヒカリも皆大好きなんだ
だから177も、自分が不要だとか決して思わないでくれよな・・・
194:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 22:19:21
前の超大作よか、こっちの方が感動したな。
195:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 22:25:59
比較イクナイ!
どっちも良いものだと思うならば
196:188
07/08/20 22:43:15
なんかいっぱい感動してもらえて嬉しいです
カッコイイオーバあたりはちょいと見ものですよとは作者の独り言。
いつもギャグSS書いてるけど、またこういう流れが来たらシリアス書いていこうかな
197:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 23:04:09
ひとつだけ言わせて欲しい。
みんなシリアスって言ってるけど…自分が書いている(書きたい)のは『ハートフル』なんだ‥。
もうシリアスで通ってるから良いんだけど、厳密な意味じゃこっちで捉えて貰えると嬉しい。
198:177
07/08/20 23:27:23
「あっつー!」
夏によく言う言葉を言いながらアタシは自宅のドアを開けた。
「シロナさん汗だくですよ」
「あらそう?それにしても疲れたわ」
あ、アタシの名前はシロナね。それと隣にいるのがヒカリっていういわゆるアタシの弟子よ。
「こんなに暑いなら買い物なんて行くんじゃなかった~」
「シロナさんが行きたいって言ったんでしょ?それにこんなに買って!」
ヒカリの手元を見ると沢山の紙袋や箱を重そうに抱えていた。
「ごめんごめん、さぁ中に入って」
「シロナさん、冷蔵庫にあるジュース飲んでいいですか?」
「良いわよ、アタシ少し寝るから」
「分かりました~」
冷蔵庫をあさっているヒカリをよそにアタシは寝室に向かった。
このあと最悪な事態が起こる事を知らずに・・・。
199:名無しさん、君に決めた!
07/08/20 23:37:23
「えっと…、何をしたらいいかな……?」
ソファーに転がりながらヒカリは手帳と鉛筆を手にあれこれ思案している。
途中、ヒカリは逆さになったり腰を捻ったり足をぱたぱたさせたりした。
「どうしたのヒカリ?」
そこにシロナがチャンピオンとしての一日の仕事を終えて帰ってきた。
シロナはソファーの側に椅子を持ってきてそれに座った。
「あ、いえ…。最近暑いですよね?」
ヒカリは首だけシロナの方に向けて、手帳と鉛筆を胸に抱え込んだ。
一瞬だけ足の動きを止めたが、すぐにまた足をぱたぱたさせ始めた。
「そうね…、トリちゃん達にはちょっと辛いかもね。」
シロナは別段ヒカリの動作を気にするでもなく話を続けた。
「そうそう、ちょっと聞いて。今日のチャレンジャーね……。」
「えっ!ホントですかそれ!?」
翌日。
シロナはあまり朝には強くないが、チャンピオンたる者そうも言っていられない。
動かない体をゆっくりと動かしながらシロナはキッチンに向かう。
やっと着いた。
時間にして三分半だ。
シロナは手をかけて冷蔵庫のドアを開けようとした。
その時、一枚の見慣れない紙切れにシロナは目が止まった。
“ちょっと用事があってトバリシティに出かけます。
夕飯までには帰るので心配しないでください。 ヒカリ”
ヒカリの不在を知るとシロナはより一層怠そうに冷蔵庫のドアを開けた。
「いないのね…。」
シロナは深く溜め息をついた。
200:177
07/08/20 23:42:43
「ん~」
あれからアタシは一時間位寝てたわ。
「ふぅ~、アタシももう年なのかな?」
さてそろそろ晩ごはんでも作らなきゃと思って着替えようとしたとき、
バンッ
扉が急に開いたわ
「あら、ヒカリ」
「・・・」
「どうしたの?」
ふらふら~っとしながらこっちに来たかと思うと突然下着姿のアタシに抱きついてきたの。
「ヒカリ?」
「シロナさ~ん」
スリスリ
「シロナさん大好き~」
「え?」
「シロナさんの事が好きなの~」
突然の告白・・・アタシは驚いたわ、恥ずかしがりやのヒカリがこんなことを言うなんて。
「ありがとう」
アタシはヒカリの顔に近づいてキスしようかと思ったの。
「!、この臭い・・・」
突然ヒカリの口元に異臭がしたの。その時アタシはなんの臭いかすぐに分かったわ。
「まさか!」
アタシは着替えながら台所に直行したわ。そこには空の飲み物の缶が転がってたわ。
アタシはすぐに何の飲み物か調べたわ。
「これチューハイだわ!!」
多分ジュースと間違って飲んだんだと思うわ・・・どうしよう。
201:177
07/08/20 23:56:23
「シロナさん・・・」
振り向くと顔が真っ赤のヒカリが立ってたわ。
「ヒカリ!」
「何で逃げるの・・・私が嫌いなの?」
「相当酔ってるわ、どうしよう・・・」
このままだと急性アルコール中毒になってしまうわ。はやく医者にみせないと・・・。
アタシは受話器を手にとり医者を呼ぼうとしたときヒカリがのしかかってきたわ。
「シロナさ~ん、私のことが嫌いなの!?」
「好きだから助けようとしてるんじゃない」
慌てた声で叫んだあとアタシは医者を呼んだわ。15分ほどかかるって言ってたけど。
その時
バタン
ヒカリが急に倒れたの。
「ヒカリ!」
アタシはヒカリの口元に耳をあてたわ。
「呼吸してないわ・・・・」
完全に血の気が引いたアタシはすぐにヒカリの唇にアタシの唇を押し付けて人工呼吸を始めたわ。
「お願い助かって」
何度も何度もヒカリの口内に息を吹き掛けたわ。
そうしたら
「・・・ゴホッ」
息をふきかえしたの。
「ヒカリ!」
アタシはヒカリを抱きながら泣いたわ。
202:177
07/08/21 00:27:52
「大丈夫です、2、3日安静にしておけば治りますよ」
「本当ですか!?」
アタシはあの後ヒカリをベッドに寝かせた後ヒカリのお母さんも呼んだわ。
「では私はこれで」
「ありがとうございました」
ヒカリのお母さんと一緒にお医者さんを見送った後、アタシはお母さんに謝ったわ。
「このたびは私の不注意によりヒカリに危険なめに合わせて本当に申し訳ありませんでした」
「そうかしこまらないで、ヒカリは無事だったんだし」
「ですが私は・・・」
「自分を責めないで、シロナさんらしくないわ」
「・・・」
アタシはヒカリのお母さんに抱きついて泣いたわ。
「よしよし、あなたもヒカリと同じね」
「お母様・・・」
「それじゃあ私は帰るわ、ヒカリの事よろしくね」
「こんなことが二度とないように十分注意します」
203:177
07/08/21 00:31:57
ヒカリのお母さんを見送った後、アタシはヒカリの部屋へ向かったわ。
「んあ・・・シロナさん?」
「ヒカリ?大丈夫なの」
「何があったんですか、全く覚えてなくて」
アタシはヒカリに今まであったことを話したわ。
「ごめんね、アタシのせいで」
「シロナさんは悪くないわ、私が・・・頭が痛い」
「二日酔いね、安静にしてなさい」
「はーい」
そのあとアタシは看病してなんとかヒカリの二日酔いは治ったの。
こんなことが二度とないようにアタシはお酒を買うのをやめたわ。
それにしてもヒカリのお母さんは優しかったな。
アタシもあんな人になりたいな。そう思いながらアタシはヒカリと一緒に残りの夏を過ごしたわ。
204:177
07/08/21 00:33:49
恥ずかしながら帰って参りました。
シリアスは久しぶりなんで疲れた。これからもよろしくお願いします。
205:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 02:20:30
>>204
シリアスもギャグもラブコメも全て共通するのはシロヒカ愛。
だからSSのジャンルなんて気にせずに、己のシロヒカ愛をぶつけりゃ万事OKさ!(177への返信)
あんたの愛のカタチをとくと読ませてもらった。
いいじゃないか‥!
アヤコママがもっと絡んだのが見たくなったよ。
206:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 02:49:21
>>181
スゴく遅レスになってしまったが、シリアスだけじゃないラブコメギャグを書いてくれたアンタの事も忘れちゃいないぜ!
人工呼吸をハァハァしながら待つ、どす黒いシロナさんのエロっぷり(笑)が好き!
207:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 03:34:57
今>>205がいい事言った。
雑談にしろSSにしろ絵にしろ、他の人のシロヒカ愛のカタチを知れば、
自分のシロヒカ愛の新しいカタチを学び取る事もできるかもしれないしな。
208:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 04:44:58
シロナ「ヒカリ~、いっしょにお風呂入りましょ♪」
ヒカリ「ヤです。恥ずかしいし」
シロナ「そんなぁ~」
次の日。
ヒカリ「今日は先にお風呂に入りますね」
シロナ「…お風呂、壊れてるわよ」
ヒカリ「へっ?」
シロナ「だから今日は銭湯に行くわよ!」
ヒカリ「‥そこまでするか」
シロナ「たまには女同士で裸の付き合いもいいものよ」
ヒカリ「シロナさんが言うと、違う意味に聞こえます」
シロナ「お互いに洗いっこしましょ♪」
ヒカリ「‥なんだか卑猥です、その響き」
シロナ「あなたはもう忘れたかしら~♪」
ヒカリ「年齢いくつですか」
シロナ「ババンババンバンバン~♪」
ヒカリ「年齢バレますよ」
シロナ「もうヒカリったらノリが悪いわね」
ヒカリ「お肌のノリだけで十分です」
シロナ「そうね、次は美人湯がある温泉に行こうかしら~」
ヒカリ「‥当分、家のお風呂は直りそうもないわね」
209:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 20:19:20
シロナ「ミロカロスの冷凍ビーム!あなたのレントラーは一発で瀕死ね」
ヒカリ「タイプ一致してないのに一発で瀕死ってどんだけ~」
シロナ「えぇ!?ヒカリ、どんだけ~って何?」
ヒカリ「どんだけ~知らないなんてシロナさんってどんだけ~」
シロナ「だからどんだけ~って何なのよ!」
ヒカリ「教えないよ~だ、私全滅したから帰るね」
シロナ「気になる~!アタシが負けたことにするから教えて!」
210:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 22:22:38
どんだけ~って言葉はもともとどっかのホモが使っていたらしいってばっちゃが言ってた
211:名無しさん、君に決めた!
07/08/21 22:38:15
シロナ「うーん……」ゴロゴロ
シロナ(羊が一匹、羊が二匹………)
シロナ(羊が五百匹……妙に今日は眠れないわね…もう今日はずっと起きてようかしら)
ヒカリ「スー、スー、シロナ…さん…らめぇ…」
シロナ(………ヒカリが一人、ヒカリが二人、ヒカリが三人……あぁ…なん…か幸せ…フフ…グーグー)
翌朝
シロナ「目が覚めたらヒカリが一人になっちゃった…」
ヒカリ「はい?」
シロナ「ヒカリが一人、ヒカリが二人…」
ヒカリ「あ、シロナさん!二度寝しないで起きてください!コラー!」
212:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 00:22:30
>>211
ハートにぐっと来た!
213:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 01:05:39
>>208に>>209に>>211に・・・GJなSSが多すぎてたまらんwww
214:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 01:19:03
シロナ「はぁ~疲れた」
ヒカリ「お疲れ様です」
シロナ「この暑い中あちこち神話について調べ回るのはさすがに堪えたわ」
ヒカリ「そうだ!シロナさんに疲れが吹き飛ぶおまじないをしますね」
シロナ「え?なにそれ」
チュッ
シロナ「!」
ヒカリ「あれ?ママがこうすると疲れがとれるって言ってたのに・・・」
シロナ「・・・(ぼーぜん)」
ヒカリ「あ、これ男の人にしか効かないって言ってたっけ!ごめんなさい」
ギュッ
ヒカリ「え?」
シロナ「ありがとうヒカリ、でもアタシの場合こうしないと疲れがとれないの・・・いくよ」
ヒカリ(シロナさん・・・ん・・・舌が中に・・・)
215:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 01:56:00
わっふるわっふる
216:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 03:15:07
>>211
ヒカリの夢の内容が気になるw
217:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 03:39:20
ヒカリ「あ、またシロナさん、寝る前にワインですか?」
シロナ「ナイトキャップよ」
ヒカリ「ん~、前はお酒なんて飲まなかったのに‥」
シロナ「そうね。以前にワインを開けたときは、ほろ苦い味しかしなかった‥」
ヒカリ「今は?」
シロナ「甘いのよ。心地よさが喉をスッと通り抜けて、体中を駆け巡っていく‥感じかな?」
ヒカリ「でも‥、たしかこのワインって、冷蔵庫に置いたままになっていたワインと同じですよね?」
シロナ「そうよ」
ヒカリ「だったら、どうして味が変わっちゃったの??」
シロナ「‥お酒はね、一緒に飲む相手で味が決まるのよ。その事を私は知った。‥アナタが帰ってきたときにね」
ヒカリ「シロナさん…」
シロナ「あの日のお酒は忘れられない味になった‥。だから、その味を思い出したくて飲むようになったのかしらね?フフフ」
ヒカリ「‥でも、飲み過ぎちゃダメですよ」
シロナ「大丈夫よ。アナタがいるもの」
ヒカリ「もう!シロナさんたら…」
シロナ「ああ、美味しい。しあわせ~」
ヒカリ「‥いいなぁ、大人って」
218:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 04:53:17
>>166-170の後日談ktkr!!!
219:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 05:15:25
hage
220:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 13:24:11
> hage
たまに出てくるけど、コレって何?
221:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 13:41:04
やっぱり二人は一緒のベッドでねるんだ。つーかシロナさんは寝てるヒカリに何もしないのか?
222:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 15:35:16
>>220
お前ら死ねって意味
223:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 18:24:54
>>221
俺んとこのシロナさんの場合。
シロナ「ああっ、ヒカリの寝顔かわいい…。キスしちゃおうかしら?でも、嫌われちゃったらどうしよう‥。でも、これはチャンスだわ!」
そっと唇を近付けて、ヒカリのちいさな口元から吐息を感じる距離まで接近するシロナさん。
シロナ「ドキドキするわ‥、あと少し唇を前に突き出せば触れちゃう…」
ヒカリ…好きよ!
バサッ!!
すんでのところで、シロナさんは体を反転させた。
シロナ「駄目‥、ヒカリに嫌われるのが怖くて出来ない‥」思わず溜め息ひとつ。
シロナ「もう、私の意気地無し…!」
そうしてシロナさんは悶々としながら眠りに就く。
だがシロナさんは、ボソッとヒカリが呟いたのに気付いていなかった…。
ヒカリ「(顔を赤らめながら)…バカ」…自分はヘタレなシロナさんが好きですわ♪
224:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 18:57:25
シロナさん可愛い
225:名無しさん、君に決めた!
07/08/22 21:29:08
ピカーンゴロゴロゴロ!フッ
ヒカリ「シロナさん大変です!停電しちゃいましたよ!」
シロナ「待ってて!今ミカルゲにフラッシュを使わ……はっ!」
ヒカリ「シロナさん、どうしたんですか?シロナさん!」
シロナ(この暗闇に紛れてのじゃれ合いもまた一興ね…)
ヒカリ「シロナさん!?大丈夫ですか!?返事をしてください!」
シロナ「ヒッカリー!!」ガバァッ
ヒカリ「シロナさん!?何を…」
シロナ「この柔らかさ、この二つのふくらみ、これはまさしくヒカリの…」
ヒカリ「シ、シロナさん!落ち着いてください!」
シロナ「いただきまー」パチッ
ヒカリ「あ、電気が付きましたね」
シロナ「………あれ?ヒカリ、何でそこに?」
ヒカリ「シロナさんこそタマザラシのぬいぐるみ二つをつかんで何を?私の名前を叫んだような…」
シロナ「こ…これでドッジボールしましょ!って言おうと…」アセアセ
ヒカリ「二個もボール使うんですか?」
シロナ「えっ…えっとホラ……ボールひとりじめとか そういうのだめよ!」アセアセアセ
ヒカリ「ふくらみとか柔らかさとか…」
シロナ「ぜ、全部聞かれてた……」
ヒカリ「……」ブンッ
シロナ「あぁっタマザラシ投げないで!キャーッ!!」
終わり
226:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 01:18:40
ヒカリって貧乳じゃなかったか?・・・あ、だから怒ったのか!
227:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 09:39:49
>>226に貧乳呼ばわりされたヒカリの一言↓
228:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 10:16:21
確かみてみろ
229:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 16:10:12
ヒカリ「貧乳はステータスだ!」
230:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 17:38:58
ちがいますぅー!
貧乳はステータスですぅー!
231:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 18:39:38
ヒカリ「カントー平野とか言うなぁー!」
232:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 19:04:36
ナデナデ
シロナ「本当にないわねぇ」
ヒカリ「ひゃん!」
233:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 20:01:28
感度は抜群かv
234:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 20:46:52
シロナさんの手で大きくするんだ
235:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 21:08:20
シロナ様も谷間ないし、ぶっちゃけ貧n(ry
む…こんな時間に誰か来たようだな
236:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 21:27:12
翌日、廃墟となった某大学病院の地下の研究室で>>235によく似たホルマリン漬けが発見されたとかされないとか
237:225
07/08/23 21:48:43
俺の投下したSSで論争ktkr
つまりタマザラシぬいぐるみ→ドーミラーぬいぐるみなら
みんな納得するわけですな
238:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 22:35:53
>>237
間をとってトリトドンの耳にするべし
239:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 23:00:05
そもそもタマザラシぬいぐるみなら乳でなく尻だと(ry
240:名無しさん、君に決めた!
07/08/23 23:33:09
女の子「今日もパルパークにヒカリって女の子が来てるねパパ」
おじさん「そうだな」
女の子「あ、カイオーガ捕まえてる!凄いねパパ」
おじさん「あぁ、パパびっくりしたよ」
女の子「あと私の隣でビデオカメラまわして叫んでる女の人はあの子のお姉さんなのかな?パパ」
おじさん「さあ、パパ分かんないよ」
シロナ「ヒカリー!頑張ってよー!!」
241:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 00:38:57
>>240
たぶん、ヒカリより興奮してるシロナさんが見える(笑)
そしてアングルなんか凝りに凝って、あらゆるシーンをカメラに収めてそうだよ。
んで、後でハァハァ(ry
242:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 00:41:30
『シロヒカ・ストーリー番外編』
事務局での仕事が終了した晩の事。
帰路へ足を向けるゴヨウの後ろから、シロナが声をかけてきた。
「ゴヨウさん、この後二人で飲みに行きませんこと?」
「‥貴女からお誘いがあるとは、珍しいこともあるものですね。わかりました。私の行きつけのバーがありますので、そこで…」
薄暗い店内には他の客はおらず、カウンターに初老のマスターがひとり、丁寧にグラスを拭いている。
「マスター、ジン・トニックを」
マスターは僅かばかり顎を動かし、静かな手つきでグラスにジンを注いだ。
「いつからお酒を嗜むようになったのですか」
「最近よ。ちょっとした事があって、その時にお酒の味が判るようになったの」
「なるほど。しかし貴女が外で呑むのは初めて拝見しました」
その言葉を耳にして、グッとグラスを傾けるシロナ。
「そうなのよ!聞いて下さる?ゴヨウさん!」
「はぁ」
「そりゃあ、最初は自宅で飲んでいたわ。あの娘もおつまみを作ってくれたりしたわ。でも、段々と視線が厳しくなってきて‥。昨日なんかちょっと酔って寝室から呼び出して、おつまみをねだったらどうしたと思う?」
「解りかねますが‥」
「ツカツカと台所に行って、バン!とテーブルに塩の瓶を置いて、無言で寝室に入っていったのよ!ヒドいじゃない!?ちょっとお酒を飲んだくらいで、あんなに怒ることないじゃない!!」
「‥いえ、ヒカリさんが怒るのも分かる気が」
しかしシロナは、ゴヨウの話など聞いていなかった。
「マスター!お代わり!!」
場の空気を読み切った熟練のマスターの手から、既に新たなグラスが差し出された。
「他にもね…。ん!?聞いてます?ゴヨウさん!?」
「‥ええ、聞かされ…いや聞いてますよ」
ゴヨウは思った。
やれやれ、この女性(ひと)は絡み上戸だったのか。
ふうっ…、長い夜になりそうですね‥。(続く)
243:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 01:16:08
…数十分後。
「でね~、ヒカリが~むにゃむにゃ」
「…あ、貴女は下戸だったのですか…!?」
すっかり酔いつぶれているシロナ。
絶句するゴヨウ。
マスターは相変わらずグラスを拭き続けている。
「…マスター。ハイヤーの手配を」
‥ピンポーン。
ゴヨウは、なんとかシロナから住所を聞き出して、マンションまで送り届けた。
カチャ、ドアが開く。
「キャー!何してるのシロナさん!?」
ヒカリはゴヨウの肩に寄りかかっている、酔いつぶれたシロナのあられもない姿に驚く。
「見ての通りです。」
「帰りが遅いと心配してたら、この人は…!」
「まぁまぁ、怒りを収めて下さい。それより水を飲ませて少し酔いを醒ましてから、熱いお風呂にでも入れてあげてください」
「わ‥わかりました、ゴヨウさん。スミマセン、ご迷惑をおかけして…」
「気にしないでください。それとコレは二日酔いの薬です。」
「何から何まで、ありがとうございます」
「…それから」
「まだ、何か?」
「彼女が目覚めたら、『今宵は愉しかった』とお伝え下さい。それでは、失礼します」
颯爽と部屋を後にするゴヨウの背後で、酔っ払いを怒ったり、なだめる少女の声がした。
ゴヨウはそれを聞きながら、そっとほくそ笑んでハイヤーに乗り込んだ。
(続く)
244:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 01:59:52
「お早いお戻りでしたね」
再び先程のバーへ戻ってきたゴヨウは、少々疲弊した様子にみえた。
「‥マスター、バーボンをロックで」
グラスにバーボンが注がれ、何も言わずに口にするゴヨウ。
‥しばらく静寂が続いたが、おもむろにマスターが口を開いた。
「初めて間近で拝見しましたが、綺麗なお嬢さんですな」
「…ええ、美しい女性(かた)です」
「…で、いかがです?姫君の騎士〈ナイト〉を仰せつかった感想は」
思わず、むせるゴヨウ。
「…騎士〈ナイト〉どころか、私は従者〈ジャック〉に過ぎませんよ」
「ほほう?」
「何せあの方には、かわいい守護天使がいますからね。今頃は彼女を添い寝役に、姫君は天蓋付きのベッドで夢をみている時間ですよ」
「成る程」
低く唸るようにして相槌を打つマスターだったが、
「‥では、貴方にとって愛天使〈キューピッド〉には成りませんか?」
…グラスの氷がカラリと音をたてた。
「…考えたこともありませんよ」
それきり、また静寂が訪れたが、ゴヨウはサングラス越しにじっと琥珀色のグラスを見詰めていた。
「…女王〈クイーン〉のハートを射止めるには」
誰に向けるでもなく、呟くゴヨウ。
「王〈キング〉に成るしかないか…」
頭だけでなく、胸の火照りを鎮めるかのように、ゴヨウはグラスを一気に流し込んだ…。
(完)
245:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 06:48:38
>>242-244
番外編ktkr
ゴヨウかっけぇ
246:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 13:03:24
だが、このスレ的に考えるとゴヨウの想いは決して成就しない運命にあるのだ・・・
ゴヨウカワイソス
247:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 13:22:28
ヒカリが反抗期になったらシロナさんはどうするんだろ?
248:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 14:11:14
>>247
ゴヨウが相談役になってくれるさ
249:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 14:21:01
>「‥では、貴方にとって愛天使〈キューピッド〉には成りませんか?」
逆にゴヨウの方が二人のキューピッドにされそうな予感www
250:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 16:48:18
>>242-244のおかげでゴヨウの株は上がったが、結局は当て馬で終わる運命なのが涙を誘うな…。
251:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 17:12:35
このスレのお陰でゴヨウも好きになれた
252:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 17:23:09
ゴヨウカッコイイな。
この調子でオーバ編やリョウ編も書いてほしい。
253:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 17:30:06
オーバは何となくディスコにいそうだし
リョウは休日に森林浴してそうだな
254:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 17:41:11
このスレにおける男性陣の報われなさは異常としか言えないんだぜ
255:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 18:49:29
>>254
禿同。
ヒカリにちょっかいを出した奴は例外なくシロナさんに葬られるし、たまにシロナさんに手を出す奴がいたとしても、ヒカリLOVEには叶わないし。
あまりネタにされないリョウはマシだが、オーバはw
256:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 18:56:58
こんな感じにな
ヒカリ「どうやったら強くなれるんだろ?」
???「ハッハッハッハ~そこにいる迷えるメリープよ!俺が解決してやる」
ヒカリ「あなたは?」
ワタル「俺の名はワタル!さあお嬢さん、この機械を使いたまえ」
ヒカリ「それは?」
ワタル「これはP・・」
シロナ「オラァッ!」
バキッ
ワタル「お、俺のPARが・・」
シロナ「失せろ!」
ボカッ
ワタル「痛っ!」
バタッ
シロナ「さあ帰るわよヒカリ」
ヒカリ「え・・・うん」
257:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 19:01:21
>>256
ば‥番長!!
258:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 19:41:12
ヒカリ「シロナさんそろそろポケモンについて教えてください」
シロナ「分かったわ、まずはドラゴンダイブ!」
ヒカリ「え・・・きゃあ!」
シロナ「からみつく」
ヒカリ「動けない・・」
シロナ「舌で舐める」
ヒカリ「あぁん・・・」
シロナ「天使のキッス」
ヒカリ「んん・・・シロナさん何でこんなことをするの?」
シロナ「ヒカリの特性がメロメロボディだからメロメロになっちゃったのよ」
ヒカリ「あれ?メロメロボディって同性には効かないはずじゃあ・・・」
シロナ「え、・・・あぁアタシの特性は敏感っていって♂への効果まで受ける特性なの」
ヒカリ「そんな特性ありません!」
259:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 21:37:27
>>258
シロナさんの特性が「敏感」…。
いつも攻めのシロナさんが受けにまわったら‥と妄想してみると、やべぇ‥たまらん!
260:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 22:25:50
ヒカリ「よーし敏感ならくすぐってやる」
ヒカリのくすぐる!
シロナの敏感によりシロナの性欲が高まった!
ヒカリ「えぇー!」
シロナの襲う!
ヒカリは倒れた!
261:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 22:38:50
>>256
ヒカリ「ダメ、」
シロナ「ゼッタイ。」
262:名無しさん、君に決めた!
07/08/24 22:40:23
自分の中にあるシロヒカ・ストーリーに、今後ゴヨウさんをドラマに絡ませたくて番外編書いたけど、良かったよ…好評で。
彼は言わば、スイカの甘さを際立たせる「塩」の役割なんで(笑)、今後にご期待ください!
‥でもこのスレじゃなかったら、ゴヨ×シロも書いてみたい衝動が。
オーバやリョウも書きたいけど、アニメに出てきたらキャラが掴めると思うので、それまで構想練っときます。(オーバは9月に出るらしい)
最後にいつも早起きして最初にコメントくれる>>245に感謝!
263:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 01:15:40
シロナ「なんで・・・?彼女と二人きりの旅行のはずが!」
ヒカリ「私!母と彼女3人で旅行に来たの!タマムシシティってとても綺麗な街なのね」
アヤコ「わーい!旅行だぞー!ヒカリ大好き!」
そんな俺は懐古
264:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 02:13:47
むしろ3Pフラグ
265:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 05:10:22
>>263
懐かしいw
266:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 08:05:41
リーフに遭遇に8万ペソ
267:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 22:10:19
>>266
スレ違いだと思うけど・・・
カンナ「へえ、あなたがシンオウの?」
シロナ「ええ、そうよ」
カンナ「ふーん…」
シロナ「何?」
カンナ「いえ、別に…」
シロナ(何なの、この女?)
ヒカリ「シロナさーん」
シロナ「ヒカリ!」
ヒカリ「もう、どこへ行ってたんですか!」
シロナ「ごめんなさいね、ちょっと、この人と話をしてたのよ」
カンナ「初めまして、カントー四天王の一人、カンナよ」
ヒカリ「ええ!?もしかして、あの『氷雪の女王』のカンナさん!?」
カンナ「まあ、回りがどう呼んでいるかは知らないけどそうって言うしかないわね」
ヒカリ「あ、あの、握手してもらえますか!?」
シロナ(むっ)
カンナ「ええ、喜んで」
ヒカリ「感激…」
268:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 22:13:38
シロナ「ヒカリ、そろそろ…」
ヒカリ「あっ、そうでしたね、それではさようなら」
カンナ「ええ、さようなら」
ヒカリ「ああっと、忘れるところだった
はい、手紙、帽子を被った女の子から渡すように頼まれました」
カンナ「あらそう、ありがとう」
ヒカリ「それじゃあ、私はこれで」
ヒカリ「いい人でしたね、カンナさん」
シロナ「そうかしら?」
ヒカリ「?何か嫌なことでもあったんですか?」
シロナ「別にー」
ヒカリ「うーん…あっ、もしかしてやきもちを焼いてるとか?」
シロナ「……そうよ、悪い?」
ヒカリ「…もう、しょうがないな…」
269:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 22:14:45
チュッ
シロナ「ヒカリ…」
ヒカリ「尊敬と愛情って違うものなんですよ、そこの所を理解していますか?」
シロナ「それなりにはね…ねえ、ヒカリ、私はどっち?」
ヒカリ「言わなくちゃダメ?」
シロナ「ダーメ」
ヒカリ「もう仕方ありませんね、耳を貸してください」
シロナ「良いけど…」
ヒカリ「私にとってシロナさんは・・・」
シロナ「わたしは…」
ヒカリ「ひ・み・つ!」
シロナ「こら、ヒカリ!」
ヒカリ「きゃあ、怒った!」
シロナ「こら、待ちなさい!私はどっちなの!?」
ヒカリ「捕まえられたら話しますよ」
シロナ「いったわね、絶対捕まえてやるんだから!」
270:名無しさん、君に決めた!
07/08/25 22:17:03
おまけ(手紙の中身は絶縁状)
カンナ「ごめんなさい…」
リーフ「……」
カンナ「反省してますから…」
リーフ「……浮気はダメ…」
カンナ「あなた以外は好きになったことは無いわ!」
リーフ「同じこと、何回も言った」
カンナ「あう!」
リーフ「ファンの子にやたらとサービスをした…」
カンナ「うう!」
リーフ「暗い女の子より、明るい子の方がいいってインタビューに答えてた…」
カンナ「それはポケモンのことであって…」
リーフ「私、魅力無い?」
カンナ「そんなことは無いわ!リーフはとっても素敵よ」
リーフ「……本当?」
カンナ「本当!本当!」
リーフ「ならいい」
カンナ「ほっ」
リーフ「でも浮気はダメ」
カンナ「はいぃ!」
271:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 00:07:42
なんだこのカントーシンオウ百合祭りはw
272:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 02:26:46
ハルカ「私達は」
クリス「大丈夫なんだけどね」
カリン「クリスちゃ~ん♪」
プリム「ハルカ、あの忌々しいダイゴは私が始末しましたから安心して一緒にいられるわ」
ハルカ&クリス「うそーん」
273:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 03:15:36
百合ウィルスが全地方に広まっているというのかwww
274:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 03:29:56
hage
275:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 04:18:58
男同士だと見苦しいが百合なら華やかな気がするな
276:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 04:30:58
前スレ978
>このスレ来るまで正直、百合にはあまり関心がなかった。
>女の子が興味を持つなら分かる気もするが、何故男が百合な関係に萌えるのか不思議だったんだが、やっと自分なりに分かった。
>好きなキャラの相手が男じゃないから、寝取られたような気がしないのが大きいんだと思った。
>シンジ×シロナのスレがあるけど、自分は駄目で頭が受け付けない‥。
>その点、相手がヒカリなら、どれだけいちゃつこうが苛立たないし、むしろ可愛い娘同士が微笑ましくて萌えるんだと思う。
>まぁ、自分なりの百合解釈だけど、まさか自分にこういうのに萌える素養があったなんて思わなかったよ…。
>恐ろしいスレだぜ!!
前スレ979
>シロナとヒカリ、どちらも単体の魅力も十分だが
>この二人のそれぞれ違った魅力を同時に味わえるのが実に贅沢
>と、野郎の百合好きの一人の解釈を晒してみる
すまん、貼らせてもらった
彼らはシロナとヒカリの関係、百合としての良さを見出した
そして自分を含め新しい世界へ導いてくれた
>>275も近い心境なのかもしれない
277:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 08:19:40
今ゴヨウ編見てきた。
ゴヨウが切なくカッコイイ!!はじめてゴヨウがカッコイイと思ったよ。
でもそんなカッコイイゴヨウを見ても俺のメインはシロヒカ。シロナかわいーい、ヒカリもかわいーい(*・ω・*)
一気に4人(シロナ、ヒカリ、ゴヨウ、マスター)に萌えさしてくれてありがとう!
ていうかゴヨウ、マスターとくっつけば良いと思うよ。性的なことは抜きで。
278:名無しさん、君に決めた!
07/08/26 16:07:38
大人の友情ってか…
もちろんクールな意味で
279:名無しさん、君に決めた!
07/08/27 02:25:45
ある朝のこと、シロナは微かに聴こえてくるピアノの音で目が覚めた。
やや遅めの朝であったが、穏やかな調べがゆったりとした朝を演出し、心地よい気分にさせていた。
「…いい音色ね」
耳を澄ませながら音を辿ると、リビングの一隅に置かれたピアノを弾くヒカリの姿があった。
ヒカリは僅かばかり鍵盤〈キー〉からシロナへ目を向けたが、そのまま演奏を続けていた。
シロナがティーカップに熱い紅茶が注いだとき、やっとピアノは鳴り止んだ。
「とっても素敵な演奏だったわ」
「どう致しまして♪」
椅子に腰を下ろし、ヒカリは微笑んだ。
「結構上手だったけど、ピアノを習っていたの?」
「ええ、『良いコーディネーターになるにはリズム感が大事なのよ』と、ママからピアノのレッスンを受けていたんです」
「なるほどね。思わず聴き入っちゃったのも頷けるわ」
「いえいえ、わたしなんかほんの少しだけ弾けるだけですよ~。いつかシロナさんが弾いてくれた演奏に比べたら…」
「あ‥アレは試合前にテーマ曲が欲しいという要望があって、即興で作曲したに過ぎないものよ」
「謙遜しちゃって~」
思わず赤くなるシロナだったが、ふと何かを思いつき、部屋を出ていった。
280:名無しさん、君に決めた!
07/08/27 02:26:57
ヒカリが不思議そうに首を傾げていると、シロナが何かケースを抱えて帰ってきた。
「何ですか、それは?」
シロナがケースを開けると中からヴァイオリンが現れた。
「うわぁ~、シロナさんはヴァイオリンも弾けるんですか!」
「‥どちらかというと、こちらの方が専門かな?」
軽く調弦するシロナの堂に入った姿に魅入ってしまうヒカリ。
「さぁ、何を演奏しましょうか?」
「えっ?」
「せっかくだから、二人の協奏曲〈コンチェルト〉は如何?」
「素敵!」
「フフッ‥、アナタが弾ける曲を選んで頂戴な」
パラパラと楽譜をめくるヒカリの手がある曲で止まった。
「これなんてどうですか」
「‥いいわね、E・W・エルガーの…」
「おはよう、寝ぼすけシロナさん!」
「コラッ!違うでしょ!」
「エヘ‥、『愛の挨拶』です」
281:名無しさん、君に決めた!
07/08/27 02:32:58
『愛の挨拶』
E・W・エルガー作曲(1888年発表)。
題名の通り、情感溢れる緩やかな旋律は甘い雰囲気だけでなく優美さも兼ね備えており、互いに寄り添い合う二人の幸せに満ちた日常を映し出している、エルガーの代表曲である。
…お互いに楽器に向かい合うヒカリとシロナは、軽く目を閉じた。
楽想を脳裏に描き出し、そのイメージが相手の呼吸と重なり合う瞬間を待つ…。
そっと楽器に手が添えられた。
そして瞼を開き、軽く相手に頷くと静かにピアノの伴奏が鳴り響いた。
それに併せてヴァイオリンの音色が重なり合う。
‥すると、まるで時の流れまでもが、慈しむかの様に優しく、穏やかに二人の時間を包み込んだ。
軽やかに唄うピアノは、ヴァイオリンを宙に舞い上がらせ、手に手を取り合って思うがままに踊ってゆく。
音色にのせて語り合う二人の言葉は、至福への調和〈ハーモニー〉となって緩やかに流れていくのであった…。
‥忘我のひとときを終えた二人は、軽い恍惚感を覚えながら互いを見つめた。
微笑みあう二人。
‥なんだか言葉が上手くでてこない。
何故なら、二人は既に幾千もの言葉を交わし合った後だからである。
互いの想いを楽器に込めて、彼女達は音楽で語り合ったのだった。
‥照れくささを隠すように口を開くシロナ。
「そういえば、今朝はまだ言ってなかったわね」
「何をですか?」
「この題名通りよ」「えっ?」
「おはよう、ヒカリ♪」
『愛の挨拶編・完』
282:名無しさん、君に決めた!
07/08/27 05:07:21
>>270
何を隠そう俺はリーフスレ住人でもあるんだが、これまで見た事ないリーフ像がかえって新鮮に感じるw
クーデレリーフというのも悪くないな・・・まさかシロヒカスレでリーフ萌えの新しい形を知るとは予想できなかったwww
>>279
俺にとってまさに理想のシロヒカ像だw
それに文章力もすげー・・・いい物読ませてもらったよ
283:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 00:13:36
>>282
最初にこのスレ見たときに、いつか音楽ネタを書きたい!という悲願がやっと果たせました。
何せ音楽の知識が「のだめカンタービレ」のアニメのみで、あとは必死こいて調べてやっと形に‥。
楽しんでもらえたようで何よりです♪
284:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 00:17:03
シロナ「それじゃあ今日はこの辺で」
チャンプ、四天王、ジムリ全員集合会議が終了した
シロナ「お疲れ様~(早く帰ってヒカリんとイチャイチャしよっと♪)」
ナタネ「スズナ~、一緒に帰ろっ☆」
スズナ「ぉk…ねぇナタネ」
ナタネ「ん?」
スズナ「あれ、シロナさんのじゃない?」
ナタネがスズナの指差す方を見ると
確かに会議の前にシロナが聞いていたiPodが置いてあった
スズナ「まだそんな遠くまで行ってないだろうし、届けてあげよっか」
ナタネ「…ね、スズナ。ちょっと聞いちゃおっか」
スズナ「Σえっ!?」
ナタネ「ね?別に減るもんじゃないし」
スズナ「でも勝手に聞くなんて良くな…」
ナタネ「シロナさんはどーんな音楽聞いてるのかなー☆」
スズナ(聞いてねーよ)
しかし、なんだかんだスズナも気になったので
一緒に聞いてみる事にした
スズナ(シロナさんゴメンなさいー)
285:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 00:43:32
ナタネ「クラシック、クラシック、次もクラ(ry」
スズナ「見事にクラシックばっかだねぇ」
ナタネ「む~。イメージ通り過ぎてなんかつまんない」
スズナ「あれ?なんだろ最後の…ヒカリ?」
ナタネ「タイトルはクラシックっぽくないよね」
ピッ
iPod『んっ…くぅっ
シ、シロナさん……も…ダメっ…私また…』
『ふふ…可愛いわよヒカリ。良いのよ、
何回でもイっt(ry』ピッ
スズナ「…………」
ナタネ「…………」
スズナ「…ねぇナタネ?これは聞かなかった事に…ナタネ?」
ナタネ「フフフッ、スズナァ…」
スズナ「ちょ、ナタネ?何か怖いよ?目と手が」
ナタネ「フフフ」
スズナ「ナ…ナタっ、やっ…まっ…ちょっ……イヤァァァァ!」
ナタネ「ふふ…可愛いわよスズナ☆」
スズナ(お、覚えてなさいよあのエロチャンピオンーーー)
286:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 00:45:20
お目汚しすんません
初めて書いてみました…
まぁ、ナタネ達がメインになってしまいましたが
とりあえずiPodネタ(ヒカリとのアレを撮&録っておいて、iPodにおとして聞いてる)
をやりたかっただけなんです
つーか自分で書いてみて改めてssの難しさと職人さん達の凄さが解りましたよ
皆さん凄すぎ(マジで)
287:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 00:49:04
ふと思い出してこのスレ来てみたら…。( ゚д゚ )スサマジイモノガトウカサレテタ・・・。GJスギテコトバモデナイ・・・。
288:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 01:45:43
ライバル「よ!ヒカリ」
ヒカリ「久し振りね」
ライバル「!、どうしたそのクマ」
ヒカリ「え?」
ライバル「目の下のクマだよ!つーか前よりもやつれてるじゃねぇか!!」
ヒカリ「そうかな?(フラフラ)」
ライバル「何してたんだよ?」
ヒカリ「シロナさんと……」
ライバル「待て、そこまで言うな!俺には分かるぜ、それほどハードな特訓だったんだな!!」
ヒカリ「確かにハードだったけど……」
ライバル「ヒカリ…やっぱあんた凄いぜ!」
ヒカリ「そう…かな…」
バタッ
ライバル「ヒカリ!」
ヒカリ「Zzz・・・・」
ライバル「寝てやがる……いったいどんな特訓を?」
289:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 01:47:38
>>284
シロヒカスレでこんな事言うのもなんだけど、ナタスズも激しく気になってくるw
ていうかシロナは最後のやつを仕事中に聞いたら大変な事になるだろうにwww
既にもっと大変な事になってるけど・・・w
290:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 01:50:47
と、書き込んでる間にもう1作品来た!
このライバル勘違いシリーズも好きだーw
>>287
とまあGJすぎるSSが絶え間無く投下されるこのスレは、毎日覗く価値があるという事さw
291:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 03:15:14
リョウ「あれ?シロナさん」
シロナ「ん、なぁに?」
リョウ「いや、最近シロナさんの肌がツヤツヤしてるなぁって」
シロナ「そぅお?」
リョウ「本当です、とても三十路とは思えま…」
ボカッ
シロナ「それはあなたの思い過ごしよ、私はもっと若いわ!」
リョウ「イッテー!凄まじい破壊力……それにしても元気ですね、何かサプリメントでも飲んでるんですか?」
シロナ「まあね、極上のサプリメントをね」
リョウ「何なんですかそれ?」
シロナ「教えなーい!あなたには刺激が強すぎるわ」
292:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 09:01:37
>>291
栄養剤といえばギンガ団アジトの冷蔵庫に残っているあれのことか・・・
ぇ?違うの?
293:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 10:28:42
ヒカリ汁
294:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 12:48:04
ヒカリ「ただいまー」
シロナ「おかえりー…あら、右足のヒザが赤くなってるけど…どうしたの?」
ヒカリ「え?あぁ、さっきよそ見してたら壁にぶつかっちゃって……ってシロナさん、救急箱なんか出して何を?」
シロナ「そこに座ってよーく見せてみなさい、軽いケガも侮っちゃダメよ」
ヒカリ「そんな大げさな…なんともないですよ」イスに座る
シロナ「どれどれ………うん、本当に大したことなさそ…はっ!」
ヒカリ「シ、シロナさん?どうしたんですか?」
シロナ「……ヒカリ、ヒザがよく見えないからもう少し足を上げて」
ヒカリ「あ、はい。このくらいですか?」
シロナ「そうそこ、そこでストップ!この位置、この角度、このチラリズム…幸せ…」ウットリ
ヒカリ「ちょ、どこ見てるんですか!」
シロナ「玉のように白くて綺麗な脚、同じく真っ白な×××…ヒカリ!あたしもう…ガマンできない!」ガバァッ!ハムッハフハフ
ヒカリ「そ、そこはらめぇぇぇぇっ!!」
今日はドキドキ祭りですな
295:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 12:52:42
ライバルネタ好きだー(*´ω`*)
296:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 13:04:07
もはや精気吸いとられてるヒカリ。
吸いとって元気なシロナさん。
297:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 17:19:54
シロナ「ヒカリ~、ちょっと引き出しからペンを取ってくれる?」
ヒカリ「えっと‥これかな。…ん?何かしら、このノートは」
シロナ「!」
ヒカリ「きゃっ!コレって…」
シロナ「ダメ!読まないで!」
ヒカリ「『ヒカリは私の切なくわななく唇にそっと、だが激しく熱いベーゼを…』」
シロナ「嫌!やめて、読まないで!ヒカリ!」
ヒカリ「『ベッドに乱暴に押し倒され震える私を、彼女はまるで壊れ物を扱うように繊細な手つきで抱くと…』」
シロナ「…いやぁ、いやだって言ってるのに…」
ヒカリ「‥ふ~ん、シロナさんはこんなコト考えてたんだ」
シロナ「‥うっ」
ヒカリ「毎日、毎日一緒に暮らしながら、こんな目でわたしを見てたんだ?」
シロナ「‥ち‥違っ…」
ヒカリ「じゃあ、このノートは一体何なのかしら?」
シロナ「ううっ……」
ヒカリ「可愛いわね~、シロナさんって」
シロナ「そ‥そんなに意地悪しないで…ヒカリ」
ヒカリ「‥じゃあ、どうして欲しいの?」
シロナ「えっ…」
ヒカリ「教えてよ。シロナさんはわたしに何をしてもらいたいのかしら?」
シロナ「‥そ、それは…」
ヒカリ「言えないの?言えないコトなの?どうなの、シロナさん」
シロナ「…ってして欲しい…」
ヒカリ「ん?聴こえないわ、シロナさん」
シロナ「ギュッと…!……抱きしめて欲しい‥の」
ヒカリ「フフッ、やっと言えた♪」
シロナ「…恥ずかしい」
ヒカリ「これだから可愛いんだ~、シロナさんって」
(完)
298:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 17:29:45
>>297
シリアスばっか書いてたらマンネリなんで、実験作投入。
299:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 19:13:07
絵版に絵師が降臨してるぞ!
300:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 22:05:52
コウキ「久し振りだな」
ヒカリ「あ、コウキ君」
コウキ「ライバルから聞いたが本当にぐったりしてんだな」
ヒカリ「大丈夫よ(ヨロヨロ)」
コウキ「言ってることと実際の状態が全く違うじゃねぇか……まぁ無理はすんなよ」
ヒカリ「ありがとう」
コウキ「そうだ、栄養ドリンクならあるが……いるか?」
ヒカリ「もらっとくわ」
コウキ「俺がヒカリに出来ることはこれくらいだ、せいぜいシロナさんにシゴかれて強くなりな」
ヒカリ「分かったわ、私頑張る!じゃあね」
コウキ「あぁ……」
タッタッタッ
コウキ(元気だけが取り柄のあのヒカリがあんなになるなんて……シロナさんはよっぽど厳しい性格なのかな?まぁチャンピオンだしな
あ、さっきのドリンク銀河団のアジトからパクったやつだ……大丈夫かな?)
301:名無しさん、君に決めた!
07/08/28 23:09:59
>>297
ヒカシロは久し振りだな。
302:名無しさん、君に決めた!
07/08/29 01:06:12
>>300
ヒカリ「さっそく飲んでみよっと…。」
ゴクッ
ヒカリ「ぐはぁっ!」
シロナ「あら、どうしたのヒカリ?」
ヒカリ「うウゥ……。」
シロナ「ちょっと…、大丈夫ヒカリ!?」
ヒカリ「カカロット……?」
シロナ「え?」
ヒカリ「カカロットォーッ!!」
【タウリン】
ポケモンの攻撃の基礎ポイントを上げる薬品。
人間に投与すると著しく筋肉が増大し、人格がブロリー化する。
303:名無しさん、君に決めた!
07/08/29 03:47:30
hage
304:名無しさん、君に決めた!
07/08/29 16:14:06
ヒカリ「ミミロルっていいね、ポワポワの部分が」
シロナ「私だってコートにポワポワの部分があるわ!」
ヒカリ「トゲキッスもいいね、綺麗な白色で」
シロナ「私は美白よ」
ヒカリ「ヌオーもいいね、ヌルヌルな感触が」
シロナ「私だってローションを塗ったら……」
ヒカリ「しばらく黙ってくれませんか?」
シロナ「………はい」
305:名無しさん、君に決めた!
07/08/29 20:48:39
>>304
ヒカリ冷ややかだなw
306:名無しさん、君に決めた!
07/08/29 23:37:23
>>299
> 絵版に絵師が降臨してるぞ!
そう言われて初めて絵板に行ってみたが。
あんな三峰徹レベルの絵でよく興奮できるな…。
307:名無しさん、君に決めた!
07/08/29 23:50:35
ヒカリ「へぇ~ガーターベルトってエッフェル塔からきてたんだ」
シロナ「これがガーターベルトよ♪」
ヒカリ「わざわざ着けてるのを見せないでくださいよ……まぁ私には似合わないけどね」
シロナ「そうね、ヒカリの場合ピンク色でピチピチで靴下と一体化した感じのが良いわ」
ヒカリ「ニーソじゃん」
308:名無しさん、君に決めた!
07/08/30 01:43:46
>>306
君とは感性が違うんだよ、感性が。
309:名無しさん、君に決めた!
07/08/30 16:22:56
スマブラにポケモントレーナー参戦決定!
ヒカリ「私も出たいなぁ……」
シロナ「そうだったらヒカリのパンチラ見まくるわ!」
ヒカリ「やっぱり出たくないや」
310:名無しさん、君に決めた!
07/08/30 20:39:21
シロナ「ピンクに輝く自慢のポケッーチ……ハァ」
ヒカリ「あれ?その曲は私の…」
シロナ「そう。アニメでおなじみ、『君のそばで~ヒカリのテーマ』よ。…自分の曲があるってうらやましいわよね…」
ヒカリ「シロナさんゲーム内で専用曲2曲もあるじゃないですか。素敵なピアノの『チャンピオン シロナ』と迫力あふれる『戦闘!チャンピオン』どちらも名曲ですよ?」
シロナ「でも歌詞が無いわ!あたしだってサラッと優雅にハミングできる自分の曲が欲しいの欲しいのー!」バタバタゴロゴロ
ヒカリ「シロナさん音楽の才能ありますから自分で作れるでしょ?そんな駄々こねなくたって…」
シロナ「むっ!ヒカリのイジワル…今に名曲を作ってヒカリをギャフンと言わせてみせるわ、見てなさい!」バタンッ!
ヒカリ「あー…部屋にこもっちゃった…」
一方部屋の中のシロナ
シロナ「フ、フレーズが浮かばない…大口叩いた手前もう後には引けないし…よし、こうなったら!」
続く
311:名無しさん、君に決めた!
07/08/30 20:42:13
数時間後
シロナ「出来た!出来た出来たー!ヒカリ見て見てー!!」
ヒカリ「どれどれ…」
【君のそばで~シロナのテーマver~】
キレイに輝く 自慢の金髪
困った時には ヒカリに泣きつく
いつでもまっすぐ ヒカリをウォッチング
強くなれる 君のそばで力になれる
「ガンバレ」って言うより
「ダイスキよ」って言ってよ
愛する気持ちあれば GOGOGO!
君となら みょーん!一緒に ポワァー!
大きくダイブ!飛び越えてゆけるだろうどんなダイゴも どんなオーバも こわくないさ
ヒカリと みょーん!一緒に ポワァー!
明日へダイブ!今すぐ敏感に感じて
抱きしめよう 酒に酔って もっと強く
ヒカリ「パクリじゃないですか!」
シロナ「フフ…これであたしも優雅に歌いほうだいよ!さあヒカリも一緒に!ガンバレって言うより~♪」
ヒカリ「ダ、ダイスキよ……機嫌直ったようでまぁよかったのかな…?」
終わり
312:名無しさん、君に決めた!
07/08/30 23:02:53
バロスwwwwwww思わず歌ってみちゃったじゃないかwwwwwwwwwww
313:名無しさん、君に決めた!
07/08/30 23:48:04
実際は決戦!!チャンピオンってシロナ専用じゃないんだよな…
314:311
07/08/31 00:26:07
>>313
シロナがあの人なんて呼ぶか決めかねたから説明カットしたんだ…
下手に書くとイメージ崩しそうで怖い
315:名無しさん、君に決めた!
07/08/31 00:37:18
シロナ専用ではないけれど、やっぱりイメージとしてはシロナの曲のイメージが強いな
最初に聞くのはシロナ戦だし、タイトルもあくまで戦闘!チャンピオン(=シロナ)だし
316:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 00:09:38
夏が終わるにつれて、急に過疎ってね?
学生だらけか、ここは!?
317:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 00:33:57
>>316
このポケモン板でおまえは何を言ってるんだ
318:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 00:41:55
小学生がこのスレの住人だったらちょっと引くかも
319:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 01:23:35
ヒカリ「さぁてシロナさんにバレないように……」
コソコソ
シロナ「ちょっとヒカリ、コインケースなんか持って何処行くの?」
ヒカリ「ギクッ」
シロナ「子供なのにスロットなんてそういうの駄目よ」
ヒカリ「シロナさんだってやってるくせに……」
シロナ「私はやってないわ!」
ヒカリ「ガブリアスのギガインパクト………」
シロナ「!」
ヒカリ「技マシンだよね……」
シロナ「………」
ヒカリ「私も欲しいのよ、だから行ってくるわ!」
シロナ「待ちなさいヒカリ!」
ヒカリ「何ですか?今更説得力無いですよ」
シロナ「これを……」
ヒカリ「これは……ギガインパクトの」
シロナ「もうひとつあったからあげるわ…」
ヒカリ「ありがとうシロナさん!あと生意気なこと言ってごめんなさい」
シロナ「べ、別にヒカリに好かれたいからじゃないわ!ヒカリが風俗店に行って欲しくないからよ!!」
ヒカリ「はいはい、ところで何で2つもあったんですか?」
シロナ「もしもの時の為にメタモンで増やしたの」
ヒカリ「イレギュラーなことしますね……」
320:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 02:06:57
>>319
ヒカリいざとなるとするどいなw
321:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 10:35:25
いい話かと思ったら増殖バグかよwww
322:名無しさん、君に決めた!
07/09/01 22:12:12
バグ厨シロナwwwwwww
323:名無しさん、君に決めた!
07/09/02 02:01:25
シロナさんはヒカリにコスプレさせて写真とか撮ってそう。
つーか夏休みも終わったんだし職人さん達帰ってきてくれ~。
324:名無しさん、君に決めた!
07/09/02 02:25:29
むしろシロナさんも色々コスプレしてくれ
いつもの黒コートに黒スーツも似合うんだけど
アレだけじゃせっかくのシロナさんの美貌を楽しみつくせないぜ
325:名無しさん、君に決めた!
07/09/02 03:30:01
シロナ「…それでね、あの後夜遅くまでヒカリと二人だけの演奏会しちゃったのよ♪‥ん?聞いてます、ゴヨウさん?」
ゴヨウ「‥はいはい、聞かさ‥いえ、聞いてますよ」
‥ティータイムにて雑談を交えるシロナとゴヨウを呆れた様子で眺めるオーバとリョウ。
リョウ「‥ねえ、オーバ。チャンピオンって、ああいう女性(ひと)だったっけ?」
オーバ「あ~あ、やだねぇ。女同士のノロケ話を聞かされるはよ~」
静かに紅茶を啜っていたキクノが、静かにティーカップを置いて口を開いた。
キクノ「‥ねぇ、ゴヨウさん。これは以前話していた件にぴったりじゃありませんか?」
ゴヨウ「え?‥ああ、なるほど。良いかもしれませんね」
シロナ「?」
オーバ「何の話だよ、ゴヨウ」
キクノ「皆さん。私たちが毎年行っているチャリティーイベントがあるでしょ。」
リョウ「ああ、僕達が会場で特別にバトルを催すイベントだね」
キクノ「毎年バトルもいいのですが、今年はひとつ新たな趣向を企画したいとゴヨウさんから提案があったのです」
オーバ「‥で、さっきの女王様のノロケ話と何の関係があるんだ?」
シロナ「(顔を真っ赤にして)オーバ!」
ゴヨウ「‥シロナさん、落ち着いてください。話の続きですが、それで今年は私達のバトルの他に演奏会を催しては?と思うのですが如何でしょうか」
シロナ・オーバ・リョウ「ええええっ~!?」
キクノ「‥フフッ、面白くなりそうね」
→『シロヒカ☆オーケストラ編へ続く!』
326:名無しさん、君に決めた!
07/09/02 23:46:56
ヒカリ(最近金欠だなぁ………そうだ!シロナさんにお小遣いをねだろう)
327:名無しさん、君に決めた!
07/09/03 01:12:09
『シロヒカ☆オーケストラ編①』
シロナ達が毎年行っているチャリティーイベントにて、演奏会をすることが決まった。
最初は自分達だけで演奏するつもりであったが、キクノの発案でシンオウのジムリーダーやトレーナーも誘うことになり、ここに小さな楽団が誕生することになった。
ゴヨウ「はい、皆さん静粛に!」
キクノ「それでは、皆さんが受け持つ楽器を発表します」
若い頃、豊富な音楽経験を積んでいたキクノの助言により、それぞれの個性に応じたパートが割り当てられていた。
マキシ「‥おい、俺はティンパニーなんざ叩いたことないぜ」
デンジ「エレキギターじゃ駄目なのか?」
指揮者の目がサングラス越しに鋭く光る!
ゴヨウ「そこっ!私語しない!」
スモモ「うわ‥、厳しい~」
スズナ「なんかゴヨウさん、人が変わってない?」
ビシッ!!
シロナの激が飛んだ。
シロナ「そこの二人!テンポがズレれてる!!」
スモモ・スズナ「ひいいいっ!」
演奏会まで残された時間は多くない。
故に、指導に熱が入るゴヨウ達。
‥果たして、無事演奏会を迎えられるのだろうか‥?
328:名無しさん、君に決めた!
07/09/03 01:17:25
シロナ「ただいま~」
ヒカリ「夜遅くまで、お疲れ様ですね」
シロナ「ふう~、疲れるわ」
ヒカリ「どうですか?練習の進み具合は」
シロナ「‥なんとか間に合いそうかな?でも、逆に指導するのに時間を取られて、私のヴァイオリンの練習時間が足りなくてね‥」
ヒカリ「ふふふ~、任せてください、シロナさん!」
シロナ「?」
ヒカリ「シロナさんが練習し易いように、わたしがピアノで伴奏しちゃいますよ♪」
シロナ「え!?あの曲を弾けるの、ヒカリ?」
ヒカリ「‥練習したんです。何かシロナさんの力になれたらと思って…」
シロナ「‥ありがとう、ヒカリ。貴女も当日の司会や前座を任されて大変でしょうに‥」
ヒカリ「ううん、わたしはキクノさんみたいに上手に弾けないから司会をすることにしたの。でも、わたしも演奏会の一員だから、一緒に成功させたいんです!」
シロナ「その気持ちは、みんなにかならず伝わるわ‥。よし!じゃあ、練習を始めましょうか、ヒカリ!」
ヒカリ「うん!」
‥そうして、ついにチャリティーイベント当日を迎えた。
329:名無しさん、君に決めた!
07/09/03 01:29:01
ヒカリ「会場の皆さん~!こんばんは!只今より、『シンオウ・フェスティバル』を開催致します!」
観客「わあっ~!」
毎年賑わうイベントではあったが、今回はシロナ達が演奏会を行うというので話題を呼び、会場は大盛り上がりだった。
ヒカリ「ポッチャマ、ミミロル!いくわよ!スペシャル・チャームアップ!!」
ヒカリのパフォーマンスで幕が開いたイベントは、続いてシロナ・四天王とジムリーダー達によるチームバトルへと移った。
シロナ「いくわよ!ナタネさん、スズナさん!」
ゴヨウ「フフッ、準備はいいですか。ヒョウタさん、デンジさん!」
ハイレベルなバトルが展開され、会場のボルテージは最高潮に達した。
オーバ「いいねぇ、いい具合に会場が暖まってきたぜ」
リョウ「‥ちょっと熱すぎるくらいだよ‥って、キクノばあちゃん!?」
キクノ「…う‥うっ…」
オーバ「おい!誰か、医者を呼べ!!」
‥ちょうど会場にいたジョーイさんが駆けつけ、応急処置を施した。
ジョーイ「‥この暑さと過労がたたってますね。お医者様が来ますので、このまま安静にしてください」
ゴヨウ「無理がたたったのですね‥。演奏から編曲、指導までされてましたから‥。私としたことが、気付かなかったとは…」
オーバ「おい、ゴヨウ。ピアノはどうするよ?」
モミ「ピアノの伴奏がなければ、演奏になりませんわね‥」
トウガン「‥中止もやむを得ないか…」
誰もがうなだれる中で、稟とした声が響き渡った。
シロナ「いいえ」
皆が一様にシロナに注目する。
シロナ「大丈夫。ピアノには代わりがいます」
スズナ「そんな急に代わりが…!」
‥シロナは微笑みを浮かべて、口を開いた。
シロナ「ヒカリ。貴女の出番よ」
ヒカリ「えっ‥、わたし!?」
→『シロヒカ☆オーケストラ編① ~フェスティバル~(終)』
(続く!)
330:名無しさん、君に決めた!
07/09/03 01:46:28
文章が抜けてたんで補足。
→指揮者はゴヨウ、ピアノ伴奏はキクノ、シロナはヴァイオリン演奏者だけでなくコンサートミストレスも受け持つ。
他にも、チェロのリョウ、コントラバスのオーバ、フルートのナタネ、クラリネットのモミなど、各楽器が割り当てられています。
331:名無しさん、君に決めた!
07/09/03 20:42:59
ばーちゃん…( ;д;)
332:名無しさん、君に決めた!
07/09/03 21:05:45
hage
333:名無しさん、君に決めた!
07/09/04 00:06:07
シロナ「私のターン!トロイホースを生け贄にアンティーク・ギアゴーレム召喚!エメラルド・タートルに攻撃!!」
ヒカリ「リバースカードオープン!聖なるバリアーミラーフォースー!」
シロナ「甘いわ!アンティーク・ギアゴーレムはバトルフェイズの間リバースカードの効果は受けないのよ」
ヒカリ「くっ………」
シロナ「次の攻撃が決まれば私の勝ちだわ!くすくすくす………ターンエンド!」
ヒカリ「私のターンドロー!………宝玉獣サファイア・ペガサス召喚!効果によりリバースカードゾーンに宝玉獣をセット、さらに魔法カード宝玉の導き!」
シロナ「何っ!」
ヒカリ「さらに宝玉獣を召喚、そして宝玉獣が全て揃った!出でよ!究極宝玉神レインボー・ドラゴンを特殊召喚!」
シロナ「そんな……」
ヒカリ「宝玉獣を全て墓地に送ることにより攻撃力1000ポイントアップ!行け!アンティーク・ギアゴーレムに攻撃!」
シロナ「ぐはっ!」
シロナLP0
ヒカリ「私の勝ちね」
シロナ「あとちょっとだったのに~」
ヒカリ「じゃあコレ貰うね」
シロナ「あぁ……私の光と闇の竜~」
334:名無しさん、君に決めた!
07/09/04 00:07:58
ちょwww遊戯王wwwww
せめてポケモンカードゲームにしなさいw
335:名無しさん、君に決めた!
07/09/04 00:12:17
ニコニコ動画のMADだな!
336:名無しさん、君に決めた!
07/09/04 00:19:14
しかも何げに鷹野www
337:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 00:59:27
『シロヒカ☆オーケストラ編②』
ヒカリ「わたしがキクノさんの代わりにピアノを…?」
シロナ「そう、貴女のピアノが必要なのよ」
シロナからの予期せぬ言葉にヒカリだけでなく、皆にも衝撃が走った。
一様に困惑や懸念の声が挙がる中で、指揮者としてゴヨウが尋ねた。
ゴヨウ「ヒカリさんは、この曲を演奏したことがあるのですか」
ヒカリ「‥はい、シロナさんのお手伝いがしたくて、練習しました」
シロナ「私のヴァイオリンに合わせて演奏してくれたのよ」
ゴヨウ「なるほど‥」
シロナの演奏に合わせられるレベルならば技術面では心配は無いだろう。
だが…。
メリッサ「‥でも、アタシ達はキクノさんの絶妙な伴奏があるからこそ素人でも演奏ができましたのよ」
ゲン「一度も合わせた事が無いのに呼吸を合わせられるのかい?」
バク「いくらチャンピオンの話でも、難しいんじゃないか」
口火を切ったように挙がる不安と不満の声に、シロナは思わず唇を噛んだ。
シロナ「くっ‥!」
ヒカリがどんな想いでこの演奏会に望んでいるかを知るだけに、悔しさが募る。
本当は演奏に加わりたい気持ちを押し隠して、それでもシロナだけでなく皆の手助けをしようと懸命だったヒカリ。
それを…それを!
シロナ「貴方たちは…!」
すんでのところで激発しかけたシロナをゴヨウが止めた。
338:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 01:01:22
ゴヨウ「お待ちなさい、シロナさん」
シロナ「何故、止めるのよ、ゴヨウさん!」
ゴヨウ「今は貴女が出る幕では有りません」
シロナ「しかし‥!」
ゴヨウ「大丈夫。信じましょう。ヒカリさんのことを‥」
シロナ「ヒカリを‥信じる…」
そうだ。
私がヒカリのことを信じないで、どうするのだ。
あの娘なら大丈夫。
きっと…!
…不安と不満が入り混じった声が嵐のごとく吹きつける中で、ヒカリはその場に立ち尽くしていた。
ヒカリ「‥どうすればいいの?」
‥わたしにキクノさんの代役なんてできっこない。
もう、ここから逃げ出してしまいたい!
でも…それじゃ、演奏会は、…シロナさんは!
答えを求めるようにシロナに視線を向けた瞬間、ヒカリは衝動を覚えた。
ヒカリ「…!」
シロナさんが微笑んでる‥。
いつものように。
どんなときでも、わたしを信じて見守ってくれる、あの笑顔で‥!
ゴヨウ「如何しますか?ヒカリさん」
‥もはや、ヒカリには迷うことは無かった。
あの笑顔に応えたい。
それだけで十分だった。
ヒカリは顔をぐっと上げて、はっきりと全員に聞こえる声で答えた。
ヒカリ「わたしにピアノを弾かせてください!」
339:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 01:05:56
ヒカリ「お願いです!わたしにピアノを弾かせてください!」
懸命に頭を下げるヒカリの姿に、先程まで不平を鳴らしていた者達も押し黙ってしまった。
ヒカリ「お願いします!」
シロナ「…ヒカリ」
あまりに必死に頼み込む姿に誰もが声を失っていたが、その沈黙を打ち破った者が現れた。
キクノ「‥聞かせて貰えるかしら?」
リョウ「キクノばあちゃん!?」
オーバ「‥おいおい、安静にしないとマズいんじゃないか」
制止しようとするジョーイの手を振り払って、キクノはよろめきながらも毅然としてヒカリの前に立った。
ヒカリ「キクノさん‥」
キクノ「どうして、アナタはそうまでしてピアノを弾きたいのかしら?シロナちゃんに言われたからなの?」
穏やかにみえて、厳しい問い掛けであった。
この答え次第では、キクノはヒカリがピアノを弾くことは認めないつもりだった。
途端に空気が張り詰め、皆がヒカリの答えを固唾を呑んで待った。
340:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 01:15:39
ヒカリ「いいえ」
躊躇うことのない、まっすぐな答え。
ヒカリ「‥本当はわたし、逃げ出したいと思ったんです。怖くて‥弱虫なんです、わたし…」
俯くヒカリ。
耳を傾ける演奏者たちは、じっとヒカリを見つめていた。
シロナ「…」
しばらくしてから、顔を上げるヒカリ。
その表情は笑顔だった。
ヒカリ「‥でも、こんなわたしを信じてくれる人がいます。わたしならできると‥、見守ってくれる人が。だからこそ、応えたいんです!シロナさんに言われたからじゃなくて、わたしの意志でこの演奏会を成功させたいんです!」
ヒカリの真剣で、ひたむきな答えに、皆が感銘を受けた。
オーバ「‥いいんじゃないか」
スズナ「私、ヒカリちゃんに是非弾いてもらいたいよ!」
マキシ「心意気は伝わったぜ!」
ナタネ「ズバリ!決まりだね!!」
一斉に歓声が挙がった。
ヒカリ「みんな…!」
キクノ「答えは出ました。ヒカリちゃん、後は宜しくお願いしますよ」
ヒカリ「…はい!」
シロナ「ヒカリ‥ありがとう」
絶対成功させよう!と改めて心に誓うシロナであったが、思わず涙が零れ落ちそうなのを必死に堪えていた。
そんな皆の様子を見て、笑みを浮かべるゴヨウ。
今、やっとこの楽団がひとつになった。
これで、何の憂いもなくタクトを振れるだろう。
さぁ、始めようか。
最高の音楽の時間を…!
ゴヨウ「皆さん。もうじき幕が開きます。最高の演奏を
341:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 01:19:29
…いいとこで切れてるよ(涙)
補足:
(前略)
ゴヨウ「皆さん。もうじき幕が開きます。最高の演奏をしましょう」
全員「おおっ~!!」
‥今まさに、伝説のコンサートが始まろうとしていた。
『シロヒカ☆オーケストラ編②~ヒカリの決意~(終)』
(続く!)
342:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 20:27:56
続く!
343:名無しさん、君に決めた!
07/09/05 21:26:52
wktk
344:名無しさん、君に決めた!
07/09/06 00:55:50
ヒカリ「秋と言えばスポーツの秋♪」
シロナ「じゃあ柔道しましょ」
ヒカリ「何故柔道……」
シロナ「ほ、ほら!世界柔道とかゆーのをやるでしょ」
ヒカリ「確かに……」
シロナ「じゃあ始めましょ、まずは寝技♪」
ヒカリ「え、ちょっと……」
バタンバタン
345:名無しさん、君に決めた!
07/09/06 01:05:29
hage
346:名無しさん、君に決めた!
07/09/06 04:17:46
>>344
くんずほぐれず絡まり合う二人に興奮し、もつれ合い乱れる襟元から覗く汗を含んだ白い肌を見て悶絶する‥。
そんな審査員になりたいw
ビバ!YAWARA!
347:名無しさん、君に決めた!
07/09/06 21:36:50
○ヒカリVSシロナ●
KO
[決め技:ジャーマンスープレックス]
348:名無しさん、君に決めた!
07/09/06 21:59:27
>>347
もしプロレスなら、水着剥ぎ取りマッチを所望したし!
349:名無しさん、君に決めた!
07/09/06 23:24:37
つーか二人は夜ベッドの上で格闘技やってんじゃん
350:名無しさん、君に決めた!
07/09/07 01:47:16
『シロヒカ☆オーケストラ編③』
ゴヨウ「…これで最終確認を終えます。では各自持ち場へ」
演奏会開演3分前。
ヒカリのピアノに合わせる最終確認が行われ、シロナとヒカリを除いて演奏者達がポジションに付いた。
シロナ「いよいよね」
緊張の為に少し強張った表情をしているヒカリに話しかける。
ヒカリ「‥うん」
シロナ「怖い?」
ヒカリ「ちょっとだけ‥。でも大丈夫です」
無理して笑顔を装うヒカリの両手をシロナは握りしめた。
シロナ「覚えているかしら‥。はじめて二人で演奏した日を」
ヒカリ「ええ。とても楽しい朝でしたね」
シロナ「その話を事務局でしたら、いつの間にか演奏会になっちゃったわ…ウフフ」
ヒカリ「もう!シロナさんったら。‥でも不思議な話ですね」
シロナ「そうね。私たち二人だけの演奏会が四天王のみんなやトレーナー達まで広がって、更にこうして多くの人達が集まってくれた‥」
舞台の外では、観客が演奏会を今かと待ちかねて歓声を飛ばしていた。
シロナ「素晴らしいわね、音楽って‥」
ヒカリ「シロナさん‥」
シロナ「だから楽しみましょう、私達も。そして楽しんでもらいましょう、来てくれた全てのかけがえのない人達に‥ね」
ヒカリ「‥うん!」
すっかり緊張が解けたヒカリの笑顔は輝いていた。
ゴヨウ「‥さあ、御二方。出番ですよ」
351:名無しさん、君に決めた!
07/09/07 01:49:53
ブザーが鳴り、舞台の幕が開いた。
盛大な拍手が打ち鳴らされたが、次第に観客が変化に気付き始めた。
「あれ?ピアノは四天王のキクノじゃないのか」
「でも司会の女の子が座ってるぞ」
パンフレットには演奏者の紹介が明記されており、中でもキクノは音楽の経歴から注目されていた。
ざわめく場内。
それを遮るようにして、シロナがマイクを握って立ち上がった。
シロナ「‥会場の皆様。本日はご来場して下さって誠に有難うございます」
会場が静まり返った。
シロナ「この度、私達の初の試みとして演奏会を行うことになりました。なにぶん初めてなもので、此処までの道程は困難の連続でした」
厳しいレッスン、迫り来る日程‥。
シロナ「しかし、それにもかかわらず私達のもとに集ってくれたトレーナー達。そして、この度ご来場くださった会場の皆様に心より御礼を申し上げます」
深くお辞儀をするシロナ。
シロナ「遥か険しい道を乗り越えて、私達は今この場に立っています。しかし今尚、風は厳しく吹きつけ、新たな困難が立ちふさがりました。」
頷く演奏者たち。
シロナ「だけど、私達はたゆまず歩み続けます。共に手を取り合って。遥かな天空(そら)の星を目指して‥」
‥スッとゴヨウがタクトを上げた。
シロナ「‥聴いてください。『交響曲・惑星より…木星〈ジュピター〉』」
352:名無しさん、君に決めた!
07/09/07 01:55:22
『大管弦楽のための組曲『惑星』作品32より~木星~』
グスターヴ・ホルスト作曲(1914年~1916年発表)
ホルストの代表曲であり、近年ではJーPOPにアレンジされるなど誰もが馴染みのあるクラシック曲として有名。
惑星をモチーフにした楽曲で、木星は「快楽をもたらすもの」という意味が込められており、壮大かつ優美な旋律は聴く者を遥か彼方の宇宙へと導くかのようである。
…静まり返った会場を緊張感が覆っていた。
指揮者のゴヨウは、タクトを振り上げたまま動かない。
待っているのだ。
ピアノとヴァイオリンが…いや、ヒカリとシロナの呼吸が重なる瞬間を。
キクノの編曲によると、最初にピアノソロによる伴奏から入り、続いてヴァイオリンら弦楽器が繋がり、徐々に他の楽器が合わさる構成である。
よって出だしのピアノとヴァイオリンが肝心で、ここで少しでもテンポが狂えば曲全体がズレてしまうだろう。
長い‥それとも短い時間であろうか。
ヒカリのピアノは沈黙したままである。
一瞬間、ヒカリが緊張して動けないのか、と思われた。
だが、そうではなかった。
353:名無しさん、君に決めた!
07/09/07 01:59:33
ヒカリはじっと目を閉じていた。
シロナも同様に目を伏せたままだった。
そう、あの時と同じように。
そうして二人の呼吸が重なり合う瞬間を待つ。
極限まで高まるテンションに、観客だけでなく演奏者達も息を呑んでいた。
(いくよ‥シロナさん)
(ええ‥ヒカリ)
‥ゆっくりと瞼を開くように、ピアノの音が響き始めた。
すると誰もが、澄み渡る音色に心を奪われてしまった。
更に重なり合うヴァイオリンの調べが見事に調和し、聴衆の意識を宙に舞わせる。
絶妙なタイミングであった。
より高みへと誘うべく、タクトが振り上げられた瞬間、全ての音楽が風となり会場を吹き抜けた。
それは草木を揺らし、大地を走り、海を波立たせた後、遥か大空まで駆け上り、天上の星々へと繋がる旅路となった。
そうして辿り着いた場所とは、雄大であり全てを包み込む木星〈ジュピター〉という名の揺り籠であった…。
そうして、心地良い夢の時間は終わりを告げた…。
演奏が終了したときにはじめて、ヒカリとシロナは笑顔を交わしあった。
心地良い夢から覚めた人々は、煌めく星々を仰ぎ見たかのように、眩く輝く二人を、また彼女達を照らし出した演奏者たちをまざまざと見た。
そして次の瞬間、万雷の拍手が鳴り響いた。
「ブラボー!」
『シロヒカ☆オーケストラ編③~ジュピター~(終)』
(続く!)
354:名無しさん、君に決めた!
07/09/07 10:33:16
wktk
355:名無しさん、君に決めた!
07/09/08 04:49:28
『シロヒカ☆オーケストラ編④』
演奏が終了してなお、拍手は鳴りやまなかった。
喝采と賞賛が会場中を飛び交う中、シロナが再びマイクを手に取った。
シロナ「皆さん、私達の演奏をご静聴くださって誠に有難うございました」
シロナだけでなく全ての演奏者が、立ち上がり一礼をした。
シロナ「音楽とは言葉です。すなわち、人と人とを結ぶ心の交流です。だからこそ、互いに想いを分かち合うことができます」
‥そう、喜びも悲しみも。
シロナ「今回の演奏では、まさにその事を実感しました。今日このときまで、様々なことがありました…」
戸惑い、衝突、迷い、焦り、そして困難…。
シロナ「しかし私達は、互いに信じ合うことにより全ての試練を乗り越えて、この舞台に立つことができたのです」
観客席から拍手が起こった。
満面の笑みで迎える演奏者たち。
ヒカリも頬を紅潮させながら、シロナの話を聞いていた。
シロナ「‥私はこの演奏を通じて、得たものが二つあります」
再び静まる場内。
シロナ「ひとつは、どんな困難にも揺るがない、気高いダイヤモンドのような強い意志であり、もうひとつは、真珠の首飾りのように連なり輝きを放つ、絆の力です」
それはシロナだけではなく、皆が得たものだった。
シロナ「だからこそ、天上の星が輝き続けてるように、この想いをいつまでも持ち続けたいと思います」
‥その瞬間、ひとりの観客が立ち上がり、声を出した。
「ブラボー!ダイヤモンド・パール・オーケストラ!!」
356:名無しさん、君に決めた!
07/09/08 04:53:32
シロナ「えっ‥?」
ひとりの観客の呼び掛けに、更に二人、三人と続いて、次第に会場中全てが一斉に声を揃えた。
「ブラボー!」
「ダイヤモンド・パール・オーケストラ!」
観客全員がスタンディングオベーションで拍手を贈った。
思わず後ろを振り返り、戸惑った表情を見せるシロナ。
シロナ「‥なんだか楽団の名前が決まっちゃったみたいね」
ゴヨウ「いい響きですよ」
「そうだ!そうだ!」
他の演奏者たちも、喜びを隠せない様子だ。
「アンコール!アンコール!」
一層、観客の声が大きくなる。
シロナ「ヒカリ!」
ヒカリ「わっ!」
珍しく大声で呼び掛けるシロナの姿に、ヒカリはびっくりした。
シロナ「アンコールに応えるわよ」
ヒカリ「えっ?でも、何を弾けば…」
シロナ「大丈夫!今の私達にぴったりな曲よ」
マイクで観客に応えるシロナ。
シロナ「それでは、アンコールにお応えして…。曲は『Together〈一緒に!〉』」
ヒカリ「わあっ!」
…アンコールも大好評だった。
ノリにのった演奏がされて、立ち上がりながら演奏するパフォーマンスがあったり、観客同士が肩を組んで合唱したりして、大盛り上がりに演奏会は閉会したのだった。
357:名無しさん、君に決めた!
07/09/08 04:55:02
ナタネ「じゃあね、ヒカリちゃん」
スズナ「それじゃ、失礼します、シロナさん」
‥打ち上げ会も終了し、皆がそれぞれの場所に帰っていった。
祭りは終わったのだ。
シロナとヒカリは、最後の一人まで見送った後、帰路につこうとしていた。
シロナ「私達も帰りましょうか」
ヒカリ「…」
ヒカリはシロナの声が聞こえないかのように、背を向けたままだった。
シロナ「ヒカリ‥?」
ヒカリはずっと肩を震わせていた。
シロナ「‥貴女、泣いてるの?」
ヒカリ「‥シロナさん」
振り返ったヒカリの瞳から、とめどなく涙が溢れていた。
ヒカリ「‥涙がとまらないの。演奏会が無事に成功して嬉しいのに‥、これで終わっちゃったと思うと‥寂しくて‥切なくて‥」
シロナの胸に飛び込み、ヒカリは声をあげて泣き続けた。
シロナはそっとヒカリを抱きながら思った。
‥なんて、純粋なんだろう。
痛ましいほど純真で、触れると壊れそうなくらい透き通った女の子…。
その無垢なる魂に触れて、シロナの胸は熱くなった。
しばらくしてシロナは、ヒカリの背中を優しく撫でながら、静かな口調で語りかけた…。
358:名無しさん、君に決めた!
07/09/08 05:00:28
シロナ「‥終わっちゃったね、演奏会」
ヒカリ「‥うん」
まだ、少し涙がとまらない様子のヒカリ。
シロナ「ダイヤモンド・パール・オーケストラ‥か。素晴らしい名前を貰ったわね、そう思わない?ヒカリ」
泣き止んで、顔を上げるヒカリ。
ヒカリ「名前なんてなかったのにね‥」
思わず笑みがこぼれる。
シロナ「そうね。たった一日だけの楽団名に過ぎないわ。‥でもね、消えてなくなった訳じゃないの」
ヒカリ「…」
シロナ「たとえ人々の記憶から今日という日が消えてしまっても…」
シロナは天上を見上げた。
シロナ「私達が忘れてしまわない限り、心の中にある宝石は決して無くならないのよ。夜空で輝き続ける星のように…」
…ヒカリはその日に見た、夜空の美しさをいつまでも鮮明に覚えていた。
その後、演奏会の話はシンオウから全国へ伝わり、多数の要望が寄せられ、翌年からシンオウ・フェスティバルの名物となった。
演奏者は毎年変動があったが、ダイヤモンド・パール・交響楽団の名は変わることはなかった。
そしてヒカリも、心の中にある宝石をいつまでも大切に持ち続けた。
その輝きは、ヒカリが大人になっても、決して失われることはなかった…。
あの日の星空のように。
変わることなく…。
(完)
『シロヒカ☆オーケストラ編④~心の輝石~』
‥最後まで読んで下さって有難うございました!
359:名無しさん、君に決めた!
07/09/08 22:00:42
hage
360:名無しさん、君に決めた!
07/09/10 00:08:27
360get
361:名無しさん、君に決めた!
07/09/10 10:36:33
もう、誰も来ないのかな…。
362:名無しさん、君に決めた!
07/09/10 15:02:53
>>358
超大作乙!!
かなり読み応えがあったよ
作るのに相当時間かかったろうな、お疲れさん。
363:名無しさん、君に決めた!
07/09/10 20:54:30
夏も終わって一段落か
シロナ「秋口の挑戦者は強者が多いのよねえ、何だか」
ヒカリ「夏休み返上で鍛えてる人達が満を持して来てるんじゃないですか」
シロナ「あたしの方はほとんど休養だったから少し不安ね…勘が鈍ってないかしら」
ヒカリ「そんな王者にあるまじき状態なら私が奪首させてもらいますけど」
シロナ「あらあら怖い…でも先に誰かに負けちゃうとは思わないのね?」
ヒカリ「…まあ、それは…当然じゃないですか」
シロナ「照れない照れない♪」
ヒカリ「~~~ッ!///」
364:名無しさん、君に決めた!
07/09/10 22:21:35
シロナ「ヒカリの絵を描いたわ」
ヒカリ「何か不安だな、裸体とかそんな感じ?」
シロナ「違うわ!真剣に描いたのよ!」
ヒカリ「じゃあ見せて貰うわ」
シロナ「どう?」
ヒカリ「………プッハハハハ!!」
シロナ「!」
ヒカリ「ナニコレ!針金人間じゃない、シロナさん下手くそね!ハハハハ」
シロナ「酷い!」
ヒカリ「ごめんごめんまさか針金人間で来るとは思わなかったから」
シロナ「フンッ」
ヒカリ「許して、そうだシロナさんの絵が上手くなるのを手伝ってあげるから……」
シロナ「じゃあ…」
ヒカリ「何をすれば良いの?」
シロナ「絵を描くときはモデルを観察するのが基本よね?」
ヒカリ「そうですけど」
シロナ「じっくり観察してもらうわ!」
ヒカリ「え!?うあっ」
シロナ「へぇ~ヒカリのここはこうなってるのね」
ヒカリ「放して」
シロナ「う~んここの部分はどう描こうかしら」
365:名無しさん、君に決めた!
07/09/10 22:56:07
なぁに、シロヒカスレはこれからが本番よ
秋は別れの季節という印象が強いが、オトナの恋の季節でもあるんだぜ
>>363
>ヒカリ「夏休み返上で鍛えてる人達が満を持して来てるんじゃないですか」
なんかリアルだなw確かにシロナはこの夏遊びまくってたもんな・・・www
それでも要領良く乗り切っちゃいそうだけどw
>>364
絵心の無いシロナってのもなかなか萌えるwww
やっぱ人間ちょっとくらい笑える難点があった方が好感持てるもんだよなw
366:名無しさん、君に決めた!
07/09/11 00:02:12
シロナ「観察させてもらいますっ!!」
367:名無しさん、君に決めた!
07/09/11 00:29:48
ヒカリ「今度はどんな観察ですか?」
シロナ「そうねぇ……ぐしゃぐしゃにして箱の中に入れて観察するのはどうかしら?」
ヒカリ「XI(サイ)!!?」
シロナ「冗談よ、くすくすくす……そうその怯えた顔を観察したかったのよ」
ヒカリ「もうっ!」
シロナ「そしてその膨れっ面も観察したかったのよねぇ」
368:名無しさん、君に決めた!
07/09/11 00:33:42
ああ…、久しぶりに複数のSSがある。
正直、もう落ちる勢いだったから、嬉しいよ。
>>362
あの長い文章読んでくれて、本当に有難う。
その一言で報われました。
なんかスレが寂しくなって落ちるかも…と思ったので、それなら最後と思って一番書きたかったオールスターキャストのSSを書きました。
あれでも文章絞りましたが、長かった…。
>>363
夏房だらけの挑戦者を軽くあしらう姿のシロナさんが見えたw
ヒカリが背伸びしようとナマ言うのが可愛い!
>>364
やはりまっとうに絵を描かずに、ヒカリに手を出すシロナさんはこのスレの基本だな!
ただヌードネタも見てみたい…。