07/05/01 18:09:18
俺はとっさに前方に最後の手持ちポケモン・ラグラージを出した。
エネコロロはラグラージの腹に当たった。
ラグラージは「?」と言いたげな顔でこちらを見た。
どうやらダメージは無かった様だ。
エネコロロは一瞬の内に出て来た壁に動揺している。
そこで俺はラグラージにこう言った。
「ゴロ、こいつは散々俺に迷惑掛けた糞猫だ。
さっきまでカーネルがこいつを麻痺状態にさせていたが治っちまってさ。
二度と動けない様にこいつの足を折ってくれないかい?」
ラグラージは「グゥ」と返事をし、動揺しているエネコロロの両足を掴むと、関節が曲がる方向とは逆に足を折った。
「う゛み゛ゃああああああああっ!」
足を折られたエネコロロはぐちゃぐちゃした顔を涙で更にぐちゃぐちゃにして泣き叫んだ。
更にラグラージに喉を潰させた。
声無き叫びを上げ、のたうち回っているエネコロロを見て
「もう大丈夫だ。 俺はこれ以上はやらんから。」
と言い、エネコロロをボールに戻した。
更に「お疲れさん」と言いサンダース、チルタリス、ラグラージも同様にボールに戻した。
残ったフライゴンの背中に乗り、俺は森の更に奥へと足を運んだ。