08/08/21 00:47:22 nL6iCJJAO
「優希、ジュースを持ってきたわよ」
「ありがとう義姉さん」
義弟はTシャツの背中を向けたまま答えた。
「真面目ね……」
翔子はそう言いながら背後に進んだ。
少年に近寄ると石鹸の匂いがする。家庭教師の来る日は、必ずシャワーを浴びているのを翔子は知っていた。
色気づいてるわね。込み上げそうになるのを抑えて、机の左上にジュースを置いた。
そのとき、わざと、左肩に胸を押しつけるのを忘れずに。
「あっ、有り難う……」答えるよりも早くビクンと若い肉体が震えるのを、悪戯っぽく楽しむ翔子は、押し当てた胸をどけようとはしなかった。
今日はノーブラだから、生に近い感触を味わえるでしょう……?
翔子は少年に心の中で囁いた。
目の前で耳まで真っ赤にして小さく震える少年は、間違いなく味わっているはずだ。
翔子の乳房はCカップの美乳で、仰向けになったもそのままの形を保ち、ゴム毬のような弾力があって、揉み心地も最高だ。と彼も言ってくれていた自慢の乳房なのだ。
翔子は徐々に少年を誘惑し、女体に対して淫らな意識が絶えないようにさせた。
暴走しやすい年頃の初な若オスに、破廉恥な妄想を植え付けるために。
廊下を通っても、偶然を装って女体を密着させたり、露出の多い服に替えていったり、時折、胸や太腿、ヒップを押しつけてみたり。
そのたび、真面目な少年は、平静を装っていたが、耳まで真っ赤にしてみせるのだ。
このごろは、脂ぎった視線を翔子の肌に向けているのを感じることも多かった。
ゴミを調べると、日に日にティッシュの消費量が多くなって、翔子を満足させていた。
家庭教師が来るまでは。
彼女が来た翌日のティッシュは莫大な量だった。しかも、一個一個が今までと違う重さを持っていた。朝だというのに、湿度を保っているものが多いのだ。
どれだけの量放出したのであろうか?
「そう、あの可愛子ぶった家庭教師の方が、私より興奮するって言うのね」
翔子は女の魅力でも負けたと思わされ、あらぬ嫉妬に狂った。
それから、翔子はより露出の多い格好をするようになった。
お風呂から出てくる時は、バスタオル一枚だけでウロウロして見せたり、下着姿で目の前を通ったり、色々なことを試した。
それでも、家庭教師の翌日の量には完全に負けていた。
悔しいわ……。
翔子は歯がみして苛ついた。