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オンラインゲーム「財産」詐取で有罪・地裁判決
インターネットのオンラインゲーム内で財産に当たるアイテムをだまし取ったとして、
詐欺罪などに問われた東京都練馬区大泉町、無職、伊藤進一被告(24)に対し、高松地裁は17日、
懲役1年3月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
プログラム上のデータにすぎないアイテム取引で詐欺が認定されるのは異例。
被告は「仮想世界での詐欺行為が現実の刑法の詐欺に当たると思わなかった」
と主張していたが、増田耕児裁判長は「被害者は現実のお金を払ってアイテムを購入しており、
ゲーム内での遊戯行為とはいえない」として詐欺罪の成立を認めた。
判決によると、伊藤被告はことし6月、オンラインゲーム「メイプルストーリー」内で、
千葉県の男子高校生にゲーム内の通貨で代金を支払うと持ちかけ、
有料アイテム(1300円相当)をだまし取るなどした。
(共同)
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