08/03/08 11:22:30 fOS+6xxw0
小学4年の息子は携帯ゲーム機を持って友達の家へ遊びに行くようになった。
その目的は「15禁」と呼ばれる15歳以上が対象とされるゲーム、と1ヶ月ほど前に知った。
息子に聞いた。「今、夢中になっているゲーム、15禁なんだってね。人を殺すゲームなの?」
息子は平気な顔で答えた。「ぜーんぜん! ただ、猫とか切り刻むだけ」。
私は「……」。そして、「できれば、やってほしくないな」。
子供達が夢中なのは、狩猟生活を体験するアクションゲーム。
恐竜などを狩り、皮などはぎ取って防具や武器にするという。
背伸びをしてゲームで遊ぶ子供が仮想と現実の世界を混濁することもあるだろう。
犬やネコなどの動物をゲームのように狩ってみたい、と考える子供がいても不思議ではない。
それに気付いた大人がその都度注意し、教えていかなければならない、と思う。
ソフト開発者の方々に、子育てをする親の一人としてお願いです。
「売れるから」と儲け重視の考え方はやめていただきたい。
(平成二十年三月八日 朝日新聞「声」より)