06/12/09 18:03:14 8t14j7XA
気がつくと闇に浮かぶ狭い部屋だった。
不思議な文様の入ったキューブが立ち並ぶ。
と突然、1つのキューブが動き、彼に襲いかかる!
必死に避けてそちらを見ると、悪魔のような禍々しい姿の何者かがそこにいた。
周囲でこだまする阿鼻叫喚の叫び声。ゴゴゴっと恐ろしい音をたて、キューブが動き、
誰かをつぶしてゆく音が聞こえる。あわててキューブの上によじ上り、難を逃れた。
地獄絵図のようなその有様を見ていた彼は、ようやく理解した。
勝ち残るにはただ1つ。自分も同じ事をやるしかないのだと…
しかし、彼は知らない。
この部屋には時限爆弾が仕掛けられ、間もなく全てが吹き飛ぶ事を。
Xi