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学校の仲間が情報交換する携帯電話のサイトでも攻撃された。
体育祭を間近に控えた今年９月１５日。こんな匿名の書き込みが残されていた。
＜あなたが来たら皆が頑張ってる４０人４１脚が台無しね＞
生徒は、母親に「書いた人に謝って欲しい」と漏らし、
ネット上の自分のサイトの日記に胸のうちを綴った。
＜死にたい…消えたい…もう学校なんか行きたくない…皆が怖く見える…やだ＞
生徒の死はその約一ヵ月半後。十五回目の誕生日が目前だった。
死の約２時間前には＜苦しいです 心が痛む 怖い怖い 死んじゃう＞
というメッセージを書き込んでいた。
母親は死後、娘も利用していた複数の会員制サイトや「２ちゃんねる」の書き込みを調べた。
彼女の愛称を名指しした過激な中傷、そのことに戸惑い、揺れる本人の気持ち…。
「異性との悩みもあったし、ネットでのいろいろなものが重なってぼろぼろになって。
当時のつらかった気持ちを私が分かってやっていれば」
継続的ないじめがあったのか、なかったのか。母親は今月中旬、体育祭の書き込みが
侮辱容疑にあたるとして被疑者不詳のまま刑事告訴。岡山県警も自殺との関連などの
捜査を続けている。
「２ちゃんねる」では死後の今も、自殺の理由や交友関係などのさまざまな発言や
心ない中傷が飛び交い、収まる気配がない。
母親は「何が（自殺の）原因かは分からないけど、書き込んだ人には、
してはいけないことだと分かって欲しい。同じ事を繰り返してもらいたくない」と訴えている。