08/07/02 10:09:26 vNmW3NX20
肝心のSTGに付いて語るのはもう少し先になりそうだ。
以下は、俺が飼っていた飼い猫の話になる。
何故STG板のこのスレで書くのか、「犬猫板にでも行きそこで悩みを話せばいいじゃないか」と思われるだろう。
だがあそこは愛誤と虐待嗜好異常者が住民を少なからず占めており、あんな場所でペットロスを告白するぐらいなら、
まともな人も多いこの板で、少なくとも俺が名無し期には趣味も合った人達に話を聞いて欲しいからだ。
直情的に、「少しでも誰かにこの苦しみを理解して欲しい」という想いの上で書いている。
自分自身のレスの中で最も痛々しいレスになるだろう。それでも、自分の想いを吐露したい。
先に、「ペットロス」について記述されているWikipediaのリンクを貼って置く
URLリンク(ja.wikipedia.org)ペットロス症候群
…本題に入ろう、少し前の自分は、正に絶望の淵に居た。
22年間生きてきて、こんなに苦しかった1年は無かった。
仮に、この先生きていくとしたらこの一年は自分の人生に置いて「最悪の一年」と追憶されるだろう。
本当に苦しかった。少し前はこうして再びこのスレに書き込みに戻ってくる気概等全く残っていなかった。
大分時間が経ったので少しは落ち着いているが今でも少し辛い。
この板での事もありその精神状態は(他人と安易に同一視されたくないし、こんな書き方はしたくはないが)
あの加藤智大並かそれ以上に酷かったのではないかと思う。
このスレを立てた日付は8月8日とある。
この1週間程前にその愛猫が居なくなった。
画像等もなく感情移入しようがなく申し訳無いが、あいつとの逸話を語りたい。
ヤツとの出会いは2003年5月21日、はっきりと憶えている。
そいつは近くの公園に、他の2匹の猫と共にダンボール箱に入れられていた。どれも生後2~3週間程だった。
内一匹は既に死んでおりサビ柄の♀とキジ柄の♂が残り、
特にペットを飼えない事情も無かったので俺はそいつらを持ち帰った。
1年後…、サビ♀の方が自宅の少し先の道路で轢かれ死んでいた。
俺の自宅はアパートの1階で、ベランダから簡単に庭に出れてしまう。
当時は「猫の気分転換にもなっていいな」と愚かにも楽観視していたが
マーフィーの法則という奴だろうか。
猫を外に出せば、車に轢死する確率が低くても、その内何時か必ず不幸が訪れるのは自明の理だ。
もう3年も前の事だし、今では「そいつ」の事はあまり憶えていない。
が、よく憶えては居ないが「そいつ」が死んでから5日程、思いっ切り気持ちが沈んでいた。
自宅に居る時は発作的に泣きもした。
それでも、もう一匹まだ生きていた事もありペットロスはそうは重くなかった。「そう重くなかった」事が今思えばそいつ的にも、また俺的にも命取りだった。
そして2年後。そう「たった2年後」だ。間隔が短くて情けないが嘘を書く訳にもいかない。
2007年8月2日から、「そいつ」、キジ♂(自分はシロと呼んでいた)は帰って来なかった。
サビの件から1年程は親に完全に室内飼いを頻繁に頼んでいたものの、
親によりまたシロは外に出がちになった。
…というかうちの母親はちょっとボケーッとしている所があるんだよ…本当に「出すな」と何回も言っていたのに。
そもそもさっさと家を出てそいつを連れ出せば良かったと激しく後悔している。それだけ自分の危機感が欠如していたのだろう。
「シロ」は、可愛い猫だった。そして、親バカ的かも知れないが猫にしては賢かった。
猫に膝の上に乗られ香箱座りされたり、夜布団の中に潜り込まれる「頼られている、安心されている、心を許されている」という嬉しさは、
猫を飼った事がある人にしか分からないと思う。よく「ペットは自分の子供の様」というが、正にその通りであろう。