08/04/27 17:17:31 vSSUe9j8
>>177の続き
メイリン（やっぱり、カガリさんの事、まだ好きだったんだ…）
ユリカ「メイリンちゃん、どうしたの？元気ないね」
エウレカ「私達で良ければ、相談にのるよ？」
メイリン「…ホント？」
ユリカ「うんうん、もちろん！」
メイリン「…実はアスランさんの事なの」
エウレカ「アスランさん？」
メイリン「うん、アスランさんって、もてるじゃない。それでね…」
ユリカ「分かった。アスランさん、カガリさんの事、振り切れてないんだ！」
エウレカ「大丈夫だよ。今、アスランと一緒にいるのはメイリンじゃない」
メイリン「うん…そうなんだけどね…」
ユリカ「う～ん、難しいな～。そうだ、キラに相談してみたら？」
メイリン「キラ准将…？」
ユリカ「うん。アキトの事で悩んでた時があってね、その時にキラに相談に乗ってもらったことがあるの」
エウレカ「そういえば、キラとユリカが何度か話をしているのを見た事あるな」
ユリカ「意外と聞き上手でね、色々話をしている内に、悩みが消えちゃったの！」
メイリン「ふ～ん」
エウレカ「もちろん、私達も相談にのるよ。メイリン、元気出して」
メイリン「うん、ありがとう」
メイリン（あの二人に話したら、胸の中が大分すっきりしたな）
キラ「…メイリンちゃん、ちょっといい？」
メイリン「…わっ！キ、キラ准将！び、びっくりした～」
キラ「ふふ…驚かせてごめんよ。君に話があってさ」
メイリン「…もしかして、ユリカとエウレカに話を聞いて？」
キラ「うん、まあね。一応、僕は君の上官になる訳だしね。それに、親友のアスランの為でもあるから」
メイリン「…単刀直入に聞きますけど、アスランさんって私の事が好きだと思いますか？」
キラ「好きにきまってるじゃないか、アスランの事信じてないの？」
メイリン「し、信じてますけど」
キラ「僕も信じてる。彼は君を傷つけるような真似はしないって」
メイリン「…キラさんって本当に友達思いなんですね」
キラ「そんなことないよ。それに、君は自分の魅力を理解したほうがいいと思う」
メイリン「わ、私の魅力？」
キラ「うん。君は綺麗だ…。それに、隣にいるものを幸せにする才能を持っている」
メイリン「そ、そんなことありません」
キラ「本当だよ…僕は君のそんなところが大好きなんだ」
メイリン「キ、キラ准将…」
キラ「…もう、遅いね。送るよ」
メイリン「け、結構です。自分で帰れます」
キラ「そう？じゃあ、気をつけて」
メイリン「ハ、ハイ。…あ、あの、また相談に乗ってもらっていいですか？」
キラ「もちろんだよ」
キラ「ねえ、アスラン」
アスラン「何だ、キラ？」
キラ「手段と目的が入れ替わってしまうことってあるよね」