08/03/08 01:14:07 mhKH5Hcs
キラ 「登録解除が出来ない? ちょっと貸してみて」
ケーン「へへっ、ここは一つお願いしますよ准将閣下!」
ライト「キラさんはロボットOS工学の権威だけに期待できるな」
キラ 「…出来た。まずはD-1だけど」
ケーン「いけました?」
キラ 「マニュピレータの制御系を弄ったから、武器の取り出しや
動作の速度は25%アップしたよ。シールド構えまでのタイムロスも
0.3秒削減したから、防御しやすくなると思う」
ケーン「そいつぁ凄ぇや! これで戦い易くなるぜ! …ってあら?」
キラ 「続いてD-2だけど…」
タップ「へへへ。俺のD-2こそ…」
キラ 「火器管制系統とインターフェースを改良してみたんだ。
特にレールキャノンの排熱・装弾効率が24%向上しているから、
前よりも連射が利くようになったんじゃないかな」
タップ「よっしゃあ、これでケーンに負けないぜ! …ってありゃ?」
ライト「ま、俺のD-3には電子戦装備が充実してるからな。こいつなら…」
キラ 「その電子戦装備に、僕の使ってるハッキングツールを組み込んでみたんだ。
大抵のシステムならプログラムを直に上書き出来るから、電子戦では
地球圏じゃ最強クラスの機体になったと思う」
ライト「D-3ちゃん、お前いいもの貰ったじゃないの! …ってあれ?」
キラ 「久々にいい刺激になったよ。またソフトチューンしたい時は呼んでね。じゃ」
ケーン・タップ・ライト「あのー…結局、登録解除は?」
キラ 「あ、ここの設備じゃ無理だよ。専用のデバイスがないと
解除コードの入力そのものを受け付けないから。それじゃ、
設備がある基地まで頑張ってね。僕も指揮を頑張るから」
ライト「…そういうオチかよ」
ケーン「話がうますぎると思ったぜ」
タップ「トホホ…当分コイツとご一緒様かぁ」