08/02/03 05:54:37 ui6dSZVz
>>810続き
―河原―
コウタ「なあ、ティスは来てねえか?」
アクセル「ああ、あいつならさ…」
アルフィミィ「来てないですの、何かあったんですの?」
コウタ「いや…何でもねえ。ジャマしたな」
コウタ去る
アクセル「おい…いいのか?家に帰ったことを言わなくて?」
アルフィミィ「私達が口出しする問題ではないですの、恋愛とはそういうものですの♪」
アクセル「まったく…女の言う事は意味がわからん、これがな」
―某所―
コウタ「まったく、あいつはどこ行ったんだか…」
背後から近づく影
ティス「つ~かまえた☆」
コウタ「うおっ!!って…なんだお前か」
ティス「なんだとはなんだ♪さあ帰るよ、ショウコが心配してるんだからね!!」
コウタ「それは、俺の台詞…ってまあいいか」
ティス「そうそう、帰ろ♪帰ろ♪」
コウタ「そうだな…っと、そういやすまなかった、よく分からねえが泣かせちまってよ…」
ティス「ふ~ん、なら手をつないで帰ってくれたら許してしんぜよう♪」
コウタ「お前はガキか!!」
ティス「なんで、泣かせたか分からないあんたには負けるよ♪」
コウタ「まあいいか…ほれ!帰るぞ」
コウタが差し伸べた手にティスが手を添える
ただ手を繋いでいるだけに過ぎない、でも今はそれでいい、でもいつの日にか…
ティスはそう思った。