08/02/03 03:54:32 Y7LUIhMV
>>809の続き
―河原―
ティス 「うー…うぁ~…あたい、なんで泣いてんだろ…なんでこんなに悲しいんだろ…」
ミィ 「……」
アクセル「…鼻水と涙を何とかしろ。我が家は水気厳禁だ。これがな」
ミィ 「(やっぱりアクセルも空気の読めない人ですのね…)」
ティス 「だっで、どまらないんだもん…」
アクセル「(ゴソゴソ)…そら、食え。この間の空き缶の礼だ。借りは返す」
ミィ 「あら、プリン…」
アクセル「買い物帰りのラミアに遭遇してな。隊長権限でいただいた。こいつがな」
ミィ 「(最低ですの…)」
ティス 「(パクッ)う゛…なんだかしょばいよぅ…」
アクセル「そいつは貴様の涙の味だ。もうそいつを味わいたくはないだろう。…そろそろ素直になったらどうだ?」
ティス 「素直に?」
ミィ 「…愛してらっしゃるのでしょう?コウタさんのこと…」
ティス 「え?あ、あたいが…?」
アクセル「…後は任せたぞ、アルフィミィ。思う存分語るがいい」
―数時間後―
ティス 「たっだいま~」
ショウコ「あれ?お兄ちゃんは?」
ティス 「知らないよ。あのバカ、どこほっつき歩いてんだか」
ショウコ「…なんだか、スッキリしたみたいね」
ティス 「そう?あたいはいつも通りだよ」
ショウコ「クスッ…。じゃあ、お兄ちゃん探してきてくれる?」
ティス 「しょうがないなあ。ホント、あたいがいないとダメなんだから!」
―一方、その頃―
アクセル「アルフィミィ、貴様、ティスに何を話した?」
ミィ 「うふふ…ヒミツですの♪」