08/02/02 08:55:03 HaFk+2io
2人「?」
アリオン「ほら、ペンだ。使い方わかるか?」
フェルナンド「なんだと!? バカにするな朝マック野郎! よこせ!」(書き書き書き…)
フォルカ「ココに書けばいいのか…」(書き書き…)
アリオン「ほら、そしてここにお前らの親指を押せ。朱肉はココだ」
フェルナンド「指が汚れるな… ギュッ、と。うわ、つめまで真っ赤だ」
フォルカ「ん… コレでいいか?」
アリオン「…字が汚いが、ま、大丈夫だろう」
フォルカ「で、これは何だ?」
アリオン「はっはー!! ひっかかったな! コレでお前たちは俺の配下だぁーっ!!」バサッ!
フェルナンド「な!?」
フォルカ「なんだと!!?」
アリオン「説明してやろう。これは契約書だ。契約者は契約主の指示に従わなければならないとココに書いてあるのさ!」
フェルナンド「お、おおお、折れ折れサギだな!? うっわ、折れ折れサギだぞフォルカ!!」
フォルカ「クッ、卑怯な…! 自由戦士の名が廃るぞ! 恥を知れ!」
アリオン「いや、ちゃんと契約文読んでからサインしろよ。人良すぎだろお前ら」
フェルナンド「クソッ! 自由めーっ!! そっ首叩き落してくれる!!」
フォルカ「い、いわれの無い多額の負債を抱え、ショウコ達に迷惑をかけるわけにはいかん! アリオン! 覚悟してもらう!」
アリオン「人の話を聞け! 逆だ! お前らにチャンスを持ってきてやったのだ! 大金と名誉を掴む、な!」
2人「な、何?」
アリオン「軍で密かに執り行われているアイドルプロジェクト、アレの参加資格を俺が自由に掻っ攫ってきたというわけだ」
フォルカ「…アイドル、確かショウコが言ってた… というよりティス達が今やってる、アレか?」
フェルナンド「!! スイーツ! スイーツだな!? アイドルはスイーツだったな!?」
アリオン「いいか? 戦うことしか脳の無い貴様たちを俺が自由にプロデュースして、自由に使えるお金を頂くって寸法だ。わかったら従え!」
フォルカ「し、しかし、そんな難しいことを俺たちが」
フェルナンド「スイーツのったぁ!! 俺がアイドルを始末してやる!! アリオン! 手を組んでやるぞ!!」ガシッ!
フォルカ「フェルナンド!?」
アリオン「自由にわかりやすくて大いに結構。つうかよだれを拭え」
フォルカ「ま、待ってくれ、ショウコに説明し、許可をもらわないと…」
アリオン「おいおい、次期修羅王の名が泣くぜ? 家人の恩返しにプレゼントひとつ買ってやれない身分なんだろ?」
フォルカ「…う」
アリオン「はい決まりー! じゃあ俺のタイミングで迎えに行くから自由に個人レッスンよろしく! じゃあなーっ!!」
フェルナンド「任せろぉっ!!」
フォルカ「…プレゼント、ショウコに、か…」