08/02/01 03:52:36 lVKJcrex
ティス「もうヤだ!こんな家、出てってやる!二度と戻ってなんかやるもんかぁーっっ!!」ダダダダダ!
フォルカ「…ティスが家出した?」
ショウコ「う、うん…そうなの…」
フォルカ「何故だ?またコウタとの喧嘩か?しかし家出となると…余程の事があったのか?」
ショウコ「あ、あのね…お兄ちゃんだけのせいってワケじゃなくて…その…」
コウタ「……」
◎回想。30分前…
コウタ『てめぇコラ!今日と言う今日はぜってー許さねぇからな!?』
ティス『えーんえーん!怖いよぉーっ!』
ショウコ『ちょ、ちょっとお兄ちゃん!?何やってんの!?ティス泣いちゃってるじゃないの!』
ティス『ショウコ~!怖いよぉ~!!』
コウタ『てめぇ!嘘泣きしてんじゃねぇぞ!!』
ショウコ『落ち着けって言ってるでしょ!今度は一体何をやらかしたの?』
コウタ『このクソジャリが…俺が楽しみに取って置いた浅草堂の栗羊羹を全部喰いやがったんだよ!!』
ショウコ『…ハァ?』
コウタ『俺が帰って来た時には…コイツが最後の一口を平らげてやがったんだ!だから俺にはコイツを殴る権利がある!』
ティス『だ、だってぇ!あんなトコに置いとく方が悪いんじゃないかぁっ!』
コウタ『そりゃ言い訳のつもりか!?こっちに来い!手始めに2~3発ぶん殴ってやらぁ!』
ショウコ『いい加減にしなさい!女の子がこんなに泣いて怯えてるっていうのに、更に殴ろうっての!?これ以上は私が許さないわよ!!』
ティス『ぅえぇ~んショウコぉ~!』チラッチラチラッ
コウタ『てめぇやっぱり嘘泣きだろ!?』
ショウコ『お兄ちゃん!?』ガルルルル…
コウタ『うっ…』